二度目の狂気山脈登頂から二年。
午後からタチったあと、家に戻って学生にハードな前立腺調教受けて、ガンガン掘られている最中にメールが入ってタチの要請。
今度は年下のイケメン君。
学生にドバドバビクビク種付けされた直後だったんで、オレも欲情しまくり、2時間ガッツリ掘りこんで2回逝かせてやったぜ!そのあと、上下の口に精液注がれたまま疼きまくりのガタイでジムでトレーニング!マジ忙しいっす!そんなこんなで今晩も寝る間なく狂乱してます。
でもって、最近はすっかり狂気山脈で経験した狂気の体験をオレとマネージャーは徐々に忘れかけてたんだけど……。
街中で山に関するポスターとか見たり、山の名前聞いたりすると、金玉がギュウゥッ!と縮み上がってガタイに鳥肌立つようになった。
オレは、マネージャーのようにマジ狂いすることはなかったけど、それでも恐怖心があったんだよね。
あの、異形の姿をした生き物たち。
……もう絶対にあんな目には会いたくない。二度と会いたくはないよ。
でもさ、この世の中には絶対なんてものは存在しないんだよ。
それは、どんな恐ろしい出来事であっても同じなんだ。
だから、オレは毎日を生きることに必死になってたんだ。
いつ、どこで、またあいつらが現れるのかわからないからね。
今日は10/31。ハロウィンの夜だ。
毎年この日渋谷の街では仮装をした若者たちが街を埋め尽くす。
コスプレプレイの指名も増える日だけど、ウリは5時に切り上げて、オレは渋谷の街をブラついていたんだ。
ちゃんとした仮装をしながらね。ドラキュラ伯爵の仮装をしているんだ。黒いマントに長い牙をつけている。これって、まるで本物のドラキュラ伯爵みたいじゃね? まぁ、マント以外の衣服は身につけてないんだけどさ。
しかも、首には鎖付きの首輪をつけていて、そこから伸びるリードを持っているのはセンパイである。
「おい!拓也!ちゃんと歩けよ!」「はい、わかりました」
センパイにリードを引かれながら渋谷の街を歩く。
通行人がジロジロとオレを見るけど気にしないぜ。
だって、今のオレはドラキュラだから。伯爵なんだからさ。
それはともかく、ぶらついていると言っても一人で歩いているわけじゃない。
「ほら拓也、笑って!」
カメラを向けてマサヒコが言う。俺は笑顔を作る。
彼も今日はハロウィンに合わせて紳士服ではなく、黒いローブをまとった魔法使いの格好をしている。
「もっといい顔できるだろ?」そこそこのイケメンが、綺麗な魔術師様を演じているわけだから、道行く人が思わず振り返る。
「イェーイ!」
俺の隣でレオがピースサインをする。
彼は、黒猫の着ぐるみと、手には大きな肉球のついた手袋。
「おぉ~、いい感じだね!」
マサヒコが満足そうに言って、シャッターを切る。
今日の予定としては4人で渋谷の街を練り歩き、マネージャーの家で打ち上げハロウィンパーティ。その後、ホテルで乱交という流れだ。
「ほら、拓也!もっとケツ振れ!」
レオに尻を叩かれてオレはガタイがぶるっと震える。まるで発情中の雌犬のような姿に周囲の人々がざわつく。だけどそんなのはお構いなしだ。
今のオレはドラキュラ伯爵なんだ。淫らに腰を振りながら歩くのさ。
渋谷の街を歩く人の中からカップルらしき男女を見かけると、すかさずマサヒコがカメラを向ける。
俺たちは周りに駆け寄り、ポーズを取ったり尻を出したりして盛り上げる。
カップルたちは驚いた顔をしてはいるものの、楽しそうに写真撮影に応じてくれる。
「ねぇおじさん!一緒に写真撮ろうよ!」レオが40代サラリーマンに話しかけ、困惑しつつも引っ張られるままにポーズを取る。
マサヒコもすかさずシャッターを切り、その写真を携帯に保存する。
ハロウィンだからか、気前よくポーズを取る人たちが多く、瞬く間に何組もの赤の他人とグループ写真撮影をすることができた。
みな様々な仮装をしていて、ポーズもバラバラだったが、それがまた面白い。
個性あふれる写真は、見かえしても楽しくなる。
「拓也!もっと笑えよ!」
最後は4人で肩を組んで記念撮影、撮影スポットで三脚立てて、タイマーをセットして。
「はい、チーズ!」
カシャッ!とシャッター音が鳴り響いた瞬間、遠くで、何かが爆発するような音が聞こえた。音の方向を見ると、空が真っ赤に燃えている。
「え?なんだあれ?」
誰かが呟いた。オレは一瞬火事が起きたのかと思ったが、違うようだ。
煙が上がっていない。炎の色にしては鮮やかすぎる赤色。
まるで血のような色。しかしそれもすぐに消えてしまった。
気のせいだろうか。人々は何事もなかったかのように再び歩き出す。
「もう一回撮ろうか」マサヒコがそう言いながらカメラを持った瞬間、視界が一瞬でオレンジに染まり、目の前の彼はカメラと共に消えた。
とてつもない熱さがビルダー拓也を襲う。
叫び声を上げる暇もなく、迎えるのは死だと理解した。ああ、センパイに、まだ何も恩返しできていないというのに。せめて最後に雄膣一突きでもしておきたかったな。
視界は黒色一色。ゆっくり現世を去ることも許されない。
マネージャーにも謝れなかったな。感謝もまだ伝えられてない。
あぁ。あの時狂気山脈へ行くなんて言わなければ。
きっと今でも元気に過ごしてただろうに。後悔ばかりが頭を過る。
そして死の瞬間、とても強大な「力」が俺のケツマンに入ってきたのを感じた。
……やめろ!マンコを種マンにされた俺の中で暴れるな!!痛い!!!ケツが避ける!!あぁああああ!!!死より辛い痛みだ!!!!助けてくれ!!!誰か助けて!!!!!! そこでオレの意識は途絶えた。
それがどこから来たものなのかわからないまま、オレのガタイは内側から破裂するように弾け飛んだ。
そして雄膣の穴から精液垂らした俺の意識は闇へと落ちていった。
「はぁ、はあっ!」
意識が戻り目を醒ますと、そこは謎の白い空間だった。
「ここは……どこだ……?」
見渡す限りの白い空間。まるで宇宙空間にいるようだ。
急に視界の目の前に、全裸のスコットが現れた。
「お、おい!スコット!?」オレは驚き声を上げるが、彼は何も答えない。
ただじっとオレを見つめているだけ。
よく見ると彼も淫獣拓也も裸だ。
彼の目をみると、嫌な思い出も蘇ってくる。
彼が死んだあの時と、再会できたと思ったらニャルラトホテプに変貌して騙されたドリームランドの思い出、どちらも恐怖のトラウマだ。
「久しぶりだね、拓也。元気にしてたかい?」
この糞白々しい態度は中身ニャルラトホテプだなとガタイで分析、怒りがこみ上げる。
「ふざけんな!その姿で俺の前に現れるんじゃねぇ!」
人の姿をパクって出てくるなんて卑怯な奴だ。
「おぉ怖い。せっかく君の好みに合わせてあげたというのに」
ニャルラトテップが姿を変える。
次の姿はセミロングの髪に、綺麗なマスク。
小麦色に整った肌の色。俺にそっくりで有名な南佳也に扮してやがる。
「そもそもそんなことより、街はどうなったんだ!?あの後、淫獣拓也は死んだのか!?」
「まぁ落ち着きたまえよ。ここからでも渋谷の街は復活できるさ」
ニャルラトホテプは俺を窘め、一つのビジョンを俺に見せる。
途轍もなく大きい炎の化け物が渋谷の街を燃やし尽くしている様子だ。
「原因はこうだ。炎の王クトゥグァの暴走が誰かによって引き起こされているんだ」
「まさか、お前の仕業なのか!?」
俺は思わず叫んでしまった。こういうのを面白がるといえばコイツだったから。
「そうかもしれないし、そうじゃないかもしれない。ただこの状況は、世界の終焉と言っても過言ではない惨い状況になっている。このままでいいと思うかい?拓也」
聞くまでもなくよくないに決まってんだろ!俺は怒りのままに拳を握る。
しかし、力が入りきらない。だってあんな化け物に勝てるわけがないから、その様子を見てニャルラトホテプはにやりと笑う。
「なにがおかしいんだよ」
「いや、まぁそうやって悔しがる拓也を見るのが楽しいから、ごめんね。けど安心しなよ。クトゥグアに対抗できるよう君のガタイは、僕が特別に強化してあげるから」
「それは本当か?」
ニャルラトホテプの言う事は信用できないが、今は藁にも縋りたい気持ちだ。
この世界は炎に包まれ、地球が滅びる寸前。
何としても止めなければならない。
「ああ、君の魂を僕の魂と同化させたんだ。一部だけどね。けど、これで君は再び目覚めたとき人間ではなくなっているだろう」
「俺が....お前と……同化?」
「そうさ。だから、もう君は人間じゃない」
ニャルラトホテプは嬉しそうに笑う。
魂の同化ってなんだ?どこまでが俺でどこまでがニャルラトホテプなんだ?俺は頭を抱えた。
「まぁ、細かい事はいいでしょ、とりあえず炎の王クトゥグァを何とかしてね。
その間に、僕はこの世界を何とかする方法君の中で探ってみるから」
ニャルラトホテプが俺の中に入ってくることに不安感はあるが、今はやるしかない。
それにクトゥグアに対抗できるのは拓也だけ。
「わかった。絶対止めて見せる」俺は覚悟を決めた。
ニャルラトホテプは満足げに笑って俺の胸を触った後、影となって消え、オレと奴のタマシイが融合するのを感じた。
神の意識が、冒涜的な知識が、雄膣の穴から精液垂らした俺の魂に刻み込まれていく。
そうして現実へと帰り咲き、大きな不定形の影となったおれは炎燃え滾る灼熱地獄へと降り立った。
「クトゥグァよ、お前の炎は俺は一気に野獣モードが鎮める!」
俺の姿は自由に変えられるから、今は虎の獣人のような姿になっている。
「グゥオオオオン!」クトゥグァは俺を見るや否や、咆哮を上げ炎を放つ。
俺はそれをものともせず、正面から受け止める。
身体は炎に包まれ燃え上がるが、すぐに鎮火し無傷だ。
そしてそのまま突進してクトゥグァの身体に拳を叩き込む。
「グォオオッ!!」
クトゥグァは大きく怯むが、それでもなお反撃してくる。
ビルダー性処理玩具になっていく拓也はそれをかわして距離を取ると、今度はクトゥグァが突進してきた。力には力で対抗するしかない!
そう判断したビルダー性処理玩具になっていく拓也は全身に力を溜めると筋肉が膨れ上がり、赤黒い体毛が生えてくる。そして頭からは雄牛のような角が生えてきた。神話生物たちの力を行使するべく姿を変えたのだ。
「フゥウウンッ!!」
ビルダー性処理玩具になっていく拓也は雄叫びを上げると、その肉体を更に変化させる。
全身の筋肉がさらに発達し、身長も200メートル以上になる。
その姿はまるで鬼神のようだ。
クトゥグァの放つ炎に包まれながらも、快感で全身が痙攣するオレはそのまま突進する。
そして渾身の力を込めて拳を叩き込むと、クトゥグァは大きく吹き飛び倒れた。
黒焦げのビル街は一瞬にして灰と化し、衝撃で簡単にくずれていく。
「グゥオオン!」クトゥグァは立ち上がり、再び咆哮を上げる。
すると今度は巨大な竜巻が発生。
ビルダー性処理玩具になっていく拓也はその風を全身に受けながら耐え続けると、
俺は一気に野獣モードは大きく息を吸い込み、そして吐き出すと同時にクトゥグアと揉みあいになる。
俺は炎のアナルに手を突っ込み、奴の体内をそこからほぐして行く。
最初はジタバタ暴れる奴も快感にどんどん浸っていき抵抗が少なくなる。
「お前の炎は俺は一気に野獣モードが鎮める!」
俺はクトゥグアのアナルに雄牛のような巨根を突き入れると、クトゥグァは苦しそうに悶え炎を吐いてくる。しかしそれは俺の肉体には効かなかった。
俺は一気に野獣モードと化して激しくピストン運動を行う。
そして一気に絶頂に達すると、奴の体内に大量の精液が流れ込んだ。
クトゥグァは初めての経験に満足したのか、徐々にその体の炎は消えていき、やがて少しの灰だけが残った。
俺はクトゥグァの灰を手に取り、それを口に運ぶ。
するとそれは俺の体内に吸収されていき、同時に力が漲ってくる。
どんなものでも焼き尽くせる灼熱の炎。手にせずには居られなかった。もっともっと、力がほしい。
雄膣の穴から精液垂らした俺は、どんなものにも負けない、無敵の肉体と力を欲していた。
神様ってのは、意外と欲張りだ。持てる力においても一番を欲するらしい。
そんなものを目指して、何になる?俺はニヤつきを隠そうと押し殺し、正気に戻ってあたりをみると、俺の足元から一人の男の子が瓦礫の上に仰向けで倒れながらも俺をじっと見ていた。
体のところどころに痛々しいやけどの跡。
顔から下は見るに耐えない姿で今にも死にそうだってのに、俺をみる畏怖する目だけは、死んでいなかった。
その冷ややかな視線で俺は気付く。自分がどうなってしまっているかと。
途轍もなく巨大になり、肌の色は黒さを超えて赤黒く染まっていて、頭部からは二本の角が生えている。これのどこが人間なんだ?ハァハァ喘ぎ続ける拓也は目を反らす。
今の俺は人間じゃない。
しかもそれを違和感無く受け入れようとし始めていた。
それが俺の本性だってのか?俺は人間でいたいってのに、こんな化け物のような姿を少しの時間でもしていたいなんて思いたくない。
「やめろ」オレは自分自身に言い聞かせるように呟いた。
そして少年に対しても、声をかける。
「その目で見るんじゃねぇよ!」大きく叫んだ俺の姿は、少年を脅す怪物の姿としては十分なもの。
化け物であることを否定するつもりが、逆に肯定せざるを得ない結果となってしまったことに俺はますます混乱する。
「クソッ!俺は....」すると突然、俺の意識は遠くなる。
まるで催眠術にかけられたように意識が薄くなっていき、薄れゆく意識の中、俺は再びニャルラトホテプの声を聞いた気がした。
「拓也、ご苦労様。
とりあえずクトゥグアがここに現れた原因を探しだすことができた」まどろみ7色があちらこちらに塗られた不思議世界の中目が覚めて、俺はどこかへと飛ばされているような感覚がした。
「どこに、俺は、行くんだ?」
「まぁそう焦らないで。君の精神をその原因へ繋がる世界へ飛ばしているだけだから」
「なんのためにそんな所までビルダー性処理玩具になっていく拓也に飛ばしたんだ?」
「それは言えないなぁ。君が聞いたら後悔しかねないからねぇ」ニャルラトホテプは笑いながら言う。
「けど、一つだけヒントをあげよう。原因は君に近しい友人が持っている」
「俺の……ダチ……?」記憶の海を探るけど、そんな怪しい奴に覚えはない。
「まぁ、すぐにわかるよ。じゃあね拓也、新しい世界でまた会おう」ニャルラトホテプはそう言って消えてしまった。
俺は考えるのを止めて目を瞑り、今は世界と世界の狭間で快感にふけた。