「助けてノノえもん!」らくがき等置き場 作:春画屋@二次創作R18
第10回と第11回の間のものです。
私の名前は奥空アヤネ。アビドス高等学校対策委員会の書記を務めている。私は最近、困っている――
「はぁっ……」
自分の吐息が熱いのを感じる。いや、熱いのはそれだけじゃない。顔も……身体中が火照ったように熱い。パジャマ越しに触れている乳首に、全神経が集中している。
「んぁ……はぁっ……んん……」
なんていやらしい声だろう。こんな声、恥ずかしくて誰にも聞かせることは出来ない。――いや、自分も誰か、「男性」と「そういうこと」をする時はその相手にこんな声を聞かせるのだろうか。それだけではなく、自分のどんな恥ずかしいところもさらけ出して――
「んんんんっ……はぁ……んんっ……♡」
誰かに、裸を見られているところを想像してしまう。胸も、秘部も、そしてその秘めやかな場所を、こうして自分でいじくっているところを。そんなところを想像すれば、ショーツの中でうごめく私の指の動きは、さらに激しいものになってしまう。
「はぁ……んんっ……先生……」
自分の口から漏れ出た言葉に、罪悪感と、少しだけの背徳感を感じてしまう。「誰か」、ではなく、具体的な相手を想像する時、どうしてもあの人を想像してしまう。それは、そういう相手が他に思い浮かばないから、という理由だけではなく――
「ん、ゃぁぁぁっ……♡ 先生っ……」
先生の手が、自分の胸を触るのを想像する。彼の手のひらは、パジャマ越しに撫でるだけでは満足できず、ボタンを外して前を開き、直に乳房に触れようとする。そう、こんな風に中に手を差し入れて……生の私の肌に、乳房に触れ……そして、その膨らみの頂点へ……
「ぁくっ……! ん、んぁぁ……♡ はぁっ……♡ 先生……」
いじめるようにして軽く乳首をいじった後に、彼はこうして私の乳房を包み込み、握りしめるのだ。こう……こうやって……
「くふ……♡ は、はぁぁ……♡ 先生、ダメぇ……」
くすぐったいような感触は、徐々に性的なものに変わり、興奮と羞恥が身体を熱くする。彼の指で性的な興奮を得て、それを知られるのが耐えられない。そんないやらしい子だと思われるのが耐えられない。
――でも、ダメじゃない。とても耐えられないほどの恥ずかしさは、麻薬のように全身に甘く甘美な刺激を与え、そこから逃れることなどとても出来ない。「ダメ」、と口で拒絶するのは、本当は「もっと気持ち良くして欲しい」、「もっと恥ずかしい姿にして欲しい」、そう期待しているからだ。そんな矛盾を見透かして欲しいと思っている。
「先生……、先生……!」
本当に、困ってしまう。夜な夜な一人で慰める時の妄想の相手に、毎回あの人を選んでしまうのを申し訳ないと思う。それでも、責める気持ちが勝ってしまう。何故なら、私がこんな風になってしまったのは、あの人のせいなのだから。
「はぁ……ぁ……♡ ああ……♡」
あの人は、きっとこんな風に私の胸を触る。優しく、そしてこうして、力強く。緩急つけた動きが、官能を呼び起こしてしまう。こんなにリアルに、生々しく彼の愛撫が想像できてしまうのは、彼が実際に私の胸に触れたからだ。先生のせいだ。
制服越しですらわかった、「大人の男」が与えてくる巧みな愛撫。転んだのを支えた時にうっかり触った、だけではすまない、性行為の相手に官能を与えるような触り方を、確かに彼はした。それが忘れられない。忘れられないどころか、毎夜の妄想で、彼の愛撫はさらに甘いものになっていく。こんな私にしてしまった責任を取って……「もう一度、触ってください」、そう言いたい。私をその愛撫の
「先生……先生……っっっ!」
胸の触り方だけじゃない。彼が女性をどんないやらしい動きで触れるか、どんな風にして、甘美な刺激を与えるのか、全て知っている。対策委員会の教室でノノミ先輩にそうしているところを、私は隠れて何度も見ているのだから。
「はぁっ……! ん、くぅっ……! はぁ、はぁ……♡」
そう、ノノミ先輩はいつも、こんな切なそうな声を上げる。こうやって、先生が「あの部分」に触れるたびに、どんどん高まっていくのを感じて。そう、こんな風に。こんな風に……ああ……こう……こう? こ、こう? どんな風に、先生……? あなたは、どんな風に私の「ここ」を触るんですか……?
「あぁぁ……ゃあ……♡ はぁ……んん……♡」
もはや想像だけではわからない、未知の領域まで到達すると、本当のあの人に聞いてみたくなる。実際にしてほしくなってしまう。あの人が私を抱くとすれば、どんなことをしてくれるのか、どんな風に気持ちよくしてくれるのか。……彼の「あの部分」が私の中に入ってきた時、どれだけの快楽を与えてくれるのか……。
「ふぁっ! は、あぁっ! はっ! ん、くっ、んんっ、あぁっ!」
男性にしかない、その象徴……それが、私の中に侵入し、暴れるのを想像すると、私の指の動きは加速していき、止めることなど出来ない。彼のペニスが、私のアソコを貫き、身体ごと揺らすほどの激しい動きで……! ああっ……!
「はぁっ! あ、くぅっ! あっ、あぁっ! はっ、ああっ! あっ、あっ、あっ、~~~~~っっっ!」
……はぁっ。とうとう絶頂に達してしまった私は、大きく息を吐いた。
――こうして、イッちゃった後のこの瞬間にも、本当は相手がいるんだよね……
自分だけでなく、他の人には見せないような恥ずかしい行為を、時間を、「その人」とだけ共有する。それは、どんな気持ちなんだろう……。私はぼんやり、そんなことを考えていた。