調教済み対魔忍をまとめて受け持つ特務中隊 作:ヘビとマングース
立川佐吉:訪問
俺の名前は
俺は転生者だ。
どういう理屈か知らないが気付けばこの世界に居て、成長する内にここが前に居た世界とは違うことを理解している。
それ自体は今となっては珍しくもない、よくある話だろう。
俺が元々生きてた世界じゃ頻繁に目にした話だ。
まさか自分がその立場になるなんて思わなかったが、いざ体験してみると案外楽しいものだ。
なんとなくだが知っている。
ここが“対魔忍アサギ”の世界だということを。
詳しくは知らないとはいえ、俺が元居た世界で対魔忍は結構有名な存在で、感度3000倍とかわけわからん単語が出てくるエロゲーなのだという。
自分で触ったことはないものの、ぴっちりボディスーツの女性たちは見たことがある。
そんな世界に生きるなんてどうなるんだ、なんて知った当初は焦ったものだ。
現在十代も半ば、高校生。特に何が起こるでもなく俺は普通に生きている。ただし、対魔忍の家系に生まれてしまったがばっかりに、対魔忍になる努力をしながら。
なんと対魔忍を育成する学校が存在するのだ。
修行のためにぴっちりボディスーツも着用経験済み。まさか男もその格好をするとは。
で、だ。
本題はここから。
ほどほどに努力して、ここがエロゲーの世界とかすっかり忘れて生きていた俺は、少年漫画のテンションで修行に打ち込み、周りに認めてもらえるくらいには強くなっていたらしい。
その実力を認められてってことなんだろう。
俺は校長の呼び出しを受け、校長室の前まで来ていた。
原作を知らないばっかりに、これが原作通りの流れなのか、はたまた俺の努力が実を結んだことによって流れが変わっているのか、本来の主人公の座を奪っているのか、それもわからない。
知らないだけに原作を守るとかの対処もできないし、流れに従うしかない部分がある。
ともかく、学園の責任者から直々に呼ばれた以上は従わないわけにはいかないだろう。
抜け忍になって生きていくのは苦しいと聞く。
原作を知らないとはいえ、この世界で生きてれば普通にこの世界の知識は身についた。
そうすると、特に対魔忍は結構生き辛そうだな、なんてことはわかっている。
扉をノックする。
とりあえずなんでもやってみろだ。これまでもそうして生きてきた。試しにやってみよう。
「あぁっ、んっ……ど、どうぞ……」
早速嫌な予感がする。
そういえばエロゲーだったな、なんて思い出すのはこういう瞬間だ。
黙っていても仕方ない。意を決して扉を開ける。
「立川です。入ります」
開けた瞬間、広い校長室の奥で、校長は椅子に座っていた。
服をたくし上げて下半身は何も着ていない。股をおっぴろげて指で股間を弄ってる。
そうか、こういう世界か。
対魔忍アサギ。
タイトルにもなってる、最強の対魔忍こと主人公であろう、井河アサギ。
その人が対魔忍たちの総隊長であり、俺が通う五車学園の校長だった。
きれいな女性で有能かつ人格者であり、対魔忍としての実力は現役ながら伝説。数々の偉業は世間の人々には秘匿されているため知られていないが、俺たちが属する裏の世界じゃ知らない者は居ないほど有名。
五車学園に入学する生徒の多くが校長である彼女に憧れている。もしそうじゃない場合は対抗心を抱いて、彼女を超えて自分が最強になるという野望を抱いていたりする。
つまりめちゃくちゃ影響力がある人ってことだ。
その人が、ほぼ初対面である俺の前で、下半身丸出しでオナニーしていた。
俺が来ることは知っていたはず。しかもばっちり見られた後、慌ててやめるどころか指の動きが加速している気がする。
そうか、これが主人公……とんでもないドスケベ女じゃないか。
「んっ、んはぁっ、あぁっ……! ご、ごめんなさい……あなたが来る前に、んんっ、終わらせようと思ってたのに……」
一応謝罪はしてもらったがやっぱり手を止めるつもりがないらしい。
左手でクリトリスを撫で回すみたいに触って、右手の指が膣の中に遠慮なくずぼずぼ出し入れされていた。
いや、俺は童貞だし、前世でも童貞のまま死んでるから、実物を見るのは初めてだけど、それくらいは流石にわかる。
それはともかく、もうすでにヤバそうな雰囲気を感じている。
対魔忍の世界がヤバいっていうのは感度3000倍然り、詳しくないながらなんとなく察していたとはいえ、校長であり最強の人がこうだとするとずいぶんな内容だ。
「えーっと……それやめられますか?」
「あぅんっ、もう少し……もう少し、だからぁ」
甘ったるい声で言いながら手は止められない。
おまんこから溢れた愛液で革張りの椅子はびちゃびちゃ。入口に立つ俺の位置から、大きな机がすぐ傍にあってもその様子はわかる。
初めから俺に見せつけるつもりだったんじゃないか? そんな風に思った。
「ああぅんっ、イクっ、イクイクイッちゃうっ! もうダメっ、我慢できない! 生徒に見られながらオナニー絶頂くるぅうううっ⁉」
わざわざ実況解説みたいなことをしながら、アサギ校長はイッたようだ。
首を反らして、足先を机に置いて脚をピンと伸ばし、おまんこからぷしゃああと潮を噴く。冗談みたいな勢いで校長室にまき散らされた。
距離があったから俺には届かなかったものの、その光景はちょっと目に焼き付いて離れない。
遠目に見たことはあっても初対面がこれ……この世界の業の深さを知った気がする。
「はぁっ、はぁっ……んっ、はぁ」
アサギ校長は派手にイッた後、ぐったりしていた。
まあ、イッたら無になるのは俺も理解できる。オナニーしか経験がないし、女性のそれが男と同じかは知らないが、見てる限りはそういうことだろう。
なんとなく、気まずい。
本人は見られても問題ないかもしれないが、こっちの気持ちとか考えないんだろうか。
どうすればいいかわからなくて突っ立っていると、アサギ校長の目が動いて、俺の姿を改めて認めたようだ。そうだ、呼び出したのはあなただぞ。
なんて思っていると、アサギ校長の指は再び自分のおまんこに伸びる。
まさか、またオナニーする気か⁉ もう一回イッたのに⁉
「ん……ごめんなさい。体質のせいで、定期的に性欲を発散しないといけないの。こうでもしないと辛くなるばかりで……」
言いながらアサギ校長の指がおまんこを開いてくぱぁした。
いや、それはつまり、そういうことじゃん……。
「もう平気だから、気にしないで」
言ってることとやってることが違う。
開かれたおまんこは丸見えで、膣の入り口がひくひくしてる。
そりゃ、俺だって年頃の健全男子。対魔忍とか今までの努力とか関係ない。
頭の中が真っ白になって、気付けば自分でズボンを脱ぎながら、校長の下へ走っていた。