ヒキガエルの沼 作:スロット767
「う……そ……でしょ……?」
絶望のあまり失禁してしまった親指姫に、男達の目がこびり付く。
「あーあ、漏らしやがった。汚ったねえな」
「顔も精液塗れだし、凄いね、これは」
「いっそこのまま置いとくか?皆に見てもらおうぜ」
好き放題に言われても、言い返す気力もなければ頭も回らない。やがて男達は口々に話した後、親指姫のツインテールの片一方を乱暴に掴み、持ち上げる。
「痛っ!?や……!離して!」
「じゃあちゃんと立て、シャワー浴びるぞ」
「は……?シャワー?」
「お前のその汚ねえ顔と小便塗れの下半身を洗ってやるって言ってんだよ。わかったらさっさと行け」
親指姫の部屋に備え付けられているシャワールームの方向に、ドンと押される。転びそうになるのを耐え、ドアに手をかけた所で少しためらうも、反抗が無駄であることを今一度理解し、ゆっくりと開け、中に入る。
「おい、閉めるなよ」
「っ……」
ドアを閉めようとした親指姫の手首をむんずと掴み、男達がどかどかと三人入場。多くとも二人位での使用しか想定されていないシャワールームは、もう一人も入れないほど窮屈に。
「よし、じゃあお湯出すぞ」
暖かいお湯が頭上から降り注ぎ、親指姫の汚れを落としてゆく。男達に囲まれながらではあるが、久方ぶりに彼女の心は安息を得て、ふぅと一つ大きく息を吐いた。
「…………え!?ちょっと、やぁ……んんっ!さわりゃ……あんっ……」
しかしただシャワーを浴びるだけで済むはずもなく、親指姫は前後左右あらゆる方向からの愛撫を一身に受け止め、程なくして快楽の混じった吐息を発してしまう。
「……れろっ」
「ひゃんっっ!?な、舐めちゃ……やめっ……」
「お、じゃあ俺も……」
「ちょっ、ホントにやめ……ああああっ!」
男達のごつごつとした手のそれとは違う、柔らかさと熱を持った舌が身体を這う。
「へぇ……こういうのが好きなんだ?」
「ちがっ、やあんっ……んあぁ……」
「そんなに気持ち良くなってくれるなら、もっとしてあげないとね」
「だから違うって……んいいっ!?」
お湯が床のタイルに当たる音と、唾液交じりのナメクジが少女の柔肌を這う音。二つの水音だけがシャワールームに響き続ける。男達は一言も発さず、夢中で舐め、触り、そして激しく主張する肉棒を擦り付ける。
「いいっ、はーっ、はーっ……」
快楽を必死に耐えようと、獣のような息とガニ股で下腹部に力を入れる指姫の姿は非常に滑稽に写るだろう。しかしそんな醜態を晒してなお、快楽という魔物は彼女を逃がさなかった。
「んいいっ!こんにゃ……いっ、いっちゃ、あひゃああぁっ!?」
股間から盛大に潮を撒き散らし、すぐにシャワーがそれを洗い流してゆく。ビクビクと痙攣し、限界を迎えてもなお止まらない男達の責めに、親指姫の身体は二回、三回と壊れた蛇口のように潮を吹き出し、己の中の"何か"が崩壊するのを自覚。
「ふぅ……じゃあ、そろそろ
「そうだね」
「お、ついにか」
「はぇ……ん"ん"っ!あ……いりぇ……る…………?」
膝をついた事で、目線は丁度男達の股間の高さ。口内に突っ込まれていた事が空恐ろしくなる程に張り詰めており、ゴクリと喉を鳴らす。
「お、どうした?見惚れてんのか?」
「はぁ!?そ、そんな訳……ひゃあ!?」
「おー軽い軽い。伊達に幼児体型してねぇな」
自然に口をついて出る侮辱など、最早気にする余裕もない。軽々と男の腕に持ち上げられた親指姫は脚を強引に開かれ、未だ男を知らない蜜壺が姿を露わにする。
「やめて!は……なして!」
「ここまで来てそれはねえだろ……もしかして処女なのか?陽司様はよ」
「しょっ!?…………っ……」
「まあそうだよな、普段はお堅いから、ヤるどころか話しかける事すら難しいし」
「そんな陽司様の初めてを、僕達が貰えるんだから光栄な事だよ」
「嫌……嫌よ!それだけは本当に……!」
別に、思い人がいる訳ではない。特段拘りを持っていた訳でもない。しかしこんな男達に、こんな形で散らされる事など、到底看過できる物ではなかった。
「今更抵抗しても無駄ですよ。それとも何です、王子様の為に取っておく……なんて言うつもりですか?」
「ふざけ……」
「ふふっ、そんなに嫌なら仕方ないですね」
「ああ、今日はここまでにしとくか」
「え……?」
親指姫はゆっくりと降ろされ、男達はシャワールームから出ようとし始める。
「じゃあ、白雪姫の所にでも行くか」
「…………は?」
「そうだな、このままじゃあ治らねえよ」
「眠り姫も呼ぼうか?」
「それはっ…………!」
再び、同じ手に嵌る。相手の弱点を徹底的に突くというのは、如何なる場合においても定石であり、男達はそれを実行しているに過ぎない。親指姫にとって強さでもあり、最大の弱点でもある二人の妹。自らの純潔との天秤など、初めから掛けるまでも無かった。
「……早く……入れなさいよ……」
その言葉を聞いた男達がどっと笑い始めた事も、『もっと媚びる感じで言ってみろよ』なんて言葉に対する殺意もぐっと堪える。
「私に……入れてください……」
「どこに?」
「私の…………おまんこに……入れてください……」
「何を?」
「っ……」
「というか、そんな不満そうに拳握りながら言われてもな。土下座くらいはしてくれないと、誠意が見えねえな」
干からびてしまうのではないかというほどに涙は溢れ、心臓は痛いほどに動いている。簡単に要求を飲んでしまっている自分への怒りと、妹達と教団を盾に下劣な要求を繰り返す男達への怒り。いっそ今舌を噛み切って死ぬ事すら頭をよぎるも、壊され、汚されてしまった世界で二つ残ったかけがえのない物を守る為に、彼女は今一度覚悟を決め、ゆっくりと脚と手をタイルに付け、頭を降ろす。
「私に……私のおまんこに……皆さんのおちんちん……を…………
もう、引き返す事は出来ないのだと知って。
「そこまで言われちゃあ仕方無えなぁ?」
男は親指姫の頭をぐりぐりと足で踏み、リボンが解ける。腰まで伸びる美しいそれも、今はずっしりとした重みで彼女の惨めさを演出する以外には無い。
「くっ……うぅ……!」
「可哀想だよ、早く
「おう、そうだな。早く犯して下さいって、必死にお願いされたからな」
「なっ!?そんな言い方して無い!」
「はいはい、いいから黙って犯されてろ」
「あうっ……ちょっ、ちょっと……ひぐうっ!?」
地に着いていた頭を上げるや否や、再び肢体をひょいと持ち上げられ、そのまま男根に身体を打ち付けられる。
「あ……かはっ……いっ……たぃ……」
それまでの苛烈な責めによって膣内は十分すぎるほどの愛液で満たされていたが、親指姫にとってはこれが初挿入。熱く、硬く、大きな肉棒によってもたらされた破瓜の痛みは呼吸を一瞬止めるほどだった。
「うぉ……見かけ通り、ギッチギチだな……」
「や……痛い……の……抜いてぇ……」
「お?もう泣いてんのか。これから動くんだから、さっさと慣れろ……よ!」
「ひぎっ!?」
痛がる親指姫を気にも留めず、力任せに肉棒を、奥の奥にまで突き刺す。親指姫の華奢な身体は痛みを散らそうと限界まで反り返り、平らな胸と薄ピンクの乳首が無防備になる。
「はは、良い反応だね……ちゅっ」
「んあああっ!?」
その無防備な胸元へ、別の男の舌が伸びる。痛み一色だった親指姫の脳に一瞬の快楽が供給される。
「へへ、じゃあ俺は……」
「んんっぅ!?」
最後の一人は強引に唇を奪い、舌を絡める濃厚なキス。必死の呻き声も塞がれ、親指姫には最早成す術など無かった。
「おいお前ら、そんなに群がると動き辛ぇだろ」
「うぅっ!?むごっ!ごっ……ごげぇぉ……」
ぎこちなさは有るが、それでも確実に親指姫の中へと肉棒は打ち付けられる。その度に泣き叫びそうになる程の痛みが襲い、胸と口から与えられる快楽と併せて彼女を崩壊させてゆく。
(痛い……のに……なんで……このままじゃ私……!)
「ふぅーっ、あれ、コイツ泣いてね?」
「俺とのセックスが気持ち良すぎるんだろ」
「そっ、そんな訳……痛っ!もっ、もっとゆっくり……んんぷっ!?」
胸元と口元からの快楽に溺れそうになる脳を、下腹部からの激痛が繋ぎ止める。完全に堕ち切る事が無いのは彼女にとって不幸中の幸いだが、それはつまり生殺し……男達の所有物も同然であった。
「んっ……んんっ、んむぅっ!?あ……ふぁ……」
「うっ、もう……出そうだっ!」
「……出す……?ちょ、ちょっと!それって……!」
「遂に陽司様もママか。元気な子を産めよ」
「男の子かな、それとも女の子?名前はどうしようか?」
「ふ、ふざけた事言ってないで……」
「出すぞっ!」
「えっ?ああぁぁっ!?」
痛みが刺す様なものからじんわりと広がる様なものへと変化し始めた膣内の奥深くへと、精液が注ぎ込まれてゆく。焼け焦げてしまうのではないかと思える程の熱と、射精の勢いでびくびくと膣内で跳ねる陰茎の勢いによって、親指姫の脳はショート寸前。結合部からは鮮血と混ざり合い薄いピンク色の液体がこぽこぽと溢れ出しており、その量を物語っていた。
「あ……は……うぁ……」
「お前、出し過ぎだろ。後の俺らの事も考えろ」
「悪い悪い」
「流石にここ、四人じゃ狭いし、ベッドに行こうか?」
「そうだな、うぁ……」
「ひゃぅ!?ぅ……」
「抜いただけなのに、コイツイってねえか?」
「さあ?タオル、そっちにあった?」
男達の会話が、右耳から入れば左耳から抜け出していく様に思えた。あの痛みと快感の波状攻撃だった行為の最後、射精された時から陰茎を引き抜くその時まで、親指姫は完全に快楽のみを感じていた。
たとえ接吻や乳首への責めに快感を覚えようとも、激しい膣内への抽送に痛みを感じていれば自分の中で言い訳を作る事は出来た。しかしそれが快感で塗り潰された上、男が陰茎を引き抜く時にはあろう事か少しの寂しさすら感じる始末。身体だけでなく心までもが穢されつつある自分への悔しさで、親指姫は再び泣いた。
「じゃ、次は僕だね」
ぽたぽたとベッドの上に水滴が滴り落ちる。普段は入念に乾かす赤い髪も、今日はじっとり。明日の寝癖を気にする余裕もなく、仰向けで寝かされた親指姫の秘部には肉棒が擦り付けられる。
「ひゃ……もぉ……」
「大丈夫、ゆっくり
「あ……あ……んあ……」
先程の荒々しいそれとは異なる、ゆっくりと吸い付くような挿入。思わず喘ぎ声が漏れ、それは男達の耳にも届く。
「へぇ……随分気持ち良さそうだな、あんなに嫌嫌言ってた癖に」
「きっと自分がどうすべきか分かってきたんだよ、無駄に抵抗するんじゃなくて……ね」
(違う……気持ち良くなんて……)
心の中で否定しても、不規則なリズムで膣内が男の肉棒に満たされる度に小さな声を漏らす。次第に息も荒くなるが、自分がどうしようもなく興奮している事を信じたくは無かった。
「どうでも良いけど、この調子だと俺がやるころには朝になってねえか?もっと早くしろよ」
「せっかく良い感じなのに、そんな事しないよ。他の穴に入れたら?」
「あ、尻はやめとけよ、今度じっくり開発するから」
(開発、今度?こいつ、何言ってるの!?)
「じゃあもう、口しか無いな」
「ちょっ……んんむぅっ!?」
口と膣。身体の上下から同時に肉棒を押し込まれる串刺し状態。自分の身体に、自分では無い異物が二つ、それも自分を脅迫の上レイプ紛いの行為を行う連中の男性器。イラマチオは二度目と言えど慣れる筈など無く、膣内への抽送は変わらずじんわりとした快楽を全身に駆け巡らせる。
(もう……終わってよ……!)
そんな親指姫の悲痛な叫びは誰の耳にも届く事が無く、喉を、子宮口を、ただ蹂躙されるのみ。
「ゴッ……ガッ……んんお"……っ」
「おいおい、殺すなよ?」
「大丈夫大丈夫、こいつ血式少女……って名前だったっけ?あの化け物相手に戦えるんだから、ちょっとくらいハードでも、死にゃあしないだろ……っと、出そうだ」
「そうそう、その代わり力じゃ絶対敵わないから、脅迫の材料は徹底的に調べ上げる必要が……あったけどね……あぁ、僕も出るっ!」
「んー、んーっ!んむごぉぉぉっ!?」
「おー、全部飲めよ」
ほぼ同時に二人が射精し、夥しいほどの精液が親指姫の体内に注がれる。窒息してしまいそうなほどの濃さを持った白濁液を、言われるがまま、従順に胃へと流し込んでゆく。
「ごくっ、んんっ、ふぉっ……んぇ……」
「舌出せ舌。よし、ちゃんと飲み干してるな」
「ははっ、見ろよこの惚けた顔。とても人の上に立つ人間の顔じゃねえな」
「う……ぁ……うぇ……」
ゆっくりと上体を起こすと、喉が焼ける様に熱い。そして飲み干した精液の臭いが口中に充満し、えずきも止まらない。その熱も臭いも、一生取れない気がした。
「はぁっ……はっ……もうこれで……うぅ……満足でしょ……」
「ん?ああ、そうだな」
「……?」
その言葉は、今の親指姫が最も望んでいた物の筈だった……が、男の不自然な笑みに覚えた良くない予感は的中してしまう。
カシャ
「…………え?」
男がおもむろに取り出したそれが発する音に、寒気を覚える。
「ブレてたら嫌だな、もう一枚……」
カシャ
「よし、で、本当に現像出来るのか?」
「まあ機材は有るし、そう難しくないよ。いやあ、楽しみだねぇ」
「それ……って?」
震える声で男達に尋ねる。二回目の音の後、胸元を手で覆っていたがもう遅い。
「ん?カメラの事知らねえのか。お前の貧相で精液塗れの身体を、写真に納めてやったんだよ」
カメラの存在くらいは知っていたが、実際に目にした事は数えるほどしか無い。この場限りだと思っていた痴態が、写真という形で記録されてしまった事に再び深い絶望へ落とされた気分になってしまう。
「そ、それどうする気なのよ!?」
「んー?言うこと聞いてりゃどうもしないけど……反抗するなら……ねえ?」
男達は顔を見合わせて、けらけらと笑う。
「い、嫌!渡しなさ……きゃあ!?んむっ……」
「おーおー、随分反抗的だなぁ。明日ばら撒いてやっても良いんだぞ?」
「んっ……にゃ……に……ごくん」
飛びかかろうとした親指姫を、後ろから別の男が羽交い締めにして強引なキス。そのまま錠剤の様な物を口移しで無理矢理飲まされ、力無くベッドに倒れ込んでしまう。
「うぁ……から……だ……が……はぁっ……んはぁ……」
「もう効果が出るのか、すげえなぁ」
「血式少女じゃ無かったら死んでるけどね」
「どうでも良いだろ。じゃあな陽司様。後片付け、頑張れよ」
「ふぁ……わらひ……て……」
最早言葉の体をなしていないうわ言を呟きながら、親指姫は意識を失った。
「ん……」
まどろみから醒めようとする目を、薄暗く白い月の光が照らす。喉奥に感じるズキズキとした痛みと共に、最悪の目覚めを彩る。
「あ……」
ベッドのシーツの荒れ具合が目に入り、昨晩の地獄のような出来事を思い出す。夢であって欲しかったが、夢ではない。男達に脅迫され、バカにされ、道具のように
「……う……ぐすっ……何で……私が……」
気付けば、次から次へと涙が溢れて止まらない。きっと再び男達は私を性の捌け口にする。自分より遅く起きた目覚まし時計が、これからの黒い日常を連れてくる死神に見えた。