穴から地下世界へ続く長い階段を降りていく。
いずれ周囲を、青白い光が取り囲んだ。
「これは……光苔?」俺はその正体が気になって、思わず声に出す。
足とデカマラも出そうになるけど暗いところは怖いので、歩き方は基本内股になる。
「いや。光苔ではないぞ」と先を歩く雄平が言う。
「恐らく何かがいる。気をつけろ」
「何かって……なんだ? モンスターとかか?」
「わからん。ただ、この先にいるのは人間の常識が通じる存在ではない。それは確かだ」
「マジかよ……」
「ああ、だが安心しろ。多分そのカンテラが照らす方へ進めば良いはずだ。お前には俺がついているし、万が一の時もなんとかなるだろう」
雄平はそう言って敏感な拓也の肩を叩いた。
このデカマラ野郎は、敏感な拓也が不安がっているのを見て励ましてくれたんだろう。
なんだかんだで頼りになる兄貴分だな。
「わかったぜ! 頼りにしてるぜ!」と敏感な拓也は明るく答え、そして敏感な拓也たちはさらに奥へと進んでいく。
ガタイを研ぎ澄ましてみれば、たしかに周囲を囁く声や気配が感じられる。
だけどもカンテラは、俺たちを導くように強く輝くばかりで周囲を広く照らし正体を暴くことはなかった。
やがて、その道のりは薄暗い都市、平野、岩山、砂漠、巨大な樹のある密林、霧に包まれた渓谷へとどんどん続いていく。
いったいどれほどこの地下世界を歩いただろうか。
本来ならば拓也のガタイは汗だくで息も絶え絶えになる距離を歩いているはずなんだけど、拓也のガタイはそんな疲れを微塵も感じさせない。
それに、息も興奮で上がったまま、常に新鮮な空気を取り込めている。
進んでいくうちに、時間の感覚がおかしくなってきた。
きっと人間の感覚では計り知れないほどの時間が経過したに違いない。
ガチで退屈だったから、雄平と他愛もない会話で時間を潰した。
「なあ、雄平」
「なんだ?」
「雄平ってイス人なんだろ?どんな世界なんだ? やっぱり、拓也のいた地球とは全然違うのか?」
「ああ。そうだな。違うな」「どんな違いなんだ?」
「ん。例えば、時間の流れとかかな、地球は1日で24時間と区切られている。だが、イスの世界は違う。地球でいうところの1日が365日分あるから、1年で133225日だ」「133225日? なんか、よくわからねーな」
「まあ、1年が地球で換算すれば365年分あるってことだ」「365年!? マジかよ!さすが宇宙は広いな!」「それだけじゃないぞ、拓也。例えば、地球で言うところの1年は太陽の周りを回る公転周期のことだ。だが、イスの世界では、恒星の周りを回る公転周期が1日だ。だから、イスの世界での1年の測り方は、地球の常識から外れたものになる」「なんか、わけわかんねーな」
会話がなんだかんだ嚙み合うあたり、雄平とマンコを種マンにされた俺は結構気が合うのかもしれない。
話せば話すほど、人類とイス人の常識の差、価値観の違いがわかってきた気がする。
「俺たちイス人は、知識や技術の継承を重要視する。知識と技術は、文明の進化を加速させるからだ。だから、我々一人ひとりが種族のために常新たな知識や技術を蓄積している。それが俺たちの仕事だ」「じゃあセックスのやり方とかも、イス人にとっては必要な知識か?拓也のマンコ、貸してあげるけど」
「そうだな。セックスも重要な知識だ。でもお前とのセックスは何度も言ってるが、やる気はない」
「ちぇっ。雄平のいけず!絶対あれだろ、イス人の世界に同性愛なんて存在しないんだろ?」「ああ、そもそも愛という感情を抱くことがないからな」
雄平のその一言に、思わず雄膣の穴から精液垂らした俺のガタイがビクンと反応する。
「え?マジで?」「ああ。本当だ」「じゃあ、雄平は俺のこと愛してないのか?」「だから当たり前だろ」「そっか……なんかショック」「はぁ..... 何を言って……」雄平がそこまで言ったところで、水晶体のセンパイがギンギンと光り輝く。
まるで、そういった楽しみを知らない雄平を哀れむかのように。
「どうかしたのか?そいつ、なんか光ってるけど」鬱陶しいといいたそうな目でセンパイをみる雄平。
俺はセンパイをフォローすべく、「センパイが『お前はかわいそうな奴だ』って言ってるぜ」
「はぁ?なんだそれ」「愛を知らないなんて……ってさ。センパイも雄平とヤりたいのかな?」「馬鹿馬鹿しい、そもそもこの体は借り物なんだぜ?借りてる間に変なことするわけにいかないだろ」「でもさ、ひょっとしたら元の奴も、男とヤりてー奴かもしんねーぜ?」「はぁ? なんだそりゃ」
「腕見せてみろよ」
「あ、ああ」雄平は素直に腕を見せる。
そのガタイに刻まれた針の痕を見つける俺。
コイツ、ゴメとかPとか打ちまくってるヤベー奴だな。
「ふーん」と目をやると、すぐさまケツを引き締める俺。
「なんだよ」と不機嫌そうに言う雄平。
「そんな無意味な行為に熱を注ぐなんて、本当に空虚だ。俺は知識しか愛さないからな」笑みを浮かべる俺に、そっぽをむきながらそう言い捨てる雄平。
その素直じゃない態度に雄膣の穴から精液垂らした俺のガタイは興奮し、チンポがピクンと反応する。
そうして歩き続けること、どれほどの時間が経過しただろうか。
俺たちは黒い石を積み上げて作られた窓のない建物にたどり着いた。
「この建物の中に光が差し込んでるみたいだな」と呟くビルダー性処理玩具になっていく拓也。
カンテラの光はまっすぐにその建物の扉へ伸びている。
「そうだな」と同意する雄平。
建物の高い屋根の上には七体の石像がのようなものがぴくりとも動かずに立っている。
「なんか、不気味な石像だな」とガタイを強張らせるビルダー性処理玩具になっていく拓也。
見た目が不気味なのは拓也も人のこと言えない。
青銅の両開きの戸は開いており、淫獣拓也たちはその建物の中へ入ろうとするけど、なぜか入れない。
「どうしたんだ?」と声をかける雄平。
「いや、入れないんだ」
「なんでだ?何か仕掛けがあるのか?」なんだか透明な壁みたいなのが拓也を阻む。
「わかんねーけど……なんか、透明な壁みたいなのがあって……」と説明するビルダー性処理玩具になっていく拓也。
「そうか、ひょっとしたらお前、ここの主から拒否されてるのかもしれんな」
「え?」
「お前にとりついているニャルラトホテプを嫌う存在が、この建物の主にいるのかもしれない」
「え?じゃあどうすりゃいいんだ?」
「そうだな。たしかお前の友人が、この先にいると言っていたな。
そいつにコンタクトをとって、ここの主を説得すればあるいは……」「マジかよ。じゃあ、その友達に会えば何とかなるのか?」
「いや、それはわからん。だが、少なくともお前の友人はこの先にいるんだろ?ならそいつに会ってみる価値はある」と冷静に分析する雄平に「わかったぜ!拓也のダチがこの先にいんだな!」と興奮しながら開いた扉の隙間へ飛び込んでいこうとするけど当然入れず頭をゴツンとぶつけるビルダー性処理玩具になっていく拓也。
「いってぇ!」と頭をさすり、「おい、雄平! 拓也はこの先に行きたいんだよ!」とカンテラを振り回しながら抗議する。
「……入れないのなら、隙間から覗き誰か呼べばいいんじゃないかな」と冷静に分析する雄平に、俺ははっとする。
「そっか!じゃあ、拓也のダチを呼べばいいんだな!」とカンテラで扉の隙間を覗き込み、「おーい!誰か! ここ開けろぉー!」と呼びかけながら覗き込む。
そこには、藁の敷かれた寝床のほか、何もない空間が広がっていて、そこに人が二人いた。
一人は長い乱れた髪ではあるが、男であることは間違いない。
もう一人は……背が高く、どこかで見たような……。
「あ、あれは……」奴は俺の声に反応し、こちらにゆっくりと振り向き近づいてきた。
「あ、あなたは……」扉の向こうから近づいてきたのは、快感で全身が痙攣するオレの恩人、平野店長。
「店長!」
「拓也?」俺を見る目はどこか怪訝な平野店長。
「店長! 敏感な拓也です、拓也っすよ!」俺が呼びかけても、どこか態度がよそよそしい。
「うーん....ここから見るとお主、拓也にみえんのじゃ。
なんだか....拓也の声なのじゃが……ちょっと見た目が……」と戸惑う店長。
「そんな! 俺は一気に野獣モードですってば!」俺は一気に野獣モードで必死に呼びかける。
「うーん、そうは言ってものぉ」と店長は煮え切らない。
「拓也、恐らくお前の侵入を阻んでる壁がフィルターのような感じで姿を異なるものにみせているみたいだ」雄平から助言を受け、「え? じゃあどうすりゃいいんだ?」と困惑するオレ。
「そうだな、例えばお前のガタイ...いや力をフルで使えば、そのフィルターの元を破壊できるかもしれない。
やってみろ」「え? いいのかよ?」雄平の言葉に驚くハァハァ喘ぎ続ける拓也。
だって、ハァハァ喘ぎ続ける拓也のガタイでそんなことしたら……ビルダー性処理玩具になっていく拓也は力を全解放した自分の体に興奮するし、きっとこのフィルターを張った奴も、その拓也の姿に興奮しつつも、無理やり入ってくることへの怒りを感じるに違いない。
だから俺は、「いや、でも……そんなことしたら、店長が……」と躊躇する。
「じゃあどうするんだ? このままじゃ俺たちはここでずっと足止めだ。
お前のセンパイも戻らないままなんじゃないのか?」雄平の言葉を受けたガタイは、「ううっ……わかったぜ」とカンテラの火を消して、その力を全解放する。
「うおおおお!」と雄叫びをあげながら、俺は両腕を上げ、そのギリシャ彫刻のようなガタイをさらに膨張させる。
「うお! なんだ!」と驚く店長の目の前で、快感で全身が痙攣するオレは全身から体内に秘められた雄臭を放出、それを扉の中へと注ぎ入れた。
「うお!」と驚きの声をあげる雄平。
「こりゃ....拓也!」と慌てふためきながら俺に気付く店長。
俺は神様なんかじゃないからさ、神様のやり方じゃなくて、拓也のやり方でやるしかない。
「店長!俺のことを信じてくれるよな!」オレはひとしきり体臭を振り絞った後、真剣な表情でそう呼びかける。
「う……うむ」と一瞬戸惑いを見せるも頷く店長。
俺のことが信用できたのか、それとも淫獣拓也の全身から放たれる雄臭にやられて体がいう事を聞かなくなったのか、その両方か。
しばらくぼーっとした店長。
背後の寝床から「くっさ!」と声が聞こえ、雄平が苦笑いで周囲を警戒する。
店長ははっとして、「そうじゃ!拓也!」と叫ぶ。
「な、なんすか店長?」
「その……疑って悪かったなぁ」と頭を下げる。
「いや、いいっすよ! それより、また会えてよかったっす!」と握手を求め手を出すけどそれをバリアが阻んだ。
「あ、ああ、そういやあるんだった」と思い出しながら、「これ何とかならないんすか?」と店長に聞く。
「そうじゃな……少し待っておれ」そう言って店長は藁の寝床に横たわる男の元へと向かい、声をかけ少し会話した後、困ったように戻ってきた。
「あの、拓也」と店長はハァハァ喘ぎ続ける拓也に声をかける。
「なんすか?」
「残念じゃが、このバリアを取っ払ってはくれんらしい。あの方曰く、『臭すぎる』とな」
「あ、ああ。やっぱそうですよね」
この魅力的な拓也の臭いを臭すぎるなんて、そんなことを言うそのバリアの主はきっと、よっぽど格がある奴に違いない。
「でも、わしにとっては、拓也は拓也なのじゃ。
だから、わしはお主を歓迎するぞ」と笑顔で言ってくれた店長。
「店長……」俺は思わず感動し、「あ、ありがとうございます!」と頭を下げる。
「いや、礼などいらん。それより、わしはお前を待っていた。お前が来てくれるのをずっと待っておったのじゃ」「え?」と驚く拓也に、小さな金色に光るネジを手渡す。
「これは……?」
「それは、わしの罪の結晶じゃ。赤の女王が、拓也に渡すようわしに握らせた。懐かしいなぁ....教会で昔、生んでしまった自分の罪がありありと浮かぶ...」と遠い目をする。
「え? 店長、なんかしたんすか?」と驚きながら受け取ると。
「ああ……実はな……」と少し言いよどみながらもゆっくりと語り始めた。
「その……昔、私は子供で、教会に出入りしていたんだが、ある日そこで行われていた秘密の行為を見てしまったのじゃ」「ひ? 秘密の行為?」と聞き返す俺。
もしかしたら、何かとんでもない秘密を話そうとしてるのかもしれない。
神父のレイプだとかそういうヤバい奴。
「ああ……それはな……教会の神父と聖母がやることだったんだがね……聖母は黒いベールで顔を隠していて、牧師には顔に金色の小さな釘が刺さっていた。丁度これと同じように輝いていたかな。聖母が道具を使って10本の釘を牧師に刺して、「浄化」しているのを、私は隠れて見ていたんだ。そして聖母が最後の釘を刺そうとした時、その釘が変に飛んでワシの元へ転がってきたんだ。黙っておけばいいものを、ワシは拾って、それをそのまま思わずポケットに入れてしまったんだ……そして私はその場から逃げた。『その釘を返してくれ....浄化が終わらないんだ...』と嘆く神父を振り返らずに」「それで、店長はその釘を……?」と敏感な拓也が尋ねると。
「ああ……ずっと返さず、教会にも近づかなかった。そして、いつしか釘は金色の輝きを失いただの鉄くずになっていた。それがわしの、未練」とどこか寂しそうに、その金色の小さなネジを店長は眺める。
「そして今ワシは拓也に、神となった拓也にその未練を託したいのじゃ」
「俺は……神様なんかじゃないっすよ」
「たとえそうだとしても、わしはお前に返すことで、その未練を断ち切り、拓也に前へ進んでほしい」「店長……」オレは店長のその透明な笑顔に、一時的ではあるけど神様なってみようじゃん! と決意する。
「わかりました。俺、店長の未練を晴らしてみせます!」拓也はそう叫ぶと、その金色の小さな釘を自分の右胸へと押し当てる。
すると……「うお!」雄平が持っている『フランケンシュタイン』の本の表紙が一瞬光り、その光が結晶体のセンパイを明るく照らす。
「何が起きたんだ?」と慌てる雄平。
すると、石ころだったセンパイの形が、透明な人間の形へ変わっていく。
輪郭だけではあるけど、その姿は元のセンパイによく似ていた。
「これは……」と驚く拓也。
「ああ……どうやら一部を取り戻したようじゃないか」雄平は冷静に分析する。
「その調子で全部取り戻せるといいな」「ああ……雄膣の穴から精液垂らした俺、頑張るぜ!」
たとえほんの一部だとしても、センパイがセンパイの肉体を取り戻した事に、嬉しさを感じていた。
だから俺は、「店長!ありがとナッス!!」と礼を言い、どこかへと行こうとしたけど、そういや次、どこ行けばいいんだっけ? と立ち止まる。
「拓也」と店長が手招きするんで俺はセンパイの手を引きながら店長の元へと戻る。
「赤の女王は、ピックスを渡したら、ここでお前を眠らせるようにと言ってた。だが、神殿へ入ることはできない。そこで、ワシが寝床を作ってやった」と店長が藁で編まれた大きな敷布団を俺に差し出す。
「え? これ、敷布団っすか?」と驚く拓也に、「そうじゃ、ワシの寝床を貸してやろう」と微笑む。
こんなにありがたいことはない。このまま別れてしまうのが寂しいぐらい、マンコを種マンにされた俺は店長の事が好きだった。
「マジっすか! ありがとうございます!」と喜びながら、敷布団を受け取る。
「……俺の分はないのか?」雄平は困った表情を浮かべながら尋ねる。
「ん? お主が拓也の...なんじゃ?セクフレか?すまんな、敷布団はこの一つしかなくてのう」店長は申し訳なさそうな顔しながら頭をかく。
「いや、ないならいい。俺は別に布団なんかなくても、地面の上でも寝られるからな」なんだか不機嫌そうな雄平に、「え? じゃあ、拓也と一緒に寝るか?」「いや、俺は……」雄平は俺から顔を背け、「俺は、そうだな……この小屋の外の地面の上で寝るとするよ」とどこかへ行こうとする。
「お、おい!雄平!」と俺は慌てて追いかけ、肩を掴む。
「なんだよ」と不愛想な顔をする雄平に、「拓也のケツを拭いてくれよ!」とおねだり。
「断る」「なんでだよ?」と尋ねると、「そんな介護みたいなことするわけないだろ……」と照れながら答える雄平。
「か、介護?」雄平のその言葉にオレはショックを受ける。
え?ケツを拭くぐらいダチなら普通だよな? セックスができないっていうのはわかったけどって悪かったなぁ」と頭を下げる。
「そっか……ごめんな雄平。じゃあ、ビルダー拓也一人で寝るわ」と落ち込みつつも笑顔を作り、ビルダー拓也は再び店長の所へと戻る。
「ワシはお前が寝るまで、ここで見張っておくとしよう」「店長……マジっすか? ありがとうございます!」と感動しながら敷布団に寝転ぶ俺、すぐにまどろみがやってきて、「あ、店長……おやすみっす」と雄膣の穴から精液垂らした俺は眠りにつく。
人の知り合いに久々であったからか、それともただ単純に疲れているからか、店長の優しさに包まれたオレはよく涙を流していた。
そして拓也は、夢を見た。
センパイが店長と雄平と一緒にマンコを串刺しにされたり、男3人で口姦し合ったり……とても楽しい夢。いずれこうなったらいいのになぁなんて、淫らな夢。
そしてハァハァ喘ぎ続ける拓也は「拓也……」という声で目を覚ます。
その声の主は雄平だった。
「ん……雄平?」と目を擦りながら起き上がり、周りをみるとあの寝床へと戻っていた。
しかも俺の傍では雄平が添い寝していた。
「え? なんで?」と戸惑いながらも、雄平がしてくれたことに喜びながらその変態の身体に抱きつく。
「やめろ苦しいなぁ!拓也!」と抱き着いた瞬間嫌がる雄平。
「あ、ああ、悪い」と慌てて離れるオレ、すぐさま雄平は背を向けて、「拓也、これ」と何かを手渡す。
「え? これって……」それは、一枚の小さなメモ。
「拓也、恐らくこれが次の集め物に関するメモだ」「え? マジ?」笑顔でそのメモを大事にポケットにしまいこむ。
「見ないのか?そのメモ」「ああ、それよりもさ」と俺は上に指をさす。
「聞こえないか?外」「ん?」と雄平が上を見ると、さっきから小さく聞こえていた星間ガ達の喧騒が、いつの間にか大きく聞こえ始める。
「あ……ああ」と雄平が驚くのも無理はなかった。
「な?」笑顔で頷く。
「これは……何か襲来してきたか?」と雄平が尋ねる。
「ああ、多分な」
俺はベッドから起き上がり、その騒音の震源地へと向かおうと扉を開く。
せっかくこんないいベッドを貸してくれたんだ、一つお礼なきゃって思ってたとこ。
「行くのか?」と雄平が尋ねたんで、「ああ」と笑顔で答える。
「何が来てんのかわかんねーけど、この神聖な場所を汚させるわけにはいかねーだろ?」「そうか」と雄平が頷きながら、「拓也」と真剣な顔でビルダー拓也を呼ぶ。
「ん?なんだ?」雄平はビルダー拓也の肩に手を置き、にんまりと微笑む。
「手伝ってやる」
「マジ?いいのか?」と目を輝かせながら尋ねる。
「ああ、だがお前のケツを拭くのはごめんだぞ」「わかってるって」と拓也は雄平に抱き着き、引きはがされ、雄平にケツをけられながら、拓也は喧騒の震源地へと向かった。
当然、俺たちの傍には透明なセンパイが、浮かび見守るようについて行っている。