調教済み対魔忍をまとめて受け持つ特務中隊 作:ヘビとマングース
アサギ先生と性的に一戦交えた後、部屋を出た瞬間に誰かに捕まった。
胸倉を掴まれ、混乱してる間に体を持ち上げられて強引に運ばれてしまう。
何が起きたのか全く理解できなかったのだが、見覚えのない部屋の中に連れ込まれた直後にようやく相手が誰なのかわかった。
「む、紫先生……」
「貴様ァ、アサギ様とまぐわったな⁉」
五車学園の教師であり対魔忍、
今までほとんど関わりはなかったが存在はもちろん知っている。
実を言えば一番嫌な予感がしていた人物でもある。
紫先生は男勝りで武人然とした強い女性なのだが、欠点というか特徴というか、彼女を語る上で外せないのがアサギ先生。
簡単に言えばアサギ先生にガチ恋なのである。
普段は冷静沈着でかっこいい人だけど、アサギ先生が関わると完全に人が変わってしまう。ただのファンのようにも、性的に見ているようにも思えるのだ。
そんな紫先生のことは、実を言えば以前から警戒していた。
毎日アサギ先生とセックスしていたのだからこういう状況だって想定していて、会議室でその姿を見た時に覚悟を決めていた。
そりゃこの人に絡まれないわけがない。
「こっ、この唇で、アサギ様と口付けを交わしたのか……!」
「お、落ち着いてください……! 話せばわかると思いますので……」
「質問に答えろ! この口で、唇で、舌で、アサギ様と濃厚べろちゅーしたんだな!」
「は、はい――んむっ⁉」
「んっ、ふっ」
胸倉を掴まれて、鼻先が触れそうなほど近くで凄まれていたかと思ったら、突然唇にキスをされて呼吸ができなくなる。
いきなり口の中に舌を差し込まれてべろべろと舐め回された。
これは、つまり、アサギ先生との間接キスを狙って?
「んむっ、ふむっ、じゅるぅぅ……んれぇろっ、じゅぷちゅっ。アサギ様の唾液ぃ……んろぉ」
やっぱりそうみたいだ。
俺じゃなくて、俺とキスしたアサギ先生の唾液狙いで俺とキスしているらしい。めちゃくちゃ濃厚で隅々まで執拗に舐め尽くされる。本当に、息ができなくなるかと思うくらい必死に吸われて、狂気的な本気と執念深さを感じてしまった。
しばらく深々とキスをされて、ようやく離れた後、二人で荒く呼吸をする。
見つめ合って、頬を赤くして目を潤ませている表情を確認した。
紫先生が興奮しているのは間違いない。ただしその対象は俺じゃないのは明らか。
「はぁ、はぁ……ええい、憎らしいっ。貴様の体からアサギ様の香りがするなんて……!」
「む、紫先生、落ち着いて……」
「これが落ち着いていられるか! 毎日毎日アサギ様のお体を好き勝手に貪る性欲猿め! 私が知らないとでも思っていたのか!」
おおぅ、これは意外とマジで怒られている気がする……。
それくらい紫先生はアサギ先生に本気だし、知らないと思ってたのかって、もしかして今までの全部見られてたのか? まさかそんな、いくら忍者でもそこまでのことは。
「貴様とアサギ先生の性交は全て見ていたぞ!」
全て見られてた。ちゃんと怖いガチストーカーじゃないですか。
「アサギ先生の肉体と痴態を独り占めして……う、羨ましいっ!」
しかも全然隠そうともしてない。びっくりするくらい正直だ。
だが俺は焦っていない。会議室でヤバイ目をする紫先生を見ていたからだ。
「おのれっ、ぽっと出のくせにアサギ様に馴れ馴れしく、あまつさえその肢体を好き放題に舐めて触れて一つにまでなるとは……!」
「紫先生、ちょっと待ってください。お渡ししたい物が」
「なんだ! まさか買収でもするつもりか! 卑劣な男め、そんな手には乗らないぞ!」
俺はポケットから奥の手を出す。最初なのに奥の手なのは他に手がないからでもあり、しかしこれだけで十分という自信があった。
頭のいい小太郎を友達に持つ俺は多くの学びを得ていて、すでに対策を準備していたのだ。
「ついさっきアサギ先生が脱いだばかりのパンツです」
「なあっ⁉ き、き、貴様は……神かっ⁉」
ひったくられるみたいにパンツを取られる。
アサギ先生の黒いレースのショーツ。紫先生は奪った直後に顔に押し当て、心配になるくらいの深呼吸をし始めて、必死に匂いを嗅ぎ始めた。
噂には聞いていたけどまさかここまでだったとは。これも魔族の調教のせい?
「すーっ……はーっ……! ス~ッ……ハーッ……!」
「どうですか? さっきまで履いてて、アサギ先生の愛液がじっとり染み込んでるでしょ?」
「あぁ、感じるっ。アサギ様のマン汁が私の鼻と唇に触れているぅ……!」
「実は俺、今の今までアサギ先生とセックスしてたんです。お察しの通り」
交渉のつもりでこっちから話しかける。どうなるかは自分でも予想できていない。
紫先生は顔を隠すみたいにパンツを被って、本来足を通す部分から目を出してこっちを見た。
「くうぅ、おのれ、貴様ァ……!」
「お、落ち着いてください。俺はつまり、協力したいんです。紫先生が望むなら、俺がパイプになるのでアサギ先生とセックスできますよ」
「なっ⁉ ばっ、バカかお前はっ!」
あれ? そういうことじゃなかったのかな。
パンツを被った姿じゃ全然説得力ないけど仮に思い過ごしだったとしたら……。
「できるわけないだろう! 嫌われたらどうする!」
意外な反応で堂々と言い切られた。男っぽい人だと思ってたけど女々しくない?
「そ、それより……つまり、お前のちんこが、アサギ様のおまんこに入っていたということか?」
「それは、はい。そうです」
「つまりお前のちんこにアサギ様のマン汁が付いているということだな」
「まあ……はい」
なんだか怪しい雰囲気になってきた。
怒り狂っていたはずの紫先生が俺の股間を凝視している。もちろん服を着ているから大事な部分は見えていないのだけど、それも時間の問題な気がしてきた。
色々と想定とは違っていたけどチャンスがやってきてる感じだ。
紫先生は無言で俺のズボンに手をかけた。
「お前のことは認めたくないが、アサギ様がお前を認めているのは事実……」
一息にズボンとパンツが降ろされる。俺のちんぽが紫先生の前へ放り出された。
緊張して完全に下を向いているちんぽ。まだ勃起はしてない。
紫先生がしゃがんで顔のすぐ傍で眺め始めた。
「はぁはぁ……これにアサギ様のおまんこ汁が……! 上か下か、どっちにすべきだ」
「えーっと、パンツを被ってるわけですし、下の方がいいんじゃ……」
なんとなく言ってみた。
正直俺としてはセックスしたいだけなんだが、流れ的に一歩間違えれば折檻にもセックスにも展開しそうな気がして黙っていられない。
意外にも紫先生は俺の言葉に素直に反応して、頷いて同意すると立ち上がった。
「硬くしろ。まんこの中に挿れてやる」
「えっと、そうしたいのは山々なんですが、ちょっと緊張してて……刺激があるともしかしたら」
「バカを言え! アサギ様の体液が付いていてこそこのちんこはアサギ様のおちんぽ様と同義! 触れてしまってマン汁が取れてしまったら全くの無意味だ! 一人で勃たせろ!」
なんという剣幕だ。でも内容が内容なので必死過ぎてあまりにも残念だ。
しかしまあ、一人で勃たせるっていうのは無理ではないけども。
せっかくなら目の前に居る美女を頼りたいと思うのは男として当然ではないだろうか。
「あの、それじゃあ、おっぱい……触ってもいいですか?」
「ダメだ。私の体はアサギ様の物。他の人間が触れることなど許さない」
あっさり断られた。ものすごくショックだ。
そこでピンと閃いた。彼女には致命的な弱点がある。
「えー、じゃあ、アサギ先生にお願いしてきていいですか……? ちんぽ勃たせてもらって、ついでに唾液とか、もらってきたり……」
「貴様ァ……! 素晴らしい発想だな!」
怒られるのかと思ったら褒められた。それでいいのか。
「うん、よし、せっかくなら裸になって行くんだ。可能な限り全身でアサギ様の体液を持ち帰れ。もちろん唾液も大切だが、お、おまんこ様の汁をな……特にこのちんこに塗りたくって戻れ。お前の冴えないちんこだがアサギ様のマン汁があればとても素晴らしい価値を持つぞ」
うーん。これは調教とか関係あるんだろうか?
そもそもこの人の性癖がどうかしてるように思う。もはや恋なんて生易しいレベルじゃない。
なんだこの人、とは思いながら、やっぱりセックスはしたい。
俺は紫先生と自分のために、全裸になってアサギ先生の部屋に向かった。