※この作品はR-18です。

友達と親友は違い、道具は使われ使うがいずれ変わる   作:古明地こいしさん

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哲学的タイトル


俺は坂柳有栖が嫌いだ。だからこそ好きなんだ

「ん...」

 

身体が重い、昨日精神的に疲れたからだろうか

頭の回転は早かった。直ぐに起きて坂柳を出迎える準備をしないと

 

「寝顔、待ち受けにしますね」

 

一瞬トンカチでガツーンと殴られた感じがしたが俺が起きれないことを考慮して昨日合い鍵を渡したんだっけ

これに関しては体調管理出来てなかった俺が悪い

 

「消せ」

 

「嫌です。あ、でも方法が無くもないですよ?」

 

こっちはこっちで嫌な予感しかしない。とりあえず聞いてみる

 

「その方法は」

 

「有栖と、名前で呼んでください」

 

「1年全員に誤解されるから無理。もう待ち受けでもなんでもいいから誰にも見せないでくれよ」

 

俺は坂柳有栖が嫌いだ。完璧...いや、身体的問題があるから完璧かと言われれば頷き難いが知識で勝るものはいないだろう。しかし、それを言ったら綾小路だってそうだ

実力を隠してるのは確かだ

けど俺はそれを気にしない。人の生き方なんてその人の自由なんだから

堀北は全力でやらなきゃって、なってるけど今は置いとこう

俺の真骨頂、育成物

弱いものを育成していく要はゲームだ。RPGとかでよくある経験値貯めて育てるやつ

それの人間版

しかし坂柳にはそれがない

既に育成しきっているものをどうしろと?ああ、育成しきっているわけではない。あとは気づかせるだけなんだ

それさえすれば坂柳有栖に関してはどうでもいい

けど、坂柳が、この真骨頂を聞いてなお俺に好意があるなら話は別だ

もしかしたら坂柳の為に動くようになるかもしれない

堀北は...まだまだ育成段階の途中だ。俺だけしか頼ってないようではまだだ。

他も頼らなければ

 

「少し抱きついてもよろしいですか?」

 

「嫌って言ってもくっつくんだろ?好きにしろ」

 

のんびりしてると坂柳が呟いた

 

「もし、もしですよ?もしも私とあなたが幼なじみならこの学校に入学するために着いてきてくれましたか?」

 

「そもそも幼なじみであっても知り合い止まりの反応しかしなかったろうな」

 

今の言葉に坂柳は少し堪えたようでそうですかと、さらには

 

「私では釣り合いませんか」

 

「完璧な坂柳が嫌いなだけだ。これは嫉妬とかじゃなく、性分でな」

 

「それだと綾小路くんも当てはまるのでは?」

 

「アイツは何かを求めてるからな。だったら手を貸すのが男友達ってやつだ。男女の差だな」

 

そうですかと言いながら離れてく坂柳。でも女の子に恥をかかせるのは男として最低だ。いやもう二股みたいになってるから最低だけど

 

「坂柳、出かけるんだろ?朝食食べ終わったら一緒に行くか。それと堀北鈴音より伝言だ『あなたが戦いを申し込むなら私は私の全力を持って受けて立つ』とのこと。一語一句違わずに伝えたからこれをどう受け止めるかは自由だ」

 

「...一つ確認をしてもよろしいですか?」

 

「堀北にじゃなくて俺にか?まぁ答えられる内容なら」

 

「この勝負に勝てたら...私のことを見てくれますか?」

 

「坂柳ってホントに天才なのか?」

 

恋は盲目とは言うが本当だとは思わなんだ

 

「坂柳、俺が坂柳のこと嫌いって言ってる時点でもうお前は注目されてるんだよ」

 

「あっ...」

 

「勝てたら見てもらうじゃなくて、私と一緒に並んで歩いてくれますか?とかが一番賢い質問だろ?焦りすぎだ」

 

「あの...はい。そうですね、焦りすぎました。そして分かりました私に無くて堀北さんにあるもの...友達なんでしょうね...」

 

「あっ、堀北ぼっちで友達いないぞ」

 

俺と坂柳の間に沈黙が生まれた。なんか悪いことしたな...嘘でもそうだなと相槌うっときゃよかったか?

 

「私に無くて堀北さんにあるもの...」

 

なんかなかったことにしてるよこの子。いいけどさ、重たい空気だったし

 

「対等性を作る気でしょうね。私はどうしても上からものを言う」

 

それは堀北も変わらないがもう何も言うまい、言えば確実にめんどくさくなる

 

「有栖、今日一日、外じゃなくてお家デートに変更しないか?」

 

「え?いいですがなぜ」

 

「家なら抱っこしても変な噂たたないだろ?」

 

子供を膝に乗せてる感じで非常に楽だ

 

「では不可抗力で胸に飛びついても問題ないと?」

 

「苦しいから却下...有栖」

 

「何でしょうか、それと先程から名前呼びに」

 

「俺が欲しかったら死ぬほどもがけ、有栖でも頑張らないと手に入らないものがあるって俺が証明してやる」

 

これが俺の真骨頂をフルに使ったもの

 

「ああ、あとこれ堀北の連絡先。話し合いはそっちでしてくれ。仲良くなるも敵対するも自由だ」

 

そしてベッドの上で2人して昼寝してしまった。玄関の鍵が開いていたため綾小路にバレて俺は友人に弱みを握られてしまった(泣)

 




こんなの有栖ちゃんじゃない!
でも有栖ちゃんのこの反応は好きです(下衆)

坂柳有栖VS堀北鈴音が見たいか(有栖が不利な事もひっくるめてハンデありきで)

  • 見たい
  • 有栖の出来レースだけど見てみたい
  • 堀北の逆転勝利
  • 必要ない
  • 見たくない
  • おっとここで佐倉さんが取ってった
  • 引き分け
  • 有栖ちゃんの泣き顔見たいから負けて♡
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