ポケットモンスター〜フェイタルファイト〜 作:ボルメテウスさん
イダイナルキバへと進化したゴマゾウを見ても、ルガルガンは怯む事なく襲いかかる。それに対して、イダイナキバはその巨体に似合わない速度で動く。
ルガルガンもそれに反応し、攻撃を繰り出すが、それよりも速く動いている。
だが、それでも完全に避けられている訳じゃない。
俺から見ても分かる程に掠っていた。
それでも、その攻撃によるダメージは少ないように見える。
その動きは、明らかに以前より素早くなっていた。
ドンファンよりも古代の姿である事も関係して、その野性的な動きはルガルガンにとっては未知の感覚だろう。
その証拠に、ルガルガンの動きは徐々に鈍くなっている。
しかし、そんなイダイナルキバに対して、ウィルクは既に銃口を向けていた。
ウィルクに対して俺は素早く蹴り上げる。
「ポケモンはポケモン。トレーナーはトレーナー同士で戦おうぜ!」
その言葉にウィルクはニヤリと笑う。
そして、俺に向けて発砲してきた。
それを俺は回避し、距離を取る。
ウィルクは、俺を逃さず追撃してくる。
俺は、それをどうにか避けつつ、ウィルクから距離を取った。
しかし、そんな俺に向けてウィルクはナイフを突き立ててきた。
それをギリギリで回避したが、僅かに肩が掠り血が流れ落ちる。
それを見た俺は舌打ちをする。
そして、そのまま反撃として殴り掛かる。
だが、ウィルクはそれを余裕を持って回避する。
そして、そのままナイフを振るってきた。
俺はそれを避けると同時に腕を掴み投げ飛ばす。
だが、その隙を突いて銃口を向ける。
それを理解した瞬間、俺は地面を蹴って飛び上がった。
それと同時に銃弾が発射され俺の足元を通りすぎていく。
宙を浮かんだ俺に対して、ウィルク達がこちらに攻撃を仕掛けようとする。
だが、イダイナルキバは、その身体を丸くしている。
そのまま、オーバーヘッドキックの要領で、イダイナルキバを蹴る。
「ジャイロボール!」
俺の叫びと共にイダイナルキバが巨大な鋼鉄の塊となって、ウィルクとルガルガンに向かって高速で突進した。
その威力は凄まじく、まるで巨大ダンプに轢かれたかのような衝撃を与えた。
そのまま、ウィルク達は吹き飛び地面を転がる。
ウィルクもルガルガンも苦しそうにしているが、死んでいないようだった。
「勝負ありだな」
俺はそう、ウィルク達に向けて言う。
「そのようだ」
負けに対して、潔く、ウィルクは笑いながら言う。
そのままウィルクは立ち上がると共に、その懐から取り出したのはプレート。
「これが勝者の証だ」
「えぇ」
そのまま、プレートを受け取ると共に、俺の目を見ていた。
「えっと、何か」
「いや、君が、これから何をするのか、楽しみだと思ってね」
そう、ウィルクの言葉がどういう意味なのか。
それを知るのは、まだ先だろう。
ポケモン作品からの参戦キャラは(パルデア)
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サザレ
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タロ