「念願のラブホデートを手に入れたぞー、今からマコ姉を裸にひん剥いてむにむにしてからインサートしちゃうぞー」
「もう、こんなに無邪気にはしゃいでこうくんは本当にアルファオスの大学生になったのでしょうか? まあ本当にアルファオスになれるのは今日ここで私を堂々と抱いてからですけどね。とりあえずシャワー浴びます」
一橋大学社会学部の1年生になって数週間が経ち、俺はサークルの新歓旅行と親に嘘をついて東京女子大学社会学部4年生になったマコ姉を23区内のとあるラブホテルに連れ出していた。
マコ姉も同様の経緯で俺のおばでもある母に嘘をついてここまで来ており、途中でノルマを達成する意味合いで遊園地に寄ったりもしたがお互いに目的は一つしかない。
「マコ姉、俺背中流すよ! 今日に備えて新品のボディタオルと怪しげなピンク色のボディソープをネットで買っといたんだよ」
「だめです、こうくんはアルファオスとしては半人前未満なので今お風呂に入ったら創世記のオナンのごとく床を汚してしまうに決まっています。私が先に入りますからその間は我慢ですよ」
「ええー、仕方ないなー」
マコ姉はそう言うとさっさとシャワーを浴びに行ってしまい、本番前に下手な妄想をしないように大学の生協で買った
俺も早足でシャワーを浴びに行って全身を足の裏まで入念に洗い、期待に股間を膨らませつつバスルームを出るとマコ姉はおそらく全裸でシーツにくるまってベッドで寝ていた。
「マコ姉、これはアルファオスなら颯爽とシーツを引っ剥がしてみせろってことかな? それなら言われなくても期待に応えちゃうぞー」
「こうくん、ちょっと待ってください。いきなり飛びかからずに、私のそばに来てくれませんか?」
「えっ? そりゃもちろん、マコ姉の希望通りにするけど……」
マコ姉はいつもと違ってもじもじとした様子で頬を赤らめており、その雰囲気も非常にエロいと感じつつも俺は不思議に思いながらマコ姉に
「こうくん、私は今すっごくドキドキしています。あんなに小さくてかわいくて、実は4歳までおむつが外れなかったこうくんがこんなに立派なアルファオスになって私を抱くということが今でも信じられません。……いえ、そういうことじゃなくて、ツイフェミの私は本当に好きになったアルファオスには力強く抱かれたいんです」
「そ、そうだったのか……」
いつも小悪魔な態度で俺を見下しながらエッチなことをしてくれたマコ姉は仮の姿で、本当は心から愛したアルファオスに強引に抱かれたかったのだという事実に俺は大変驚いていた。
「だから今日はご褒美とかお仕置きじゃなくて、私はこうくんの思うままに身体を差し出します。男女共同参画なんて性欲の前では儚いものです、今日はこうくんが主体で私が客体なのです。……さあ、来てください」
「マコ姉……」
恥ずかしそうにツイフェミ的な誘惑の言葉を述べたマコ姉に、俺は頭が真っ白になったままマコ姉をくるんでいたシーツを剥ぎ取った。
そして生まれたままの姿になったマコ姉に合わせて、俺もバスローブを脱ぎ去る。
その中からは力強く勃起したペニスが姿を表して、マコ姉はその力強さに目を奪われる。
目を奪われる。
……あれ?
「マコ姉、俺のペニスそんなに面白い? そりゃまだ皮は被ってるけど……」
「うふふふふ、こうくん、私がこうくんのおちんちんに興味ない訳ないじゃないですか。だからこそこれがエネルギー充填率60%ぐらいでしかないことは簡単に分かります。今のこうくん、いつもみたいに興奮してないでしょう?」
「ひゃあっ! マコ姉、どうしてそのことを」
ベッドに横たわっていたマコ姉は驚くべき素早さで身を起こすと右手の指を丸めて俺のペニスをぴん、と弾き、その刺激に俺は一瞬で絶頂に達しそうになってしまった。
「こうくんはこれまで私のエッチな身体だけに興奮していた訳ではなく、血のつながった従姉とエッチなことをしているという背徳感に興奮していた訳でもありません。つまり、こうくんは私に性的にもてあそばれているという事実に興奮していたのです」
「わわっ、マコ姉いきなり何を!」
マコ姉は俺が密かに抱いていた感情を言い当てるとベッドから立ち上がり、そのまま座っていた俺をベッドの上に押し倒した。
「こうくん、私がどうしてこうくんが旧帝一工の大学生になるまで何かと理由をつけてインサートさせなかったか分かりますか? アルファオスになったこうくんに抱かれたかったという理由もありますが、一番の理由はこうくんを私にもてあそばれて喜ぶ変態に育て上げたかったからです。ツイフェミである私の理想は、自分の奴隷になってくれるアルファオスとセックスをすることだったのです」
「俺が、マコ姉の奴隷に……?」
「もちろん私とこうくんはあくまでホモサピエンスのメスとオスですから、セックスをする時は当然こうくんがペニスを私に突き立てる必要があります。そうであれば、私とこうくんのセックスの形は男女共同参画の理念を体現した騎乗位であるべきです。こうくんが情けない表情を浮かべながらえいえいと私をペニスで突き上げて、私は情けないこうくんを見下ろしながら快感に身を委ねるのです。さあ、どうぞ私を楽しませてください」
マコ姉にベッドに押し倒されている俺の脳内は、18年間の人生でこれまで味わったことのない最上の快感に支配されていた。
中学生の時に初めてパイズリをして貰った時より、高校生の時に鏡を見ながら手コキをして貰った時より、一橋大学に合格してマンにスプレイニングさせて貰った時より、今が一番気持ちいい。
そうだ、俺はマコ姉の奴隷になりたかったんだ。
全てを理解した俺を優しく見つめながら、マコ姉はエネルギー充填率120%になった俺のペニスを右手で持ち上げて自分の秘所に挿し込んだ。
「は、はあぁ……そうだよ、僕はマコ姉のおもちゃだよ……これから20代になったってアラサーになったって、僕はマコ姉の奴隷として生きるんだ……」
「そうです、その表情です。私はこうくんのことがこの世界のどんなアルファオスよりも好きです。こうくんの子供なら何人だって産んであげます。そしてこうくんをもてあそびながら私はツイフェミの極致に達するのです」
ペニスが完全にはまり込んだことを確認して、マコ姉は俺の胴体にゆっくりと腰を下ろす。
それに応じてマコ姉を喜ばせようと、俺は消え去りそうになる意識の中で必死で腰を動かす。
「ほらぁ、こうくんはついに従姉のお姉ちゃんとセックスをしてしまいました。こうくんは遺伝子の半分を共有したメスに中出しをして喜んでしまう変態さんです。そんな変態のこうくんと私の間に生まれる罪深き子供たちは、一体どんな変態さんに育つのでしょうかー?」
「あぁ……はあぁ……マコ姉の中、すっごく気持ちいいよぉ……絶対に受精させるからね……」
「残念ですが私は高校生の時からピルを飲み続けています。それに、受精させるじゃなくてマコ姉の神聖なる子宮に受精して頂く、でしょう? 身の程知らずなこうくんに、お仕置きです……」
「ああっ、はああぁ……もうだめだ、マコ姉……」
マコ姉は小悪魔を通り越した妖艶な笑みを浮かべると俺の胴体の上で下半身をゆっくりと動かし、俺はその快感を味わう間もなく果ててしまった。
ベタベタとした半透明の液体が大量に放出され、その全てはマコ姉の子宮へとどろどろと流れ込んでいく。
マコ姉は一つ残らず精液を吸い取ろうとそれから30秒ほど俺の胴体の上で身体をよじらせ、そしてゆっくりとしぼんだペニスを引き抜いた。
精力を使い果たした俺はそのまま眠り込んでしまい、マコ姉は死んだように寝ている俺に抱きつくと頬に優しくキスをしてくれた。
そういえば、マコ姉とはディープキスをしたことがなかった。
翌朝目覚めた俺の横ではマコ姉が橘玲の本を勝手にカバンから取り出して読んでいて、俺はそんなマコ姉に愛おしさを感じて抱きついた。
「ねえマコ姉、俺たちもう恋人同士って言っていいと思うんだけど親たちは許してくれるかな? 流石に道徳的によくないとか言われちゃうかな?」
「えっ、何言ってるんですか? 私がこうくんとエッチなことしてるのはお互いの両親も承知の上ですよ? まあこうくんが中学生の時でも見て見ぬふりされてたのは今考えるとあれですけど」
「マジで!? やったー、これでマコ姉に中出ししまくっても誰にも怒られないぞー」
「大学1年生のティーンズが何言ってるんですか、こうくんが避妊してない私に中出ししていいのは年収800万円以上の社会人になってからです。中出しがしたいならちゃんと大学行って真面目に就職しなさい」
「何かマコ姉がまともな大人みたいなこと言ってる!? まあいいや、とりあえず今からディープキスしていい?」
「だめです、朝の歯磨きをしていないこうくんと唾液を交換する気はありません。ちょうどいい機会ですし歯磨きの上手なやり方を教えてあげましょうか、昔歯学部生の友達に教えて貰ったんですよ」
「ええー、その友達まさか男じゃないよねー? でもマコ姉に歯磨きして貰うの楽しみだー」
ラブホテルのベッドの上でお互い全裸のままマコ姉に歯磨きをして貰いながら、俺はこれからもマコ姉のおもちゃとして生涯を全うすると誓ったのだった。
(完)