【アークナイツ】ふたなりドクターはみんなの共有ザーメンサーバー 作:おくちだいすけ
※エロ無し回です
■ (報告書1-1) ■
「あっ、いたいた! ねぇっ、リーダー、今晩空いてる?」
そう食堂で声をかけられたのは食事の後、行動予備隊A1のメンバーであるクルース、そしてフェンと雑談に興じている時だった。
食後のデザートにと、テーブルの上には袋を広げたチョコ菓子が置かれており、それを3人でつついていた。そこを後ろに通りがかった女性から声をかけられた。
「エクシア?」
その声に身を捩り後ろへと振り返ると、ロドスの制服を身に纏ったエクシアが腰に手を当てて立っていた。
赤毛のショートヘアーを揺らし、艦内を走り回っていたのか、少し汗ばんだ顔でニヘヘっと笑みを浮かべている。
大胆に晒された白い太ももと肩が、サンクタ族の光輪に照らされ眩しく輝いていた。思わずその肉感のある太ももに目線が一瞬吸い寄せられる。
「おっ、一個も~らいっ♪」
と、私の肩に手を起き、更に空いた片方の手を背後から伸ばしたエクシアが卓上のチョコ菓子をヒョイっとつまみ、自分の口へと運んだ。
その弾みでロドスの制服の下にあるエクシアの丁度いい大きさの胸部が私の背でむにゅりと潰れる。……相変わらず距離感が近い。
「ああ~~~っ」
「エクシアさん、行儀が悪いですよ……」
その様子を見たクルースから非難の声が、そして真面目なフェンからは、黒いアンダーリムの眼鏡の下からお叱りの言葉が飛ぶ。その言葉の中には単にお菓子を取られた事以上の不満も含まれていることが見て取れた。
「……、エクシア……。これはクルースのお菓子だよ、勝手に食べちゃダメだ」
その行動に私も苦言を呈す。
「えっ、あっごめん! ……リーダーのお菓子だと思って……! ごめんねクルースちゃん……」
「むぅ~~っ、…………おいしい~?」
エクシアの謝罪を受けてもクルースの頭でへばりつくように垂れ下がった幅広の兎耳は元に戻らなかった。が、少なからず一定の許しは得られたようだ。
「あはは~……、ごめんねおいしかったよ! ごちそうさま! ……で、リーダーどう? 空いてる?
私の背後から耳元へ顔を寄せたエクシアが、少しトーンを下げた声で再度私のスケジュールの確認を行う。
エクシアの艷やかな唇から弾けたリップノイズが私の理性を少しだけ削った。
今日の夜は積み残りになっている新規オペレーターの人事書類整理を行うつもり……だったが、当然
「ああえっと……空いているよ、……え~っと、私の部屋で良かったかな?」
私から "了承" の言葉を受けたエクシアが瞳をキラリと輝かせた。……おもちゃを見つけた子猫のように。
「おっ、やったね~! じゃあケルシー先生への申請はこっちで出しておくねぇ~。また鉢合わせになってもあれだし。……ん~っと、お風呂は……いいか。じゃあ1時間くらいしたらテキサスと行くから……、よしっと。……準備しておいてねリーダー!」
そして
…………。
「あ~~……。ごめん。フェン、クルース。私はちょっとこれで席をはずさせてもらうね。お菓子まで用意してくれたのにごめんね」
「ん〜〜、いいよぉ〜〜、ドクターも大変だねぇ」
「い、いえ……、仕方ありません……」
私の謝辞に対し、クルースはいつもの調子で、フェンは少し顔を紅潮させて応えた。
「でもドクターを横取りされちゃったねぇ〜〜? ……私達も先に利用申請出しておけば良かったかなぁ〜? でもぉ〜食堂で一緒になるなんて思って無かったからなぁ〜〜。ねぇフェンちゃん?」
「へぇっ?! あ、わ、私は……、その…………」
クルースの言葉にフェンが首をプルプルと横に振りながら答えた、少し狼狽えた様子で、顔の紅潮が更に強くなる。
その可愛らしい様子を見て私の背に少しゾクゾクとした感覚が奔り、少しイタズラをしてしまいたい気持ちが芽生えた。
利用申請……、その言葉の意味する所は……。
「ああ、クルース。実はフェンにはまだお願いしたことが無くてね。……ちょっと苦手なのかもしれないね?」
私はクスクスと笑いながら二人にそう告げ、フェンの反応を伺う。
「……あれぇ〜〜? フェンちゃんってそうだったっけぇ……? ……でも普段
「ク、クルース! ……ど、ドクターも! べ、別に苦手な訳では……! けけ、決して……その……」
喋るクルースの口をフェンが横合いから抑えた。
そしてフェンは私とクルースの顔を交互に見やりながら否定と弁明の言葉を言う。フェンの顔の紅潮は一層深くなり、まるで熟れたてのトマトのようだった。実に可愛らしい。
「ははっ、すまない、まぁ機会があれば――――」
「いやっ……あの……、……こっ、今度A1の皆で利用申請を出させてもらいますので! よっ、よろしくお願いします……!」
私の言葉を遮り、椅子からばっと立ち上がったフェンが半ば叫ぶような勢いでそう言った。フェンの凛々しくも綺麗な声は実に良く通り、まるでその作戦開始を告げるようなフェンの声に、近くの席に座る他のオペレーターの注目が集まった。
「―― ええっ?! A1全員って5人……? そんなに一度に申請出来たかなぁ〜〜?」
フェンの宣言にクルースが疑問の声を浮かべるが、その言葉に私が続けた。
「ははっ、了解したよフェン。ケルシーに話は通しておくから、まぁお手柔らかに頼むよ?」
そう頭から湯気を立てるフェンに告げると、私は椅子から立ち上がった。
その時に外套の下でわざと揺れるように仕向けた私の大きな胸を見て、顔の赤いフェンは恥ずかしそうに「えっ、あの……、はい……」とか細く答えた。
そして私は食堂を後にした。
―――― 大食らいの2人が来る。用意は万全にしなくては。
私の