※この作品はR-18です。

⭐️痴漢掲示板 狩られる女たち⭐️痴漢小説❤️短編集 イラスト付き有り   作:みなぽん

71 / 86
渡瀬 鈴 25歳 内気なOLの痴漢被害 車内絶頂強制!

渡瀬鈴、二十五歳。背中の半ばまで流れる黒髪は、夜の静けさを閉じ込めたように艶やかで、ふとした仕草で頬にかかるたび、彼女は小さく慌てて耳にかけ直す。細い指先の動きまでどこか遠慮がちで、見ているこちらが息を潜めてしまうほど控えめだ。

人と話すのが苦手で、言葉を選ぶあいだに少しだけ視線が泳ぐ。けれど、勇気を出して口にした一言には、誰よりも真面目で優しい心が宿っている。謝るときは小さく頭を下げ、ありがとうと言うときは、花がほころぶように微笑む。その笑顔はほんの一瞬なのに、見た人の胸に静かな温もりを残す。

淡い色のブラウスに膝丈のスカート、少し大きめのカーディガン。肩をすくめるように歩く姿は小動物のようで、守ってあげたくなる頼りなさがある。それでも仕事には一生懸命で、夜遅くまで机に向かう背中には、誰にも見せない強さがそっと灯っている。

臆病で、でも誠実で、少しだけ不器用。渡瀬鈴は、静かな部屋の窓辺に咲く白い花のように、目立たないのに忘れられない可愛らしさを持った女性だった。そんな彼女がとんでもない不幸に見舞われたのは、5ヶ月前のことだ。

 

 

 

【挿絵表示】

【挿絵表示】

 

 

雨のにおいが、夜の高架下に溜まっていた。

 

渡瀬鈴は、改札の前で立ち止まり、胸の奥のざわつきを抑えようと深呼吸した。

人混みは嫌いだ。目線を合わせるのも怖い。だから彼女は、いつも同じ時間、同じ車両、同じドアから乗る。ルーティンは、世界を少しだけ優しくしてくれる。

 

──けれど、最近は違った。

 

電車の窓に映る、見慣れた男

 

中年の男。くたびれたスーツ。湿った髪。

ぼんやりした目が、鈴だけを追っている。

そして彼は彼女の背後に立つ、

 

電車のドアが開いた。いつものように端の席を目指し、鈴は人波に押されて車内へ滑り込んだ。汗ばんだ制服のブラウスが背中に貼りつく。今日の車内は昨日より混んでいた。

0〜10分:接触の始まり

発車ベルが鳴り、ドアが閉まる。鈴が吊革を掴もうとした瞬間だった。後ろで何かが動いた。わずかな気配。次の停車駅までのアナウンスが流れる中、ふわりと湿った温もりが鈴の左肩を掠めた。

……誰か、よろめいただけ?

そう思い込もうとした。だが次の瞬間、明らかに意志を持った手のひらが、彼女の背中のラインをゆっくりと撫で下ろしていくのが感じられた。柔らかいブラウスの布地を通して伝わる体温が気持ち悪い。

指先が腰骨の近くで一旦止まり、それから上へ――ブラジャーの下縁をなぞるように這い上がる。

「っ……!」

息が詰まった。声が出ない。全身が硬直する。振り返ることもできず、ただ前方を見つめ続けるしかない。吊革を持つ手に力が入りすぎて爪が白くなる。隣の中学生風の少女がスマホから顔を上げて怪訝な表情でこちらを見た気がした。早く終わってほしい。次の駅まであと3分。我慢すればいい。

だが手は離れなかった。むしろ大胆になった。今度は正面へ回り込んできた。股関節の外側――太ももに近い部分をじっとりと撫で回す。ゆっくり円を描くような動き。そのたびに電車の揺れとは別の振動が体に走る。恐怖よりも生理的な嫌悪感が先立つ。冷たいものが背筋を伝うのを感じた。

 

10〜20分:エスカレートする意図

電車が揺れて停止する。ドアが開いて人が出入りするが、鈴の周囲だけ空間が凍ったようだ。手は一時的に離れたものの、すぐに復活した。今度はもっと核心へ向かってくる。

吊革で固定された腕と腕の間に挟まれている鈴の左足。その裏側を指先が執拗に辿ってくる。ストッキング越しに感じる乾燥した皮膚のざらつき。親指がふくらはぎの腱を探り当てると同時に、反対側――右のお尻――にも別の感触が加わった。掌全体で押しつけられている。電車の振動ごとにぐい、と圧迫され、鈴の体重がかろうじて支えられている車内の壁へ押し付けられる形になる。

…重い……痛い……苦しい……

脳内に警報が鳴り響くのに、喉は粘膜で塞がれたように固まっている。俯いて床を見つめると、自分のローファーのつま先と、すぐ横で揺れる黒い革靴が見えた。距離は近すぎる。頭がクラクラしてきた。目の前の広告ボードに目を移そうとしても焦点が定まらない。

耳元で微かに聞こえる荒い鼻息のような音。それが自分なのか相手なのかもうわからない。

20〜30分:防衛本能の崩壊

「次は――」

アナウンスが流れても何も覚えていない。次の駅名さえ。意識の大半は背後の存在に奪われていた。お尻にあった手が少しずつ位置を変えている。腰から下腹部へ。

下着のラインを確認するように、じっとりと指先が上下に往復する。左手は依然として太ももの付け根をまさぐり続け、そこにあるくぼみ――恥丘の膨らみに近い箇所――を圧迫してくる。下着の上からでもその意図が明白過ぎて眩暈がする。

…ダメ……そこ……

理性が必死に警告を発する。脚を閉じようとすると余計に強く締めつけられ、「これ以上動くな」と脅されているような錯覚に陥る。ついに手が下着のクロッチ部分――最も敏感な縦の割れ目に沿って、ぴたりと合わされた。脈打つ体温が伝わり、背筋が氷のように冷たくなる。布一枚隔てた向こう側で蠢く指先の動きが明確にわかった。

その時だった。

誰かのカバンが肘に当たる感触。ほんの一瞬の隙。反射的に身を捩ると、後方から低く舌打ちする音がした。

……逆効果だった?

 

30〜40分:諦めという名の麻痺

怒りを買ったらしい。接触が激化した。お尻を包む手が強く握りしめられ、指が肉の中に食い込む。痛みに呻きかけた口を必死で押さえる。前に回り込んだ指はもはや隠そうともせず、クロッチの中央部を直接押しつけてきた。押し潰すような力ではない。

揉み解すように前後に小刻みに動く。そのリズムに合わせて自分の身体が勝手に跳ねそうになるのを必死で堪える。呼吸が浅くなっていく。酸素が足りない。

頭の中で警鐘が遠くなり始めた。思考がボヤけていく。これは現実じゃないかもしれない。夢だと思えば少し楽になるかもしれない。そう思おうとする自分が情けなくて涙が滲む。でも泣いたらバレてしまう。誰かに気づかれたら。あの人だかりの中で声を上げられずにいる自分の姿を想像してゾッとする。

次の駅に着いたのだろうか? ドアが開き人が入れ替わった気配があった。でも鈴には認識できない。下半身を中心に広がる異物感と屈辱感が全てを覆い尽くす。指の動きが変わり始めた。圧迫するだけでなく、軽く引っ掻くような仕草。何度も繰り返される。まるで爪痕を残すみたいに。そこには確かに濡れた感触がないはずなのに、幻覚のせいか冷たいものが太ももを伝っていく気がした。

 

40〜50分:自己喪失の境界

あるタイミングで、鈴の内部で決定的な変化が起きた。思考が完全に霧散し、何も考えられなくなったのだ。ただ身体が自動的に立っているだけ。吊革を握る手がなぜ震えているのかすら理解できない。後ろの人物はそれを察知したのか、動きがさらに大胆になる。

指が――クロッチを越えて――ショーツの裾から侵入してきた。実際に入ってきたかどうかはもはや判別不能だ。湿った生肌に触れる空気に似た感触。内腿の最も柔らかい部分を指先が滑る。信じられないくらいに熱い。それは鈴自身の体温なのか? 相手の指なのか?

「っ……んぅ……!」

吐息と一緒に漏れてしまった小さな音。

自分で驚いて唇を噛み切るほど強く噛んだ。鉄の味が広がる。それでも止められない。指が確実に進められている。まだ誰にも触れさせたことのない秘部へ。ショーツの中で動く指がその入口を探っているのがわかる。そこには無いはずの「潤い」を確かめるような動き。乾いているはずなのに。乾いていることを願っているのに――

 

50〜60分:終わりと始まり

突如として車内放送が割れんばかりに響いた。

「まもなく〇〇駅~〇〇駅です。お出口は左側――」

その大声が現実へ引き戻すきっかけになった。途切れかけていた意識の糸を無理やり手繰り寄せられる。ここだ。降りなければならない。

降りなければ――

しかし足が動かない。心臓が肋骨を砕かんばかりに跳ねる。全身の血管が逆流しているような感覚。耳朶が焼けるように熱い。ショーツの中では異物がなおも蠢いていた。それはもう「指」と呼ぶより「異質な生き物」に近かった。クロッチを押し分けて潜り込んだ指が、探るように動く。そして――狙い澄ましたように一点を捉えた。

「んぁっ……!?」

 

鋭い刺激が脊椎を貫通し、鈴は危うく声を飲み込む。必死に歯を食いしばるが、頬は勝手に歪み、涙腺が決壊寸前だ。その「点」――クリトリス。今まで自慰でもあまり触れたことのない箇所。固くなった蕾が他人の指によって押しつぶされ、捏ね回される。

最初は痛覚だった。だが次の瞬間には形容し難い熱い疼きがそこに生まれた。快感と呼ぶには暴力的で、しかし確実に性的信号を脳へ叩き込んでくる。

鈴は吊革を握る手を拳に変えた。爪が掌に食い込み血が滲む。それでも衝撃は鎮まらない。指が膨らんだ突起を弾くたび、膝が崩れ落ちそうになる。

「く……っ…」

喘ぎを殺すために再び唇を噛む。口内に広がる鉄の味が意識を薄れさせる一方で、肉体は過剰なまでに研ぎ澄まされていた。下腹部の奥底――子宮口付近――がキュッと収縮し始める。まるで待っていたかのように。

希望は遠のき、焦燥が増幅する。

指の動きが加速する。規則正しくリズミカルに。クリトリスを押し潰しながらも、反対の手は乳首を包む制服の下――シャツ越しに乳房全体を揉みしだく。適度な圧と緩和を交互に繰り返す熟練の手技。抵抗する気力が削られていく。

「いや……やめて……っ」

喉奥で言葉が形にならず消える。代わりに胎内が熱く潤み始めているのがわかる。秘部が甘く痺れ、ショーツの内側に新たな湿り気が広がっていく。それは間違いなく鈴自身の分泌液だ。生理的な防衛反応か、それとも……認めたくない感情の表出か。

視界が白く霞む。額から脂汗が滴り落ちる。股間から生じる甘美な痛みが背骨を伝い、脳幹を震わせる。未知の感覚に戸惑う暇もない。

もう限界だと悟った瞬間だった。

あと2分で駅、しかし鈴は壁に縫い留められたまま。クリトリスを弄ぶ指が一層強く捻り上げる。その刹那――

「あ……イクっ」

漏れた吐息は極細の糸のようだった。しかしそれが合図となった。

下腹部の芯が破裂する感覚。電流が神経束を焼き焦がす。膝がガクガクと震え、壁により掛かるのも限界に達する。全身の筋肉が無秩序に収縮し、次の瞬間弛緩する。

鈴は達していた。

声を出すまいと必死に口を噤んだ結果、呻き声はほとんど音にならなかった。代わりに瞳から溢れた大粒の涙が頬を伝い落ちる。息が止まりかけ、酸欠で頭がクラクラする。羞恥と恐怖と、理解不能な解放感が混在した混沌状態。膣口からは更なる愛液が溢れ、ショーツを汚していくのがはっきりと感じ取れた。

背後の男が満足げに笑ったような気がした。しかし鈴にはそれを認識する余裕などない。

身体のコントロールを完全に失ったまま、電車の振動に身を任せることしか出来なかった。秘部はなおも余韻に浸り続け、再び火照り始めている。最悪の事態だった。

「まもなく終点――」

アナウンスが不吉な宣告のように響く。降りるべき駅が近づいている。しかし今の状態で車外に出れば何が起こるかわからない。混乱する思考の中で鈴は一つの結論に辿り着いた。

……逃げなきゃ……

震える手で鞄を抱え直し、出口に向かって押し出されるように歩き出す。背後の男も無言でついて来る。彼の手はすでに離れていなかったが、目的は達成されたかのように余裕を見せていた。

ドアが開く。プラットフォームの光が眩しく鈴の網膜を刺す。人の群れ。日常の喧噪。すべてが敵意を持って襲いかかってくる気がした。

よろめきながら階段へ向かう。その途中で誰かと肩がぶつかる。

「おい!」

若いサラリーマンの罵声。謝罪の声を出そうとして喉が詰まる。代わりに出たのは嗚咽だった。涙が止まらない。ショーツはべとつき、歩くたびに不快な感触が伝わる。こんな状態で帰宅できるわけがない。

どこか……どこか人目のつかない場所へ……

 

逃避行

迷いながら改札を抜け、女子トイレに忍び込んだ。個室に鍵をかけ、震える手で携帯を取り出す。誰に助けを求めればいい? 母親? 姉? ――無理だ。こんなこと言えない。友人にだって不可能。

ショーツを脱ぎ捨てると、想像以上の染みが広がっていた。生々しい香りが鼻腔を衝く。屈辱感で吐き気がこみ上げる。だが処置せねば。タオルハンカチで丁寧に拭き取り、制服のポケットにしまう。冷たい水で洗うべきだが、水道が故障中だった。仕方なくビニール袋に入れて鞄へ放り込む。新しい下着なんて持ってない。

個室から出ると、鏡に映る自分の姿に愕然とした。乱れた髪。泣き腫らした目。制服のブラウスは皺だらけだ。ペットボトルの水で喉を潤しても渇きは消えない。指先の震えも止まらない。

空っぽの胃から酸っぱいものが込み上げてくる。トイレに駆け込んで吐いた。透明な液体しか出てこない。

鏡に映る自分は別人のように蒼白だった。

夕暮れの公園のベンチに座り込む。冷たい風が制服の襟元から吹き込んだ。太ももに残る感触と恐怖が彼女の心を捉えていた。

 

終わらない悪夢

自宅マンションに辿り着き震える指で扉をしめた、、筈だった。

背後で、ドアの鍵穴がカチャリと鳴った。

鍵穴が回る音。

鈴が振り向くと、電車の男が玄関ドアを開けて立っていた。

「どう……して……?」

声は喉で絡み合う。

男の唇が残忍に曲がる。「鍵なんか意味ねぇよ。この時代に防犯意識が足りないぜ」

 

 

【挿絵表示】

 

 

【挿絵表示】

 

 

10時15分〜10時45分:強制露出と二度目の絶頂

男は鈴の腕を掴むとリビングに引きずり込んだ。

「抵抗しても無駄だぜ」

鞄を床に叩き落とし、男は鈴のスーツを剥ぎ取った。

「やっ……!」

悲鳴は彼の大きな手で遮られる。

シャツのボタンが弾け飛び、ピンクのブラジャーが露わになった。

「へぇ……可愛いモン着けてんじゃん」

男の指がブラのストラップを摘む。

「俺好みの色だ」

「やめて……お願い……」

懇願は嘲笑で塗り潰される。

ソファに押し倒される。

スカートのホックが乱暴に外され、湿ったショーツが露わになる。

「ほら……電車で『終わった』と思ってたか?」

指がクロッチをなぞる。

「嘘つけよ。まだグチュグチュじゃねぇか」

「ちがう……違うんです……!」

叫んでも無駄だ。男は容赦なく指を滑り込ませる。

「んんっ!」

喉の奥で悲鳴が止まる。

乳首を直に擦りながらクリトリスを刺激する二点責め。

電車で絶頂に至った記憶が蘇る。

「さっきみたいにイキてえだろ?」

「いや……いや……ぁ…っ!」

否定しながらも腰が浮く。涙と涎が混ざる。

「嘘つくんじゃねぇよ」

男の指がGスポットを圧迫する。

「ああっ!!」

頭の中で火花が散る。

再び強制絶頂。

身体は魚のように跳ね上がり、ショーツの中を濡らした。

 

10時45分〜11時15分:破瓜と初イキ

男は鈴の下着を引き裂くように脱がせた。

全裸。

床の冷気が肌を刺す。

「初めてだろ?」

無造作に陰毛を掻き分けられた。

「綺麗な色してるぜ」

「ひっ……やめてください……」

「安心しろよ。優しくしてやる」

嘘だ。

彼のペニスは既に勃起して痛々しいほど反り返っていた。

コンドームはない。当然だ。

鈴は泣きながら必死に後ずさる。

「死ぬ……!助けて……誰か……」

「誰も来ねぇよ」

男の膝が鈴の脚を広げた。

「やめて……いや……!」

「行くぞ」

亀頭が押し付けられる。

「お願いします!許してください……!」

懇願虚しく。

一気に挿入。

「ぎぃっ!ああああああ!!」

声にならない悲鳴。

処女膜が引き裂かれる生々しい感覚。

血が結合部を赤く染める。

「きっつ……」

男は小さく笑いながら抽送を開始する。

「動かないで……っ!お願い……っ!」

「嘘つけよ。締めつけてきてるぜ」

痛みと恐怖が同居する。

しかし電車で覚えた性感の記憶が再燃する。

ピストン運動が続くうち、鈴の肉体は否応なく反応を示し始めた。

「やだ……やなのに……っ!」

膣壁がペニスに吸い付き始める。

男はそれに気づくと嗤った。

「感じてるだろ?」

「違う……違うのぉ……!」

嘘だ。鈴自身が一番理解していた。

「だったら認めてみな。『気持ちいい』って」

「そんな……言えない……!」

「言えよ」

ゴツン!と最奥を突かれる。

「ひぎっ!!」

快楽の閃光が脊髄を走る。

「言ってみろ。命令だ」

「き……きもち……よくないです……」

「嘘だ」

また一突き。

「あっ!やあんっ!」

喉から漏れた嬌声。

「ほらな」

男は楽しげに腰を打ちつける。

「認めちまえよ。気持ちいいって」

「……きもち……い…」

震える声で呟く。

「ちゃんと大きな声で言え」

「きもち……いいです……!」

言った瞬間。

箍が外れた。

快楽が濁流のように押し寄せる。

「ああああっ!!」

「そうだ……イけよ」

男の抽送が激しさを増す。

「イクッ!イっちゃう……っ!!」

膣がペニスを搾り取るように収縮。

三度目の絶頂。

同時に男が射精。

熱い精液が鈴の子宮を満たした。

 

11時15分〜11時45分:麻痺と自己破壊

身体の自由は戻らない。

膣から精液が垂れ落ちる感触だけが鮮明だった。

男は一度抜くと彼女の髪を掴んだ。

「掃除しろ」

「え……?」

「舐めてキレイにしろって言ってんだよ」

血と愛液と精液に塗れたペニス。

「う……ぷ…」

吐き気を催す匂い。

しかし鈴の脳は正常に働かない。

「やってくれたら……今日はもうやめてやる」

その言葉に従順になる。

躊躇いがちに舌を伸ばした。

生臭い味が広がる。

嘔吐感に耐えながら亀頭を舐める。

「下手くそ」

男は苛立たしげに鈴の頭を掴んだ。

「喉まで咥えろ」

口腔の奥深くにペニスが押し込まれる。

「んぐっ……!」

窒息する。涙が零れる。

「よし……出るぞ」

宣言通り大量の精液が吐き出された。

「飲め」

必死に嚥下する。

喉を通るたびに胃がひっくり返りそうになる。

「ほら……まだ終わってないぜ」

男は再度勃起したペニスを鈴に握らせた。

「奉仕しろ」

言われるがままに扱く。

涙は止まらない。

しかし抗う気力はすでに奪われていた。

「はっ……いい具合だ……」

男が腰を使う。

鈴は自ら脚を開いた。

「また欲しいんだろ?」

肯定しない。でも否定もできない。

「じゃあ挿れるぞ」

四度目が始まる。

抵抗は消え失せた。

「もっと脚開け」

冷たい心が麻痺して声。鈴は蹲踞する格好で腿を広げる。男のペニスが腟口に押し当てられる。

「力を抜け、最奥へ入れて子宮をど突き回してやる」

指示通りにするが震えが止まらない。次の瞬間──

「あっ!」

最奥への挿入膣が裂けるのではないかと思うほどの圧迫感。

「お前の中……最高だ」

男は嬉々として抽送を始める。鈴は歯を食いしばって耐える。子宮が揺さぶられるたび吐き気がこみ上げる。

「声出せ。気持ちいいと言え」

「い……や…」

「言うまで終わらねぇぞ」

男の腰使いが速くなる。鈴は絶望的に喘いだ。

「気持ち……いい……です……」

嘘だ。しかし喉を突き破るような快感が胎内で爆発した。

「ほら……イケよ」

命令と共に男が激しく突き上げる。鈴の腰が不随意に跳ねた。

「ああっ! イクッ!!」

絶頂。鈴は初めての膣内オーガズムに翻弄される。涙と涎で顔がぐしゃぐしゃだ。

鈴は自ら腰を振り始めていた。

「あぁんっ……はあっ……!」

声は媚びるような甘さを帯びる。

男は愉悦に満ちた笑みを浮かべた。

 

11時45分〜12時15分:支配と服従

部屋は汗と性臭で満ちていた。

鈴は男の膝上で跨るようにして腰を振っていた。

「自分から動いてんじゃねぇか」

男の問いに首を振るが、身体は従順だ。

「もう俺のモノだな」

鈴は否定できない。

膣内でペニスが再び膨張する。

「出すぞ」

鈴は無意識に頷いた。

熱い奔流が胎内を満たす。

同時に四度目の絶頂に達した。

「お前……最高だよ」

男が囁く。

鈴は何も言わない。

ただ呆然と天井を見つめ続けた。

虚無。

しかし身体は次第に快楽に馴染み始めている。

五度目の挿入が始まる。

抵抗は……もうない。

暗い部屋で二人の影が交わり続けた。

 

エピローグ

検査棒の窓に赤い線がくっきりと浮かび上がった瞬間、鈴の膝が折れた。

「……嘘…でしょ」

妊娠検査薬。震える手でキャップを外した時の期待は「陽性であって欲しくない」という必死の願いだった。しかし結果は容赦なく現実を突きつける。

「あの……日の……」

男は突然現れ、彼女を犯した。避妊など一切しなかった。むしろ「子宮に注いでやる」と嗤いながら膣奥で射精したあの忌まわしい記憶がフラッシュバックする。

検査棒を握りしめたまま床に崩れ落ちた。吐き気がこみ上げる。朝食のトーストが胃から逆流する感覚に耐えきれず、バスルームへ駆け込んだ。便器に顔を突っ込み胃液を吐き出す。

「なんで……なんで私が……」

嗚咽が止まらない。涙と嘔吐物が混ざり合い排水溝へ流れていく。妊娠。しかも望まない相手との。未来が真っ暗に塗り潰される感覚があった。

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。