※この作品はR-18です。

異世界転生者淫魔、残酷な真実に気づく   作:性癖サンドバッグ

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母性溢れる聖女(物理)そんなものを目指しているのかもしれない

 

 

この世界について勇者ちゃんの話だけなら、ダークファンタジー系のエロゲ世界かな?くらいで終わったんだけど。

聖女ちゃんの話を加えてしまうと、バカゲー要素が入ってしまうんだよね。

かなりシビアな生存環境なのにバカゲー要素に曇らせられるバグが…パッチはどこ?

 

 

 

聖女ちゃんとの出会いもやはり娼館である。

 

勇者ちゃんの一件でレベルがかなり上がってしまったために、一般の男娼から高級男娼へ格が上がって教育がメインの時期に仕事が来た。

淫魔じゃないと実現が難しいプレイを求められるだろうから、との理由で教育中にも関わらず駆り出されたともいう。

 

 

オーダーは後遺症などがでない形で母乳が出る体質へ変えた上での授乳プレイ。

 

 

それは淫魔以外だと無理では?

 

薬品使うと後遺症や副作用が怖いし、肉体改造系は基本違法。

どちらも悪の魔法使いが行うようなイメージがある。

 

 

授乳されるにしても、それにふさわしい姿を取ることが可能な種族なんてほぼいないはず。

指名依頼かな?

 

 

 

◇ ◇ ◇

 

 

 

腰まである緩く波打つような金髪、そして吸い込まれるような青い瞳。

ボリューム感満点の胸にくびれた腰、すらりと長い脚。

美の女神だと言われても納得するような、芸術品が動いているのではないかと思わせる女性だった。

 

性癖を拗らせて、満たせる状況が限定されすぎてここに来ているみたいけど。

 

仕事自体は何も難しい事はなかった。

 

レベル自体が上がっているし、本人の願望を後押しする形での体質の変化だけだったのだから。

もともと存在する機能を使用できるようにするだけ、それは淫魔にとって肉体を発情させるのと大差ないのだ。

 

 

難しくはないが、大変だった。

授乳されるにふさわしい程度まで小さくなった体が、虹を架けない限界近くまで飲まされたからな…

 

飲まされたのが聖女ちゃんの母乳だったこともあり、聖属性の塊だったのが淫魔的に大問題。

聖属性耐性が実感できる勢いで伸びていくのが体感できるとは思わなかった。

 

 

限界まで授乳したのにまだ物足りなさそうにしていたので、搾乳をコンボで組み込むことにした。

淫魔センスはこちらも聖女ちゃんに有効だと確信している。

 

成人サイズまで戻るのがキツイので少年程度まで戻って、ソファに座っていた聖女ちゃんをラグマットの上で四つん這いにさせる。

こちらの方が喜んでるように淫魔センスが感じるのは、依頼内容をこなした頑張りが空回ったように感じてしまう。

授乳もなんだか楽しそうにしていたけど。

 

 

エロゲ世界の体液ってどうして貯蔵されている分より大量に出せるのだろう?

魔力や奇跡の無駄遣いでは?

 

 

入っている部位と出てきた分量がかみ合わない。

たくさんあるこれ、無駄にするのはよくないよね?

 

ということで防犯用のカラーボールもどきへと姿を変えた。

 

実感できるほどの生命力溢れる聖属性なんだからアンデッド特攻くらい付くだろう。

投擲武器にどうぞ。

聖水と比較しても上回る効力だと淫魔ボディのお墨付きを出す。

 

お土産として渡したカラーボール(白)に困った顔で微笑んでいたけど、残して帰られるとこちらが困るのだ。

 

聖女ちゃんの体液なんて呪いの触媒にされてしまったらヤバイもの娼館で保管するのは無理だろう?

美人だから気のある相手も多いだろうし、これを触媒にしたら素人の恋呪いすら実害が出て問題になる世界だ。

 

しかし身内で消費しようとも言えない厄介なモノなんだよね。

 

 

 

口止めを含めてなのか支払いは相場よりずっと高かったみたいだけど、淫魔としてはあんまりだったな。

精気を大量に取り込んだけど、体が聖属性耐性を伸ばすのにほとんど消費してしまった。

 

貰った報酬で、娼館の誰かに精気を分けてもらわないと次の仕事に支障が出るかもしれない。

淫魔の食事事情も不便なこともあると学んでしまった。

 

 

 

◇ ◇ ◇

 

 

 

聖女ちゃんもリピーターとして、あまり間を置かずにやってきた。

今回はきちんと精気を吸えているので満足感が高い。

 

勇者ちゃんの活躍で魔王級の魔族が討たれ、警戒が必要な方面が変化したことで聖女ちゃんの所属する一団がアンデットの出現する一帯の浄化を任され遠征に出てたらしい。

 

任された浄化任務は大した障害もなく進んでいった。

そこに乱入してきたイレギュラーはネームドのリッチーだ。

 

元は宮廷魔法使いだったけど、意識が高すぎたのか自意識過剰だったのか自分が寿命で死ぬなんて人類にとっての損失だと言い、それを許せずに禁術によってリッチーへ変貌した。

 

それからは、タガが外れてどんな生贄や犠牲が必要な邪法にも手を出して討伐対象になり、逆恨みから人類に敵対を決めるけど行ったのは、勇者ちゃんの討伐した連中を隠れ蓑に自分の手駒を作るくらい。

 

もとの人物が研究者としての側面が強かったので、用兵に関して明るくなかったのが幸いして大した被害がでなかったみたい。

 

質の高くなくても頑丈なアンデットだけど、浄化との相性は最悪で自分が前線に立たないといけない状況になったとのこと。

 

 

 

これ一般淫魔が聞いていい事なんだろうか?

 

聖属性耐性が育ったから吸収できる程度には精気もらえているし。

授乳されながら聞かされる話にしては消化に悪そうな内容なんだけど。

 

「それで、ですねっ」

 

吸われながらの為、話が途切れ途切れだったり、快感を逃がす為なのか深く息をはいたりを繰り返しながらもお話は続く。

 

研究者だっただけあって自身の防御は固く、アンデットなのに浄化の奇跡で倒せず戦闘は拮抗。

しかし聖女ちゃんが護衛に渡したカラーボール(白)の投擲で滅んだとのこと。

 

そんなことある?

 

 

母乳をぶつけられて浄化されたリッチーなんている⁉いねぇよなぁ‼(消滅済み)

 

 

寿命での死すら許せなかった奴の最後がそれって、死んでも死にきれないやつでは?

人として死んで、アンデットになってたのだから死に切れてなかった奴ではあるけど。

 

最期の言葉が『このわたしが、こんなことで』だったらしいから自分の死因に気が付いてるよね?

 

アンデット滅するべき慈悲はない、そんな一団に所属しているし聖女ちゃんにとって読み聞かせくらいの話題なのかなこれ。

 

慈愛の視線をこちらに向けて背中を軽く叩きながら揺らしてくれるのは助かるんだけど、淫魔センスは瞳の中の期待を見逃さない。

 

もしかして今回も量産や常備が出来ないカラーボールを生産するの?

前回分はリッチーやそれの研究の成果物の浄化で使い切ったにしても、あの問題作をまた世に出していいのか分からないのだけど。

 

 

 

それはそれで別の話で、前回の体験が性癖に刺さったらしい。

 

家業を手伝い始めるくらいの子に家畜のように扱われたのが?

中の淫魔は成人だから合法だけど。

 

期待されたからには応えよう。

 

さあ、こちらに高さ調整のための台に手をついて?

まだ搾乳するための位置を確かめるため、胸元に手を添えただけだよ。

それでさっきより息が荒くなってしまっているのは、困ったものだ。

 

 

淫魔でないと担当できない顧客の業は深い。

 

わかっていたことだが強制的に直視させられると、どうしてこうなったと思索に耽りたくなる。

人はそれを、現実逃避と呼ぶだろうけど。

 

 

 

 

 

◇ ◇ ◇

 

 

 

 

 

敬われ、傅かれることに息苦しさを覚えない訳ではない。

 

街を守る要である守護結界その管理、維持に必要とされる力を持っているとはいえどわたくしは成人を越えたばかりの小娘なのだから。

 

でも、周りの人々には力こそが必要なのは理解出来ているつもり。

 

ただ、それでも息が上手く出来ていないような心地になってしまう時があるのだ。

 

そのようなわたくしの姿を見ていたからか、護衛の聖騎士が気晴らしができるような息抜きをしましょうと提案してくれた。

 

 

自分も利用している淫魔のいる娼館へお忍びで行こうと。

 

 

流石に同性といえ、これはどうなのだろうかとの思いを視線に乗せると、必死な弁明が始まった。

 

曰く、現実では実現できないような事であっても叶えてくれる。

悩みから離れるならば非現実的であるくらいが丁度いいのだと。

 

それも、いいかも知れない。

そんなことを思ってしまうくらい、わたくしは疲れが溜まってしまっていたのだろう。

 

 

具体的な事をなにも話さず淫魔の彼を指名できたのは、それだけ彼女がここに通っているからなのだろうか?

 

 

お忍びで来ているというのに、人々の求める印象はどういったものかを考えてしまうのは自分自身を持てない弱さだろうか。

 

頭に浮かんだのは子に乳を与えるなんて、ありふれた慈しみの象徴だった。

 

それでも、わたくしより大きかった淫魔の彼が、この腕の中に納まるほどに小さくなり抱き上げられている。

小さな体から伝わる熱に当てられたのか、我が子であるかのようこの子を慈しむ穏やかな時間を過ごせた。

背筋から脳を貫くように伝わってくる快楽に立つ事も出来なくなってしまっているけれど。

 

気分転換には十分な体験をしたのに、わたくしの胸の内には自分でも何なのかわからない熱が渦巻いていた。

 

それを察したのか淫魔の彼はつむじを見下ろせるくらいの少年の姿を取り、ソファに座っていたわたくしの手を引いた。

 

 

その先はこれまで以上に未知の体験だった。

人として敬われるどころか、家畜のような姿で世話をされる。

 

周りの人々が自戒していても、欲望の籠った目を向けてしまうことがあるのは知っていた。

それを事務的に揉み解され、自分の欲望が籠る液体が滴り落ちて、こんなにも多く存在するのだと見せつけられる。

 

それでも何者にも縛られず、遠慮も気遣いも相手に任せて解放される。

わたくしを聖女様と呼ぶ皆に聞かせられないような、嬌声をあげていても手は止められることなく、それは続き快楽を蓄積していく。

 

わたくしはここで自由を得ていた。

したいこと、して欲しい事を先回りして用意されている心地になる。

 

護衛の聖騎士、彼女の言葉は確かに正しかった。

 

 

 

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