※この作品はR-18です。

ポケットモンスター〜フェイタルファイト〜   作:ボルメテウスさん

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森の試練

「ここから進むのならば、気をつけない。

これから進む先で、待ち受ける彼女達は、おそらくは、その試練を乗り越えた者しか、通さないから」

 

ウィルクからの警告というべき言葉を確かに受け取っていた。

だからこそ、俺はその意味を、あまり考えていなかった。

雪によって覆われた場所を抜ければ、そこは森。

既に雪は無くなっており、ゆっくりと進めば、暖かな気候で覆われていた。

 

「ここから先に、目的の場所が?」

「えぇ、本来だったら、雨の一族がいる場所へと向かいたい所ですが、道中ではそれが許されません。

だからこそ、おそらくは」

 

その言葉と共に、これまでの遭遇した一族を思い出す。

俺達が既に出会っている土、牙、鏡の三種族。

それ以外にまだ出会っていないのは、風、翅、雨。

 

「それで、会うのは一体」

「翅の一族ですよ」

 

声が聞こえる。

見れば、こちらを見下ろす二人の女性がいた。

一人は褐色の肌のスタイルの良い妙齢の美女であり、もう一人は、幼く見える。

おそらくは姉妹、もしくは親子だろう。

 

「それで、あんたらがその一族で間違いないんだな」

「えぇ、そうよ、あなたが試練を受ける者で間違いないんですね」

「あぁ、だとしたら、ここで戦うのか」

 

それに対して、俺はゆっくりとモンスターボールを構える。

 

「えぇ、ですが、既に戦いは始まっています」

「っ」

 

聞こえた声。

同時に、見ると、目の前には小さな影が一つ。

 

「っ!」

 

どうやら、既に相手はポケモンを出していたようだ。

こいつは確か。

 

「バチュルっ」

「えぇ、既に知っているようですね」

 

そのまま、もう一人もポケモンを出した。

それは、初代のポケモンから出ており、名はスピアー。

 

「まさか、ダブルバトルという訳か」

「えぇ、既に、戦いは始まっていますので」

 

そうしながら、俺は周囲を見る。

この森に入った時点で、既に戦いが、いや罠だったようだ。

地面はバチュルの蜘蛛の巣であり、上は既にスピアーが待機している。

攻撃をしてこないのは、おそらくはこちらがポケモンを出すのを待っているからだろう。

 

「これは、卑怯ですよっ」

「戦いに卑怯もありません、この罠もまた戦術なので」

「なるほど、確かにな」

 

トネリコは叫ぶが、その理屈で言うと、俺は人に事はいえない。

この状況を打開するにはどうすれば良いのか。

そう、迷っている間に、俺はふと、とある場所を見る。

 

「・・・なぁ、知っているか」

「なんですか?」

「戦いにおける重要なのは、確かに力や知識だ。

だけど、それともう一つ、大事な事もあるんだぜ」

「なんですかそれは?」

 

それに対して、問いかける彼女達に対して、俺はゆっくりと構える。

 

「運」

 

そのまま走る。

 

「なっ、逃げるつもりっ」

 

そう、片方は叫ぶ。

だけど、もう一人は、その行き先に気づく。

 

「まさか、その手ですか」

 

それに対して、感心している様子だった。

同時にスピアーが俺に向かって、その針で襲い掛かる。

ポケモンであり、身体能力は俺よりも高い。

だけど。

 

「さて、さっそく、ゲットだぜ!!」

 

同時に俺は、手元にあるモンスターボールを投げる。

そのポケモンは当たった瞬間、驚いた様子だったが、それよりも早く捕獲出来た。

同時に、俺は瞬時にそのポケモンを出し、スピアーの攻撃を防ぐ。

 

「なっ」

 

スピアーの針を防ぎながら、俺は薙ぎ払う。

それと共に、その手にあるポケモンを、ゆっくりと構える。

 

「さぁて、お前の力を見せて貰うぞ、ヒトツキ」

ポケモン作品からの参戦キャラは(パルデア)

  • ナンジャモ
  • カエデ
  • リップ
  • オーリム博士
  • ビワ
  • メロコ
  • チリ
  • ゼイユ
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