※この作品はR-18です。

ドスケベレーン   作:ねこるり

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次の話への前座的な話、故に短いです。


日常回「不穏な空気」

 

「ああ、マジで身体がだるい...」

 

気だるい身体を無理やり起こす、傍らには昨日盛りあった4人のメイドがすやすやと寝息を立てていた。

 

「...マジでヤバいやつだ俺ぇ...」

 

昨日の自身の粗相を改めて思い出して憂鬱になる。

 

「これ他のKAN-SEN達に刺されても文句言えねぇ...」

 

頭を抱える。

 

「でもその前にやることがあるなぁ...」

 

ベッドから降り、部屋を抜けてある場所へと向かう。

目的の場所に着き、目の前の扉を蹴り開ける。

 

「よう明石ちゃん〜?なんで俺が来たか分かるな〜?」

「にゃっ!?し、指揮官!?ど、どうしたにゃ?」

「ほう、あくまで身に覚えがないと?」

「そ、そうだにゃ、明石が毎回何かする訳じゃないにゃ」

「...じゃあこれは何かな?」

「にゃっ!?そ、それは明石が指揮官が寝た後に回収したはず...」

「...かかったな、これはそこらにあったそれっぽい瓶を持ってきだけだ」

「ひい〜!ご、ごめんにゃ〜指揮官!」

 

俺は明石の頭を掴み、アイアンロックをかます。

 

「さて俺が聞きたいのは一つだ。他にKAN-SENにあの薬を持っているのは誰だ?」

「えっと...」

「ん?」

「多すぎてもう誰に渡したか覚えてないにゃ...」

「えぇ...」

「でも指揮官もそういう事が出来るから指揮官にとってもそう悪い話でもないにゃ」

「俺の身体が持たんわ」

「でも...指揮官今すっごい満更でも無いカオしてるにゃ」

「...まあいいや、もう諦めよう」

「うん、それが良いにゃ」

「じゃあこの薬に耐性が着く薬作ってくれたらその時にたっぷりダイヤくれてやるよ」

「ほ、ホントにゃ!?」

「ああ、それはもうたっぷりと」

「分かったにゃ!すぐ着手するから待ってて欲しいにゃ!」

「どれくらいで出来る?」

「うーん、最低でも一週間はかかるにゃ」

「まあそれくらいなら問題ないな」

 

と俺が明石を降ろすと明石はルンルンでスキップしながら作業に入ろうとする。が、直ぐに止まりこちらに振り返る。

 

「でも指揮官」

「ん?」

「一週間も耐えれるのかにゃ?」

「...」

「...」

 

静寂が満ちる。

 

「...ぜ、善処する」

「明石としても、指揮官が腹上死とか聞きたくないにゃ」

「それだけは俺も嫌だわ」

「というかたっぷりのダイヤくれる前に死ぬのとか勘弁にゃ」

「何だお前この駄猫、揚げて食っちまうぞお前」

「と、とりあえず何とか耐えてにゃ」

 

とか話をしてから、部屋を出る。

頭を抱え、何とかこの状況を少しでも改善することが出来ないか頭をフル回転させて考える。

誘われても無視する→力づくで押し倒されて食われる→ゲームオーバー

薬を何としてでも飲まないようにする→プレゼントとかに混ぜこまれてた場合彼女達のプレゼントを無下には出来ない→ゲームオーバー

それにさらに懸念すべきはヤベー奴らへの対処方法が分からん、という事。

赤白空母姉妹の愛が重い赤い方とか、ゆるふわ系破壊者女とか、俺に近寄る女性全てを攻撃する空母とか、自称オサナナジミとか、自称おねーさんとか、色々居すぎる。

マズイ、恐ろしくマズイ。

マジ一週間も耐えれる気がしない。

何とかしないと...

 

「...指揮官」

「ヒョワッ!?」

「ラフィー、遠征から帰って来た。ご褒美、撫でて」

「おう...ラフィーか、すまんな。突然でびっくりしちまった」

「ん、ラフィー、怒ってない」

「そうか、お菓子食べるか?執務室にたくさんあるから」

「たべる」

「じゃあ行こうか」

「...ん」

 

ラフィーが突然、両手を伸ばして来た。

 

「どうした?」

「...だっこ」

「しょうがないなぁ...ほら、おいで」

 

相変わらずぽやっとした眠たげな無表情だが、抱き上げてやると微かに嬉しそうにしているのがとても可愛い。

 

「指揮官、この後、予定ある?」

「ん?無いけど」

「じゃあ、一緒にお昼寝しよ」

「俺で良いのか?何時もの三人とじゃなくて」

「指揮官とがいい...」

「よしよし!分かった、一緒にお昼寝しようか」

「ん...」

 

少し嫌な予感がしたが、ラフィーなら大丈夫だと思い、俺はラフィーと共に仮眠室へと赴く。

向かう途中でベルファストとかまだ居るんじゃないかと思ったが、いつの間にかいなくなっていた。

ベッドも綺麗に整えられていて、まるで新品かのようだ。

 

(良かった...アイツらとかち合ったらやばい事になるのは目に見えてる)

 

さて、ラフィーがベッドによじ登り、ぽす、とベッドに倒れ込む。

 

「んぅ...指揮官、寝よ」

「はいはい」

 

俺もベッドに上がり、ラフィーの差し出した両手に抱かれるように傍で寝転ぶ。

ラフィーは俺の背中をさすさす撫でる。

子供特有の高い体温に包まれ眠気が襲い掛かり、俺はゆっくりと目を閉じ、遠のく意識に身を任せて眠った。

 

「指揮官...ラフィー達も指揮官とするから...♡」

 

その時微かに聞こえた声に全く気づかないまま...。

 

 

 

 




この話でうっすら分かったと思いますが、次はもちろんあの四人です!
頑張ってドえっちな話で満足して貰えるように頑張りますわよ!

結構な長話になると思いますわ!
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