※この作品はR-18です。

寝取り 寝取られネット❤️私は 恋人以外の人とSEXしました❤️寝取りと不倫と背徳の作品集   作:みなぽん

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ようこそNTRの教室へ 第3話

俺、佐倉悠真の通う私立聖華学園高等学校は全国でも指折りの進学校であり、同時にスポーツの名門としても知られている。

だがその教育方針はきわめて独特であり、外部にはあまり知られていない。

教育理念は「競争こそが成長を生む」

学力・運動能力はもちろんのこと、人間関係における主導権や影響力すら競争対象とされる。

そのため「異性交遊の自由」が掲げられ校則では恋愛や交際を禁止せず、むしろ「人を惹きつける力」「他人から奪い取る力」を社会性の一環として評価しているんだ。

この学校では生徒間の交際は原則自由。NTR行為も日常的に行われており、スポーツやテストの結果で恋人を奪い合うようなことも行われる。それに教師も介入しない。

基本的に「弱者である事は悪」であり、「奪われる側が悪い」という思想が根底にあり、嫉妬や裏切りすら「人間的成長の糧」とされる。

進級時には学力や運動能力だけでなく、リーダーシップや人望、さらには「恋愛競争の勝敗」まで成績に反映される。そのため、表面上は清楚で優等生な生徒ほど、裏では激しい恋愛の駆け引きをしているのだ。

そして、この学校では放課後は学園内の施設が広く開放され、部活動のほか、生徒同士の交流(学内での性的行為も可)の場としても利用される。

この時間帯こそが「裏切り」「密会」「略奪」の温床となっているのだ。

その学校に、俺の幼なじみの藤宮美桜は中流家庭の娘だが、両親に強制されてこの学校に進学させられた。真面目で優しい。あいつがあんな学校に行くなんて、俺はあいつを守りたい一心でこの学校に入学したんだ。周りがどんな状況であっても、俺が彼女を守り抜く、あの時俺はそう思っていた。

しかし、俺の決意は早くも打ち砕かれた。美桜は富裕層のプレイボーイ、神谷蓮にNTRされたのだ。親の苦しい経済的な状況につけ込まれ援助と引き換えに、あいつは慰み者になった。俺は失意のどん底に落ちたが美桜の親友、黒瀬玲奈によって心を救われた。そして彼女との新しい恋愛関係をスタートしたのだが、神谷に心を歪まされた美桜は俺たちにNTRバトルを挑んできた。結果はかろうじて俺が勝利し、美桜は自らを罰するように暮らスメイトたちに輪姦された。悪夢のような1ヵ月、しかし俺は傷ついた日桜を放って置けずに俺のもとに取り戻した。もちろん前のようにはいかない。俺の恋人のナンバーワンは黒瀬玲奈、そしてナンバーツーとして美桜を俺の女にした。

このようなことを書くと、とんでもないプレイボーイのように思うかもしれない。でもこの学校ではサブパートナーは何人でももてるし、誰かのパートナーになっていなければ、女の子は安心して授業を受けることもできないのだ。

昼休みの屋上。

風が心地よく吹き抜け、都市の喧騒が遠くに霞んで聞こえる。

俺――佐倉悠真は、弁当箱を広げながらため息をついた。

「まさか、この学校で“平和”って言葉を実感する日が来るとはな……」

隣で黒瀬玲奈が微笑む。

「平和じゃなくて、“嵐の前の静けさ”かもよ?神谷くんまた何か企んでるみたいだし。」

彼女はサラダを口に運びながら、わざといたずらっぽい目をする。

俺は苦笑した。

あの神谷蓮――美桜を奪った男。

けれど今、その美桜は俺の隣の席で、静かにノートを整理している。

「悠真くん、ここの数式、こう解いたほうが早いよ」

彼女は穏やかに微笑みながら、俺のノートにペンを走らせる。

玲奈がそれをちらっと見て、肩をすくめた。

「ほんと、美桜って優等生。悠真が助かってるの、半分は彼女のおかげだね」

「半分? それじゃ玲奈は?」

「もう半分は、あたしの“癒しパワー”でしょ?」

玲奈がにっこり笑う。

俺は二人を見て思う。

この学園では“奪う”ことが評価される。

でも本当に大切なのは、“守る”ことなのかもしれない。

鐘の音が鳴り、昼休みが終わる。

三人で屋上のドアに向かうその一瞬――

美桜が俺の袖をそっとつかんだ。

「悠真くん……ありがとう。今の私がここにいられるの、あなたのおかげだから」

玲奈が少しだけ目を伏せ、柔らかく笑う。

その笑みの裏に、競争ではない、確かな絆があった。

放課後の学園中庭。

夕陽がレンガ造りの壁を染め、オレンジ色の光が芝生の上に揺れていた。

 

ベンチに座って、俺は参考書を開いたままぼんやりと空を見上げる。

玲奈は隣でイヤホンを片方ずつ分け合いながら、音楽を聴いていた。

小さな音量で流れるピアノ曲が、沈黙の中に溶け込む。

「ねえ悠真」

玲奈がぽつりと言う。

「最近、神谷くん見ないね」

―神谷蓮は、ただ消えるような人間じゃない。

負けたまま沈黙するようなタイプじゃない。

玲奈がそっと俺の肩にもたれた。

「でもね、今のあたしたち、いい感じだよ。

 美桜ちゃんともちゃんと話せるし、授業も落ち着いてるし」

「……そうだな。やっと、普通の高校生活ってやつができてる気がする」

そのとき――

「おい悠真、お前にリターンマッチを申し込む!」

振り返ると、そこには神谷蓮が立っていた。

制服の上着をラフに羽織り、余裕の笑みを浮かべて。

「美桜の件、最終決着をつけようと思ってさ」

静寂の午後、風がざわめく。

「20日以内のリターンマッチは拒否できない。それがこの学校のルールだよな。」

確かにルールでは敗者は1回だけリターンマッチが許されている。

「ふん!でも、お前みたいな最低な奴に、ペアを組んでくれる彼女がいるのかよ?」

俺は睨み返してやった。

「貧乏人と一緒にするなよ。俺と付き合いたい女はいくらでもいるんだ。」

神谷蓮が芝居ががかった動作で後ろにいる女の子を指差した

 

 

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そこにはひときわ派手な制服アレンジの女子生徒がいた。

髪は金茶、ピアスが光る。笑えば八重歯がのぞき、どこか関西弁の軽やかさが漂う。

「紹介しよう。俺の新しいパートナー、御堂筋亜香里だ」

神谷が軽く肩を回すように言う。

「ども。御堂筋(みどうすじ)ですわ~。うち、神谷はんはうちのスポンサー、うちは愛人みたいなもんやね」

彼女はウィンクをしながら、俺たちの前に一歩進み出た。

 

玲奈が少し眉をひそめる。

「スポンサー……? 愛人?そういうのアリなの?」

「学校のルール上は“自由”やからねぇ?」

亜香里は笑いながら、自分のタブレットを掲げる。

そこには聖華の規約が映っていた。

成立条件:互いの合意があること。形式は問わない。

「そやから、“金銭契約”でも“約束”でも成立するんやて。

 要は勝てばええんや。せやろ、神谷はん?」

神谷は微笑んだまま、何も言わない。

その沈黙が、逆に怖い。

彼が何を狙っているのか、まったく読めない。

玲奈が俺の袖を引く。

「悠真……やばい。これ、完全に」

「……わかってる。」

神谷が一歩前に出て、俺の肩に手を置いた。

その手の力が、笑顔とは裏腹に重い。

「君がどれだけ“守れる”のか、確かめたくてね。

 俺は奪う。君は守る。それでいいだろ?」

背後で、風が吹いた。

「それでは対決は1週間後だリベンジマッチ――「佐倉悠真・黒瀬玲奈」

VS「神谷蓮・御堂筋亜香里」立ち会い人となる先生が叫んだ」

「ふふ……ウチ、勝ったら約束の報酬くれるんやろ? ええ取引やわ」

亜香里が神谷にささやく。

その横顔を見て、俺の中に再び熱が戻る。

「――いいだろう。受けて立つさ」

玲奈が驚いて俺を見た。

けれど、もう迷いはなかった。

再び始まる“奪い合い”の季節。

金と誇り、欲と愛情が入り混じる聖華学園の戦場に、

静かに火が灯った。

 

⭐️金色の嘘、夕暮れの祈り 2人がクラスを訪れる前日のこと。

放課後の下校路。

神谷と別れたあと、御堂筋亜香里はひとりで駅へ向かっていた。

制服のリボンをほどき、風に髪をなびかせながら。

学園で見せていたあの余裕の笑みは、すっかり消えている。

電車に乗ると、彼女は古びたスマホを取り出した。

画面には、弟たちのグループチャット。

【悠太】あねちゃん、今日の晩ごはんカレー?

【亜香里】そやで。にんじん安かったからいっぱい入れたるわ。

【颯汰】やったー!

【亜香里】宿題ちゃんとしときや。帰ったらチェックするで。

微笑みがこぼれる。

だけど、笑顔の奥には痛みがあった。

改札を出て、坂を上る。

古びた団地の三階。

亜香里は小さな鍵を回し、玄関を開けた。

「ただいまー!」

「おかえりー!」

四人の弟たちがわっと飛びついてくる。

長男の悠太は小学六年生。次男・颯汰、三男・涼、末っ子の碧斗。

部屋の中は狭く、テーブルの上には安い教科書と折れた鉛筆が散らばっていた。

「もう、あんたらまた宿題放っとるやん! ちゃんと座りぃ!」

「えー、姉ちゃん、ちょっとだけテレビ!」

「だめっ。涼、また算数のドリル途中でやめてるやろ?」

叱りながらも、声は優しい。

フライパンに油を引き、玉ねぎを炒める。

その香りが部屋に広がると、子どもたちは一斉に笑顔になった。

「姉ちゃんのカレーが世界一や!」

「はいはい、ほな百円追加料金やな」

「えーっ!」

笑い声が弾む。

だが、彼女の視線はふと、冷蔵庫に貼られた病院の請求書へ向かう。

印字された金額――三百二十万円。

弟・碧斗の心臓手術費。

その数字を見た瞬間、亜香里の笑みが消える。

 

(……あと三ヶ月。なんとかせな)

――金が、いる。

それだけの理由で、彼女は神谷の誘いに乗った。

――奨学金も、成績も、金も。全部、弟らのために勝ち取る。

それが亜香里の戦いの理由。

けれど、時折、思う。

本当は、誰かに「頑張らんでええよ」と言ってもらいたかったのかもしれない、と。

夜。弟たちが寝静まったあと、

窓の外で鈴虫が鳴いている。

亜香里はカーテンを少し開け、星を見上げた。

彼女の金色の髪が、わずかに光を反射した。

まるで、嘘のように美しく、そして儚かった。

彼女は、弟たちを起こさないように、こっそりと家を出た

 

神谷蓮の高層マンション

夜の街は静まり返り、窓の外には街の灯が遠くに滲んでいた。

神谷蓮は革張りのソファに腰をかけ、ひとり資料をめくっていた。

机の上には、奨学金申請書と、ある家庭の経済状況がまとめられた書類。

扉がノックされる。

「どうぞ」

静かな声。

ドアを開けて入ってきたのは、御堂筋亜香里だった。

「呼び出すなんて、また面倒な話やないでしょうね」

「面倒というより、“確認”だよ」

神谷は書類を指で叩き、彼女に見せた。

 

『大阪市立中央病院 心臓外科・手術予定書』

『保証人:御堂筋亜香里』

その一枚で、亜香里の顔色がわずかに変わる。

「……どこでそれ、手に入れたん」

「調べれば出てくる。聖華の情報網を甘く見ないことだ」

沈黙。

神谷は立ち上がり、ゆっくりと窓辺に歩く。

「君は、弟たちのために金を集めている。そうだろう?」

亜香里は唇を噛み、俯く。

「……で、アンタはそれをどうするつもりか?」

「俺と組んで悠真を倒す。俺はあいつの女をNTRする。」

 その代わり――君は俺の計画に従ってもらう」

「計画……?」

「佐倉悠真。あいつの“守る力”を、完全に折る。

 玲奈を、そして藤宮美桜を、あいつの目の前にメス落ちさせてやる。

 君はその仕掛け人になれ」

亜香里は拳を握りしめた。

机の縁がきしむほど、爪が食い込む。

 

「……それ、最低やな。人の事情利用して、自分の手駒にして」

「勝つ者が正義だろう? この学校のルールだ」

神谷は穏やかに笑い、懐から封筒を差し出した。

中には50万円の札束と、一枚の契約書。

「とりあえず手付にそれやるよ。弟を守りたいんだろう。ただ俺も口約束は信じない。契約書を書け!俺の言う通りに動く奴隷契約書だ」

その言葉に、亜香里は目を伏せた。

彼の言うことが正しいわけではない。

けれど、弟の病室の光景が脳裏をよぎる。

小さな手、細い腕、冷たい白いシーツ。

「……アンタ、ほんま悪魔やな」

神谷はその言葉に笑った。

「褒め言葉として受け取っておこう」

彼女は何も言わず、契約書を受け取る。

その指先がかすかに震えていた。

「よし、契約成立だな。隣の寝室に来い!抱いてやる」

ドアを出た後、廊下に立ち止まる。

(……弟らを守るために、ウチはどこまで堕ちるんやろ)

それでも、神谷の寝室に入った

小さな間接照明が彼女の背中を照らしていた。

その光は冷たく、けれど確かに――涙のように静かだった。

 

 

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神谷はベッドサイドのライトを一つだけ点けた。薄暗い室内にぼんやりと浮かび上がる天蓋付きベッドが、現実感を希釈していく。

「まずは服を脱いでくれ」

亜香里はドアノブに手をかけたまま固まる。「……ここで?」

「当然だ」神谷の声は命令ではなく、既成事実を告げる響きだった。

「裏切られないための保険だよ。契約書にも書いてあったはずだが?」

 

観念したように彼女はブラウスのボタンを一つずつ外し始めた。手が微かに震えている。布擦れの音だけが重く響く。制服を全て脱ぎ捨てると、下着姿になった彼女の肌は普段の明るさが嘘のように白く透き通っていた。

「全部だ」

唇を噛み締めてブラのホックを外す。ショーツに手をかける動きはさらに遅い。剥き出しになった肢体は均整が取れていたが、どこか緊張でこわばっていた。

 

「こちらを向け」

言われるがままに向き直ると、神谷が無言でデジタルカメラを構えている。シャッター音が短く響く度に亜香里の体が僅かに竦む。

「もっと自然に。……いや違うな。こうだ」

突然背後から抱きすくめられると、下腹部に硬いものが押し当てられた。肩越しに見えた液晶画面には自分の目を見開いて赤面する姿が映し出されている。

「……こんな、の……っ」

「抵抗しない方が賢明だ。弟達が住んでいる家の家賃だって滞納してるんだろう。払えなくなったら追い出されるぞ?」

涙が滲む瞼を堪えながら、彼女は全ての衣類を足元に落とした。神谷は満足げに喉奥で笑い、スマホのカメラを起動する。

「ほら、もっと近づいて」

「……ッ……ぅ」

膝を震わせながら正面から画面に向き合う姿勢になる。股間を撫でられながら耳元で囁かれる言葉に思考が霧散していく。

『これからお前は俺の道具になる』

そんな宣告とともに録画が始まった。指で秘部を探られると湿った音が響く。羞恥と恐怖が入り混じり、声を押し殺すのに必死だった。

「……ぁ…っ……ダメ……」

「我慢しないでいい。悦ぶ声の方が好印象だぞ」

舌が這わされるとついに膝が崩れ落ちる。その一部始終を録画しつつ神谷は冷笑していた。

(お金の為……弟達の為……っ!)

「ひひひいいね。たかが金のために愛してもいない男の前で裸になって、これだから貧乏人は悲しいね。所詮は俺たち金持ちのおもちゃなんだよな。お前らは」

「さっさとすればいいやん、マジキモいで」

「金で買われる安い女のくせに、イキってんじゃないよ。ワカラセてやる」

泣きそうな声が漏れるたびに肉棒を突きつけられる。挿入が始まると室内の空気がさらに淀んだ。喘ぎ声は必死に抑えていたが次第に崩れていく。その音を拾うマイクが延々と稼働していた。

「嫌なのに感じるのか?……淫乱な女だな」

「違……っ…ァ……!」

「弟達がこれ見たらどう思うだろうな?」

屈辱的な言葉が雨のように降り注ぐ。嗚咽混じりに拒絶の台詞を繰り返す彼女だったが、腰の動きは止められない。

「ああ、お前遊んでるやつかと思ったが、結構真面目なんだな。おまんこなんかまるで新品だぜ。」

彼女の乳房を鷲掴みしながら、神谷は抉るように腰を振った。膣肉が容赦なく削られていき快感の波が押し寄せる。それを必死に否定しても身体が反応してしまうことに悔しさを感じていた。

「ふっ……ぅ…ンッ……!…あんたの……好きにすればええ……」

掠れた声で言い放つと最後の抵抗の様に背中を丸める。その仕草さえも嘲笑うように撮影された。

神谷は射精寸前まで高まったところで一旦離れる。

四つん這いの格好で放置された亜香里が呆然と震えている様を余すことなくカメラに収める。

「大事な家族の為だろ? だったら俺を最高に気持ち良くさせないと」

冷酷な命令と共に再び挿入される衝撃。無意識に腰が浮いてしまう感覚に苛まれながら、彼女は枕に顔を埋めて耐えた。

「……ッ…!!」

静かな悲鳴と共に果てを迎える姿を最後まで記録され続ける。放心状態の中、録画停止の電子音だけが残酷に響いていた。

行為が終わった後も虚脱感が残る室内で、神谷が淡々とスマホのデータを転送していた。

「これで契約完了だ。逃げても良いが代償は大きいぞ」

 

亜香里はシーツを強く握りしめながら視線を逸らす。涙はもう溢れない。代わりに憎悪にも似た眼差しを向ける。

「アンタ……いつか後悔するで」

神谷はその反抗的な態度を見て嘲るように嗤う。

「楽しみにしているよ。その時まで忠実に演じてくれ」

 

照明が落とされると彼女は這うように退室した。廊下に出ると汗と涙が交じり合う感触。手探りで服を拾い上げ身につける間に何度も吐き気が襲ってくる。

(これで終わりやない……これからが本番や)

自宅では弟達が眠っているであろう暖かい空間が待っている。その温もりを守る為なら自分の尊厳など安いものだと思っていたはずだった。

 

マンション出口から出ていく後ろ姿が消えるまで窓越しに眺めていた神谷の表情は読み取れない。ただカメラに残った少女の苦悩と快楽の記録だけが冷徹な真実として存在していた。

(弟たちのために泥水を啜ることを厭わない魂)

彼にとってそれは極上の獲物であり玩具であった。

 

放課後のグラウンド。

 西日に照らされた人工芝の上に、俺たちは立っていた。観客席にはすでに多くの生徒たちが詰めかけている。ざわめきと熱気が、まるでスポーツ大会の決勝戦のようだ。

 いや、実際この「タッグマッチ」は、この学園では公式イベントに近い。

 

「おい見ろよ、神谷がまた勝負するらしいぜ」

「相手、佐倉と黒瀬だろ?あの2人、最近めっちゃ仲いいじゃん」

「勝敗、もう見えてるんじゃね?神谷の女たらしスキル、えげつないし」

 

 周囲のひそひそ話が嫌でも耳に入ってくる。

 このタッグマッチは、ただのゲームじゃない。

 負けたペアは“交際権”を奪われる――つまり、相手の恋人を、勝者に差し出さなければならない。

 この異常なルールが、私立聖華学園高等学校の「競争教育」の一部だ。

 

 俺の隣では、玲奈が深呼吸をしていた。

 ショートカットの黒髪が、夕陽に赤く染まっている。彼女の拳は固く握られ、小刻みに震えていたが、それでも瞳の奥には、まっすぐな炎が宿っていた。

「……悠真。負けないよ。私、あいつにだけは、絶対に負けたくない」

「ああ、わかってる。勝つ。俺たちでな」

 俺がそう言うと、玲奈は小さくうなずいた。

 ――そのとき、観客の歓声がひときわ大きくなる。

「お待たせェ。今日の主役の登場だぜぇ!」

 白いジャケットの襟を立て、片手を上げて現れたのは神谷蓮。

 その顔にはいつもの、鼻につくような余裕の笑み。

 ポケットに手を突っ込みながら、舞台を自分のものにしたような足取りでこちらに歩いてくる。

 そして、彼の後ろに続くのは――

「……御堂筋、亜香里」

 玲奈が、苦い声で名前を漏らした。

 関西弁まじりの明るい声と、どこか憂いを帯びた笑顔が印象的な少女。

 だが今日は笑っていなかった。金髪のポニーテールが風に揺れる中、彼女は俯きがちに神谷の背中を追っていた。

「亜香里……」

 俺の胸がチクリと痛む。

 彼女は悪い奴じゃない。弟の治療費のために、神谷の条件を飲まされた――そう、俺は知っている。

 

「佐倉ぁ、黒瀬ぇ、今日でお前らの“カップルごっこ”も終わりだ」

 神谷はマイクを握りしめ、観客を煽るように叫ぶ。

「俺が勝ったら玲奈は俺の女。お前は、せいぜい一人で泣きながら寝ろや」

「……神谷」

「なに、そんな顔すんなよ?この学校じゃ“奪う奴が勝ち”なんだぜ。ま、ルールに文句あるなら最初から付き合わなきゃいいだけの話だろ?」

 玲奈の手を、俺はギュッと握った。

 彼の言葉は正論であり、この学園の本質でもある。

 けれど――だからこそ、俺は譲れない。

「俺たちの関係は……お前みたいなやつのゲームじゃねえ」

「へぇ、カッコつけやがって。負け犬のセリフってやつ?」

 笛の音が鳴る。

 ざわつきが一瞬で静まり、空気が張り詰める。

 この瞬間から――

 “恋人を賭けた”戦いが、始まるのだ。

再び、笛の音が鋭く鳴り響いた。

 リングの中心――俺たちと神谷たちが、獣みたいに互いを睨み合う。

 息を吸うたびに、砂と汗の匂いが鼻を刺した。

 観客席はもう爆発寸前だ。

 

「うわぁああ!!」「いけええ神谷ぁぁ!!」「玲奈ちゃん負けるなっ!」

 

 まるで祭りだ。

 他人の恋を、勝手に賭けの対象にして楽しむ――この学園の“狂気”が剥き出しになっていた。

「行くで、玲奈ちゃん、ウチは西成のステゴロ女王やで」

 亜香里が構えをとった。

 その瞳には迷いがある。それでも――彼女は一歩も退いていなかった。

「……亜香里」

 玲奈もまた、静かに息を整える。

 目と目が合った瞬間、空気がひび割れたような錯覚を覚えた。

 亜香里が地面を蹴る。

 そのスピードは、俺が見ても息を呑むほど速い。

 旋風のような連続蹴りが玲奈に襲いかかる――!

「……甘いっ!」

 玲奈は一歩、足を引いて重心を落とし、蹴りを受け流す。

 まるで相手の力をそのまま空気に逃がすような滑らかな動き。

 そして、そのまま――右足の踏み込みからカウンターの掌底が亜香里の胸元に突き刺さる!

「っ――くうッ!」

 

 亜香里の体が宙に浮き、後ろのロープに叩きつけられた。

 観客から一斉にどよめきが起こる。

 

「玲奈ちゃん、強い……!」

 それでも、亜香里は崩れ落ちなかった。

 ふらつく足を踏ん張り、涙をこらえるように奥歯を噛みしめ、再び前に出てくる。

「ウチ、もう……後戻りできへんのや……!」

 玲奈の目が一瞬揺れる。

 それを見逃さず、亜香里は真正面からタックルを仕掛けてきた。

 玲奈もそれを受け止め、二人の身体がぶつかり、リングに鈍い音が響く――!

 一方その頃、俺と神谷も再び正面衝突していた。

 神谷の突進はまるで弾丸だ。

 膝蹴り、肘打ち、ローキック。

 そのすべてがパワーとスピードを兼ね備えている。

「どうした佐倉ァ!その程度で、玲奈を守れんのかよッ!!」

 

「うるせぇ……!」

 俺は歯を食いしばり、拳を握りしめる。

 こいつの言葉一つひとつが、心を刺す。

 でも――負けられない。負けたら、玲奈が……。

「守るために、俺は……戦うんだよ!」

 

 全身の筋肉が悲鳴をあげる中、俺は渾身の拳を突き出した。

 神谷の拳と俺の拳が、リング中央でぶつかり合う。

 骨と骨がきしみ、空気が爆ぜた。

 お互いの体が一歩ずつ押し返される。

 その一瞬――俺は見た。

 神谷の眉がわずかに歪んだのを。

(……効いてる!)

「へぇ……面白ぇじゃん、佐倉」

 血のにじんだ口元をぬぐい、神谷は笑った。

 その笑みは、今までの余裕とは違う。

 まるで――本気の獣が、獲物を見つけたような笑い。

 

「ここからが本番だぜ」

 

 神谷が一歩踏み込んだ瞬間、視界が揺れた。

 まるで地面が沈むような圧力。

 避けきれず、みぞおちに重い拳が突き刺さる!

「ぐはっ……!」

「悠真っっ!!」

 玲奈の悲鳴が響く。

 膝が勝手に落ちる。

 だけど――倒れるわけにはいかない。玲奈の手を……誰にも渡さない!

 

 俺は踏ん張った。

 神谷の腕をつかみ、逆に引き寄せる。

 自分の体を軸にして――膝蹴りを叩き込む!

「うおおおおおおッ!!」

 神谷の顔面がのけぞる。

 歓声と悲鳴が入り混じった爆音がグラウンドを包んだ。

「神谷が……押されてる!?」

「嘘だろ、佐倉が……!」

 観客の声が波のように押し寄せる中、俺と神谷は互いに血をにじませながら睨み合う。

 一方リングの向こう側では、玲奈と亜香里の攻防が激しさを増していた。

「玲奈ちゃん……ごめんな」

「いいよ。私も、本気でいくから」

 二人が同時に踏み込み、拳と蹴りがぶつかる。

 夕陽が差し込む中、四人の影が長く伸びた。

 これはただの戦いじゃない。

 ――奪われるか、守り抜くかの戦争だ。

拳がぶつかり合い、リングの空気が震えていた。

 俺と神谷の呼吸はもう荒く、互いの顔は汗と血でぐしゃぐしゃだった。

 だけど――俺は勝っていた。

 押していた。

 神谷のパンチにキレはなく、足もわずかにふらついている。

(いける……あと一撃、あと一撃で……!)

 玲奈も亜香里との攻防で優勢に立っていた。

 立ち上がる亜香里の動きは重く、玲奈の突きが次々と決まりはじめていた。

 観客席にも変化があった。

 それまで神谷を応援していた声の中に、少しずつ――

「佐倉……やるじゃん!」

「玲奈ちゃん、かっこいい!」

 そんな声が混ざり始めていた。

 神谷の顔に、初めて焦りが浮かぶ。

 俺は一気に距離を詰めた。

 拳を振りかぶり、決着の一撃を――

 その瞬間だった。

 

 バチンッ!!

 

 目の前で、何かが閃いた。

 強烈な閃光が視界を真っ白に染め、思わず足が止まる。

「……っ!? な、に……!」

「ははっ、これで終わりだよ、佐倉」

 神谷の指先に、小さな銀色の金属。

 ――指輪型のスタンガン。

(反則……っ!?)

 

 頭に電流が走ったかのような衝撃。

 神経が焼けるような痛みとともに、足が勝手に崩れ落ちる。

 呼吸が乱れ、視界が揺れる。

 立てない。

「悠真っ!!」

 玲奈の悲鳴が、霞の中から聞こえる。

 でも、声にならない。

 神谷はニヤリと笑いながら、俺の胸倉を掴んだ。

「お前……まさか今さら正々堂々勝てるとでも思ってたのか?」

「……卑怯……野郎……」

「は?バカか。ここは“聖華”だぞ。勝てば正義、負けたら全部奪われる。それがルールだろ」

 リングの上、俺は完全に無力だった。

 神谷は俺を軽々と持ち上げ――そのまま、リングの外へと投げ飛ばした。

 

 鈍い音とともに、背中に衝撃が走る。

 呼吸が止まる。

 目の前の天井が、ぼやけた光の中で揺れていた。

「……っ……くそ……」

「リングアウト! 勝者、神谷・御堂筋ペアぁぁぁぁ!!」

 アナウンスが響き渡った瞬間、観客席は歓声と罵声で埋め尽くされた。

 俺の耳には、そのすべてが遠く、濁ったノイズのようにしか聞こえなかった。

 

「悠真っ! 悠真、しっかりして!」

 玲奈が俺のもとに駆け寄る。

 その肩を、無造作に引きはがす手――神谷の腕が伸びていた。

「はい、お約束どおり。玲奈ちゃんは、今日から俺のもんね」

「……っ、ふざけんな……!」

 玲奈が抵抗しようとするが、審判役の生徒が無情に告げる。

「カップルタッグマッチの敗北により、黒瀬玲奈は神谷蓮の交際権に移行します」

 まるで商品を受け渡すかのような声だった。

 観客席からは歓声と笑い声――そして、ため息。

「やっぱ神谷強ぇ〜」「マジで容赦ねぇな」「玲奈ちゃん……」

 玲奈の手が俺に伸びる。

 けれど、神谷の力強い腕がそれを引きはがした。

 玲奈の瞳が潤み、震える唇で俺の名前を呼ぶ。

「……悠真……」

 俺は声を出そうとした。

 だけど、言葉にならなかった。

 ただ、無力だった。

 悔しさで、喉の奥が焼けるように熱かった。

「じゃ、そういうことで。俺が勝者。お前は――負け犬」

 神谷の笑い声が、夕暮れのグラウンドに響いた。

 観客は、その勝者を称えるように拍手と歓声を送っていた。

 誰も、俺を見ていなかった。

 

(……くそ……こんな……こんな形で……)

 リングの外、冷たい地面に仰向けになったまま、俺は拳を震わせた。

 負けた。

 奪われた。

 ――あいつに。

 

観客席が静まり返ったのはほんの一瞬だった。

神谷が玲奈の細い腕を引っ張り上げると、彼女の黒髪が乱れ、制服のリボンが解けかける。

抵抗する玲奈の目はまだ鋭いが、力の差は歴然だ。神谷の太い腕が彼女の肩を掴み、リング中央へと引きずっていく。

「みんな見とけよ〜。これが“敗者”の末路ってやつだ」

神谷の言葉に観客が湧いた。

スマホのシャッター音がパシャパシャと連続する。誰かが動画撮影を始めた音も混ざる。

「やめて……触らないで……っ!」

「暴れんなって。すぐに気持ちよくなるからよ」

 

神谷の手が玲奈のブラウスにかかる。ボタンを一つずつ外しながら、彼は挑発するように観客に向かって舌なめずりをした。

胸元が露わになり、控えめながら形のよい膨らみが晒される。白い肌に赤くなった乳首が浮かぶと、会場からヒュウッという口笛が上がった。

 

 

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「おお〜美乳!」「スタイルいいじゃん黒瀬!」「もっと脱がせー!」

玲奈は歯を食いしばり、頬を紅潮させていた。

肩を震わせながらも、なんとか抵抗しようと試みる。

しかし神谷は嘲笑うように耳元で囁いた。

「ふっ……そんな顔したって無駄だぜ? こっち使えば一発だしな」

ポケットから取り出された小さなチューブ。

中身は透明な液体。神谷はそれを指ですくいとり、玲奈の内腿にぬるっと擦り付けた。

「っ……!? 何……ッ!?」

「特製“即堕ちクリーム”。姉貴の店からパクってきたスペシャル品だ。ちょっと塗るだけで敏感にビンビンになんの」

 

玲奈が反射的に脚を閉じようとするが、神谷の体が太ももに割り込んでくる。

制服のスカートが捲れ上がり、薄いピンクのショーツが露わになる。

観客席が一瞬騒然となり、男たちの興奮した息遣いが混ざった。

「やめ……触らないで……っ!!」

「声出すなよ〜。それとも感じてるのバレたくねぇだけか?」

媚薬が塗られたところからじわじわと熱が広がっていくのがわかる。

玲奈の背筋がゾクッと痺れた。脳内が警告を鳴らす。

これは――危険なものだと。

「ダメ……こんなの……っ!」

抗議の声が途切れる。

神谷の指がゆっくりと薬を押し込むように揉みほぐしていく。

皮膚から浸透していく灼熱感。

足が自然と開いてしまった。

観客が「おおっ!」とどよめく中、神谷はさらに容赦なくショーツの中に指を滑り込ませた。

「や……っ、やめっ……!そこは……!」

「へぇ〜もう濡れてるじゃん。“勝ち組の誇り”はどうした?黒瀬玲奈さん?」

そのとき、亜香里がリングサイドからゆっくりと歩み寄ってきた。

玲奈の目に絶望が走る。関西弁でいつも親しく接してくれた同級生。

その彼女が今――神谷の横に立っている。

亜香里は視線を彷徨わせながら、ぎゅっと自分の拳を握った。

「ごめん……玲奈ちゃん」

「亜香里……?どうして……!」

「ウチはゲスの極みや。弟の治療費、これで稼がなあかんのや。ほんま堪忍……っ!」

亜香里は震える声で言いながら、玲奈の両手を床に縫い付けるように押さえつけた。

玲奈の涙が零れ落ちる。

裏切られた怒りと悲しみ。薬の効果で抵抗する力も徐々に失われていく。

「でもな……神谷君の指示に従わんと、弟たちが……!ごめん玲奈ちゃん……!」

「そんな……亜香里……!」

神谷はニヤリと笑いながら亜香里に命じる。

「よし亜香里、お前もやってやれよ。『お友達』の玲奈ちゃんのためにさ」

亜香里は迷いながらも神谷から受け取ったチューブを手に取り、玲奈の下腹部に垂らし始めた。

薬の熱が急加速し、玲奈の声が喘ぎに変わる。

 

「あ……っ!なにこれ……っ熱いぃ……!」

「どう?もう我慢できねぇだろ?ほら亜香里も一緒に触ってやれよ。もっと気持ち良くしてやれって」

「堪忍や、玲奈ちゃん、許したって」

亜香里は半ば泣きながらも命令に従い、指を滑らせ始める。

媚薬と汗で粘膜が濡れ始めると、観客席から嘲笑と野次が飛び交っ

「さすが神谷のペット!友情より金かよー!」

「佐倉も見てるぜ?彼女のエロ顔w」

 

リングの端で崩折れていた悠真は、その全てを見ていた。

這いつくばりながらも必死に手を伸ばすが届かない。

玲奈の悲鳴混じりの嬌声が耳を貫く。

亜香里の指先が玲奈の秘部を執拗に攻め続けるさまが見えてしまう。

 

「やめてぇ……っ!もう……おかしくなるぅ……!助けて悠真、ひぃ……っ!」

「ごめん……ごめんよ玲奈ちゃん……でもこれで弟は助かるんや……だから耐えてくれ……!」

玲奈の身体がビクビクと跳ねた。

媚薬が理性を溶かし、快感の奔流に飲み込まれていく。

拒絶しながらも腰が勝手に反り返ってしまう。

観客たちの哄笑がさらに激しくなる。

「おい見ろよ!黒瀬が自分で腰振ってるぜ!」

「神谷のテクはマジでヤベェな。でも亜香里も意外と上手いじゃん?」

神谷が指を引き抜き、玲奈の股間から滴る液体を見せびらかす。

それは愛液なのか薬なのかわからないほど透明だった。

観客たちはさらに盛り上がり、スマートフォンのフラッシュが絶え間なく焚かれる。

 

「さーてと。本番はこれからだ。敗者はちゃんと“償い”をするもんだろ?」

神谷はベルトを緩めはじめた。

玲奈の目の前で勃起したモノが露わになると、彼女の意識が一瞬途切れた。

あまりの屈辱に涙も枯れる寸前だった。

亜香里が背後から羽交い締めにし、神谷がその腰を掴んで狙いを定める。

 

「やめて……お願い……!悠真……助け……っ!」

「へへっ。ご主人様に媚びろよ。じゃねえと一生ここで晒されんぞ?」

ズブッ――と先端が入り込む感覚。

玲奈の喉がヒュッと鳴った。

彼女の最後の抵抗が、完全に潰された瞬間だった。

観客たちの雄叫びと嬌声がグラウンドを満たす中で、悠真の絶望は言葉にならなかった。

---

 玲奈はついに限界を超えた。媚薬の効果が頂点に達し、自ら腰を神谷のリズムに合わせるように動かしてしまう。亜香里の指が乳房を執拗に捏ね回し、神谷の吐息が首筋にかかるたびに思考が霞んでいく。

 

「はあぁぁ……ッ!やだ……やめてぇ……これ以上……ッ!」

「ほら見てみろよオーディエンス!黒瀬玲奈のアヘ顔拝めたぞ~!」

「マジかよ!普段はツンツンしてるのに淫乱じゃんww」

「亜香里も結構鬼畜プレイできるんだなー!」

神谷のピストン運動が加速する中、玲奈の背中が弓なりに反り返った。何度も達してしまい、膣内が収縮を繰り返す。亜香里も玲奈の耳朶を舐めながら低く囁く。

「ごめん玲奈ちゃん……ウチの弟たちのために……!」

「ああぁッ……ダメぇぇ……これ以上したら……狂っちゃうぅぅ!」

「イけよ!敗者はイって認めろ!俺の雌だって!」

最後の突き上げと共に玲奈は大きく震え、リングの中央で崩れ落ちた。白目を剥きかけた顔と乱れた髪。汗と涙と薬液で濡れた肢体が観客たちの目に焼き付けられる。

「よっしゃ完成!黒瀬玲奈の絶頂ショー終了~!みなさん拍手!」

「最高だったぜ神谷!」「亜香里もナイスサポート!」「佐倉ざまぁwww」

悠真はその惨状を目の当たりにしたまま動けなかった。怒りと悲しみと自己嫌悪が渦巻き、リングに這いつくばった姿勢のまま嗚咽が漏れる。観客たちの歓声が嵐のように吹き荒れ、玲奈の小さな呻きが掻き消されていった。

「さて、悠真の見ている前で中出ししてやるぜ」

「おお〜」

「やっやめろ!お前だけは許さないぞ神谷!俺の玲奈に……」

「うるさいよ。それに負け犬は黙って見てろよ」

神谷は悠真をリングから投げ出し、再度玲奈にのしかかる

玲奈もまた自ら腰を振った

「だめだ……玲玲奈は俺の女だ。返して……返せ……」

「勝ったのは俺だ。これは俺の正当な権利だ、いいぜ、うほぉ射精るっ!」

神谷は玲奈の膣内で大量に射精した。玲奈の身体がびくんと反応する。

神谷が引き抜くと膣からザーメンがドロリと流れ出た

観客は大きな声で歓声を上げた。

俺は玲奈の白い脚を見ながら震えていた

「どうだ悔しいか?悔しかったら俺に勝てよ。もっとも無理だろうがな。次はお前の彼女美桜だな!お前の大切な人間をすべて奪ってやる!はははは!」

 

校舎の裏庭。

体育館裏。

男子トイレ。

渡り廊下の陰。

「佐倉ぁ……お前、黒瀬を“簡単に”盗られたんだって?」

「あんな美人に好かれておきながら失うとか……マジで可哀想w」

「つかさぁ、敗者のくせに毎日学校来んの?潔く退学したら?」

教室に入るたび、視線が突き刺さる。

同情という名の侮蔑。

嘲笑の欠片がそっと肩に触れる。

玲奈は神谷の横にいた。

以前と同じ制服。同じ姿。

違うのは――俺のことを見ようとしないことだけ。

朝のホームルーム。午前の授業。昼休み。廊下のすれ違い。

彼女の黒曜石のような瞳が、一度たりとも俺を捉えることはない

「大丈夫、悠真君」

藤宮美桜の声は、いつも通り優しい。

けれど――

「でも玲奈、メンタル危ないかも、あの子全然反応しなくて……」

彼女は俺と玲奈を心配している。

けれど――俺は大丈夫と答えるしかできない。2週間以内にリベンジマッチを組まなければ、彼女を取り返す機会は二度と訪れない。

やるしかない。屈辱を超えてやるしか……なかった。

「悠真……」

教室の隅から呼ばれた声に振り向くと、そこには御堂筋亜香里が立っていた。

彼女は関西弁で喋る元気な女の子だ。勉強もスポーツも頑張ってて、明るいクラスの人気者だった。

――昨日までは。

今の彼女の顔は、疲れと困惑と申し訳なさに満ちていた。

「ウチ、あんたに謝らなあかん。本当ごめん……」

その言葉の途中で、俺は遮った。

「いいんだ。お前は悪くない」

亜香里は小さくうつむく。

「でも……ウチ……弟の手術代、あって……あいつから勝った代償に金貰ったんよ」

「わかってる。わかってるよ」俺は頷いた。

昨日のタッグマッチで彼女が選んだ道。

俺はそれを責められない。

「…許されんことしたのはわかってるんや、でも弟が助かったんよ…ありがとう。ホンマに……」

亜香里の目尻が潤んだ。

けれど俺は彼女を慰めることもできず、ただ視線を逸らすしかなかった。

誰も悪くない。

悪いのは――俺の弱さだ。

屋上への階段を一段ずつ上がるたびに、世界が静かになっていく。

風の音。金属の軋み。靴音だけが反響する。

俺は鉄柵にもたれかかり、夕暮れの空を見上げた。

オレンジと紫が混ざった雲。

昨日までは、当たり前だった日常。

彼女と一緒に帰った道。

手をつないだ夕方の帰り道。

今はもう、全てが過去だ。

「負け犬」という烙印を背負って、俺は明日も生きる。

もう何もかもを諦めるつもりはない。

失ったものは取り戻す。

壊れたものを修復する。

この学園で――

「支配する側」になる。

その決意だけが、今の俺の支えだった。

どんなことをしてでも……

「悠真君、私を賭け物にして神谷と勝負して!」美桜が俺の背に抱きついた。

「でも君はあいつに酷い目にあって、」

「いいの、私、今の玲奈の気持ちすごくわかるの、助けてあげて」

「でも俺は、、勝てないかも」

「いいの!挑むこと、ただそれだけで私も玲奈も報われる。」

 

リベンジマッチ

あの日、俺は何も守れなかった。

 リングの外で転がり、玲奈を奪われるのを、ただ見ているしかなかった。

 悔しさと無力感は、時間が経つほど深く胸の底で腐っていった。

 

 ――だから、もう一度立ち上がる。

 今度こそ、すべてを取り戻すために。

 そして、あの日の敗北から一週間後――

 夜のグラウンド。

 月明かりの下に設置された特設リングを囲むように、生徒たちが群がっていた。

 タッグマッチではない。

 ――シングルマッチ。

 俺と神谷、ただ一対一の決闘。

「勝負は一発勝負。ルールは“なし”。勝った方が相手の恋人を総取りする」

 そう宣言された時、観客席は爆発した。

 俺の背中には、藤宮美桜の視線を感じた。

 玲奈を奪われたあの日、泣きながら俺の腕を掴んだあの子。

 そして今は――俺の隣に、彼女がいる。

「悠真……絶対、負けないで」

 握られた美桜の手が、熱い。

 俺は強くうなずいた。

 一方、神谷の後ろには御堂筋亜香里がいた。

 前の試合で神谷の卑怯な手を黙認するしかなかった彼女。

 でも今夜の彼女の瞳は――迷いを孕みながらも、何かを決意したように光っていた。

「……神谷」

「なんだよ、亜香里。もう始まんだぞ?」

「……アンタの汚いやり方、もう見てられへん」

亜香里は神谷のポケットに手を突っ込み――小さなスタンガンを奪い取った。銀色のそれを、リング外に思い切り投げ捨てる。

「こんなもん使わんと男だったら、正々堂々と勝負しぃ」

「なにしてやがるッ!!」

「もう、卑怯な勝ち方なんか……ウチは見たないんや!!」

 観客席がざわめく。

 神谷の表情が、一瞬で歪んだ。

 次の瞬間、怒号とともに神谷の拳が亜香里の腹にめり込んだ。

「がはっ……!」

「調子に乗んなよ……俺の足引っ張んじゃねぇよ、負け犬のメスがよぉ!」

さらに首ネックを掴んで顔面を殴打した。

 亜香里は吐血し、膝から崩れた。

 でも――それでも立ち上がろうとした。

 顔は青ざめ、震えているのに、その瞳だけは強かった。

「……ウチは……卑怯なアンタなんかに……勝ってほしくない…倒して悠真…!」

 その姿に、俺の胸が熱くなった。

 この学園に染まりながらも、まだ“まっすぐ”な奴がいる。

 ――亜香里は、そんな一人だ。

「……ありがとう、亜香里」

 俺は拳を握りしめた。

 もう、あの日の俺じゃない。

 今度は――必ず守る。

「オイオイ、いいのか?あのクソ女のために負けることになるぞ?」

「黙れよ、神谷。今日、全部終わらせる」

 リングの中央、俺と神谷が向き合った。

 笛の音が響くと同時に、神谷が猛獣のように突っ込んできた。

「死ねぇッ!!」

 速い。

 あの日と同じ、いや、それ以上の殺気がこもっていた。

 でも、俺はもう“正面から”しか戦えないバカじゃない。

 

 拳を避け、足払いで体勢を崩す――が、神谷はすぐに反撃。

 膝蹴りが鳩尾に刺さり、肺の空気が一気に吐き出された。

「ぐっ……!」

「ほらよォ!どうしたよ英雄サマ!」

 倒れ込む俺の頭を、容赦なく踏みつける。

 顔に砂と血の味が広がる。

 でも……倒れられない。

 ここで倒れたら――また全部奪われる。

 痛みの向こうに、玲奈の泣き顔、美桜の必死な声、そして――亜香里の血まみれの顔が見えた。

(……負けねえ……今度こそ……!)

 神谷がとどめを刺そうと拳を振り上げた、その瞬間――俺は身を転がしてその拳をかわし、渾身のカウンターを叩き込んだ!

「なっ……!?」

 鼻血を吹き出し、神谷がよろめく。

 その隙を逃さず、俺は立ち上がり、叫んだ。

「お前なんかに……玲奈も、美桜も、渡さないッ!!」

神谷蓮はロープにもたれ、顔面から血を垂らしながらも、なおも睨みつけてくる。

 

「……テメェ、よくも……」

「玲奈と美桜、そして亜香里のためにもお前を倒す!」

俺の叫びは、場内に響き渡った。

すぐ横で、リングサイドから駆け込んできた御堂筋亜香里が、涙と血でぐしゃぐしゃになった顔で俺を見つめている。

スタンガンを奪い取り、神谷の卑劣な策略を止めたその勇気は、誰よりも強かった。

神谷は歯ぎしりをしながらよろよろと立ち上がる。

「お前みたいな貧乏人が……俺に勝てるわけねぇんだよォ!」

怒号とともに振りかぶられた右拳。

でも、もう俺は恐れなかった。

こいつの力は“奪う力”だ。俺の力は“守る力”だ。

俺は全身に残った力を振り絞り、踏み込みざまに奴の腹へ渾身のボディブローを叩き込んだ。

──鈍い音。神谷の体がくの字に折れ、呼吸が詰まる。

「ぐ……は、ぁ……っ……!」

神谷が崩れ落ちると同時に、レフェリーの手が上がった。

「勝者──佐倉悠真ッ!!!」

歓声が爆発した

だが俺が見たのは歓声ではなく──玲奈だった。

観客席の最前列、震える両手で口を覆いながら、涙を流している玲奈。

「……悠真……!」

神谷に奪われ、踏みにじられ、道具のように扱われてきた玲奈。

その心に刻まれた痛みを、俺はこの拳で、せめて少しでも取り戻したかった。

俺がリングを降りると、神谷は係員に抱えられながらもわめき散らしていた。

「俺は負けてねぇ! こんな奴が! 俺が……俺が神谷蓮だぞッ!」

だが、誰も振り向かなかった。

彼に取り巻いていた連中は視線をそらし、冷ややかに遠ざかっていく。

“王”の崩壊は、一瞬だった。

俺はふらつく足で玲奈のもとへ歩み寄った。

血と汗にまみれた俺を、玲奈は恐れず抱きしめた。

「……迎えに、来た」

「……バカ……ほんと、バカなんだから」

玲奈の声は震えていたけれど、その腕はしっかりと俺を抱いていた。

神谷の支配は終わった。

奪われた玲奈を、俺はもう二度と手放さない──。

「悠真 」美桜が嬉しそうにサムズアップした。

俺は小さくうなずき、玲奈の頭を抱き寄せた。

夜の体育館に響いたのは、歓声と拍手──そして、俺たちの新しい始まりだった。

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