※この作品はR-18です。

〜兎と鴉と女神達〜   作:坩堝の騎士王

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大浴場タイム……か〜ら〜の〜…

彼女達の住処でのわちゃわちゃ……

乱入した挙句に引っ掻き回した駄犬の処遇も……

……誤字報告有難うございます!!……


〜エデンでのアレコレ〜

 

ーエデン:露天大浴場ー

 

『あ゛〜〜〜……温け〜〜』

 

……訂正しよう。何処の旅館?!というレベルに広い。

先ず大きな露天風呂が1つ。大きめの檜風呂が2つ。更に天井はホログラムモニターとなっており、景色を変えて風情を楽しむ事が出来る様に工夫が施されていた。そこに使われている科学技術はハンドラーが見たら獲得しようと躍起になるよな〜と分かるほどに高度であった。

 

『〜伝えたい私のアイロニック〜♪〜奏でよう素敵なファンタジック〜♪』

 

リラックスし過ぎたのかついつい鼻歌を口ずさんでしまう。

 

<<ぃぇ〜い!!お風呂だあああ!!

 

……外から、ワイワイガヤガヤと誰かが騒ぐ声が聞こえる。

…他の奴が来たのか?と思いながら扉の方を見た其の瞬間……

 

『いっちばーん!!!!』

 

『プロダクト23!!お風呂場で走らない!!!』

 

『…良いじゃ〜ん!久々の温泉なんだから!』

 

『"イサベル"…"セシル"…少し離れてくれ…』

 

『『嫌です♡』』

 

入って来たのはエ(・)デ(・)ン(・)に(・)住(・)む(・)N(・)I(・)K(・)K(・)E(・)…千差万別の様相を呈した美少女達がさも当然のように入って来たのだ。

何故かヨハンも随伴(強制連行)されている。そして先に入っていたハスラーに1人が気付くと声を掛けた。

 

『およ〜…"レイヴン"が一番風呂か〜…』

 

『こ…こんにちは……\(〃ω〃)…』

 

『( ゚д゚)……もしや…ここ"混(・)浴(・)"?!』

 

『…知らなかったの?』

 

…確実にドロシーにしてやられたと頭を抱えた。

……闘いに身を置く彼女達は凛々しく在るが、こうして落ち着いた状態で見てみるとは何とも魅惑的ではある。

 

『…やっほ〜"レイヴン"♪』

 

……ジャポジャポと湯船を掻き分けながら此方に歩いて来たのは、先の戦闘においてドロシーが庇っていたNIKKEの1人だった。

……気の所為だろうか先程まで隻腕だったハズだが……

 

『…?腕…くっ付いたのか?…医(・)療(・)技(・)術(・)も凄まじいなここは…』

 

『??…あ〜そういう事か……まぁ…そうだね……』

 

『 湿っぽい話しは無し!…そうだ!何か他愛も無い事柄の話し合いをしよう。』

 

ハスラーの隣にシレッと座った数人のNIKKE達。そこからは色々な話の数々が交わされた。

ー外はどんな景色なのかー

ー君たちはどういう目的で集ったのかー

ーどうして?、こうなる等…年頃の少年少女にしては、やけに哲学的な会話が続く。

そうして暫く話し込んでいると入浴タイムが残り10分と、広域放送による呼び掛けがかかる。

その合図と共に続々と湯船から上がり脱衣場に向かうNIKKE達。

 

少し遅れてハスラーも湯船から立ち上がり。タオルを腰に巻き、脱衣場の一角の個室部分へと向かう。

 

『( ゚д゚)…すっごい筋肉だった…』

 

『あちこちの傷跡何なんだろ?』

 

『///はわわ…///』

 

鍛えた体つきは色恋にがっつく乙女達の視線を釘付けにする程に、魅力的だった。1人はハスラーの身体に残された幾つかの傷跡が気になったようだが……

 

『(色々と愉快で面白い子達だったな…ん?…コレは?)…え゛っ!?』

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

申し訳ありませんが、お客人にはNIKKEの皆様と同じ部屋になってしまう事を申し上げます。……寝室エリアも結構な被害が出てしまったので

…くれぐれも失礼の無き様に……

By:ドロシー

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カゴの中に畳まれる形で収まっている寝間着を取った時にそこから落ちた紙には彼女達と一緒に眠ってくれと言う内容だった。

絶句しながら渋々、寝室へと向かうがそこで更に言葉を失う羽目になる。

 

『あれ?…レイヴンじゃん。何でここに?』

 

『もしかして……襲いに来たの〜?』

 

『キャーエッチ〜!』

 

『何時もの寝室エリアが吹き飛んでるって言うから、ここで寝てとドロシーの言伝。』

 

『あっそうなんだぁ…歓迎するよ〜』

 

普通に考えたら天国に見えるが、此方としては中々の地獄だと痛感した。

スタイル抜群の美少女達が薄い寝間着で部屋中に点在しているのだ…御二人程"裸族"っぽいのが居るし、ノーパンやノーブラの子まで居るというモラルが見事に死んでいる淫靡な光景が広がっている。

 

『所で何で目を逸らし……あぁ〜成程ね〜スケベ♡…』

 

ームニュ…

 

『!?!?…余り揶揄うなよ?"本気"になるぞ?』

 

『ッッ////……』

 

成る可く見ない様に目を逸らしていたが、それを見抜かれたのか揶揄う様にその豊満な身体をハスラーに押し付けてつつ、シャツを捲り充分に大きな乳をチラ見せして来るその様に、鼓動は一双早くなり始め、更にとある感情が湧き出して来たが、ハスラーはその感情を理性で押さえ付け、少女の揶揄いを窘めると少女は紅潮していた頬を更に赤くして離れた。

どうやら一定の羞恥は存在する様だと一安心した。

 

……余談だが、同時刻にクロエがコップを握り潰しかけたという。

 

 

その後も抜け駆けだー!と騒ぐ子達に揉みくちゃにされながらも、消灯時間になり全員が大人しく床について眠り始めた。

そしてハスラーも深い微睡みの中に落ちていった。

 

 

 

〜《翌朝》〜

 

 

『(何か胸元に温かくて柔らかい感触が…それとガッチリとホールドされてる様な…)』

 

自分の全身にまとわりつく奇妙な感触に起こされたハスラーは、唯一動かせる頭を回し覚め始めた目で周りの状況を確認すると……

 

『なんでさ…』

 

胸元の柔らかい感触は昨日、此方を揶揄いながら誘惑して来た少女だった。しかもシャツの前面を外してるのか巨乳特有の感触と人肌の熱がダイレクトに布越しに伝わってく

る。更に問題なのがハスラーと少女の今の体制だ。

今現在ハスラーの身体正面からガッチリと蝉の様に引っ付いて爆睡してる。

しかもこっちがモゾモゾと動くと艶っぽい声を漏らしながら更に抱き締めて来る…正直全身の骨がミシミシ言ってる状況。

 

 

ーガチャ……

 

『お〜い…ペローナ?……………お邪魔しました〜』

 

ーキィィィィ…カチャン…

 

さらに最悪なタイミングで他の子に見られた。

ハスラーの頭の中では、この状況をどう説明しようかと様々な策が頭を巡るが、シンプルに謝ろうと、アイコンタクトで助けを求める。

 

『〜〜〜!!!!?!?』

 

『OK〜…はぁぁ…ヨイショっっ!!』

 

蝉の様にがっしりと引っ付いているハズだが、首と太腿をその両手で引っ掴むと苦も無いかの様にベリっと引き剥がしたのだ。

 

『(⊙ω⊙)!!?』

 

『(;゚Д゚)!えっ?!何何!?!?!?』

 

『…おはよう(^^#)…今日朝からハラン様と模擬訓練だよね…怒ってたよ?』

 

『( º^º; )…すぐ行きますっっっ!!!』

 

呼びに来た子曰く、ペローナと呼ばれた子は今日は戦闘訓練だったはずだが講師を待たせてしまう大遅刻をしたらしい。

…着の身着のまま、寝室からすっ飛んで行ったが、数秒後……慌しくナニカから逃げる様に戻って来た。

 

『……助けて(´;ω;`)』

 

 

……カチャリ…

 

『遅刻とはいい度胸してるわね(#^ω^)ピキピキ…』

 

地の底から揺らぐ様な言葉と共に怒り心頭の…確かハランという名のNIKKEがやって来た。その手に大型の鎌を携えた彼女は、此方としてもその表情に寒気を錯覚させられる。

 

……だけどドアの隙間から顔を覗かせる行為は控えて欲しい。表情も相まって相当に恐怖映像だ。

 

……次の途端、間がいいのか悪いのか館内放送のノイズがかかる。

 

<ー皆様…おはようございます。独立傭兵:レイヴン様…依頼書の手続きと換金手続きを行いますので中央広場においでください。また御帰宅なさる際のお見送りもさせて頂きます。……それでは後ほど……>

 

その音声が聞こえた為に着替えを済ませたハル・ハスラーは来た時に着けていた服装で中央広場へと早足で向かって行った。

 

 

〜中央広場〜

 

広場の中央でドロシーから依頼遂行の照明と換金手続きを済ませたハスラー。広場を散策していたが、その内に広場に続々と集まるNIKKE達…不思議な事に男はヨハンとハスラーだけしかいないのだ。

頭を捻りたくなる光景だがそこが不気味な要素の一端でもある。

 

『…成程…(ダスト・チルドレン(棄てられた子達)……噂はホントだったか…)[楽園(エデン)]とはよく言ったものだ…』

 

『レイヴン…すっごいでしょ?ドロシー様達の理想郷は?』

 

この場に居る面子からは誰一人として、諦めた人間特有のオーラが出ていない。この施設の名に込められた意味を理解した上でそう言い放ったハスラーに対しての好感度は昨日から段々と上がり続けている。

色々周囲を見渡していたハスラーの視界にレールに載せられた棺桶が目に入る。

しかも、ガタガタと動いている。

 

『ドロシーさん…アレ何?』

 

『あの棺桶ですか?昨日狼藉を働いた駄犬を送り返してやろうと思いまして…』

 

『どうやって?』

 

『普通に送り返すのはココの存在が露見してしまいますので、[バンクチャーバスター砲]の弾丸として撃ち出そうと思いまして……』

 

棺桶を指さして聞いてくるハスラーにドロシーは満面の笑みでサラッと答えた。……その言葉が聞こえたのか、棺桶の振動が更に激しくなり、オマケに声も聞こえてきた。

 

⚰️<ちょっと!出しなさいよ!!誰か助けて!!!

 

変な声が聞こえるがそんなの知るかとばかりに、射角調整が進んで行きある場所で固定された。

 

『皆様!これより駄犬のリリースを行いますのでお気を付けて下さい……それともう一点、コレはあくまで対城塞用バスター砲ですので…人(・)間(・)を(・)撃(・)つ(・)の(・)は(・)初(・)め(・)て(・)なんですよ。』

 

何か悪魔みたいな言葉が聞こえた直後、棺桶に設置されたブースター(何で?)が点火し、更にレールには電磁気力が流れて限界まで速度を高める仕組みだ。

 

『ねぇ!ハスラー君!!謝るから!助けっ……ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙…………』

 

『た〜まや〜!』

 

『何処に?』

 

『彼女の本邸です(*^^*)』

 

一瞬の無音の後、腹の底から出たような悲鳴をバックコーラスに棺桶はとてつもない速度で空に消えた。

 

 

面白いイベントを見た後で、名残惜しいがそろそろ別れの時だと言わんばかりに大きく張りつめた声で別れの挨拶を告げた。

 

『それじゃ!俺はこれにて帰ります!!皆様!有難う御座いました!』

 

『"レイヴン"!!帰るならその前に[blabla]交換していこうよ!』

 

『…[blabla]??何だそれは?』

 

……ペローナ曰く、[blabla]とはNIKKE達の間で使われる携帯チャットサービスのようなものらしい。そこにアドレスを登録すれば何時でも私達とチャットが出来るそうだ。

 

『…持ってないな…』

 

『じゃ、ココをタップして『ほうほう』…アプリをダウンロードしたら、アプリをタッチ『…ふむ』…そしてアカウントを作る。『…成程…取り敢えず[独立傭兵:レイヴン]っと…』これで完了だよ〜あとは交換して…出来た!!』

 

『ペローナ?後で私にも頂戴な?』

 

『共有するから待って〜』

 

そしてハスラーはカタパルトの方に歩み寄り、完全に修繕が終了したという[ナイトブレイカー]を展開。

 

レールに脚部を乗せ…身をかがめる。

 

ーアーム固定……ロック…

 

ースチームシリンダー正常加圧中…

 

ー3……2……1……射出…

 

勢いよくはじき出された[ナイトブレイカー]は来た時と同じようにパルスアーマーを展開。造られた悪天候を突っ切ると、ブースターパーツの[USー01:SILVAR SOL]が高出力形態に変化。より速力の増したオーバーブーストでエルカノへの帰路を急いで行った。

 

……続く……

 




ー収支報告書ー
☆基本支給額:3000万クレジット
☆弾薬費:-500万クレジット
☆修理費用:ー500万クレジット
☆損壊賠償:-2500万クレジット


支出:3500万クレジット
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
累計:ー500万クレジット ←支払いました

赤☆字


新ヒロイン→ペローナ:ピルグリム

使用武器:アサルトライフル……
予備 自動小銃・ハンドアクス・手榴弾・ジャベリン……

第2次アーク防衛戦時に活躍した量産型NIKKE。
豊富な銃火器に多彩な小技を有している。

……その身体はジッサイ豊満である。……
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