ポケットモンスター〜フェイタルファイト〜 作:ボルメテウスさん
無事に、ゴマゾウを仲間に加えた俺達だが、正確には、これからの目的地を俺はまるで知らない。
「さて、どうするか」
「とりあえず、この森を抜けましょう。そこから先、近くにある一族の村へと向かいましょう」
「一族の村ねぇ、そこで、どうするんだ?」
「そこにいる長と戦います」
それと共にトネリコはそのまま、俺に言う。
「長と戦う?」
「えぇ、代理戦争という事で、おそらくは魔獣同士の戦いになります。
上手くいけば、そこにあるアルセウスのプレートを手に入れる事が出来ます」
「プレートねぇ、結局、今はどれぐらいあるんだ?」
俺はそのままトネリコに確認するように言う。
「私が分かる範囲だと、6枚のプレートが各々の長が持っていると噂で聞きました。だからこそ、その長からプレートを見つければ」
「ふぅん」
とりあえず、長と戦う理由が分かれば、行動もしやすい。
あてのない旅をしなくても良いのは、助かる。
同時に、その長と戦う際に、このままでは危険だというのも分かる。
「まぁ、このまま戦うのは危ないからな」
「えぇ、ゴマゾウだけでは、難しいかもしれないので」
そう、俺達は森の中で歩いていると、ふと、頭に冷たい何かが当たった。
俺は疑問に思い、上を見上げると、そこには大量の水滴があった。
雨だ。それもかなり強い。
「まさか、こんな所で雨が降ってくるとはな」
「あーもう、どうしてこうなるんですか!」
そう言いながら、俺達はすぐに森の中を走る。
今は着替えがない以上、濡れるのは不味い。
「どこかで、雨宿りが出来る場所はないか」
そんな事を呟きながらも、森の中を駆け抜ける。
すると、目の前には洞窟が見えてきた。
「あそこで、雨宿りをしましょう!」
トネリコの提案に、俺は即座に同意した。 そして、俺達が中に入ると、そこは薄暗い空間が広がっていた。
壁や天井からは水が漏れているのか、地面の方まで染み込んでいるようだ。
「.とりあえず、ここで休むしかないだろうな」 「ですね」
そう言って、俺達はその場に座る。
それと同時に、雨の音が強くなっていく。
すると、トネリコは焚火をし始める。
「ほら、これで暖まりましょう」
そう言って、トネリコは鞄の中から薪を取り出して、焚き木をする。
「あぁ、そうだな、にしても、どうするか」
「それに、その、このままだと風邪が引いてしまうので、服も脱ぎましょう」
「えっ!?」
その一言に、驚くしかなかった。
「えっと、この毛布で身体を隠したら、大丈夫ですから」
トネリコは、すぐに毛布をこちらに渡してくれた。
「仕方ないな」
そして、俺は自分の服を脱ぐ。 そのまま、脱いだ服を軽く絞ると、炎の近くに干す。
互いに裸が見えないような位置取りをしながら、雨音を聞く。
「さっきよりも強くなってますね」 「そうだな.」 外の様子を見ながら、俺は言う。
先程までは小降りだったのだが、今では大雨になっている。
これでは、しばらく外に出られなさそうだ。 そんな中でも、俺達はゆっくりと休んでいた。
しかし、雨音が強くなる中で、トネリコの声が聞こえた。
「あの、すみません、ちょっといいですか?」
そう言いながら、トネリコは俺の方に近づく。
「何だ? 何かあったか?」
すると、トネリコの目線は、俺の毛布の下にある場所だった。
「トネリコ」
「いえ、その、男の人のは、見た事がなかったので、その」
「えっ」
そういえば、この世界に来てから、俺はそういう経験をした事がなかった。 なので、興味本位で見てみたいという気持ちがあるのかもしれない。
「いや、待て待て、そういうのは、順序があって」
「大丈夫ですっ、私、そういう本は見た事があるので」そう言って、トネリコは俺の前に来ると、そのまま膝をつく。 そのまま、俺の毛布の下へと手を伸ばす。 そして、毛布の中にあったモノを握る。
それは既に硬くなっており、先端からは汁が出ていた。
それを指先でなぞりながら、トネリコは見つめる。
「えっと、トネリコさんっ」
「大丈夫ですよ、大丈夫ですから」
「えぇ?!」
既に止まる気配がまるでない。むしろ、さっきよりも強く握っている。
これ以上は、止まりそうにない。
ポケモン作品からの参戦キャラは(パルデア)
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リップ
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ゼイユ
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サザレ
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タロ