「れろ、ふっ……あむ……はぁっ」
舌を舌を絡ませ、互いの体を弄る。
既にシャワールームで前座をしていたおかげですっかりと体の準備は終えている。しかし、2人は唇を離そうとはしなかった。
まるで離した方が負けと言うように激しくなっていく――が、体力勝負において藤丸がサーヴァントに勝てる道理などない。直ぐに勝敗は決した。
「――ぷはっ」
「ふふっ私の勝ちだな」
「別に勝ち負け何て決めてないじゃん」
妖艶な笑みを浮かべ、挑発するスカサハに藤丸は少し唇を尖らせる。
「そうか? ならば今度はしっかりと勝負するか。どちらが先に相手をイかせるか」
「手加減してよ」
「無論だとも。お主が癒されなければこの特異点を作った意味がない。じっくりやるさ」
体位を入れ替え、互いの性器に顔を近づける。
むっちりとした太ももや大きな尻、そしてスカサハの性器を藤丸はまじまじと見つめた。
「これ、そんなに見るな」
「ご、ごめん。でも、舐めるのは初めてだから」
「何? ジャンヌとはしなかったのか。意外だな。なら、教えてやろう。いきなり舌を入れるな。まずは膣口の周囲を舌の面を使ってゆっくりと、唇も使いながら愛撫していけ」
目の前にある安産型とも言って良い尻を手で掴む。もっちりとした感覚が手に伝わり、それだけで藤丸の肉棒は硬くなる。
それを見てスカサハが肉棒に舌を這わせる。
「お、硬くなったな。どれ――」
「うぉっ」
腰にぞわりとした感覚が襲い掛かり、思わず藤丸の腰が持ち上がる。その反応が嬉しかったのか、スカサハは更に舌で肉棒を扱いていく。
「れむ、どうした? あむ……お主も、ん……やらねば、一生イかせることなどできんぞ?」
「う――ぐぅ」
襲い掛かる感覚に負けじと藤丸もスカサハの性器に舌を這わす。
スカサハの言葉通り、ゆっくりと膣口の周囲から攻めていく。
最初に何をすれば良いか分からなかったものの、途中からはいつもやってきたことと同じ。相手の反応を見て攻める場所を変えるだけだと気づくと上達は速かった。
「ん——じゅず……ん♡ はむっん♡ あぁっ♡」
ピクリ、ピクリと反応を示す場所を見つけては焦らすように攻めていくことでスカサハの声にも僅かに嬌声が混じり始める。
「じゅず……先程まで拙かったのに、んっ♡ 調子に乗りおって」
スカサハも負けじと目の前の肉棒を口を使って扱いていく。
「じゅず♡ れろ♡ ん、じゅる♡ じゅぞぞぞぞっ♡」
「スカサハ、強すぎっ」
「知るか。お主がじゅず……調子にれろぉ……乗るからだっ」
涎が潤滑油となり、スカサハの口淫はどんどん激しくなる。加えて、挑発とばかりにスカサハの巨尻が左右に揺れる。
その挑発を受けて藤丸も前座を止めて膣口を責める。
藤丸がスカサハの尻を掴み、膣口へと吸い付く。
「んぐ――このっじゅるるるるっ」
「んきゅっ!? こ、こら――お主は何をっ、あひぃっ♡ は、話を聞かぬかっ」
スカサハの言葉を無視して藤丸は膣口にむしゃぶりつく。
そして、ぷっくりと大きくなったクリトリスに気が付くと指で優しくそれを刺激した。
「んんんっ♡ うぐぅっ♡ こ、こりゃっ……っ♡ 調子ににょるなっ、むぐっ♡」
「ごめんっでも、スカサハのが大きくなってたから」
「言葉に、せずともっよい。じゅるっ……もう、許さぬぞっんんっ♡」
更に吸い付きが激しくなり、快楽が藤丸を襲う。
「うぐっもう、無理――」
「っ――ふふっイけ♡、イってしまえ、じゅるるるるっ♡」
「――――っ」
最後のバキュームで藤丸の限界を迎える。
スカサハの口の中に精を解き放ち、スカサハも喉で精液を受け止めた。
「んっ♡ じゅる、うぐっずりゅっ♡ ずぞぞぞぞぞっ♡」
「ちょっスカサハ、イったばっかりなのにっ」
射精が終わってもまだまだ足りないとばかりにスカサハは口淫を再開する。
「ふぐっ、ん♡ じゅるぅ♡ 何を言っている。じゅぞ♡ こんなにまだ硬いではないか。はむっ」
「うぉっ!!」
「ちゅるぅ♡ じゅるるっ♡ ずぞぞぞっ♡ どうした。じゅず♡ 早くお主も私をイかせてみせろ」
腰から絶えず襲ってくるぞわぞわとした感覚に藤丸はスカサハの膣口を責める余裕がなくなる。
一度敏感になった肉棒が再び精を放つのに時間はかからなかった。
「ぐぅっ」
「んぅ、ごくごくごくごくっ……じゅるるっ♡ ん~~~~♡ じゅぞぞぞぞぞぞぞっ♡ じゅるるる♡ ん♡ 出し過ぎだ♡ ごくごくっ、ずじゅぞぞぞぞぞぞぞっ♡ ぽんっ♡」
尿道に残った精液も残さずに吸い出し、スカサハは精液を飲み干す。
二度目の射精であるのに、射精の量は全く衰えていない。加えて、肉棒は衰える処か更に硬くなり、大きさを増していた。
二度目までなら続けてできるが、それ以降は少しの休憩を挟まなければ続けてやることなどできなかった。
なのに、今回は衰える予兆すらない。
これまでとの違いに疑問を感じた藤丸だったが、その直後、スカサハが艶めかしい仕草で髪をかき上げて問いかけた。
「ふふっ気付いたか?」
「もしかして、何かした?」
「さぁ、どうだろうな。何かお主に飲ませたかな?」
「…………まさか、昼過ぎに飲ませたアレって」
「そうだ。パラケルススが作った精力剤だ。他のものよりも効果は強いぞ」
「何してんのパラケルスス!?」
思わぬ人物の名前が出て来たことで藤丸が目を見開く。
悪巧み四天王であり、トラブルメーカの1人であるパラケルススが作り出したものに少しばかり不安を覚える。
「それ、大丈夫なの?」
「安心しろ。調べたが本当に精力剤だ。それにこいつが大きくなるのも手伝ってくれるぞ」
「そんなの頼んでないのに」
熱くなった肉棒にひやりとしたスカサハの手が当てられる。
藤丸の脳内に――良かれと思ってと宣うトラブルメーカの顔が浮かび上がった。
「まぁ、気にするな。彼奴のおかげでこうして続けられるのだからな。それに身長も伸びるらしいぞ」
その言葉に藤丸はちょっとばかり嬉しそうな反応を示す。
高ければ良い。という訳ではないが、それでももうちょっとだけ身長が欲しいと思っているのも事実なのだ。
「それは――うぉっ」
「こら、意識を逸らすな。今は私を見ておけ」
思考を余所に飛ばしていた藤丸だが、肉棒を刺激されて意識を戻す。
若干声が寂しそうに聞こえた藤丸は、起き上がってスカサハの頬を撫でた。
「ごめん。もうスカサハから意識を背けないよ」
「――ふ、それで良い」
僅かに笑ったスカサハが肉棒の上で股を開く。
開いた股からは白く濁った愛液が漏れていた。
「はぁああああああああぁ……♡」
「ぐぉっ――搾り取られるっ」
膣口から一気に奥まで肉棒が入り込む。
スカサハは甘い声を上げ、藤丸は締め付ける肉壁の強さに背筋を震わせた。
「(この熱さに硬さ。サイズが大きくなったら……あぁ、その時は本当に生娘のように泣き叫ぶかもしれんな)」
中にある肉棒をゆっくりと腰を回して感じつつ、その時が来るのを予想し、期待と僅かな恐怖を胸にしまう。
「あっ……はぁ……んっ♡」
「スカサハ、動かして良い?」
「ふふっ堪え性がない奴め。良いぞ♡」
スカサハの許しを得て、藤丸はスカサハのむっちりとした巨尻を掴み、指を食い込ませて激しく上下させる。
「おっおおぉ♡ い、いきなり激しいぞ馬鹿者♡ 最初はゆっくりと、おっほぉ♡ やらんかぁ♡」
「む、りだよ。スカサハの中トロトロだしっ。表情可愛すぎる」
「かわっ――急に、なにをいって、あん♡」
子宮口に亀頭をぶつけては膣口まで戻り、再び子宮口へ。
ズンズンと遠慮なく亀頭を子宮にぶつけると同時に素直な言葉をぶつけてくる藤丸にスカサハは顔を赤らめた。
普段は見ないスカサハの表情に、肉棒は更に硬くなる。
「あっ、はぁあ♡ あん♡ また、硬くなったな♡ だが、もう限界だろう? 無理せずイってしまえ」
「だい、じょうぶ――」
「そう、か? あ♡ 無理をするな。ほれ、ほれ♡」
抽送の最中に一層膣が締め付けられる。
更にスカサハは腰を使って藤丸の肉棒を扱きにかかり、たちまち藤丸は限界を迎えた。
「――――っ」
「おぉおおおおっ♡ あっついぃ♡ くふぅうう♡」
尻に痕が付くほど指を食い込ませ、藤丸はスカサハの子宮に精液を解き放つ。
三度目の射精は一度目や二度目よりも長く、量も多かった。全てが子宮の中に入りきらず、膣から零れ落ち、ベッドを汚す。
「はぁっ、あぁあん♡ ん……はぅ♡」
「はぁっはぁっはぁっ」
激しい運動をしたおかげで藤丸は息絶え絶えの様子だ。対してスカサハは絶頂の余韻に浸り、未だに硬い肉棒を僅かに扱いて楽む余裕があった。
肉棒は元気でも当の肉体が疲れを感じ、藤丸はベッドへと倒れる。スカサハも藤丸の上へと倒れ込み、大きな胸を藤丸に押し付ける。
「今後は、体力も付けなければな」
「う、ん……頑張るよ」
「下半身は全く物足りぬようだがな」
「うぉっ、スカサハ、今はっ」
「ふふ、可愛い反応をしてくれる」
肉棒を刺激された藤丸の反応を見てスカサハは笑みを浮かべる。
暫くして息を整えた藤丸を見てスカサハは上半身を持ち上げる。
「では、やるか」
「ちょ、回復早すぎっ。もう少し休ませてって」
「何を言うか。寝るには早い。それに体力を付けねばならんのだぞ。これから1ヵ月は食事以外休みはなしだ」
「え? ちょっとどういうこと!?」
「何だ。意味が分からなかったのか。言葉のままだ。これから1ヵ月はここでセックス修行を」
「いや、そういう意味じゃなくてっ。何でこの特異点が1ヵ月も続くの!?」
「ん? あぁ、そういえば言っていなかったな」
キョトンとした表情から、一転して微小特異点のことを説明しきっていなかったのを思い出し、スカサハは口を開く。
「安心しろ。1ヵ月というのはこの微小特異点内での時間だ。本当に1ヵ月経つ訳ではない。現実の時間は精々2日程度だ。それを過ぎれば自然消滅する。人理に影響は与えんよ」
「……経つ時間が違うって、そんなのあり?」
まるでドラゴ〇ボールの精神と時の部屋のようなものだと説明されて、最終的に特異点では何でも起こると結論付けることで藤丸の思考は落ち着く。
「あれ?」
――が、肝心なことを思い出す。
「スカサハ、1ヵ月もやり続けるの? え、本当に?」
「何だ。私が嘘を言うとでも?」
特異点の情報が飛び込んだことで聞き流してしまったことを思い出し、スカサハに問いかける藤丸。
間違っていて欲しいと思って問いかけるが、残念ながらそれは間違いでも嘘でもなかった。
膣の締め付けが再び強くなると同時にスカサハは舌を絡める。
「――んちゅっ♡ お主を強くしなければ私に回る時間が少なくなるのだ。だから、成長してくれよ?」
「うぉお……マジですか」
生きて帰れるかな。などと藤丸は思いながら凭れ掛かってきたスカサハを受け止める。
すぐに甘い声とベッドの軋む音が部屋に響き始める。
それから1ヵ月もの間、2人は肌を重ねていない時間はなかった。