鳳・鈴音
専用機:
中国代表候補生
かつての戦闘スタイルから一変。両背中のアンロックユニットに内蔵されたガトリング砲と両手に持ったガトリング砲で闘うガトリングモンスターと化した。
ー瞬間火力のエグさで一気に一位に上り詰めた。
渾名は:中華のガトリング娘々
〜襲来!ガトリング娘々!〜
ーIS学園・教室棟ー
『おはよ〜…えっ何?』
教室に入るなり、クラスメイトの視線が一気に注がれたハルは一瞬たじろぐが、すぐさま持ち直した。
『おかえり〜ハルるん〜』
『ハスラー君あんなに強かったの?!』
『くぅ〜。クラスの代表をカイネさんだけじゃなくてハル君も務めるツーマンセルにすればよかった〜』
『カイネさん強いじゃん!!1組のオルコット叩き斬ったじゃん!!…しかも私たちをバカにされた事に怒ってくれたんだよ!』
『…ハスラー君は会社の仕事があるんだから、時間作って学校に来てるんだよ!?…私達の都合に引き回したら申し訳ないじゃん…』
どうやら、クラス代表に関して、自分とカイネさん?を据えたツーマンセル方式にするつもりだったらしいが、それは頓挫。結果的にカイネさんが三組の代表を務める事になったらしいが……話を聞く限りそのカイネさんとやらは、クラスメイトをバカにされたその時に代表を引き受け、そのセシリア何とかが起こした決闘騒ぎを受諾。
一刀の元叩き伏せたらしい……。
『……ハルるん悪い顔してるね〜』
『ん?…あぁ失礼…そんなに強いなら一戦頼んでみるのも悪くないと思ってな…』
『お〜?…ハルるんって好戦的なの〜それ『皆さーん、授業を始めますのでせきについてくださ〜い!!』…ハルるんまたね〜♪?』
その話を聞いたハルの悪い顔に気付いたのほほんさんは、好戦的なのか否かを聞こうとするが、教室の扉を開けて山田先生が授業の為、席に着いてくださいと号令を出す。
『はい♪皆様、おはようございます。…さて、ハル・ハスラーさん、クロエ・クロニクルさんは本日から復学ですが…お二人は、授業の範囲で分からない事があれば、このクラスのどなたかか若しくは私に質問をしても大丈夫ですよ♪』
『『ご厚意痛み入ります。( . .)"』』
「息ぴったりだね〜」
やはりと言うべきか授業範囲の遅れが出ている様だ。だが、その遅れを理解してるのかクラスメイトか、はたまた自分に聞いて理解を深めて欲しいと願う山田先生の意向は理解出来るためその厚意に今は感謝の言葉を述べておく。そうして、始まったのはクラスメイトでの、勉強会だ。
「ここはね〜」
『成程、成程…』
「お〜…そういう答えもあるのかΣ(゚д゚;)」
『ふむふむ…面白い解釈だな…』
…山田先生は自分のクラスがこんなに聡明で好奇心の塊だった事に、改めてここで良かったと内心思っていた。
一の問いに五の答えを出して来るし、又、その答えが出た理由等についても議論が始まる。向上心はいい事ですと言おうとした矢先……
ドォォォォォンンンン!!!!!!
「「「「「Σ(・ω・ノ)ノ」」」」」
『何だ!?襲撃か!?』
「皆無事か!?」
「血の気多いよ2人共〜…」
突如響いた轟音に竦み上がる三組の面々に対し、咄嗟に厳戒態勢に移ったハルと件の女生徒カイネは自分のISに手をかけた状態で辺りの警戒に入った。
すると、音の方角に心当たりが合ったのか1人の生徒がこうつぶやく。
「ねぇ…1組の方角から音がした様な気がしたけど……」
「…(´°‐°`)…………」
「山ぴーの顔が死んだ!!」
『…見事に表情筋死んでるな…』
山田先生の顔から笑みが消え、さらに目からはハイライトが無くなり最早死人一歩手前のようなそんな表情になってしまった事に訝しげなハル。
すると、ふらふらとした足取りで、教室から出て一組の方角へと向おうとする先生。
『山田先生?!』
「…只今から自習時間にいたします…私は織斑先生に授業妨害に対する抗議に行ってきます…」
『確保ー!!!』
「山ぴー抑えて〜」
「「「かかれー!!」」」
「ちょっと!皆さんΣ(゚Д゚;≡;゚д゚…『ふっ!』(トスッ)…( ˘ω˘ ) スヤァ……」
「「「「クロエちゃん!d(˙꒳˙* )」」」」
虚無った顔をした山田先生をカイネの号令と共に抑えにかかった三組の有志達…それでももがく山田先生をクロエはハンドラー専用麻酔矢で無理にでも眠らせた。
麻酔が効いたのか、数秒で眠りについた山田先生。
クロエのファインプレーに山田先生を介抱してる生徒達は称賛した。
そして……
「皆!保健室の先生連れて来たよ!!」
「急患ですか!?って、山田先生?!」
『あの…私が吹き矢で眠らせました。』
「……取り敢えず保健室に運びましょう。…それからさっきの轟音は何!?」
「1組から…」
「…………(。´-д-)ハァ-…また織斑先生の所ね…後で学園長に報告に行くわ。じゃ、山田先生が不在になるからあなた達は自習ね?」
「「「「は〜〜い!!」」」」
山田先生を数人の生徒達で保健室に運ぶ事になり、その生徒たちが戻るのを待ってから勉強会を再開する事にした1年3組一同。
すると、1人の生徒…四十院神楽からこう質問された。
「折角ですので、[エルカノ]製のISについて、御教授を願いたいのですが…構いませんでしょうか?」
『…それでは《キーンコーン・カーン・コーン》…お昼になってしまいましたね…』
クロエが[エルカノ]製のISについて解説をしようとしたが、間が悪いのかお昼の休憩時間を告げるチャイムが鳴り響いた。
〜《食堂ホールにて》〜
『相席…良いかな•́ω•̀)?』
『構わないよ…確か、カイネさん…だったか?』
カツ丼を食べようとしたハスラーの元に、カイネが座っても良いかと提案して、ハスラーはそれを承諾。対面する様に座ったカイネを他所にカツ丼を食べ始めるが、先程カイネに言おうとした事をここで言うことにしたが、先にカイネの方からそれが切り出された。
『…ハル・ハスラー…私は君と闘いたい…恐らく君は強さで言うと上澄みだ。だからこそ私の力を試す絶好の機会だ。良いだろうか。』
『……いいぜ?お前みたいな奴との対戦は実に楽しみだ。クックック……』
『!…そうだな…今日の…放課後で構わないか?。』
決闘の約束を取り付けた二人は、その後にやってきたクロエや三組の面々と談笑しながら、昼食をとっていたが……
『そこ!いいかしら?』
『む?』
『別にいいが?』
『ありがと♪一夏!こっちよ〜』
『"鈴"!分かった!今行く。』
…相席を求めたツインテールが特徴の活発的なに、呼ばれるようにやって来たのは
1人目の男性操縦者:織斑一夏だった。
「…鈴。それにしても久しぶりだな!二年以来か?」
「えぇ……一夏、アンタも変わりなさそうで安心したわ。…春樹は…」
「………ッッ…鈴?それよりも中国の代表候補生なんだってな!…」
横にカイネとハスラーが居るにも関わらず明らかに身内内とも言える会話が飛び交うが、織斑一夏の機嫌が少し沈んだ事に疑問を抱くカイネ。
ハスラーはソレを瞠目しながら聞いていた。会話の内容が変わった事に聞き耳を立てた。
「ねぇ…一夏…2年前に一夏と交した約束////…覚えてる?」
「あ〜覚えてる。確か、"毎日、酢豚を作ってやる。"だったか?……アレそういう意味だよな?」
「ッッ////うっ…うん(/ω\*)プシュ---♥…」
鈴音が口にした言葉は、2年前に織斑一夏と交した約束。それは"毎日味噌汁を作ってあげる"と云う異性への告白の中国版でもあった。
…ちなみに言うがここは食堂で…今は昼食時であるし…当然周りにいるのは恋バナ大好き花の女子高生達である。
ソレが件の2人の動向を見守る………正直目線がめっちゃ怖いのは気の所為だ。
「悪いけど、鈴音…其れはもう少し待ってくれ」
「えっ(꒪д꒪II」
「…そんなに好意を持ってるのは嬉しいんだ。だから…"一人の男"としての決意を固める時間をくれ。」
織斑一夏の出した答えは……告白は嬉しい・だけど自分の気持ちを固める時間をくれと言う許諾の旨だった。
「「「「「( *¯ノ³¯*)ヒューヒュー♪̊̈♪̆̈」」」」」
「うん♪待ってる(っ ॑꒳ ॑c)」
『へぇ〜…』
『ふっ…中々の日本男児では無いか。』
食堂に居た女子生徒達は甘酸っぱい告白の成就に色めきたち、ハスラーは感嘆を、カイネは決意はあるが何処か甘い返事に一介の日本男児と謎の感想を零した。
すると……
「ッッッッ一夏ァァァァァ!!!!!!!」
織斑一夏目掛けて、ポニーテールの女生徒が竹刀を振り下ろそうとしていた。
既に竹刀は其の身を震わせ、織斑一夏の頭蓋を叩こうとだんだんと迫っていく。
「一夏ッッ!危ない!!」
「なっ!?鈴!」
が、織斑一夏と竹刀の前に鈴音がヌルッと滑り込み、一夏を護ろうと両腕をクロスさせて、それなりの速度を持った竹刀を受け止めにかかる。
……そして……………
バギャン!!!!
「なっ!?」
ークルクルクル……パシッ…
『……危ないぞ?…』
「「「「「?!?!?!」」」」」
食堂にいた面々が目撃したのは、クロスした両腕で竹刀を難なく受け止めた鈴。
折れた舳先を難なくキャッチしたカイネ。そして……
『……何もするな!英国…』
「……ッッッッ……」
…無断展開したISのスナイパーライフルを織斑一夏に向けたセシリアの頭部に、ハスラーがプラズマピストルを、カイネが空いたもう片方の手で鋸状の鉤刀を首に当ててる光景だった。
「アンタねぇ……周りの人の被害を考えないの?呆れた…一夏?
「…鈴…悪いけどホントなんだ……」
「ふ〜ん…まぁいいわ…それより、
『このアマ…此処で光学兵器ぶっぱなす事の恐ろしさ知らんわけでもあるまいし…なぁ?…1度しか言わんぞ?…其の
『私からも言う…
眉間に突き付けられ、首筋に刃物を当てられた状態で凄まれたら、大人しく言う事を聞くしか無くセシリアは展開したライフルを量子転換し格納した。
『よ〜し…いい子だ…サラ先輩。取り押さえ頼みます。』
「解りました。」
セシリアの背後に立っていたサラ・ウェルキン先輩に対処をお願いしたハスラーはカイネの元に歩むが、カイネが篠ノ之箒の持っていた竹刀を取上げ、持っていた折れ先とその違和感に気付く。
『おい、アルミ合金の芯か?コレは…』
「はぁ?道理で硬いと思った。」
「「「「「(ㅍ_ㅍ)」」」」」
「なっ!?鈴!大丈夫なのかよ?!」
「ん〜……別にいいか…」
「鈴ッッ…おまっ…」
其れは普段からアルミ合金を中心に細工のされた竹刀を持ち歩き、剩、それを凶器として使用したという事による強い避難の目が箒に注がれる。それを他所に鈴音が、竹刀の直撃を受けた腕を揺すり、暫くして袖の方をめくるとそこにあったのは、軟らかな肌色の皮膚ではなく金属の光沢が光る義手だったのだ。
鈴音は、その義手についてこう説明する。
「1年前位にね?絶対天敵に左手…肘から先をバッサリいかれて、この義手はその時に付けたのよ。」
「なっ!…」
『(どっかで見た
『何事ですか?コレは…』
『あっ学園長…』
「「「学園長!?」」」
現れた初老の女性…ハスラーが気付いたのか、学園長と口にすると食堂にいた面々が驚愕する。
暫く状況を見ていたのか、何があったのかを監督生らしき人物に尋ねると、その人が言うには篠ノ之箒が、織斑一夏に暴力を振るおうとし鳳・鈴音がコレを阻止。
極めつけは無断展開したISの武器で織斑一夏を撃とうとしていたセシリアをハル・ハスラー、カイネ・ゲルトルートの両名が牽制し、未然に防いだとの事らしい。
「成程…また貴女方ですか?」
「ッッ…いや……コレは一夏が……」
「あっ…うっ…」
老人とは思えぬ程の気迫と威圧を放ちながらセシリアと箒を問い詰める学園長。
箒はまだ喋れるだけいいが、セシリアに到ってはしどろもどろになっており大した理由がないのだと推察される。
だからと言って暴力に訴える手段を取るのはどうだろうか。そして人を言い訳にするなど言語道断でもある。
……そして二人の言い訳に対し学園長が下したその答えは……
「この案件は学園で預かります。鈴音さん、ハルさん、カイネさんには被害を未然に防いでくれた事を感謝致します。そして篠ノ之箒・セシリア・オルコット両名は職員会議にて処遇が決定するまでの間、拘留措置を取らせて頂きます。」
遠慮も慈悲も無かった。
抑、この判断はまだぬるい方だ。
即座に、停学処分か、放学処分になってもおかしくない。
まだ、会議という体裁を取ってくれるだけ温情がある……
ここの織斑一夏は鈍感じゃないです。
〜約、1ヶ月ぶりの更新……
これからも続けますのでぼちぼち宜しくお願いします