「米田様、1か月ぶりですがまたご来店頂けて大変ありがたく存じます。この前のるりかちゃんのことは何と申し上げればよいのか……」
「ああいや別に短期間で3回も来てお金が足りなくなっただけですよ。僕はこれからもへらみんに通いたいです」
「そう言って頂けて幸いに存じます。実を言いますとるりかちゃんに叩かれたり首を絞められたりしたくて通い詰めているお客様も結構いらっしゃるのですよ」
「ええ……」
僕は今でもるりかちゃんに首を絞められた時の苦しさを思い出して悪夢を見るほどだが、あれはあれでマニアックな需要があるらしい。
「店長さん、流石に今日は強引なプレイをしなくていきなり泣き出さなくて暴力を振るったりもしない女の子とエッチしたいのですが、やっぱり難しいでしょうか?」
「いえいえ、当店は地雷系女子が売りですが様々なバリエーションを取り揃えておりますので、振る舞いは平和的なキャストも当然おりますよ。女の子と呼べる年齢かは微妙ですが、今年で29歳になる介護士のかなえさんはいかがでしょうか? 癒し系でとても優しくて、ついでに胸も大きいですよ」
「ぜひぜひ、ちょっと年上でも全然OKです! 今すぐ案内して欲しいです!!」
今日こそはずっと求めていた癒し系のエッチをさせて貰えると思い、僕は店長さんが指し示した一番奥の部屋にわくわくしながら歩いていった。
部屋に入るとそこではいつものメイド服っぽい制服を着た身長高めのお姉さんが椅子に座ったままテーブルに突っ伏して寝ていて、おそらくこの人がかなえさんだろうと思われた。
流石に起こそうかと考えて近寄るとすやすやと寝息を立てているかなえさんの枕元(?)にはA4サイズのコピー用紙が置かれていて、そこには、
>お客様へ
>私が寝ていたら、起こさずにミルクティーと杏仁豆腐を持ってきてテーブルに置いてください。
と書かれていたので僕は部屋を一旦出ると自分とかなえさんの飲み物と軽食を持ってきた。
かなえさんの頭の横に優しくミルクティーと杏仁豆腐を置くと、その芳醇な香りに気づいたのかかなえさんはゆっくりと目を覚ました。
テーブルから上半身を起こして目をぱちくりさせると、かなえさんは優しく微笑みながら挨拶を始める。
「あら~、私やっぱり待機中に寝ちゃったのね。失礼しました、私はこのお店で3番目に年齢が高いキャストのかなえです。今日はよろしくお願いします~」
「いえいえ、こちらこそかわいい寝顔を見られてラッキーでした。僕はこの近くの病院で薬剤師やってるカリトです」
「そんな、かわいいだなんて照れちゃいます~。私の本業は老人ホームで働く介護士なんですけど、カリトさんはおいくつですか?」
「今年で27歳です。かなえさんは僕より年下ですよね?」
「違いますよ~、まだギリギリ20代ですけどカリトさんより2歳も上ですから。あ、言っちゃった。てへっ」
かなえさんは一言で言うととてもかわいらしいお姉さんで、年齢を知っているにも関わらず下手なお世辞を言った僕に対してにこにこと笑顔を浮かべて照れる姿を見て僕は早速股間が反応してしまう。ついでに言えばかなえさんは明らかにおっぱいも大きい。
「このままゆっくりお話していたい気分だけど、お仕事だからデートに行かなきゃね~。カリトさん、どこか行きたい所あります?」
「えーと、この近くで美味しいお寿司屋さんをリサーチしてきたんですけど」
「あら~、どうして私が行きたいお店が分かったのかしら? お年寄りと一緒に老人ホームにいるとお寿司ってあんまり食べる機会ないのよね~」
るりかちゃんと一緒に行けなかったお寿司屋さんを話題に出すとかなえさんは割と本気でお寿司を食べたいと言ってくれて、僕は年齢の近い綺麗なお姉さんと一緒に高級なお寿司を食べられる機会をぜひ楽しもうと思った。
かなえさんは僕がごちそうした高級なお寿司にとても喜んでくれて、それからは世間話をしながら街角をぶらりと歩いた後にいつものラブホテルに入った。
その間ゆっくり話してみてもかなえさんはちょっとうっかり屋さんの常識的な大人の女性にしか見えず、僕はこの人の一体どこが地雷系なのだろうと不思議に思った。
「さあシャワー浴びましょうね~。カリトさんっておっぱいが大きな女の子が好きなんでしたっけ? キャストの間でちょっと噂になってたんですよ」
「ええっ、そりゃまあ好きですけどやっぱり女の子は中身ですよ。僕はかなえさんの優しい所が大好きです」
「あら~、無理しなくていいのよ。シャワー中に私のおっぱい触ったって全然いいからね~」
白々しい台詞を吐いた僕にかなえさんは服を脱ぎながら答え、それならあの柔らかそうなおっぱいをボディソープでぬるぬる洗ってあげようかなと僕は期待に股間を膨らませた。
「でも、もしよかったらまずは私にカリトさんの身体を洗わせてくれないかしら? 介護士のスキルってこういう所で役立つのよ~、結構気に入ってくれるお客さんも多くて」
「そうなんですか!? ではぜひお願いしたいです!」
僕が股間を勃起させつつ言うとかなえさんは分かりました~、と言って裸の僕の手を引いてバスルームに入り、僕にエッチな形の黄色い椅子に腰掛けるよう促した。
「それじゃあ洗っていくわね~。カリトさん、こういうのは好きかしら~?」
「ひあっ! かなえさん、それは刺激が強いですよ!」
かなえさんは両手にボディソープの泡を取ると自分の豊かなおっぱいに塗りたくり、そのまま乳房を僕の右腕にこすりつけながら洗い始めた。
それからもかなえさんはソープの女の子のテクニックと介護士さんの専門的な洗体術を組み合わせたやり方で僕の身体を洗っていき、僕を気持ちよくさせつつも射精してしまうほどの快感は与えない絶妙な激しさで僕の全身を洗っていった。
かなえさんは他の女の子はあまりしっかり洗ってくれない膝裏や足の指の間まで綺麗に洗ってくれて、僕もお礼にとスポンジを手に取ってかなえさんの身体を丁寧に洗ってあげた。
バスルームを出た僕とかなえさんは仲良く手をつないで一緒にベッドに腰掛け、夜の静かな雰囲気と暗めの照明はかなえさんの豊満な裸体を
「かなえさん、僕はテクニックはまだまだだけど今日はかなえさんを気持ちよくしてみせます! こんなに僕を癒やしてくれたキャストはかなえさんが初めてだから……」
「あら~、カリトさんは優しい男の子ね。私こそお仕事で疲れたカリトさんをもっと癒やしてみせるわ~」
かなえさんはそう言うと僕の上半身を両腕に抱いてよしよし、と頭を撫でてくれて、それでスイッチが入った僕はかなえさんをベッドに押し倒した。
たぷんと揺れる大きなおっぱいを両手で揉みほぐし、乳首を人差し指でこねくり回してから先端を優しくぺろぺろと舐める。
電子書籍で予習したテクニックを披露する僕にかなえさんはあらあらと言いながら微笑んでいて、彼女はちょっと不感症っぽい所があるのかも知れないと思った。
それから数分間僕はかなえさんの身体を堪能したが、癒し系お姉さんのエッチな身体はやはり素人童貞の僕には刺激が強すぎた。
はちきれそうな股間を見せつつはあはあと喘ぎ声を漏らした僕に、かなえさんはにこにこと微笑んだままベッドに寝転んでいる自分の両脚を広げてみせた。
「カリトさん、そろそろ中に挿れたいでしょう? カリトさんがお好きな正常位でどうぞ~」
「ありがとうございます、挿れますねっ! ……はああぁ、かなえさんの中すっごくあったかい……」
僕は今にも暴発しそうなペニスを全力でかなえさんの秘所に差し込み、すぐさま発射してしまいそうになる僕を見てかなえさんは優しく両手で僕の両手をつかんだ。
僕とかなえさんは正常位で向かい合って手をつないだ状態になり、かなえさんは快感で動けない僕のペニスを自分の腰を動かして優しく上下させていく。
「今日の私はカリトさん専属のヘルパーさんです~。かわいいおちんちんでお姉さんに勢いよく中出ししてくださいね~」
「はあぁっ! かなえさん、すっごくエッチですよ……ああっ、もう出る……」
いつの間にか愛液でぐっしょりと濡れていたかなえさんの秘所の気持ちよさに僕はあっという間に果ててしまい、かなえさんは別に不感症ではなかったのだと安心しながら僕は大量の精液をかなえさんの中に放出した。
かなえさんはベッドを汚さないようにと考えてか僕の精液を自分の秘所で拭い取るように優しく下半身を動かし、僕は最後の瞬間まで気持ちよさを堪能していた。
それから力が抜けた僕はベッドに倒れ込みそうになったが、今日はこのまま寝てしまうのはもったいないと思った。
優しいかなえさんと少しでも長い時間を過ごしたいと思い、僕はベッドに仰向けに寝たままのかなえさんに覆いかぶさるように抱きついた。
「かなえさん、僕かなえさんのこと大好きです。キャストの女の子とお付き合いできないのは分かってるけど、今日はもっとかなえさんに甘えたいです」
「あらあら、カリトさんは正直者ですね~。お姉さんに好きなだけ甘えていいのよ~」
かなえさんは抱きついてきた僕をぎゅっと抱きしめ返しながらそう言い、僕はたまらずかなえさんの大きなおっぱいにむしゃぶりついた。
赤ちゃんのようにちゅうちゅうとおっぱいを吸う僕にかなえさんはかわいいー、と言いながら頭を撫でてくれて、そうしている内に僕のペニスは再び怒張し始めていた。
「カリトさん、もう1回ぐらい出せそうな感じかしら~? 裏メニューって訳じゃないんだけど、そういう時に私がしてあげるサービスがあるのよ~」
「そうなんですか? それは一体……」
「やってみればすぐに分かるわ~。体勢を変えたいからちょっとだけ離れてくれる?」
かなえさんは流石にここから平手打ちをしてきたりはしないだろうと安心して、豊かなおっぱいを堪能していた僕はかなえさんから一旦離れた。
ベッドから身を起こしたかなえさんはベッドの側面に座り直して、膝枕をさせるようにして僕の頭を自分の両膝の上に導いた。
仰向けでかなえさんの膝に頭を下ろした僕の目の前には大きなおっぱいがどかんと鎮座していて、僕は誰に促されるでもなく再びかなえさんの乳房に吸い付いた。
そしてかなえさんは再びギンギンにいきり立った僕のペニスに左手を伸ばし、優しく上下させ始める。
これは、あの噂に聞く……
「どうですか~? かなえの得意技の授乳手コキです~。皆さんこれをしてあげると喜ぶんですよ~」
「んんー、かなえさん、最高れしゅ……ちゅっちゅっ……いつまでもこうしていたいれしゅ……」
僕はかなえさんのおっぱいを吸いながら若干赤ちゃん言葉で答え、今の僕はこの世の誰よりも幸せだろうと思った。
かなえさんのセクシーさの全ては母性に由来するものだと悟り、僕はかなえさんの豊かなおっぱいを全力で吸い続けた。
そしてかなえさんの優しくもテクニカルな手つきで僕はやはりあっという間に射精してしまい、二度の射精で本当に力尽きた僕はそのままかなえさんの膝枕で意識を失った。
かなえさんはそれから1時間ほど経って意識を取り戻した僕をバスルームに連れて行ってくれて、やはり介護士さんの洗体術で僕の全身を洗い直してくれた。
その後は大人の男女としてピロートークを交わしながら朝まで一緒に寝て、僕は今日こそ再び指名したい女の子に出会えたのだと思った。
そういえば、かなえさんは結局なぜ「地雷系喫茶へらみん」で働いているのだろうか。
翌朝ラブホテルの部屋で目覚めた僕は既に服を着ていたかなえさんに昨日はありがとうございます、と丁寧に感謝を述べた。
次回もぜひ指名させてくださいと言うとかなえさんはとても喜んでくれて、お礼に今から朝のデートで何か買わせてくださいと言うともっと喜んでくれた。
「ブランド品とかも嬉しいけど、私もっと行きたい所があるのよね~。あの、もしよかったら私に今から出資してくれないかしら? 5万円でいいの、無理なら3万円でも」
「出資? 全然5万円出しますけど、かなえさんは何が欲しいんですか?」
「行ってみれば分かるわ! ねね、上手くいったらちょっと増やして返すから。カリトさんも一緒に遊んでくれていいのよ~」
「は、はあ……」
かなえさんは珍しく興奮した様子で僕から現金5万円を受け取り、僕がラブホテルの精算を済ませて外に出るとかなえさんはずんずんと街中を進んでいった。
ラブホテルから目と鼻の先にあったのは、とてもきらびやかな装飾と鳴り響くやかましい宣伝音声が特徴的な巨大ビルで……
『れっつごーふぃーばーたーいむ! らぶりーえんじぇーる!!』
『ちゅちゅるちゅるっちゅちゅちゅちゅる~、ちゅちゅるちゅるっちゅちゅちゅちゅる~、天使におまかせ1・2・3~!!』
「あらー、やっぱり私ツキがないのよねえ~。でもこれだからパチスロってやめられないのよね~」
「かなえさん、僕もうお金ないですよぉ……」
いわゆるギャンブル中毒者だったかなえさんは僕から貰った5万円以外に自分の持ち金も全部パチスロに突っ込んで溶かしてしまい、彼女はやっぱり地雷系女子に他ならなかった。
それでもにこにこ笑顔で心からパチスロを楽しんでいるかなえさんを見て、僕はこれからもお金が許す限り「地雷系喫茶へらみん」に通い続けようと誓ったのだった。
(完)