人理継続保障機関フィニス・カルデア。
そこに所属している職員たちの朝は早い。人理が不安定な今は猶更である。
なんせ、人理を揺るがしかねない特異点がいつ出現するか分からないからだ。24時間体制で監視する。
緊急時とは言え、ブラック企業も驚くほどのブラックである。
そこに所属することになった藤丸立香はカルデア職員とは違った職務を熟している。
午前6時頃には目を覚まし、軽い運動を行ってから朝食を取り、8時のミーティングに出席。
それからトレーニング、もしくは魔術の訓練を行い、昼食を食べた後サーヴァントたちと交流を行ったり、戦闘訓練を行う。
当然ながらそれらの訓練の指導者はサーヴァントたちである。
スカサハを始め、レオニダスや諸葛孔明――改めロードエルメロイⅡ世、メディアなどなど超一流のサーヴァントたちが容赦なく藤丸を鍛え上げていく。
古今東西で名を馳せたサーヴァントたちが起こす問題を解決したり、スパルタ訓練で汗を流したりと、基本的にこれが特異点が発生しなかった日の藤丸の1日である。
しかし、時には全く違う1日を過ごすこともある。
午前6時。
その時刻は藤丸がいつも目を覚ます時間帯だ。
先日、遅くまでシュミレーションで戦闘訓練を行っていた影響か、体はまだだるい。
もう少し眠りたい衝動に駆られるが、残念ながら8時からミーティングだと可愛い後輩から聞いているのだ。
日課の軽い運動を含めて支度に約1時間。そしてその後朝食を取り、移動のことも考えると寝てしまったらミーティングに間に合わないと判断した藤丸は眠気を我慢して上半身を起こす。
そこで藤丸は妙に膨らんだ布団に気付いた。
「――――っ」
眠気でぼやけていた感覚が戻ると同時に下半身から奔る感覚を感じ取った。
「……んっ……ふぅ♡……うっ……じゅず♡」
人1人分ほど膨らんだ布団。
その中で何が起きているのか予想出来た藤丸は布団を持ち上げる。
「ん、んんっ……マスター♡ 目を、ん♡ 覚ましたのね♡」
「式……ぐっ、なにを」
そこにいたのは白い和服を着た女性――セイバーのサーヴァントである両儀式だ。
頻繁にベッドに潜り込んでくる溶岩水泳部のメンバーではなかったことを意外に思いつつ、このような事態が初めてではなかった藤丸は一応問いかける。
「なにって……フェラチオしてるのっ♡ マスターったらずっと勃起したままだったから、苦しいだろうと思って♡」
「じゅず、じゅずずっ♡ すっごい、マスターが寝てからずっとやってるのにぃ。メドゥーサにやられた時よりも性欲強くなってる♡」
「し、き……俺もう」
「だして、だしてっ♡ こっゆいせーえきドバドバ私のお口の中にだして♡」
「――――っ」
「ん、ん~~~~っっ! じゅるるるっ、じゅず、じゅず♡ じゅぅぅぅうっっ! んぐ、じゅるる、ぽん♡」
中に残った精子を残らず吸い上げ、口の中で充分味わった後飲み込んで見せる。
藤丸の意識が深く沈んだ深夜から朝までずっと絞り続けていたにも関わらず、未だに硬さの衰えない肉棒を見て式はチロリと舌なめずりをする。
「マスター、良いわよね?」
「いや、8時からミーティングがあるんだけど、その後じゃ駄目かな?」
「嫌よ。最近ご無沙汰だったもの。まだ2時間あるから大丈夫でしょ。それに、こんな状態で向かう訳にはいかないでしょ?」
ツンツンと指先で肉棒をつんつんと式が突っつく。
藤丸の意志とは正反対に天井に向けて勃つ肉棒は衰える様子はない。
最初の頃ならまだしも、色々と強化されてしまい巨大になった今の肉棒を完全に隠すことは不可能だ。
男性陣は兎も角、女性陣に見られる訳にはいかない。
何より、式だけでなく自分ももうその気になってしまっている。
チラリと時計を見て時間を確認すると藤丸は式を抱きかかえてシャワー室へと向かう。
「ベッドの上じゃなくてこっちになるけど良い?」
「勿論、でも――今晩はちゃんと相手してね♡ 兎は寂しいと死んじゃうの♡」
「分かった」
衣服を脱ぎ棄て2人がシャワー室へと入って行く。
シャワーが流れる前に2人の交り合いは始まり、可愛い後輩が扉を叩く直前までそれは続けられた。
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午前9時。
いつもならば藤丸はこの時間帯はトレーニングルームか魔術の訓練をするためにキャスターたちいずれかの部屋にいる。
しかし、今朝の出来事のせいで朝食を食べそこなった藤丸は購買部へと訪れていた。
食堂のようにキッチリ食べられずとも、軽いものならばこの場所で手に入る。今朝のような事態が起きた時に藤丸が重宝している場所である。
「あれ、リツカじゃない。どうしたの?」
「ちょっと、朝ご飯食べ損ねちゃって。それよりも、ここにブーティカがいるなんて珍しいね」
「あはは、担当の子が少し体調崩しちゃって。誰も来ないけど一応いてくれって言われてね」
カウンターの奥から姿を現したのはいつものカルデア職員ではなく、ライダーのサーヴァントであるブーティカだ。
いつもの衣服にエプロンを身に纏った姿に思わずグッとくる藤丸だが、自分の用事を思い出して視線を商品に向ける。
「それにしても珍しいね。キミが朝ご飯抜くなんて。何かあったの?」
「……少し、急な用事ができて」
「へぇ、用事ね~」
カウンターに肘をつき、艶やかなでブーティカは藤丸に視線を送る。
見られていることを自覚し、思わず藤丸は気まずくなった。
「そういえば式も、セイバーの方ね。あの子も朝ご飯抜いてたのよね。話聞いたらリツカと同じように用事があったって言ってたの。不思議ね」
「そ、そんなことがあったんだ……」
「……2人とも同じ理由だね」
「は、はははは……」
逸らした視線の先にブーティカが回り込む。
手には女性サーヴァントの間ではやっているのか、スマートフォンがあった。
「――それで誤魔化せると思ってる? もうこれで情報流れてるけど」
「あ、はい。式と朝からヤってました。ごめんなさい」
「はい、よろしい」
あの場にいたのは藤丸と式のみ。どちらもスマホを取り出す時間などなかったはず。そんな情報どうやって流れたんだと藤丸は不思議に思う。
何があったか知っていながら弄ばれたことに藤丸は涙を流す。
「……でも、ちょっと嫉妬しちゃうな」
「はい?」
「ほら、キミが人気者なのは知っているけどさ。私の時間も減っているからさ」
「…………」
ブーティカが表情に影を落とす。
そんな表情をさせてしまうことに藤丸は後悔を抱いた。そして、気付けば、藤丸は自然と口にしていた。
「ブーティカ、この栄養食品のお代だけど、QP以外でも払える?」
「え?」
「今さ、ちょっと手持ちがなくて。予定はずらせるからさ。今から体で払いたいんだ」
「――手持ちがないなら……仕方ないかなぁ」
藤丸の股間が大きく膨らんでいるのを見て、頬を染めながらブーティカは藤丸を内側に招き入れる。
休止中の看板を出すと2人は扉を開いて奥へと入って行った。
そして――。
「ひぅ……ふぁあっ……ふぉぉおおおっ! は、はげしいぃっ♡ きこえる、外にきこえちゃうよぉ♡」
「ごめん、でもブーティカの裸エプロンがすっごいエロいから」
「裸エプロンなんて、初めてじゃ……ないじゃんっ、キャットと……んくっ2人きりのときはっ、裸エプロンでしてるって分かってるんだからぁ!」
衣服と下着を脱ぎ棄てエプロンだけで前を隠したブーティカを藤丸は後ろから犯す。
生まれたままの姿でやるよりも前だけを隠し、頬を赤くするブーティカに藤丸も興奮は高まり、抽送は激しくなっていく。
「おぉっおぉおっ♡ まだ、はげしくなるぅっのぉ!? そんなにされたら、イっちゃうっ、久しぶりなのに、もうイっちゃう♡」
「イっていいよ。それで終わりにしないし、ブーティカが望むなら俺は何時だって時間空けるからっ」
「ならっ、今日、夜に相手して♡ 今日これだけなんて寂し過ぎるよぉ!」
「式もいるけど、いい?」
「いい、いいのぉ♡ 他の人と一緒でも愛してくれるならっ♡」
「分かった。でも、今は――」
「うん、うん、きてぇ♡ 欲求不満なおマンコにっ代金代わりにいっぱい払ってぇ♡」
その言葉で藤丸の腰がブーティカの尻に強くぶつかり、ブーティカの尻肉が形を変える。
大量の精液が藤丸の剛直から解き放たれ、ブーティカの子宮を一瞬で満たす。入りきらなかった精液と膣口から洩れる愛液が床を汚していく。
「ブーティカ、動くよ」
「ふぇぇ、さっきイったばっかりなのにぃぃいいい!?」
「まだ商品の金額分払ってないからねっ」
無論2人の交り合いが一度で終わるはずもなく、それから二度、三度と続けてられる。
栄養食品の代金を藤丸が払い終えたのはそれから2時間後のことだった。
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午前11時頃。
この時間、予定では魔術の勉強が終わる時間だった。
だが、2回連続で予定をズラしてしまった藤丸が魔術の勉強を終えているはずもなかった。
今回の魔術の勉強を担当したのはニトクリスだ。彼女には死霊魔術について教わるはずだった。
ちなみに、藤丸が魔術を幅広く学んでいるのは魔術を極めるためではない。
ロードエルメロイⅡ世から魔術師としては二流と言われている藤丸がいきなり一流になれるはずがない。これはその対処法を学ぶためのものなのだ。
――なのだが。
ニトクリスに予定をズラした理由を話した後から、最早勉強どころではなくなっていた。
「んんっ……うぐん……ごきゅ、じゅるぅ……じゅぞぞぞぞっ♡ いけません、いけませんよリツカ。じゅず、ファラオたる私の授業に遅れるなど……んぐぐ♡」
授業そっちのけで藤丸の剛直を根元まで口で咥えて顔を前後に振る。
ニトクリスは怒っているつもりなのだろうが、上目遣いで目をトロンとさせた表情はどこからどうみても発情した雌そのもの。全く恐ろしくなどなかった。
「っごめん、できることは何でもするよ」
「当然です。この責任は、しっかりと取って貰わなければ……んちゅ、いけませんよ♡」
「でも、これが責任の取り方なの?」
「当たり前です、ちゅぅ……せっかくの2人っきりの時間だったのに……っ……この私を、ないがしろにするのも、いい加減に……しなさいっ」
極大の特異点の修復。そして、増えて来たサーヴァントたちとの交流によって減ってしまった時間を取り戻すかのように、ニトクリスの手が藤丸の体に絡まる。
「んぐ……じゅるぅ……明日は、休みのはずでしたね。今晩は……じゅず、うぐぐ……私の相手をしてもらいますからね♡」
「でも、今日は」
「関係ありません、ずぞぞぞっ……絶対に、逃がしませんからねっ♡」
ニトクリスが強い意思を表すかのように吸い付く力が強くなる。
寂しさを埋まるまでニトクリスが藤丸を放すことはなかった。
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午後14時頃。
すでに三度も予定をズラしたおかげで完全に予定通りの生活を送ることができなくなった藤丸は立てていた予定を破棄することを決める。
体だけは鍛えようとトレーニングルームに行く予定だけ立てるが、残念ながら――否、喜ばしいことにそれは見通しが甘いと彼は知ることになる。
昼を抜いたため、また購買部で軽いものを手に入れようとした藤丸だが、向かう途中で源頼光に捕まり――
「マスター、何故私の作った昼食を食べてくれなかったのですか? 悲しいですっ。代わりにこちらを喰べてもらいますよ♡」
「頼光が捕まえたのに、そっちが喰べられるんだね」
「……お嫌いでしょうか?」
「いや、大好きです」
「あぁん♡ いきなり大胆っ」
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トレーニングルームで汗を流そうと向かっている最中でスカサハに捕まり――
「見つけたぞ立香。いつも用事があるからと逃げおって。そら、早くこれを飲め」
「それあのドリンクじゃん!? もう毎日飲む必要ないんじゃないかなって思うんだけど――むぐぐっ」
「ふふ、絶倫になるまで成長させてやるさ。何、これもサーヴァントの務めだ」
「……そんなこと言って、実はスカサハが好きだからやってるんじゃないの?」
「一度は男に泣かされてみたいとは思っているからな。それが好んだ男なら猶更だ。それではやるぞ」
「相変わらず直球……俺、これから訓練なんだけど」
「ズラしておけ。嫌いではないだろう?」
「そうだけど…………分かった。なら、手加減しないからね」
「ん♡ やってみせるが良い♡」
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スカサハとの情事が終わり、今度こそトレーニングルームで訓練をしよう向かった時にナイチンゲールに捕まり――
「ナイチンゲールっ。ここ廊下っ」
「じゅるぅ♡ フローとお呼びください。もんだい、ありませんっ……ここは死角になってますから♡ それよりも毎日の診断は欠かせないというのにあなたは、全く……んぐ♡ 今晩はあなたの部屋に行かせて貰いますからね」
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ようやく辿り着いたトレーニングルームの扉の前で部屋から出て来たケツァルコアトルと遭遇し小部屋に連れ込まれ――
「ん、あ、あぁん♡ マスターの寝技きくぅっ。これはもう私1人じゃ相手できないかもしれませんネ♡」
「余裕そうな表情してるくせにっ」
「それなら、ふぁぁああん♡ お、お姉さんをもっと……ひぃひぃ言わせてくださーい♡」
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「あら、随分と甘い匂いがしたと思ったら、あなたたちだったのね」
「カーミラ!?」
「ふふ、私も混ぜて貰うわよ。と言っても、もう殆ど終わった後でしょうけど」
「おほっ♡ ほぁぁあぁ……♡」
「ケツァルコアトルを相手にしてまだまだ元気なんて……これは吸い出すのに時間がかかるわね♡」
途中でカーミラが参戦し、艶やかな表情で舌なめずりをするカーミラを拒むことなどできず、相手をし――
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2人との情事が終わり、部屋から出ようとするとランサーのクラスのアルトリア・ペンドラゴンとアルトリア・ペンドラゴン・オルタが立っており部屋に再び引き戻され――
「お゛お゛っ! お゛お゛お゛お゛っ♡ ずっと、探していたのにぃ、こんなところでっ……他の女性の相手をしているなんて――んほぉお゛お゛お゛っ♡♡」
「責任を取って貰いますよマスター♡ 早く、早く黒い私からそれを抜いて相手してください♡」
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ようやくトレーニングルームに入り、体を鍛えようとした矢先、マルタが超重量バーベルを持ち上げているの目にしてしまい――
「これ、これはぁ……口止めっ口止め料みたいなものだからっ♡ 勘違いしないようにっ」
「こんなのしなくても俺は言わないよ。それに、前に一緒にトレーニングしたじゃんかっ」
「うぉほっほぉおおおお♡ んひぃいいいっ……う、うるしゃいっ、あの画像をばら撒いたあなたを信じられるわけ、んぎぃ、ないでしょっ♡」
「あれは俺も知らなかったんだ……それより、口止めするためなら誰にでもこんなことするの?」
「あ♡ くっひぃ、ば、ばかぁ……さ、察しなさいよぉ♡」
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トレーニングを始めるために愛液と精液で汚れた体を綺麗にするために近くのシャワー室を2人で使おうとしたら先客であるジャンヌ・ダルクと遭遇し――
「んく、ちゅぱっ……ん♡ ずるいですよマルタ様♡ リツカとしてるのなら呼んでくださいよっ」
「あなた、毎晩相手してもらってるんぐぐっでしょぉ♡ いひぃっあ、あぁぁ、はげし――イク、イっちゃう♡」
「違いますっよぉ! あぁ――リツカの指、きもちいぃっ♡ 2、3日の間隔が開くときありますっ」
「わたし――はぁ、これで3回目よぉっ」
「ごめんね。相手できなくて。これからはもっと時間作るよ」
「じゃ、じゃあ今晩、今晩……いぎぎ、イクからねぇ♡」
体を綺麗にするはずが逆に汚れることになるものの、3人が気にすることはない。
それから藤丸は2人の相手を夜になるまでし続け、予定していた訓練をできずに夜を迎える。
その後の夜は語るまでもない。
1人で生活するには十分すぎるほどの大きさがあるマイルーム。
相手をするサーヴァントの数が増えたため、大きさが新調されたベッドの上で日中に相手をしたサーヴァントたちが代わる代わる藤丸と交わっていく。
時にはベッドに手を付かせ後ろから犯したり、狭いシャワー室の中で互いに密着して犯したり、失神しても犯してと言う願いに答えるために相手の意識が無かろうが腰を強く叩きつけたり、と。
甘い悲鳴と懇願、そして肉同士のぶつかる音だけが部屋に響き、夜を徹して続けられ、日が高く昇る時間帯になっても雄と雌たちの交り合いは続けられた。