通された部屋にはメイドさんっぽい制服を着た女子大生ぐらいに見える女の子が立っていて、セミロングヘアにスレンダーな体型が特徴的なとてもかわいくて清楚な女の子だった。
「いらっしゃいませご主人様、私はこのお店のキャストのまなです。まなちゃんって呼んでください」
「よろしく、僕はこの近くの病院で薬剤師として働いているカリトです。とりあえず座ればいいのかな?」
まなちゃんはどう動けばいいか分からない僕の手を引いて座席に座らせ、ドリンクと軽食のオーダーを取ると厨房から2人分のドリンクと軽食を持って帰ってきた。
まなちゃんは僕にコーヒーとサンドイッチを、自分に紅茶とバニラアイスを配膳すると僕の向かい側に座って、にこにこ笑顔で僕の顔を見つめ始めた。
真正面から見るとまなちゃんは人気アイドルグループにいてもおかしくないぐらいの美少女で、こんなにかわいい女の子がマイルドといっても風俗で働いているという事実に僕は驚いていた。
「カリトさんって病院の薬剤師さんなんですよね? 実は私、東京慈恵会医科大学の医学部医学科4年生なんです。同じ医療系の方って聞いて親近感がわきました」
「そうなの!? 私立医大の医学生さんが、どうしてこんな……あ、ごめん」
彼女は彼女なりの事情があって働いているのかも知れないと思い、僕は風俗嬢を下に見た発言を自制した。
「私ちょっと浪費癖があるからお金が欲しいのもあるんですけど、ここで働いてる一番の理由は誰かに私個人を求めて欲しいからなんです。私立医大にいると寄ってくる男の子にはたいてい美人で医師免許持ってる奥さんが欲しいっていう下心があって、私の両親も同期の医学生を捕まえろってずっと私に命令してきました。でも恋愛は個人と個人がするものなので、私は医学生っていう立場を抜きにして付き合ってくれる男性を求めてたんです」
「な、なるほど……」
私立医大、それも東京慈恵会医科大学の美人女子医学生というと美しさと財力と学力を全て兼ね備えたパーフェクトな女の子と感じてしまうが、それはそれで悩みはあるらしい。
「いきなりあれですけど、カリトさんは女性経験ありますか? それによって接し方が変わってくるので……」
「えーと、恥ずかしいけど27歳でまだ童貞です。こんな年上でごめん……」
「そうなんですか!? 分かりました、じゃあ私もそれを踏まえてお相手しますね」
まなちゃんは僕が27歳で童貞だと話した瞬間に目を輝かせ、僕はそんなに驚かれることなのかと少しショックを受けた。
それからはしばらく話してから店外デートに行くことになり、まなちゃんと一緒に裏口から店を出た僕はとりあえずどこのお店でごちそうしようかと考えた。
「まなちゃんって何か好きな料理はある? お寿司とか洋食とかかな?」
「えっ、今から夕食ですか? 連れて行って頂けたらありがたいですけど、私はとりあえずホテル行きたいです。ねね、この近くにへらみん御用達のホテルがあるから今から行きましょう?」
「いきなり行くの!? 分かった、じゃあまなちゃんの希望通りにするね」
こういう時はまずどこかの飲食店で夕食を済ませてからホテルに行くものだと思っていたが、まなちゃんは今すぐホテルに行きたい様子で僕の右腕に控えめな胸を押し当ててきた。
すぐ近くにあったラブホテルに入るとまなちゃんはへらみんです、と一言伝え、ホテルの女性従業員は無言で部屋のキーを差し出した。
まなちゃんはとても楽しそうに指定された個室へと歩いていき、僕は彼女のノリにはついていけないかもと感じながら後を追って部屋に入った。
「じゃ、とりあえずシャワー浴びましょっか。私お背中流しますね」
「ありがとう。僕もドキドキしてきた……」
まなちゃんはバスルームの前に来るとおもむろに制服を脱いで全裸になり、その中からは控えめに見えていたがCカップはありそうな胸と綺麗に引き締まった背中と腹部が現れた。
まなちゃんは大学では剣道部と柔道部を兼部しているらしく、それだけ運動をしていればこの美しいボディラインになるのも納得だと思った。
恐る恐る服を脱いで僕もバスルームに入ると、まなちゃんは全裸の僕に背中から抱きついた。
「ひゃあっ……」
「カリトさん、やっぱり初めてなんですね。今日は優しくお相手しますから」
まなちゃんは僕の少し肉が余った背中に乳房を押し付けながらシャワーのスイッチを入れ、流れ始めたお湯で僕の身体を洗っていった。
まなちゃんはボディソープを手に取ると僕の全身に指を這わせ、そのあまりにも慣れた手つきから彼女が成人してからずっとへらみんで働いているのは本当なのだろうと思われた。
「それじゃ、最後におちんちんも。こっちに向いて貰えますか?」
「えっいいの? じゃ、じゃあお願い……」
まなちゃんに言われて僕は彼女と向かい合うように振り向き、その直後にまなちゃんはバスルームの床にしゃがむと僕の勃起したペニスをまじまじと眺め始めた。
まなちゃんは無意識的に僕のペニスに右手を伸ばすと黒ずんだ亀頭を優しく撫で回し、僕はその気持ちよさに声を上げてしまった。
「かわいい、カリトさんの童貞おちんちん……」
「はあぁ……まなちゃん、それはちょっと刺激が強すぎるよ……」
ここで射精してしまう訳にはいかないので必死で快感を我慢すると、まなちゃんもはっとした表情になってシャワーでペニスを洗い始めた。
それからは僕がスポンジでまなちゃんの身体を洗ってあげて、2人でバスルームを出てタオルで身体を拭くとそのままベッドに倒れ込んで抱き合った。
「まなちゃん、僕まなちゃんのこと大好きだよ……今日は頑張って気持ちよくするから……」
「ありがとうございます。私もカリトさんになら抱かれたいです。……まあ、たいてい私が抱くことになるんですけどね」
「えっ?」
小悪魔的な笑みを浮かべて意味深な発言をしたまなちゃんに驚いていると、まなちゃんは僕をベッドに押し付けるようにして僕の胴体に馬乗りになった。
「カリトさん、私、昔から性欲が強すぎたんです。こんなルックスなのに大学で今彼氏がいないのは、低学年の時に男子学生を何人もセフレにしようとして男子たちが流血沙汰を起こしたからなんです。私、大学では地雷女って言われてるんですよ? 私はセックスが大好きなだけなのに!」
「ひぇえっ!? まなちゃん、君は一体!?」
怒りを込めた口調で自分の来歴を語り始めたまなちゃんに驚愕する僕をよそに、まなちゃんは仰向けに寝ている僕の腕を掴むと自分のCカップの乳房を触らせる。
「カリトさん、私は身体を売ってお金を稼いでるんじゃなくてセックスを楽しんだ上にお金まで貰ってるんです! だから今日は私をめちゃくちゃにする勢いでこの22歳の身体を味わってくださいっ! 私はカリトさんの27歳の童貞おちんちんを味わいますからっ!!」
「そ、そんな! 僕だってまなちゃんとエッチしたいけどうわあああああ!!」
勢いに圧倒されながらも必死でまなちゃんの乳房を揉もうとした僕だが、まなちゃんは鬼の形相のまま勃起した僕のペニスを自分の秘所にぶち込んだ。
「気持ちいいっ! カリトさんの童貞おちんちんが私の中で必死に暴れてますっ! カリトさんはこんな変態女子医学生に童貞を奪われてしまいましたっ!!」
「ああああああ! まなちゃん、こんなの刺激があああああ!!」
まなちゃんは騎乗位の体勢のまま僕の胴体の上でリズミカルに腰を動かし、僕はもはやまなちゃんの乳房を揉むこともできず彼女のなすがままになる。
「私セックス大好きですっ! 永遠に若くいられるなら医師免許なんて取らずに一生風俗嬢として生きたいぐらいですっ!! カリトさん、世の中には都合のいい清楚系女子大生なんていないって分かりましたかぁっ!!」
「は、はいぃっ! あ、は、あああぁ……」
まなちゃんは狂気の笑顔を浮かべて僕の頭上から言葉をぶつけ、僕はその衝撃とペニスを挟んで刺激し続けたまなちゃんの秘所の気持ちよさによって果ててしまった。
コンドームを付ける余裕もなかったペニスから大量の白濁液が放出され、まなちゃんは下の口で味わうかのように腰を振って精液を吸い込んでいく。
僕はそのまま気を失ったが、まなちゃんは僕の全身を舐め回しながらその後も自慰にふけっていたという。
ラブホテルの部屋で全裸の僕が目覚めた時は既に翌日の朝6時で、よく考えると昨日は夕食に行っていない。
隣ではまなちゃんが僕のペニスを左手でいじりながら自慰にふけっていて、この子の性欲は尋常ではないということを僕は改めて理解した。
「カリトさん、昨日はありがとうございました。私の勢いにびびって逃げ出すお客さんもたまにいますから、ああやってフィニッシュまで付き合ってくれるお客さんがいるとすごく嬉しいです」
「うん、僕も気持ちよかったよ。……まなちゃん、気持ちいいけどこれ以上は出せないかも」
「やっぱりそうですか? ごめんなさい、でもカリトさんのおちんちんってやっぱりかわいいなって」
まなちゃんはそう言うと優しい笑顔のまま精液が枯渇した僕のペニスを右手の指でぴん、と弾き、僕は童貞でもまなちゃんを喜ばせてあげられてよかったと思った。
それからまなちゃんは洗面所で手を洗って帰ってきて、ベッド上で全裸のまま僕の隣に腰かけた。
「私、カリトさんとならまたセックスしたいなって思いました。……カリトさんは、また私を指名してくれますか?」
「……ごめん! 僕もまなちゃんとエッチできて嬉しかったけど、こんなのが毎回続いたら身体が持たない! 悪いけど、まなちゃんとは今日を最後にさせて欲しい……」
まなちゃんとのセックスは僕が風俗に求めていたものとは全く違っていたので、僕は申し訳なく思いながらもまなちゃんを再指名できないことを伝えた。
まなちゃんは少しだけ寂しそうな表情をして、それから僕に近づくと小さな身体で僕の左腕を抱きしめた。
「分かりました。お会いするのは今日が最後になりますけど、私、カリトさんのこと忘れませんから。……最後に、私のおっぱい吸ってくれませんか? たまには男性に好きにされてみたくて」
「ありがとう。僕も、まなちゃんのこと大好きだから……」
それからまなちゃんは僕に身を委ねるようにベッドに仰向けで倒れ込み、僕はまなちゃんの身体に覆いかぶさるとCカップの綺麗な乳房を優しく吸った。
これが僕と「地雷系喫茶へらみん」とのファーストコンタクトで、それからも僕はこの店に通い続けることになる。