「助けてノノえもん!」らくがき等置き場 作:春画屋@二次創作R18
シーズン3最終回で主人公(先生)に記憶が戻った後のお話。
「いやー、食べた食べた! たまには美味しいもの食べ歩きもいいわね!」
「そうね! やっぱりたまには英気を養わないと!」
「いろいろ買い物もしたしね!」
「ネットで調べたところは大体回れたしね!」
などと言いながらも、「安くて美味しいお店」とウィンドウショッピングによる情報収集がほとんどだったりする。
「じゃあ、服も見たし、コスメも見たし、ちょっとだけ……行っとく?」
「そ、そうね。少しだけ……まあ、ちょっとぐらいなら買ってもいいかも……ね?」
もはや、お互い言わなくても通じる。可愛い下着選びである。
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「あれ? アヤネちゃん?」
「あら、アビドスの眼鏡の」
「セ、セリカちゃんに……陸八魔さん⁉︎」
「え? 何でそんな驚いて……あっ、なるほど」
「……ああ、はいはい」
「何で二人とも、微笑みながら納得したような顔を⁉︎ 違いますよ⁉︎」
そんな事を言われても、違うも何もない。偶然見かけた、アビドス対策委員会、
「アヤネちゃんも、とうとうこういうのに興味を持つようになったのねー!」
「違うってばセリカちゃん!」
「まあまあ、年頃の女の子なら当たり前よ!」
「違いますってば!」
「今度、私たちと一緒に買いに行くー? いろいろ教えてあげるわよー!」
——というやり取りがあったのが10分ほど前のこと。
「なかなかハイレベルなもの買ってるわね、あの子……。しかも割とお手頃な値段……」
「アヤネちゃん、一体どういうところから情報得てるのかな……。私たち二人より詳しそう……」
というわけで、二人はともに落ち込んでいた。
——ノノミ先輩がいないと、二人だけでは下着を選ぶのすらままならない状況、打開するためにはいっそアヤネちゃんを仲間に入れた方が……? で、でも、あんまり見せたくないものとか、言いたくない事もあるし……
などと思いながら、手の中にあるブラを見る。
白のコットン無地。
「セリカ……あなたね……。せっかくこういうお店に来たんだから、そういう子供っぽいのは……」
「見、見てただけだし⁉︎」
「同じ白でも、こういうのにしときなさいよ。可愛い系の……ほら、これとか」
「あ、ホントだ。可愛い」
アルに渡されたのは、やはり白の上下。生地はすべすべして、純白と言っていい。デザインも少し大人っぽい。カップを繋ぐ中央部分には、可愛らしい小さなリボンが付いている。ショーツも同様に、真ん中に赤いリボン。確かにセリカには似合いそう……なのだが、
「んー……確かに可愛いし、先生にもこういうやつ、いいね、って褒められたんだけど……」
「褒められたんなら……ああ、つまり似たようなのを、もう持ってるってことね」
「うん、そういうこと。それにこれ、「私、清楚です!」みたいなアピールが強すぎない? 何か、白がきついっていうか」
「私から見るとセリカは十分清楚だから、問題ないんだけど……いや、確かにセリカには可愛い下着の方が似合いそうね。難しいわね……」
などと言いながら、二人で他の商品を漁る。
「黒のチェックとかは? ほら、この辺なんか割とおさえ気味の……」
「うーん……可愛い……けど、地味……。色気ある感じじゃないし……。あーでも、普段使いならあり……? これ、いくら? び、微妙に高い……」
予算が厳しいので、選ぶ基準もなかなか厳しい。
「ていうか私、胸ないからなあ……。こんなふわふわしたブラとか無理。こういうのも……」
「そんなに小さ……いえ、
「先生には、胸の形が綺麗だから大丈夫、って褒められたけど、それって大きさに関してはフォローされてないよね?」
「ま、まあ、その言葉だけ聞いてるとね……」
セリカ本人が気にしている話題なので、聞かれても答えづらい。とは言え、セリカとしては胸の話を相談できる貴重な相手なので、多少は何を言われても気にしない(たまに凹む)。
「いいなあー、アルは。色っぽいのとか大人っぽいのとか、何でも似合いそうだよね。ウエストもくびれてるし、足も……」
「そりゃあ、一流のアウトローたるもの、体型の維持にも
「偉いけど、それアウトロー関係なくない?」
軽くツッコミを入れながら、アルの胸元をじっと見る。
「アルの胸って、大きいよね」
「そうかしら?」
「ちょっと触ってもいい?」
「へ? ちょ、ちょ、待っ……やめ……へ、変な声出ちゃうから!」
薄いブラウスの上から掴んだセリカの指が、ふにょん♡ とアルの柔らかい乳房に沈み込む。くにくに、と軽く揉みしだいてみる。ブラは少し硬めのようだが、それを差し引いても、女のセリカにもわかる最高の触り心地。もうちょっと力を入れてみる。弾力で指が押し返される。
「う、うわ。やっぱ、すごい……」
「ちょ、ちょっとだけよ? 恥ずかしいから」
「うん」
痛くしないよう気をつけながら、ぐにぐにと
ふと、アルの胸元に目をやる。恥ずかしさで少し震えて、顔も赤くなってきたアルの柔らかい乳房を触り続けながらも、セリカの視線が吸い寄せられる。こ、これは……。
「ふ、ふぁ……♡ セリカ、そろそろ、終わ……ど、どこ見てるの⁉︎」
「な、なんていうか、エッチな下着つけてきてるね、アル……」
「何で知ってるの⁉︎」
何でも何も、ブラが色の濃い赤なので、白いブラウスだと少し透けてしまってるのである。間近で見ると、刺繍がしてあってそれなりに色気のあるブラなのが分かる。それと合わせて、ブラウスの上からも分かる大きめのバストのラインが、さらに
——うう……今気付いたけど、これセリカからはものすごくエッチな姿に見えてない? なまじ、下着姿を見られるより恥ずかしい気がするのだけど⁉︎
と、内心で
——うっ、うーん、エッチだなあ……。服を着たままでこれかあ……。やっぱ、これぐらいやんないと、男の人ってその気にならないのかなあ。アルは足も綺麗だし……と、タイトスカートから伸びるアルの色っぽい脚線美を見る。短めのスカートには更にスリットが入り、
両手で、ペタンと自分の胸を触ってみる。ペタペタ。セリカの手には、何も感じられない。
「ない……ぐすっ」
「セリカ⁉︎ 泣くようなことじゃないわよ⁉︎」
みんな、いろいろ大変なのである。
そんなわけで、買い物も終わった二人だが、
「そうだわ! 試着室で下着を着てるところを写真に撮って、先生に送って見てもらったら良かったんじゃないかしら! 次に買いに来た時は……」
「あ、私、送ってみたことある」
「あるの? どうだった? もしかして、怒られたりした?」
「何か切実な感じで、『困る……』『困るから、あんまり送ってこないで……』って返事が来たんだけど。ダメだったのかな」
「うーん、それは……。……「あんまり」って書いてあったってことは……? つまり、たまにならいいんじゃないかしら!」
「そっ、そっか! じゃあ、後で送ってみようかな!」
「私も事務所に帰ったら送ってみるわ!」
先生——というか主人公は最近、ノノミとの明るい未来のために絶賛禁欲中なので、セリカとアルに下着姿の画像なんて送りつけられても
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と、二人の前に見覚えのある顔が。アビドス高校二年生、
「せんぱーい」と声をかけたセリカとアルは、シロコとしばし雑談。
「——で、シロコ先輩は何買ったんですか?」
「ん。ちょっと見せるの恥ずかしいかな……。ほら、世の中(いきなり先生とエッチする事になったり)、何が起きるかわからないでしょ? その時用に買ったんだけど」
「へー、何だろう……。………」
「どうしたの、セリカ……って、え……?」
「……あの、シロコ先輩、この後帰りに銀行を襲ったりする予定でもあります?」
「? ないけど?」
今日もキヴォトスは平和である。