※この作品はR-18です。

P活ごっこ♥匂いフェチ多めコース   作:ふりーじ屋/家庭内禁書

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幽谷霧子編

 

 プロデューサーさん。見て下さい……これが、わたしの砂時計、です。

 白くて、キラキラして、軽くて、サラサラして……粉雪みたいな色を、選びました……。

 

 えぇ……最近、プロデューサーさんの机に、砂時計が2つも。気になっていたんです。

 プロデューサーさんは貰い物、としか教えて下さいませんでしたが……あとは、冬優子さんと凛世さんから聞き出しました。

 あのお2人のことは、悪く思わないで下さいね。1人ならともかく、2人で秘密を守り切るのは、なかなか……。

 

 このあいだ、漢文の授業でこんな言葉を習ったんです。

 三人市虎をなす、って。どれだけ信じがたい話でも、続けて3人から聞かされれば、信じられてしまう……という意味、と聞きました。

 さてわたしは、3人目でしょうか、それとも……?

 

 

 

 いずれにせよ、わたしはこの砂時計を引っ繰り返します。

 落ち切るまで、プロデューサーさんはわたしと……ふふっ、約束して、下さいますね。

 では、腕を失礼して……ふふ、硬くなってる、わたしよりも? プロデューサーさん、緊張していますか。筋肉がこわばっていると、こういう触り心地はぎこちなくって……でも、プロデューサーさんが緊張されているのは、悪くない気分です。わたしとプロデューサーさんがそばにいると、たいていわたしのほうばっかりが緊張して……。

 

 いけませんね、愚痴は。

 プロデューサーさんを『ぴぃかつ』で癒やして、それでお小遣いをいただくんでした……では、わたしがそばにいてもリラックスできるように。

 力、抜いて下さい。ゆっくりで……そう、その調子……。

 耳も貸して下さい。それでは……ふかぁく息を吸って……すぅー、はぁー……だいじょうぶですよ、ここにはわたしとあなたしかいません……すぅー、はぁー……プロデューサーさんの匂いとか、息遣いとか、とっても良い心地がします。いつまでもこうしていたいぐらい……プロデューサーさん、わたしのは、いかがでしょう……すぅー、はぁー……あぁ……っ!

 ……んふっ、ぁは……そう、言って下さると、うれしいですね……♥ プロデューサーさんのおかげでアイドルを続けていて、わたしもだいぶ褒められ慣れてきましたが……匂いや抱き心地を褒められる、なんて。プロデューサーさんでもない限り……。

 

 んっ、うっ、あ、あっ……! あぁっ、はぁぁぁぁ……!

 も、もっと言って下さい……どきどき、します……いつまでもこうしていたいけど、いつまでもこうしていたらおかしくなりそう……♥ なるほど、砂時計ってそういう……? 自分では止められないのを……。

 きゃんっ……!? あ、ふ、ふぁ……ま、またぁ……っ!

 プロデューサーさんに、そう言ってもらうの、すき……っ♥ もっと、言って、下さい……っ♥

 

 

 

 ……あの、プロデューサーさん、ちょっと疑問に思ったんですけれど。

 これでプロデューサーさん“が”お金をあげてたんですか……? プロデューサーさん“に”お金をあげてたんじゃなくて……。

 あの、『聞き出す』時に冬優子さんと凛世さんが途中から、プロデューサーさんに何をしてあげたとか何をさせてあげたとか、張り合うようになって、こんな感じのことをいろいろ……。

 

 ですよねぇ。

 やっぱりあることないこと口走ってたんだ……。

 ということは、もしかして実際には、わたしが先を越してしまった……? ふふっ、うれしすぎて、いけないことです……っ♥

 

 でも、まだ、もっと。

 時間だってありますもんっ……!

 

 んぷ、へう、んぷ、ちゅう……ふはっ、あ、あぅ……♥

 せっかく息を整えたのに、どきどきしちゃう……っ♥ プロデューサーさんとこうするなんて、わたし、想像したこともなかったのに、どうしてこんなになっちゃうんでしょう……?

 優しくて、頼もしくて、いつもわたしを力づけてくれる、だいすきなプロデューサーさんが……いつもらしくなく動揺して、目が泳いで、呼吸が荒くなって、顔が赤くって……匂いも……しかも、わたしのせいで……なのに、もっと、その先を。

 わたしも、らしくありませんか……? こんなところ、L'Anticaのみんなに見られちゃったら……あぁ、だめですこれは、どきどきシすぎちゃう。リラックスできません。プロデューサーさんを癒やしてあげられません。

 わたしがサービスしてあげる側ですからね。いけない、本分を忘れちゃ……。

 

 れろろっ、んぷっ、ちゅ……ぷろ、でゅ……んんっ……♥

 キス、きしゅっ、ほんとに、すごい……! プロデューサーさんのことしか、考えられなくなっちゃう……♥

 んっ、く、だ、だめぇ……これは、わたしがシてあげるんですー……プロデューサーさんに頼まれちゃって、しょうがないから……。

 んむっ、ちゅっ、れろっ、ちゅる……んゃ、あ、だえ、ぴり、ぴりって……♥

 

 それにしても……プロデューサーさん、たいへんですよね……。

 わたしたち担当のプロデューサーでお仕事とっても忙しいから、女の人と親しくなってこうなる暇がないんですよね。だから、お金を払ってまで……んぶ、じゅる、ぷぁ……っ♥

 なんでそんな顔をするんですか……? 本当のことじゃありませんか。プロデューサーさんだって悪い気はしていないでしょう。冬優子さんも凛世さんもそこに漬け込んで、プロデューサーさんを為すがままに……。

 ほら、ぎゅって……シてみて下さい。本当は恋人どうしじゃなきゃできない、ハグとか、キスとか。わたしとプロデューサーさんは恋人どうしじゃないけど、でもお金で約束はしてますからほかに仕方ありません……問題も、ありません。

 

 じゅる、るじゅ、ぼっ、んく……はぁう、んあぁ、ふあぁ……っ♥

 こうして……お互い、なんでも許しあってしまうほど近い距離って、ずーっとそうしてると……どうにかなっちゃいそう、です。もし……もしですよ? プロデューサーさんが“どうにか”なっちゃっても、わたしは……受け入れてあげます。砂時計のあいだは。だから、落ち切らないうちに……ほら、もうあんなに落ちてしまってるじゃないですか。

 早くしないと……もっと、プロデューサーさんのシたいように……。

 

 ……プロデューサーさんの、膝の上に? ふふ、ちっちゃい子に戻ったみたいな気分です。わたし、もうそんなにちっちゃくないですけどね。プロデューサーさんの足がしびれちゃっても知りませんよ。

 

 え、向かい合って、じゃない?

 えー……それだと、プロデューサーさんの顔が見えにくいし、それに……。

 あー、冬優子さんと凛世さんは、して下さらなかった。なるほど……いや、プロデューサーさんが言わなくったって、顔を見ればわかりますよ。顔に書いてある、とはこのことですね。

 それなら、してあげましょう……♥

 

 ん、ふっ、あっ……♥

 首、肩、後ろ……そわそわ、します……髪、も……っ!? う、ぅー……。

 ふだん、誰にも見せないし、髪で隠れてるし……触られる前から、もぅ……なんて……♥ わたしがそんな反応したら、もっと触りたくなっちゃうんですよね……。

 えひゅっ!? ぁ、あたま、なで……ぇ……♥

 頭、撫でて、なんて……子供、扱い、されちゃってます……だめ、なんですからね、本当は……女の子に、こんな扱いしちゃ……っ♥

 あ、ぅ……!? そんな、こと……あぁ、ああぁっ……♥

 そんなこと、言っても……ごまかされませんからっ。顔を見られてないからって、いつもより声も言葉も浮かれてますよ。

 頭も……また、撫でて……っ♥ ふふ、プロデューサーさん、撫でたがった割には、そんなに慣れてませんよね、人の頭を撫でるの。

 わたしは、たぶんプロデューサーさんより慣れてますよ。病院でちっちゃい子を相手にしてて、ときどきねだられるんです。きりこおねぇちゃん、撫でてー……って。

 ひふっ、きゅ、ぅ……っ! プロデューサーさんの、手、ぇ……♥

 ……さ、さすがにこんな抱きしめて、そんなことささやきながら撫でるなんてしませんっ。プロデューサーさんじゃあるまいし……うぅ、くすぐったくてたまらないです。手足ばたばたして逃げ出しちゃいそう。でも、がまん、がまん……プロデューサーさんが満足するまで……。

 

 ……なんで止めてるんですか。小休止ですか……?

 だめです、止めちゃ。

 砂時計って途中で止めるものじゃありません。横倒しにして無理やり止めるのは、いけないんですよ。

 

 あ、ぅ、あぁああぁっ……♥

 そ、そう、です……遠慮なんてしないで……プロデューサーさんの、あなたのシたいこと、されたいこと、もっと……っ♥

 あ……ふぁ、あ、んんっ……!

 ほ、本当にわたし、されるがまま……プロデューサーさんに何をささやかれても、それを遮りさえできない……っ♥

 みんな面と向かっては言いませんけど、プロデューサーさんの言葉って、ちょっと、特別な感じがします。もう出会ったときから……わたしはオーディションで283プロに入りましたけど、冬優子さんと、凛世さんと……街中でプロデューサーさんが声かけて、でしょう。

 あ、んっ……♥ す、すごいんですよ、プロデューサーさんの、こぇ、ことば、ぁ、おんなのこを、かぇちゃう……だから、だから……んんっ、あっ、あぁ、わたし、おかしく、なりそう、です、ぅ……♥

 

 ……で、プロデューサーさんも、おかしくなっちゃいそうなんですか……?

 だって、その、おっきぃ、の……あたってます、さっきから……♥ わたし、プロデューサーさんに頭から太腿まですっかり預けちゃってるんですから、ね。わかりますよ……。

 わたしを子供扱いして頭撫で撫でしてた割に、大人の女の人から誘惑されたみたいに興奮してるんですね。

 

 ……えっち♥

 なんでもしてあげるからって、そんなに期待……っ♥

 なんでも、ですよ。わたしにできることは。撫でたり撫でられたり、匂いを嗅いだり嗅がれたり、キスをしたりされたり、歯の浮くようなセリフを言ったり言われたり、それから……。

 

 ふぁ、あ……ちゅく、ちゅ……ん、ん……っ♥

 ん、くっ……ちょっと、苦しいです、けど……この姿勢でも、舌、伸ばしたら……こんなに、キス、できるんですね……?

 それで、このまま……わたし、されるがままに、プロデューサーさんに……しょうがなく、なっちゃいますっ♥ して、早く……待てない、です……わたしの、時間が、終わっちゃう、前に……っ!

 おねがい、です、ぷろ、でゅ……っ……っっうぅー……ぅ……!

 

 

 

 ……砂、落ち切っちゃってますね。

 もう1回わたしのこの砂時計、引っ繰り返して、延長してみます? そうしたら、わたしはもっとおかしくなっちゃいそうですけど……。

 でも、プロデューサーさんの手でそうされたら、しかたないです……もし、何度もそうされたら……プロデューサーさんのお小遣いがなくなる前に、きっと、わたしは……。

 いけない、いけないですね、本当に……。

 

 

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