※この作品はR-18です。

ポケットモンスター〜フェイタルファイト〜   作:ボルメテウスさん

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背中を任せて

放たれる銃弾。

 

その銃弾が、俺へと襲い掛かる。

 

それに対して、俺はゴマゾウを抱えながら、木々の間を潜り抜けながら、対策を考える。

 

木の間を潜り抜けながら、必死に走る。

 

少しでも止まれば、間違いなく銃弾によって、貫かれてしまう。

 

「さて、どうするか」

 

さすがに、このパターンは初めてである。

 

これまでは卑怯な手で罠を使う奴がいた。ポケモンに指示を出すトレーナーとの戦いも行ってきた。

 

だが、こうして、トレーナーとポケモン。

 

本当の意味で共闘している奴との戦いは初めてだ。

 

「まぁ、ある意味、卑怯ではないな」

 

そういう意味では、どうするべきか俺は考える。

 

こちらが少しでも動けば、ウィルクの銃弾の餌食になる。

 

ならば、どうするか。

 

「・・・覚悟、決めるか!」

 

同時に、既にルガルガンが動き出している。

 

そして、ゴマゾウを地面に下ろして、俺は走り出す。

 

走り出した瞬間、ゴマゾウは懐へ。

 

それを確認した直後、俺は銃弾が飛んできた方向へと飛び出す。

 

飛び出した瞬間、猟銃を構えているウィルクの姿があった。

 

その姿を見た瞬間、俺は一気に加速して、接近戦を仕掛ける為に走る。

 

だが、人間のスピードでは、猟銃の速度には勝てない。

 

なので、俺は拳を振るうのではなく、蹴りを放つ事にした。

 

「っ」

 

地面は雪という事で、瞬く間に雪は舞い上がる。

 

それによって視界が悪くなり、弾丸の軌道から少し外れる事に成功。

 

そのまま接近する事に成功する。

 

だが、相手はプロでもある。

 

そんな簡単に攻撃が通る訳がない。

 

相手が放ったナイフによる攻撃に対し、俺もまたナイフを取り出して受け止める。

 

その際に火花が散り、互いの刃が削れていく。

 

しかし、その攻撃に対して、ウィルクは冷静だった。

 

俺の攻撃に合わせて、猟銃の銃身で受け止めようとする。

 

そのままであれば、俺は確実に攻撃を受けていただろう。

 

それと同時にウィルクは再び引き金を引く。

 

狙いは俺ではなく、地面に向けての銃撃。

 

その行動を見て、俺は瞬時に理解する。

 

地面へと向けられた銃弾、それは雪を巻き上げる為だと。

 

その結果として、俺とウィルクの間に煙幕のような物が出来上がっていた。

 

同時に後ろから、ルガルガンの鳴き声が聞こえてくる。

 

「グルルルッ」

 

「なるほどね」

 

恐らく、あの一瞬で背後に回り込んでいたらしい。

 

その状態で爪を振り下ろそうとしていた。

 

それに対し、俺は振り向きざまにゴマゾウを投げる。

 

「兄貴だけに任せてられないからなぁ!!」

 

そうして、ゴマゾウは、ルガルガンに突っ込む。

 

それと同時だった。

 

「ゴマゾウ!今だ!超進化!」

 

それと共にゴマゾウの姿が変わる。

 

ドンファンの倍にもなる巨大な体躯と曲がりくねった長い牙、四肢に生えた赤い体毛、黒い背中にウロコと赤い棘が並んだ鱗板骨に長い尻尾、ギザ歯状の口と、マンモスや恐竜の要素が合わさったような怪獣じみた外見の持ち主。

 

それこそが。

 

「イダイナキバ!」

 

同時に、イダイナキバが、ルガルガンと対峙する。

 

俺は、そのままウィルクと対峙する。

 

「さぁ、戦いはここからが本番だぜ」

 

そう、俺は、相棒に背中を任せて、目の前にいる相手に集中する。

ポケモン作品からの参戦キャラは(パルデア)

  • ナンジャモ
  • カエデ
  • リップ
  • オーリム博士
  • ビワ
  • メロコ
  • チリ
  • ゼイユ
  • サザレ
  • タロ
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