カナタ・アルデザイア。彼女には前世からの夢があった。それは動物と仲良くする事である。と言っても彼女が求める動物はモフモフとした愛でがいのある動物であり、何でも良いわけではない。
しかし悲しいかな。カナタ・アルデザイアが求めるようなモフモフ動物に彼女は避けられる。何故なのかはカナタ自身にも分からなかった。なので第2の生を受けたのにも関わらず、カナタ・アルデザイアの欲は満たされぬままだ。
「でも今は違う!!」
そう意気込みながら森の中を歩くカナタ。歳の頃は15歳ほどにまで成長し、誰が見ても美少女と言っても差し支えはないほどに成長した。
黒く長い髪をたなびかせ、森の中を進んでいく彼女の横顔は自信に満ち溢れている。それもその筈だ。カナタは長年の願いを叶えるための第一歩をやっと踏み出せたのだから。
「魔物さん〜♪魔物さん〜♪」
この世界には適正職業という概念がある。神より授かりし神聖なるギフト。戦闘に長けた才を持つ者には戦闘系の職業を。魔法に長けた才を持つ者には魔法系の職業を。と、挙げれば切りが無いので割愛するが要するに神より授かりし適正職業があれば、その職業に合った行動にプラスの補正があるという事だ。
カナタ・アルデザイアには自分が求める動物との縁がどうしてもない。例え会えたとしても猛烈に嫌われる。なのでカナタ・アルデザイアは決意した。
モフモフ動物と結ばれるような職業を必ず手に入れるのだと。そして念願は叶い、カナタ・アルデザイアは目的の適正職業を得た。その職業の名は【魔物使い】魔物を使役して戦う力だ。
「うーん、いないなぁ……」
右を見ても、左を見ても、魔物一匹すら見当たらない。この森は魔物が良く出るため、無闇に人が入らないよう見張りが立てられる程に危険な森の外したなのだが…。
「モフモフしたい……!!耐えられない…!!」
仮にも女性がしてはいけないような表情を浮かべながらカナタは森を彷徨い歩いていく。「ハァ…」ため息を1つ。少ししょぼくれながらも未だに諦めずに森の奥まで足を進めると…。
「!?居たーーーっ!!!」
両手を天に挙げ、喜びを露わにするカナタ。彼女が叫んだ場所から少し先にはある魔物の背中が見えた。
(モフモフだぁ…!!)
熊に似た魔物。背中からしか見えないのではっきりとは断定出来ないが、前世の記憶から近い姿をしているのは熊であろう。手から生える鋭い爪。体中に生え揃っている黒の毛並み。そして…
「我慢できない!!」
彼女好みのモフモフ度合い。苦節15年。今まで耐えてきたカナタのモフモフ愛は此処で我慢の限界を迎えた。目にも止まらぬ速度で魔物に抱きつく。魔物は特に反応せずにカナタの抱擁を受け入れた。
「ああ…♡最高…最高過ぎる……!!」
顔が蕩け、語彙力が極端に低下しているカナタ。生まれてこの方、初めて味わったモフモフの感触は最高の一言に─
「え?」
熊の魔物がカナタを認識した瞬間、カナタは地面に押し倒される。油断していたためそのまま地面に寝転ぶ羽目になるカナタ。すると熊の魔物は自分の腰をカナタのお腹に向けて擦り付け始めた。
(甘えてる…のかな?可愛すぎりゅぅ゙ぅ゙ぅ゙♡♡♡)
本来ならば危険な状況であるが、カナタは魔物の行動を勘違いしてしまった。この認識のせいでカナタの行動は一手遅れる事になる。
熊の姿をした魔物は今、初めての発情期に戸惑っていた。込み上げる得も知れぬ衝動。この衝動を抑える為にはどうすれば良いのか分からなかったからだ。そうして悶々としている時、カナタからの突然の抱擁を受ける。敵からの襲撃かと思い慌ててカナタの方に目を向ける熊の魔物。そしてカナタの姿を目にした瞬間、理解する。この衝動を抑えるには目の前にいる人間の雌を使えば良いのだと。
「モフモフ〜♪……あれ?」
ザシュっと、魔物の爪がカナタに向けて放たれる。放たれた斬線はカナタが着用していた学校の制服を破り、カナタのあられもない姿を外来に披露させる。
「え!えぇ!?ちょ、ちょっと待って…」
カナタも女の子。家でならまだしも外で全裸になれば羞恥の1つも覚える。慌てて、胸と局部を隠し、頬を赤く染めた。しかしその行動は目の前にいる魔物にとっては逆効果であった。
「ほんとに!!本当に待って!!」
カナタも本気で抵抗すればどうにかはなる。しかし目の前にいるのは自分が愛して止まないモフモフ動物だ。傷をつけるような真似はしたくない。なのでカナタは本気で抵抗はしなかった。この時に本気で抵抗すればこの後に起こる出来事からも逃れられたのだろうが、それは後の祭り。仕方のない事だ。
「え?え?も、もしかしてそういう─」
事?と告げる前にカナタの腟内に魔物の剛直がねじ込まれた。入れられる直前、雄々しくそそり立つ魔物のモノを見て、漸くカナタは魔物が今、どのような状態にあるのか理解した。
「んぎ!?んん〜〜〜っ!!!」
カナタ・アルデザイア15歳。現代日本ならばまだ未成年である彼女の処女はこうして魔物の肉棒により散らされた。魔物とカナタが繋がる結合部から流れる血の筋が彼女が純白であった事を確かに示している。
「グオオオ!!!」
「んぐ!ま、待っ…オオッ!!?」
カナタの処女を散らした魔物のイチモツが一度引き抜かれそうになる。しかしこの後にする事は引き抜くのではなく逆の事だ。彼女も最低限の性知識はある。なのでそれを止めるように叫ぼうとしたが間に合わなかった。魔物のイチモツはカナタの子宮内目掛けてガツンと激しく突き入れられた。極限まで引き抜いてからの一突きだったため、カナタにくる衝撃も計り知れない程に凄まじく。カナタは淑女にあるまじき哀れな喘ぎ声を上げる。
「グオ!グオ!グオオオ!!!」
「オヒ!?おぐ!ひぃ…!ひぃ!ひぃ~〜!!」
(痛い!?気持ち良い!?不味い不味い不味い!!)
カナタのその声が魔羅に響いたのか魔物の腰を打ち付ける速度は増していく。そしてカナタの腟内を蹂躙していく回数が増えると、自然とカナタの中もこなれていき、痛みよりも快感の指数が高くなっていった。その快楽に戸惑うカナタを余所に、魔物は自身の衝動を解消するために必死になって腰を動かす。いや、今ではこの衝動以外にもこの雌で気持ち良くなりたいという感情も一緒か。
(……あれ…?でも何で私嫌がってるんだろ…)
口から自然と出る喘ぎ声とは別に、カナタの脳内ではある疑問か飛び交っていた。確かに人間が魔物に犯されるのは悲劇であろう。しかし自分の場合はどうだ?そもそもそんなに人間で好きな人居たかな?そう思いだすと思考は止まらない。
(動物の方が好きだしなぁ……それにこうして密着してるとモフモフが当たって…)
自分を犯す魔物から与えられる快楽。そして元々好きだったモフモフ動物への愛。此等がカナタの頭の中で目まぐるしく回りだし彼女の人間としての理性がどんどんと削られていく。そしてカナタ・アルデザイアはある脳内での思考巡りの結果ある結論を出した。
(魔物さんと結ばれるの……良いかも…♡♡♡)
それが元からの素質だったのか、それとも現実逃避のために生まれた思考なのかは分からない。しかしカナタは今の現実を受け入れた。それが事実だ。そうとなればカナタが行う行動は決まっていた。
「みゃ、みゃものさん…♡♡もっともっと欲しい♡♡」
「グオ!?……グオオオ!!!」
「んひぃ!?オッ♡オッ♡オッ〜〜〜っ♡♡♡♡」
いきなり抱き着かれ、蕩けた表情を見せたカナタに驚く魔物。しかしそれもこの人間の雌が自分の物になったのだなと結論づけると直ぐに動揺は失せ、そのまま、いや更に激しく肉棒の抽挿が加速した。それにたまらなかったのはカナタだ。今まででも快楽は止め処無く自分の体中に広がっていたのに、それが増加したのだ。もう人の言葉は話せず、下品な喘ぎ声を上げる雌の動物としてしか今のカナタは機能していない。
(イッテる!もう何回もイッテる♡♡なのにまだまだ魔物さんの精液出て来ない♡♡すごい♡♡かっこいいよ〜♡♡♡♡♡)
カナタの脳内には目の前にいる逞しい雄の情報しか流れていない。そして何度も絶頂を繰り返し、この状態が永遠に続くかとカナタが思っていると。突如魔物の動きが変化する。魔物も限界が近いようだ。快楽を貪るだけの交尾から、今度は種付けを行えるように自身の射精欲をコントロールし始める。奥で出すために、カナタの子宮の中に自分の種を沢山注ぎ込むためにと。そして限界は迎えた。
「グオオオオオオ!!!!!」
「オッ♡オ〜〜〜〜〜〜ッ♡♡♡♡♡♡」
ビュルル!ビュルル!と絶え間なくカナタの中に魔物の子種が注ぎ込まれる。射精の瞬間。太くなった魔物のイチモツを感じ取ったカナタは
「あ♡」
しかし発情期の魔物の衝動がたった一回の射精で終わる訳もなく、魔物と人間の交尾は未だ続く。
カナタ・アルデザイア。魔物使いとして活躍する彼女は今日も森の奥へと足を運ぶ。その足取りは軽く。表情も緩んでいる。そして森の奥にある洞窟へとたどり着くと、大きな声で愛しき自分だけの魔物の名前を叫ぶのだった。
「ヴォイ君♡」
「カナタ…早くおでと交尾……」
「もう!直ぐにがっつくのは駄目だよヴォイ君!!…でもそのために来たから良いんだけどね♡♡」
雄を知り、女としての魅力が出たカナタは異性からの告白が耐えない。勿論そんなものに興味はないカナタは断り続けているが、それをダシにして少し自分の最愛の魔物に意地悪をする。
「今日も沢山の雄に求愛されちゃたな〜♡」
「!!」
「結構格好良い人も居てね…♡どうしたら良いと思う?ヴォイく─」
言い終える前に、ヴォイはカナタの体を地面に捻じ伏せた。その瞳はギラギラと光っており、息も激しく上気していた。カナタは自分のメスだ。なのにカナタはその自覚が無い。そうヴォイは思っている。なのでこの後にヴォイが起こす行動は1つだ。
「カナタ!おでのメス!!カナタおでのメス!!!」
(ヴォイ君♡格好良いな〜♡♡)
自分を抑えつけるヴォイを見つつ内心では余裕の態度を崩さないカナタ。自分はヴォイ君のメスである。しかしそれでただヴォイ君に従うのも少し違う。なのでこうしてからかいながらヴォイとの性活を続けている。
「ほーら♡旦那様♡♡カナタのオマンコに沢山精子注がないと他の雄のところに行っちゃうよ♡♡」
「フーッ!!フーッ!!」
服を脱ぎ、両足を上げて自分のオマンコをヴォイにしっかりと見えるようにクパァと広げるカナタ。自分のメスが他の雄の物になるなど看過できない。ヴォイはカナタのオマンコに自身の剛直を充てがうとそのまま突き入れた。
「ん~~♡♡来たー♡♡♡」
あれから何度も何度もヴォイに犯されたカナタの中は既にヴォイのチンポの形専用になっている。なので入れられだけで軽く絶頂し、体を震わせるカナタ。
「旦那様♡んーー♡♡」
カナタはヴォイを自分の夫だと認めると、自身のファーストキスすらもヴォイに捧げた。ヴォイは魔物のためこの行為は良く分からないが、カナタがこの行為をする時は嬉しそうななので受け入れている。
「オッ♡オッオッオッ♡♡♡激しい♡♡激しいね旦那様♡♡♡」
「カナタおでのメス!!他の雄のものじゃない!!!」
(可愛いな〜♡♡嫉妬してくれてるんだぁ…♡♡♡)
ヴォイからしたら浮気性に見えるカナタ。しかしその内実はヴォイ一筋の一途なメスである。他の魔物は好きだがヴォイとは違う。あくまで愛でる為の存在だ。人間。これは今のカナタにとっては論外だ。自分が愛するのは魔物。そして愛する魔物もヴォイだけ。そうとは知らないヴォイは浮気性な自分のメスを自分に括り付けておくために今日も今日とてカナタの体に教え込むのだ。お前は自分以外の雄には靡いてはいけないのだと。
「あっ♡あっあっあっあっあ〜〜〜〜っ♡♡♡♡」
(す、凄い…♡♡今日の旦那様何時もより逞しい♡♡不味いかも…♡♡これじゃあ旦那様の……♡♡)
ヴォイに避妊という概念は無い。魔物だから当たり前なのだが、今までは何やかんや妊娠しなかったカナタであるが、今回は不味い。ヴォイはカナタを逃さない為に今日。確実に孕ませる気だ。本来ならば人と魔物で子供を作るのは禁忌。だが今更カナタにそんな常識的な思考は残っていない。故に。
(妊娠しちゃったら……名前どうしようかなぁ…♡♡♡)
と、こんな風な仕舞いである。カナタとヴォイの間に産まれる子供。それはどんな姿をしているのか、まぁどんな姿をしていても、カナタとヴォイはその子を愛する事は確かだろう。
これはモフモフを求めたカナタ・アルデザイアが、そのモフモフ魔物のお嫁さんになったお話。
カナタ・アルデザイア
雄を知った事で子悪魔ムーブをするようになった悪い子。
熊の魔物(ヴォイ)
カナタ絶対に孕ませる魔物。
ダラダラとのんびりしてたらいつの間にか……。
此処まで読んでくれて有難う御座いました!