※この作品はR-18です。

神秘の帝王   作:鋼色

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原初の時代の英雄と異世界

カチャカチャと俺がゲームをしていたコントローラーから音が鳴る。俺はゲームが一段落がついたので窓に映っている外の景色を見てみるともう朝になっていた。11時からやり始めて今は6時になっている。俺がいくら特異な存在と言えども流石に少し疲れたな。というか今日は学校あるんだよな、何で俺は徹夜でゲームをやってたんだろ。

 

まぁ、楽しいから意外に無いんだよな。そんな事を考えながら俺は学校の制服を着る。それから俺は朝飯を作りに行く。俺は一人暮らしをしているから親が作ってくれるとかじゃないんだよな。俺は白ご飯と味噌汁を茶碗についでから鮭とサラダを皿に盛り付ける。よし、これで朝飯の完成だな!いただきます!

 

あぁ、本当に美味しいなぁ。やっぱりご飯は最高やなぁ。俺はそんな事を考えているといつの間にか朝飯は無くなっていた。少し物足りないけど…………まぁ、良いでしょ。これ以上食べて遅れたら先生にブチ怒られるからな。それから俺は合掌をしてから顔を洗って、歯を磨く。その後は身だしなみを確認してから学校に向かう。

 

ガチャリと鍵を閉めてから学校の通路を歩いて行く。今日はいつも通りの日だな…………………………なのにどうして俺の頭には何かあると勘が知らせているのかね。このレベルの勘はお遊びでツクヨミに殺されそうになった時以来だ。迫っているのか………………重大な危機が。けれどあの時と比べると秘策を大量に用意してあるしな。アマテラスと戦った時の方がヤバかったから大丈夫だろ。まぁ、注意はしてて損は無いからしておくか。

 

俺はそんな事を考えているといつの間にか教室に着いていた。もしかしてとは思ってたけども教室に居ると俺の勘の反応が強くなっている。これは高位存在の中で流行っているクラス転移をしようとしているのか?本当に高位存在って面倒臭いなぁ。俺はそんな事を考えていると黒髪を金髪に染めたギャルである宝山由衣が話しかけてきた。

 

「ちょいちょい、そんな渋い顔をしてどうしたのよ。陸の事だから徹夜でゲームをしてたんだろうけどそれだけじゃないでしょ?何かあったの?」

「驚いた、宝山だったのか。そう大層な事は起こっていないよ。俺の勘がちょっと不味い方向に行ってるだけだ」

「それ、結構一大事ではありませんか?六道さんの勘は大体当たりますからね。六道さんが嫌な予感がしていると言った時に外れなかったの見た事がありませんよ」

 

俺と宝山が話していると銀髪金眼の容姿をした花海財閥の一人娘、花海銀花が話に入ってきた。わーい、美少女が次から次へと寄ってきてくれて嬉しいなぁ。じゃないんだよ!可笑しいでしょ、何で毎回来るのが俺の方なんですか!?はぁ、これはクラスメイトからまた揶揄われるルートに突入しちゃったよ。

 

俺がそんな事を考えていると教室全体を包み込む程の巨大な魔法陣が展開された。これはアイツの魔力を感じるな、しかしどうしてアイツが召喚なんかするんだ?そう考えながらみんなが転移するタイミングで異空間に転移する。それからクラスの奴らと召喚した神、シヴァが話終わって異世界に召喚させた後にシヴァの神域に現れる。

 

「おいシヴァ、何のつもりだ。お前がコッチの世界の住人を召喚させるなんて何が起きた。それにアレは俺のクラスメイトを狙いとしたモノじゃなかった。俺を狙ったヤツだろ?何で俺なんだ?」

「儂の世界に新たな神が現れたのじゃ。面倒臭い事にその神は儂の保有世界全ての破壊を望んでおる。儂としては今すぐにでもその神を討ち滅ぼしに行きたい………………行きたいが、儂が下手に人間界に干渉をして、悪影響を与えたら元も子もない。じゃからお主を召喚したんじゃ。しかしお主に抵抗されたら召喚が出来ん。なので保険としてお主のクラスメイトを召喚したのじゃ」

 

またこういう面倒ごとかよ。何で神の連中は俺ばっかりにこういうのを持ってくるのかねぇ。分かってはいる、自分達ではどうしようもない、だから人間と神の性質を持った俺を頼るのだ。とは言ってもそれだけの性質じゃ無いんだが。俺はそう考えながら魔法で契約書を作る。しかし唯の契約書では無い、高位存在と高位存在の契約だ。魂と魂を賭けた命懸けのな。

 

俺はシヴァに契約書を書いてもらった後にシヴァの保有世界、いや、クラスメイトが召喚された世界へと魔法陣を展開して飛んでいく。俺が魔法陣に乗って飛んで行った先は森だった。しっかし此処は魔力濃度が人間界なのかと疑うほど濃い。とは言ってもツクヨミが本気で魔力を周りに放出した時ほどでは無いから大丈夫なのだけどな。でも他の人間がここに来たら1秒も経たないうちに倒れるだろ。

 

俺はそう考えながらこの魔力濃度が濃い森を探索していると『ガァァァ!』という咆哮が聞こえてきた。この咆哮に包まれている魔力からして魔獣なんだろうな。俺はそう思ってから次の瞬間、『ドォン!』という擬音が鳴りそうなぐらいの力で地面を蹴り飛ばす。ココ数千年は面白くない相手や歯応えの無い相手ばっかりだった。けれどこの咆哮をしている魔獣ならば…………俺も多少は楽しめるだろう。

 

俺はそんな事を思っていると咆哮をしている魔獣を発見したので、ついでと言わんばかりに蹴り飛ばす。その魔獣、白狼は俺の蹴り与えた部分に魔力を集中させて防御をした。とは言ってもそれでも数十mは吹き飛んだみたいだ。へぇ、あの一撃を防ぐか。中々の強さを持った魔獣みたいじゃないか。俺がそう考えていると自然と笑みが溢れる。いつの間に俺はこんな戦闘狂になっちまったんだか。そう思いながら俺は手を使って『クイックイッ』と挑発をしてみると案の定白狼は俺に向かってきた。

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