※この作品はR-18です。

ポケットモンスター〜フェイタルファイト〜   作:ボルメテウスさん

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明けましておめでとうございます!という事で、今週から連載を再開していきます。
最初の週は、ジム戦のような感じの族長戦ですが、よろしくお願いします。


強さの試練

長い長い道を通り抜けた。

雪山の中を歩き続け、時には休息しながらも、俺達は辿り着いた。

 

「本当に長かった」

「えぇ、長かったです。途中でかまくらと造ったり、何やらのんびりしているように見えましたが」

「これでも仕事はきちんとしていたぞ、それにしても、奴が族長か」

 

そうして、俺達の眼前には、この村の族長だと思われる人物がいた。

これまでの族長と比べても、その格好はアイヌの民族衣装を思える格好をしている人物だった。

 

「あなた方が、試練を受ける強き者ですか」

「強き者かどうかは、分からないが、試練を受ける予定だ」

 

向こうの族長は既にこちらの事を知っている様子で尋ねてきた。

こちらにとっても、未だに未知な為に正直に答えると、向こうはその言葉に納得した様子で、そのまま手にはモンスターボールを構えていた。

 

「私は、この村の族長を務めている、ウィルクと申します。あなた方には、これから試練を受けてもらいます」

「なんだかカタコトのように思えるけど、良いぜ」

「では、簡単に、私に強さを見せて下さい」

 

それと共に、ウィルクさんは、そのまま手に持っていたモンスターボールを投げ、そのまま出てきたのはルガルガン。

まさに狼と言うべき存在を目にした瞬間、俺は構える。

 

「ルガルガン相手だったら、少し試してみたいからな、もう一回頼むぜ、ゴマゾウ!」

「おうよ!!」

 

それと共に、俺はゴマゾウをすぐに出した。

前回のバトルで、テツノワダチへと進化させる事が出来た。

ならば、もう一つの姿にもなれるはず。

それを確かめる為にも、俺はこのバトルはゴマゾウに任せる。

 

「それでは、試練を開始します」

「おぅ、かかって」

 

そう、言った瞬間、俺の頬が何か通り過ぎた。

頬を見れば、血が流れている。

その原因を探ると、目の前にいるウィルクさんの手には猟銃があった。

 

「・・・ふむ、これは予想外だな」

「いや、予想外って、これはかなり危険ですよ!!」

 

そう、トネリコは言う。

まさか、先制攻撃をされるとは思わなかった。

そうしている間にもウィルクさんは既に次の弾を装填していた。

 

「必殺の畳返し!!」

 

俺はそのまま地面を蹴り、無理矢理壁を作り出す。同時にゴマゾウを抱え、滑り込むようにして逃げる。

頭上には、既に弾丸によって、穴が出来ており、同時にルガルガンがこちらに迫っている。

ルガルガンは遠吠えをすると同時に、こちらの位置を正確に狙うように、銃弾が襲う。

 

「兄貴!」

「お前は降りるな、今、ころがるを使えば、弾丸の餌食になる」

 

そう、俺は構える。

まさか、こういう戦い方をするとは思わなかった。

 

「どうかしましたか、まさか降参ですか」

 

そう、穏やかな声で、こちらに問いかける。

正直に言えば、その声で、俺は油断していた。

だが、どうやら相手は、その声も罠だった。

穏やかさも、ポケモンバトルというルールも。

既にそれが、彼の罠だった。

だけど。

 

「同時にそれは、こちらも容赦なくやれるという事だな」

 

俺はそう、笑みを浮かべながら、構える。

ポケモン作品からの参戦キャラは(パルデア)

  • ナンジャモ
  • カエデ
  • リップ
  • オーリム博士
  • ビワ
  • メロコ
  • チリ
  • ゼイユ
  • サザレ
  • タロ
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