世界図
絶対天敵に混ざってラプチャーもいるよ!
因みに主人公は裏の世界において悪い意味で有名人…
〜IS学園・教室〜
教室内は沈黙していた。御察しの通り、女性陣が凝視する先には、不機嫌そうな顔を隠しもしない男子が頬杖を付いていたからだ。
「は〜い皆さん、席に着いてくださ〜い」
と1人の人物が入ってきた。
だがその人物の印象は(((子供が無理して大人の服着てる…)))という印象だった、因みに件の男子は、(スタイルの比率バグってね??)と、ちょっと失礼なことを考えていた。
「其れでは皆さん、御入学おめでとうございます。私はこの1年3組の担任の山田真耶です。よろしくお願いします♫」
その山田真耶なる人物は挨拶をした。それに対しハルは軽く会釈をしながら応えた。
「よろしくお願いします」
釣られるように女生徒達も返事をする
「「よ…よろしくお願いします!」」
「はい♪よく出来ました。……其れでは、出席番号順に自己紹介をお願いします。」
とまぁ、トップバッターはあのつく子だったがその子がガッツリと意識してますよ?とアプローチするかのような自己紹介をしたので、後に続く子のハードルが少し下がったという、ナイス!!なファインプレーをしてくれた。ハルは自分の番が回ってきたので椅子から立ち上がり……
「ハル…ハル・ハスラー…生まれは日本…だけど今は、ルクセンブルクに籍を置いており[エルカノ社]の企業代表としてここにいる。宜しく…淑女の皆様方……」
企業に属する代表だと念を押して挨拶をした。
…その結果…歓声が沸いた。
「日本生まれの外国育ち?!でもそこがいい!」
「凄く紳士的?!銀髪青眼のイケメンカッコいい!!」
「お゛母゛さんありがとぉぉ」
「しかもエルカノ!?…新進気鋭の最先端企業じゃん!!」
「はすらんか、ハルる〜んの方がいいかな〜?」
「企業代表って事は…専用機持ちだ!!…」
女生徒の勢いにハルは困惑したが無理も無い。このIS学園は、
[女尊男卑主義者]という絶滅危惧種な考えを持つ者が意外に多く在籍している。が、そんな国に住むといえど多感な少女達である。物腰良さげ、尚且つイケメンとなれば、確保に動こうとするのは必然であった。
自己紹介の最中だと山田先生は笑顔(無言の圧力)を浮かべてそう言うと、すぐさま水を打ったように女生徒達は静かになり、その後も続いていく。
IS学園では、入学式後に次の授業は即座に勉強となる。
表向きは、スポーツ競技となっているが、
『現行兵器を凌駕する
休み時間中、廊下の先まで女生徒が密集し此方を見ながら、話し掛けるかどうかとしりごみしていた。
そんな群衆に手を振るとキャーキャー騒ぐので、ちょっとだけ楽しいと思ったハルであった。
手持ちの水筒から自分で淹れたブラックコーヒーを紙コップに容れ飲んでいるとその途中に視線を感じ、前を見ると"クマ"が……いやクマのフードを着けた女生徒と目が合った。
「ねぇねぇ〜」
『ん?』
「はすらんかハルる〜ん、どっちがいい〜?」
「それは渾名とやらか?」
「そだよ〜」
「渾名は初めてだな…はすらんでいいぞ?」
「そっか〜宜しく〜はすらん〜」
「じゃあ此方も………のほほんさんで良いのかな?」
「お〜!!私はこれからのほほんさんだ〜♪」
のほほんさんと呼ばれた少女はその長い袖を振りながらハルに握手を求め、ハルはそれに応じた。それが功を奏したのか、大和撫子な出で立ちの少女が歩み寄って来た。
「お〜かぐらんだ〜」
「あの…先程のコーヒーを頂けないでしょうか?」
「構わんが…砂糖は?」
「ブラックで構いません。」
別の紙コップを出し、注いでいく。
「これはッッ……美味しいです。寧ろ、苦味に合うお菓子が欲しくなりますね……もしや、これを一から御自身で作られるんですか?」
「厳選して豆を挽く作業からだ……こういう己好みの嗜好を見つけるのが大好きなんだ……」
「成程…申し遅れました。私、姓名を
「おっと、改めて自己紹介だ…コールサイン:レイヴ…違う、"ハル・ハスラー"…"世界二番目の男性IS操縦者"と言う不名誉な鎖を貰ったただの傭兵さ。宜しく。」
取り敢えず握手をするが、
[更識楯無]も居ると察した。そこにコツコツと音を立てながら杖を着いた西洋人形のような風貌の少女が訪れ……
「ご無沙汰してます。
「ご無沙汰って…昨日あったばかりだと思うが?」
「およ〜?だぁれ〜?」
「…皆様、申し遅れました。私クロエ・クロニクルと申し上げます。…強いては、
その名乗りに一瞬だけ周囲が静かになる。
暫くして誰かの声を皮切りに、嘆きか絶叫にも似た悲鳴が木霊した。
「「「ええぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!」」」
「そんな馬鹿なっ!!」
「神は死んだァァ!!!!」
「「ぢぐじょ〜〜〜〜」」
「抜け駆け!?」
「…せめてアプローチしてから言ってください…「「グボァッッ!!?」」…」
と、ハッキリ言うとこの光景は悲喜交合である。
結婚というプランを練っていた女生徒達を真っ向から捩じ伏せた、当のクロエは分かってないのか小首を傾げていた。その仕草に1部の女子や、廊下で見ていた者達の中には庇護欲を掻き立てられる者達が続出。
すると、クロエはこんな状況にも関わらず、熱核兵器もドン引く様な衝撃発言をした。
「…"初夜"も済ませているので、ハル様は渡せません…ごめんなさい…」
その話を聞いた衆目は(((見た目にそぐわぬ豪胆っぷり!?)))となっていた。そんな中、神楽やのほほんさんは奇妙な内容の話があった事に疑問を抱き、問いかける。
「ねぇねぇ、クーちゃん?何で〜ハル
「…私も気になる…」
「…ある程度なら大丈夫じゃね?…それと、のほほんさん?。」
「ほぇ??なぁに〜ハルる〜ん?」
「
「ごめんよ〜ハルる〜ん。」
「…私は…ハル様に助けられ、此処に居ます。だからハル様に生涯をかけて尽くすのは当然では?…」
「ほえ〜……」
「…ハルさんに抱く情景がすごく湿っぽくて重いですね…」
少なからず、女生徒達はハルに対する警戒度を下げたと同時に、クロエの重すぎる想いも伝わったらしい。
だがこの3人のおかげで打ち解け易くなったと言っても過言では無い。
このまま他愛も無い話に花を咲かせるかと思われたが……
……クロエが思い出したかのようにハルにこう告げた。
「…そういえば…先程[ハンドラー・ハーゼ]様から言伝が………納入されるハル様の機体[ナイトブレイカー]と、
[
「…イカレ兵器第一号…アレ出来たんだ…」
「…はい…"引き抜いた技術者達"と[ハンドラー]様…そしてハル様のアイデアの結晶第一号です。」
「…もしや、開発してた[
「それだと思います…[
物騒な代物…もとい笑える物を作るのが大好きなのが、[
自分達の戦力が少ないが故に、規格外すぎる武装や機体を製造るという事を辞めることは無いのだ。勿論、盗られた時の対策も確りとしてある。
(身内にゲロ甘なので安全策はバッチリ…)
〜場所は変わって食堂ホール〜
ハルが注文したのは[鮭茶漬け]である…コレで足りるのかと言われれば微妙ではあるから海老や魚の天麩羅を追加で注文したのだが、普段よりは多く盛られていた。
…座る席をどうしようかと思案していた時にこちらに向かって手を振る人影が見え、その人影の方に向かって歩いていくが、その人影がクロエ達だと分かったのは、ある程度近づいてからだった。
『…クロエ…友人が出来たようだな……』
「ハル様…どうやらこの方達は、[
着席したハル・ハスラーとクロエ・クロニクルは先ずは温かいうちに食してしまおうと静かに手を合わせてそして食事に手を付け始めた。
その動作が揃っていたことに本当の恋人らしく息ピッタリだと実感させられた周りの生徒達。
そんな中、周囲の喧騒を他所にクロエの友人を交えたOWについての話が行われていく。
「…
「「「( ゚д゚)…そんなの持ってくるの(震え声)」」」
「…ハル様の機体には、それを使う為の措置が取られております。」
「……ハルるんそれで何してるの〜」
「…結構な頻度で、
「…(º ⌓º )…そう何だ…深くは聞か無いけど…」
他にも何か聞きたそうにしていた本音達だが、一旦切り上げることにした。
暫くしてとんでもない質問が来た。
「ハルる〜ん?…ク〜ちゃんは何で両目を閉じてるの〜?」
「…お前なぁ……これは良いのか?クロエ…」
「…構いません、何れバレるものです……それに、
本音達はクロエが目を隠し、杖を着いている理由を聞こうとしてきた。
ハルがクロエに確認をとると、クロエは仕方ないと言うような口振りでハルにそう言った。その口調が誰を指してるのかは知らないが、冗談じゃないくらいに口が悪かった事を明記しておく。
「お嬢様とは思えないお口の悪さだね〜」
「クッソ哀れな人達……」
そしてクロエは、自分の両目を覆う様に巻かれたバンドに指をかけ、そのまま捲り上げた。
…その顔を見た野次馬達は一瞬の内に青ざめる。
瞳の周りに有る傷痕、白く濁った片眼…そして機械的な技巧の目立つ琥珀の瞳…盲目と言うよりは人為的に見えなくされた様な痕跡が色濃く遺されていた。
「…えと……クロエちゃん?其れ…見えてるの??」
「…ハイパーセンサーを応用してるので問題はありませんが?」
「……ハルるんコレ知ってたの?!」
「ハル様…なぜこの方達は自分から知りたいと言っておいて絶句してるんでしょうか?」
「…知らん( ˙-˙ )…不幸話が好きなんだろ…それをネタに日々の憂さを晴らす…其れが人間なんだよ…そんな事より、[カドゥケウス]の調子は大丈夫?」
「ひねくれ過ぎだよ〜二人とも〜」
「はい!流石、
「…1セットで数千万は吹っ飛んだぞ…直ぐに稼ぎ直したが…」
(((ハル君の資産そんなに有るんだ……)))
琥珀色の機械的な義眼の調子を確かめるクロエに大丈夫かと問いかけるが意外な言葉に驚愕する女生徒達…
1セット数千万もする義眼を買う度胸も凄いが、直ぐに稼ぎ直すというのは[商才]が万全にある事を意味する。…つまるところハルを手中に納めると将来は安泰で有るが、同時に断崖絶壁を跳ぶ自殺に等しい危険性(主に兎)を秘めていた。
かなり波乱とも言える学園生活の幕開けである……
……続く!……
ハル・ハスラー専用機体:ナイトブレイカー
バーストマシンガンとパイルバンカーを交互に駆使しながら敵を仕留めるが、彼の本領は縦横無尽に戦場を駈ける自由な闘いにある。ブースターを吹かし、変速的に且つ鋭角な高速移動で敵を翻弄しながら殴る・蹴る・斬る・撃つ等のオンパレード……ハマったが最後、相手は為す術なく散るだろう
お気に入りOW:グラインドブレード・ハウリング・マスブレード
※AC6のナイトフォール
IBーT01:HAL826
束が作成した自分専用の機体…
コーラル砲とかミサイルは無いが、
(