男勝り姉御肌の剣士と、のじゃロリババア仙狐、二人の師匠がいつの間にか異能チンポに堕とされていた話 作:ゲルパンマン♥山崎
神聖ビリー帝国 建国。
圧政が敷かれていた領土を乗っ取る形で奪取し、そのまま王国からの独立を宣言。
神聖ビリー帝国を名乗った。
怒った王国は当然の如く派兵し、戦争が始まった。かに、思えた。
王国の進軍は、3度のみ。
その3度とも、あり得ないほどの少人数で軍が返り討ちにされ、無視できない被害が出た。
元よりほとんど旨味のない辺境の土地。勝っても利益などなく、負ければ負債だけがのしかかる。
王国は、最後のプライドを守るため、『負けてなどいない。ただ興味が無いだけ』という触れ込みで帝国から手を引いた。
事実上の建国が成立した。
建国からおよそ十年後。
これは、神聖ビリー帝国の至る所で起こっているありふれた日常の風景。
「ハロルド! こっち!」
「アンナ! どうしたんだ、こんなところに呼び出して」
「ま、とりあえず座ってよ」
「おう……」
「……あたしね、この国を出ようと思うんだ」
「ちょっ! 逮捕されるぞ!」
「覚悟の上よ。書物によれば、こんな訳わからない身分制度のある国なんて、他にはないらしいのよ。やっぱりこの国、おかしいわ」
「だからって、そんな……」
「それで……ハロルドにも付いてきて欲しいの。ダメ……かな」
「俺は……アンナが命じてくれるなら……」
「いいえ、あなたが決めて。これは強制じゃないわ。命令でもない。それに、とても危険なこと。
あたしは処罰だけで済むだろうけど、あなたが捕まったら、間違いなく処刑されてしまう。だから、あなたが決めないとダメなの」
「……わかった! アンナについて行く! アンナは危なっかしいからな。俺が守ってやらねぇと」
「もう! 危なっかしいってなによ! でもよかった! ハロルドならそう言ってくれると思ってた!」
「ははっ、俺もこのままここで暮らしていていいのか、少し悩んでいたところだ。渡りに船だったよ」
「決まりね! それじゃ、決行は今から半年後の、春先の選定の儀の三日後にしよう。それまでは準備に徹して。いい? 絶対に、誰にも秘密だからね」
「わかってる。こんな事が知られたら逮捕だからな」
選定の儀とは、毎年春に一度ある儀式だ。
各街々で優秀な人が帝都に集められ、そこで特に優秀な人が“選定”されるらしい。
内容は極秘。参加者は女性限定。
男性である俺には何が行われているのかわからない。
ただ、とても名誉なことだとは聞いている。
“名誉”ねぇ……一体何が行われているのやら。
ぬっこ♡ ぬっぽ♡ じゅっぽ♡ じゅっこ♡ ちゅっぽ♡
「ご♡ ごめんね♡ ハロルド♡ あっ♡ あなたのことは♡ 今でも♡ すっ♡ 好きだけど♡ あたし♡ それよりも♡ だっ♡ 大事なこと♡ できたの♡
この国をっ♡ もっと♡ もっと♡ 良くしてっ♡ びっ♡ ビリー様にっ♡ よろっ♡ 喜んでもらっ♡ 貰うためにっ♡ あっ♡ あっ♡ あたしっ♡ あたっ♡ あたしはっ♡ 生涯をっ♡ ささっ♡ ささげっ♡ あっ♡ ささげますっ♡
ビリーさまとっ♡ しんっ♡ しんせいっ♡ ビリーていこくにっ♡ このみをっ♡ ささげましゅっ♡
ビリーさまっ♡ いいましたっ♡ はやくっ♡ はやっ♡ あんっ♡ あっ♡ あんっ♡ ビリーさまっ♡ ビリーさまぁっ♡
んはううう~~っ♡♡♡」
約束の三日前の選定の儀で、アンナが“選定”された。
数日後、アンナの映像が送られてきた。
アンナの上半身だけが映された映像。
その身体はゆさゆさと揺れ、肉同士がぶつかり合う音が響き、顔を赤くしたアンナはあられもない声を上げる。
翌年、アンナが子供を産んだとの報が入ってきた。
俺は、生涯をこの街で過ごした。
ジーナ
可哀想な被害者。でも幸せだからいいよね!
子供の頃から男勝りな性格をしており、舐められるのが我慢ならず、頻繁に喧嘩をしていた。
ある日、ショーケースで見た『とても可愛らしい衣服』に心奪われたが、恥ずかしさに誰にも言えず、想いだけが募った。いつか自分も、あんな服が似合う女になりたいと。
成長するにつれて、ただの乱暴者から本当に強い女性冒険者として頭角を表していくうちに、色んな人から頼られるようになり、『姉御肌のジーナ』というキャラクターはより強固に形作られていく。
ジーナ自身それは悪い気はしなかったが、『姉御肌のジーナ』の側面が強くなるほど、『可愛い女の子』への憧れが際限なく膨らんでいった。
可愛い女の子になりたいという強い願望を持ちながらも、さりとて今の男勝りな自分が嫌いという訳でもなく、右へ左へ揺れる振り子は日に日に激しさを増していく。
そんな時に、最悪の、最高の男と出会ってしまった。ビリーだ。
いついかなる時もジーナのことを『
彼とセックスしている間だけは『女の子』になれる。『男勝りな女冒険者』でも、『姉御肌のジーナ』でも、『背中を任せられる味方兼ライバル』でも、『尊敬する強い師匠』でもない。
ただ一人の、『女の子』に。
もっと、もっと『女の子』になりたい。『女の子』にして欲しい。
彼女は、
ライラ
今回の物語の黒幕。
実際に長い年月を生きた仙狐。
一見、楽しそうに生活しているように見えて、その実、生き続けることに飽きており、あらゆることに興味が持てず、心はいつも無味乾燥で、さりとて死ぬこともできず、苦悩していた。
普段の態度はすべて演技であり、彼女なりに一所懸命、この虚無感を払拭しようと、生を楽しもうと努めている。
ビリーが自分とジーナを狙っていることを知りながら、彼を合同相手として誘った。
ダンジョンでの転送罠は、実はダンジョンに仕掛けてあった物ではなく、彼女が用意し、彼女が発動した。
結果として、ビリーの異能による増幅した性的快感と精神への影響は、退屈極まりなかった彼女の生にとって、まさに燦然と光り輝く希望となった。
まだ精神への影響の効果が低いうちから、ビリーの異能の実態に気づき、その後起こるであろう未来を予測し、最高の未来にたどり着けるよう、彼女自身が積極的に行動を起こした。
彼女にとって、退屈さえ消えてくれるのであれば、自分の肉体も、精神も、ジーナやルークその他大勢の人生も、何もかもがどうなっても良いのだ。
ライラは始めからこの結果を見据えていた訳でも、入念な計画をしていた訳でもなく、今までもいたるところで、他者を巻き込んで意図的に危機的状況を作っている。
その度に多くの犠牲者を出しているが、彼女の悪事が暴かれたことは一度としてない。
ルーク
可哀想な被害者。ショタ。チンポも小さい。
このあと一人で傷心の旅に立ち、彼の憂いを帯びた瞳にころっとやられたお姉さんたちと、持ち前の才能で大成する。
しかし彼は生涯EDに悩まされ、子宝には恵まれなかったという。
以下、ボツになった異能
〝深度Ex〟── 眷属化
この段階へ到達するには、先天的な才能が必要である。
対象者の肉体内で“因子”が自己増殖を始め、他者へ蓄積させることが可能になる。
この場合の“因子”は、唾液、血液、愛液等のあらゆる体液に含まれ、性行為をほぼ必須としていた本異能より扱いやすくなっている。
ただし、他者への蓄積量は正当能力者よりも小さく、『能力者側』としての影響を受けるのは、正当能力者であるビリーただ一人である。
〝ビリーズチャイルド〟
産まれながらにして深度5の刻印を持った赤子。
深度Exの母胎が、幾度となくビリーとボテ腹セックスを行うことで生まれる。
まともな自我が発達する前から、ビリーのために働き、ビリーのために生き、ビリーのためにあらゆることを成し、ビリーの子供を産みたいという願望を持つようになる。
生まれつきあらゆる能力が高く、その上『ビリーに忠誠を誓うこと』をごくごく当然のことと認識しているため、一般人との不和が起こりやすい。
ビリー没後、半数が自殺し、残りの半分は『完全なビリーの再誕』のために近親相姦を繰り返し、滅亡した。