朝5時、空はまだ薄暗く街はまだ眠りについている時間。
北小路ヒスイはベッドの中で日課のオナニーをしていた。
右手は激しく秘所を擦り、左手は豊満な胸を揉む。
『ほら、我慢して♥勝手にイっちゃダメだよ、メス猫ちゃん♥』
「……っ♥……やば♥」
耳にはイヤホンでお気に入りの女性向けオナサポ淫語ASMRを聞きながら、自身の指を淫乱に動かしていく。
既にそこは愛液がトロトロに溢れており、下着に大きな染みを作っていた。
彼女は絶頂しそうになるのを必死に堪える。
『あはは、すごい濡れてる♥お漏らししたみたいだねぇ♥気持ちいい?』
「ぅん♥……だめ♥」
『ほら、もっと強くしてあげるからね♥クリトリスもシコシコ〜♪』
「ふぇ♥……ん♥……あっ♥……」
オナサポASMR音声に言われるがまま、更に動きを加速させる。
最も敏感な場所を責め立て、どんどんと高みへと昇り、ただひたすらに快楽だけを求める。
―――クチュッグチャッ♥グチョ♥♥♥
「やばいぃ♥……もう、無理ぃ♥」
ピンク色に茹だった頭でひたすら性感を貪る。
絶頂直前、その瞬間――。
『はい、ストップ♥イクなよ〜♥』
「ぇあ!?なんれっ♥!」
突如、音声に寸止めされる。
絶頂に達しようとしたところで快楽を止められた反動は大きく、思わず悲鳴にも似た声をあげてしまう。
『こんな簡単にイカせて貰えると思った?ざ〜こ♥♥♥』
「ぅぐっ♥……」
耳元で囁かれるイケボ淫語、脳内に響く卑猥な言葉、そしてそれに伴って強くなる快感。
脳が蕩けるような感覚がして、身体が火照っていく。
イヤホンから垂れ流される下品な単語の数々が、ヒスイの興奮を高めていった。
『君のおまんこ……もうグッチョリになってるかな……?パンツの中どうなってるか見せてみな……♥』
「はひっ……♥はひっ……♥」
音声に言われるがまま、ゆっくりとショーツを脱いでいく。
露わになった彼女のそこは完全に濡れそぼっており、糸を引いていた。
恥ずかしさよりも、早く快楽が欲しいという感情が勝っている。
ヒスイはその欲求に逆らうことなく、指先で自分の膣内を弄った。
『身体ビクビクしてるよ……♥敏感なんだ……♥やらしい子だね……♥でもまだ我慢して……♥もっといっぱいイジメてあげるから……♥』
『っ♥!!』
――クチュクチュ♥ジュボッ♥♥
――ズポッ♥ニュプゥ♥♥
指の動きがさらに激しくなる。
自分の弱点であるGスポットを刺激するとすぐに子宮が降りてきて、切なさを感じ始めた。
豊満な乳房を強く掴み、形が変わるほどに力を込める。
指先で乳首を転がし、時には摘んで引っ張っる。
その度に甘い痺れが生まれ、背筋をゾクゾクとした感覚が襲った。
だが、それでも最後の一線だけは越えないようにと耐えている。
ギリギリのラインを見極めながら、限界の先まで快楽を追い求める。
オナニーを覚えたての猿のように、本能のままに。
『かわいい……♥そんなにイキたいの……?じゃああと10秒我慢できたらイカせてあげる……♥0って言ったらイケよ♥』
あと10秒でイケる!
ヒスイがそう思った瞬間、音声はカウントダウンを始めた。
『10……9……8……』
――ちゅぷっ♥♥♥グヂュグヂュ♥♥♥
カウントダウンが始まると同時に、ラストスパートをかける。
膣内に三本指を入れ、一気にGスポットを押し込んだ。
それと同時に親指でクリトリスを潰し、中と外の両方を虐める。
『7……6……5……4……』
――クチュクチュ♥グチョグチョ♥♥♥
快楽で頭が爆発しそうになるのを必死に耐え、歯を食いしばってイくのを我慢する。
しかしそれももう時間の問題だろう。
絶頂への階段は目の前だ。
もう少しで、あとちょっとで絶頂できる……。
ヨダレを垂らし、鼻息を荒げながら指を動かすスピードを上げる。
『3……2……1……』
――グヂュグヂュ♥グチョグチョグチョ♥♥♥
頭の中は悦楽一色。
絶頂目前で止められたせいで余計に気持ちいい。
内腿を大きく広げ、快楽の渦を全身で感じ取る。
「やばいぃ♥……もう、無理ぃ♥
身体の中は快感で爆発寸前―――♥
もう、イッてしまう―――――――――♥
待ち望んだ瞬間がついに―――――――――♥
『ゼ―――「ヒスイ〜、あんた大丈夫なの?」
――――――!!???」
その瞬間、母親の声が聞こえてきた。
思わず、指の動きを止める。
「え、あ、何!?」
「さっきから何度も呼んでるんだけど……」
不意に、ドアノブを回す音がした。
扉が開かれる。
鍵を掛け忘れていたのだ。
母親が部屋に足を踏み入れる。
ヒスイは驚きながらも咄嵯に布団を被り、寝ているフリをする。
最悪だ。
見られたかもしれない。
冷や汗が流れる。
心臓が早鐘を打つ。
「アンタまだ寝てるの〜。学校遅刻するわよ」
「う、うん……」
声を出すのも精一杯だった。
幸いにもバレてはいないようだ。
母親はそのまま部屋を出ていく。
足音が遠ざかるのを確認してから、大きく溜息を吐いた。
「あ、危なかった……もう、なんなの……!」
時計を見てみると、時刻は7時を過ぎていた。
自慰に熱中するあまり、完全に時間の感覚を失っていたようだ。
この時間ではASMRオナニーを再開することは出来ない。
そもそも、こんな中途半端な状態でやっても興醒めだろう。
「はぁ〜………」
正直言って不完全燃焼である。
深いため息をつきながら通学の準備をする。
今日こそ最後までやろうと思っていたのに。
そう思いながら、先程中断してしまった行為を思い出す。
あんなのじゃ足りない。
帰ったら思いっきり続きをしよう。
ヒスイはそう心に秘め、学校へ向かった。
それが最悪の判断になるとも知らずに……。
―――
――
―
登校中の電車の中。
いつも通り、満員の車内で身動きが取れずにいる。
ドアの前に立つヒスイの周りは、むせ返るような男臭が漂っていた。
――はぁ……臭い……♥
サラリーマンの身体に鼻を近づけ、スンスンと匂いを嗅ぐ。
男性特有の濃い体臭が、嫌でも鼻腔を刺激した。
しかし不思議と不快にはならない。
むしろ心地よいとさえ感じる。
それは恐らく、その匂いが自分のよく知るモノだからだろう。
この男は毎晩お風呂に入っているのだろうか?
それとも毎日違う女を抱いているのだろうか?
そんな事を考えながら、自然と指が股間に伸びていく。
ここでオナニーしたらどんなに気持ちいいだろう。
周囲の人間達はきっと驚くに違いない。
もしバレたら自分はどうなるか……。
そんな想像をしただけで子宮がキュンとする。
今すぐにでもこの場でやりたいくらいだ。
だがここは我慢しなければならない。
理性で欲望を抑えつけ、学校に着いてから思う存分楽しむために―――。
――ピトッ♥
ふと、スカート越しに尻に何かを押し当てられたような感触があった。
なんだ、これは。
振り返って確かめてみる。
そこには一人の中年サラリーマンの姿があった。
彼は申し訳なさそうな表情を浮かべ、両手を合わせて謝罪の意を示している。
見ればヒスイの臀部にズボン越しでも分かるほどの硬い膨らみが押し付けられていた。
―ああ、そう言うことね。
理解した。
どうやら朝の満員電車の密着状態により、彼の息子は誤作動を起こしてしまったらしい。
いわゆる、勃起という奴だ。
そしてそれをわざとではないにしろ目の前の中学生のお尻に擦り付けてしまっているという状況なのだ。
彼としても非常にバツが悪い思いをしていることだろう。
満員で身動きの取れない中、無言で必死に謝っている様子からも見て取れる。
だが、ヒスイにとってはまさに天恵だった。
――これなら、イケる……♥
興奮で胸が激しく高鳴る。
期待で濡れた秘所がヒクヒクと痙攣し、ショーツを湿らせた。
先程のオナニーで不完全燃焼になっていたのもあり、今のこの状況は非常に都合が良い。
まるで神様が自分にくれたプレゼントのようだ。
この幸運を逃す手はない。
「んっ……♥」
甘い吐息を漏らしながら、ゆっくりと腰を動かしす。
――スリ……♥
――すり……♥
「っ!!?」
男の驚く気配を感じた。
それもそのはず。
うら若い中学生女子が、自ら進んで痴漢されているのだから。
だが、ヒスイは気にしない。
今はとにかく絶頂することしか頭にないからだ。
先程まで自分を苛んでいた焦燥感。
その全てが快楽に変わっていく。
ヒスイが尻を動かす度に、男の身体がビクンと震える。
それが面白かったのか、彼女は悪戯っ子のような笑みを浮かべると、さらに大胆な行動に出た。
正面に振り向き、背後の男と顔を合わせる。
背が低いヒスイが男を見上げる形になり、ちょうど上目遣いになっている。
男は完全に混乱していた。
何故なら彼女の表情は、今まで見たことがないほど妖艶なものだったのだから。
瞳は潤んでおり、頬は紅潮している。
半開きになった口からは熱い吐息が漏れ出ていた。
背後からでは分からなかったが胸も非常に大きい。
そんな蕩けた顔をした少女に見つめられれば、例え中年であろうとも本能的に情欲を掻き立てられてしまうだろう。
ゴクリと生唾を飲み込む音が聞こえた。
男は無意識のうちに、自らの股間をヒスイの秘所に押し付けるようにして強く抱きしめてしまっていた。
ヒスイは目を細め、満足げな表情を浮かべている。
――ふふ……可愛い……♥
普段の彼女からは想像できないような小悪魔的な微笑みだ。
まるで新しい玩具を見つけた子供のように、純粋な喜びが滲み出ている。
この男で遊んでいるという事実が、ゾクゾクとした愉悦を与えてくれるのだ。
加虐心が刺激され、嗜虐心が満たされていく。
もっといじめたい。もっと辱めたい。
ヒスイは男にしか聞こえないよう囁くようにトドメの一言を告げる。
「サービス、してあげます……♥」
「〜〜〜〜〜ッ!!!?」
直後、ヒスイが男の服に手を突っ込み、乳首を摘んだ。
――スリッ♥ カリカリ……♥
そのまま爪先を使い、優しく引っ掻いたり、捻ったりする。
突然の出来事に男は驚く。
当然だ。
満員電車の中で、しかも相手はまだ年端もいかない女の子なのだから。
男は狼乱し、慌ててヒスイの手を掴んで止めさせようとした。
だが、次の瞬間その手を逆に握られヒスイのたわわに実った巨胸に誘導されてしまう。
――むにゅぅ……♥
「ッ!?!?」
男の顔が一瞬で真っ赤に染まる。
ヒスイの方は勝ち誇ったような笑みを浮かベていた。
そして、自分の胸を揉ませながら逆の手で男の胸板を弄ぶ。
ヒスイが痴漢され、ヒスイが痴漢する。
お互いの胸をまさぐり合い、相互に乳首を刺激する異常な光景。
―きゅっ♥ くにゅっ♥ コリッコリコリリ……♥
―ぐにぃ……♥ むにゅっ……♥ ふにっ♥
ヒスイはテクニカルな指使いで男をメスの快感へ導く。
一方、男の手はたどたどしくヒスイの求める刺激には程遠いようだった。
しかし、彼女が今求めているのは、快感という名の電気信号だ。
ただ揉まれてるだけじゃ足りない。
―――もっと、もっと激しく!!
ヒスイは催促するかのように男の乳首への愛撫を加速させる。
すると、それに応えるようにして男の手が乳首へと動き始めた。
だが、それはヒスイの望むものとは違う。
あくまでもおずおずといった感じで、優しく触れる程度だった。
――違う、そうじゃない……!童貞かこいつっ!
じれったさに歯噛みする。
もっと自分がいましているみたいに指を乱暴に動かして欲しいのだ。
だが、そんな想いとは裏腹に、男の手つきはあくまで優しかった。
まるで壊れ物を扱うかのような繊細なタッチだ。
――そんなんじゃないのにぃい……!♥
焦らされるような感覚にヒスイは悶える。
乳首に熱が籠もり続け、身体の奥底が疼いているのだ。
はやくイキたい。でもイケない。
こんなの耐えられない。
指をカリカリと動かす。
身体がビクビクと震える。
甘い吐息が漏れる。
だが、絶頂するには至らない。
もっと強く。もっと強く。
絶頂を求め、男の乳首を苛めるスピードを上げていく。
すると、ようやく男もコツを掴んだのか指の動きが激しくなっていく。
――カリカリカリカリカリカリ……♥
――ギュゥウウッ♥
――ぎゅぅうぅぅぅぅ……♥
乳首を爪で掻かれ押し潰された。
待ち望んでいた痛みと快楽にヒスイは身体を仰け反らせる。
――気持ちいい♥
――痛くて、痺れて、熱い♥
――もうすぐだ♥
――もう少しでイッちゃ『××駅〜、××駅〜』
――はぁ???!?!?!
電車内に到着のアナウンスが響き、あと少しというところで無情にも電車が止まってしまった。
ヒスイは悔しげに歯噛みし、涙目になる。
あと少しの所で中断され余計に昂ってしまったのだ。
――クソッ……!なんでこのタイミングで止まるの……っ!
ドアが開き人混みの流れで強制的に男と離ればなれになり電車から下車してしまう。
悶々とした感情が身体を支配した。
まるで子宮の中に巨大なローターが埋め込まれているような錯覚を覚え、身体が熱く火照り、頭がボーっとしてくる。
――やばい……これ……♥ このままだと本当にまずい。
とはいえ、学校には行かなければならない。
ヒスイは、フラつく足取りでなんとか登校する。
幸い、遅刻はせずに済みそうだった。
―――
――
―
学校に着いてからも、授業に集中できないほどヒスイは発情していた。
乳首のじんわりとした甘い痛みが消えてくれない。
授業中も、休み時間も、常に勃起乳首がシャツに擦れる度に甘い声が出てしまう。
――あぅ……♥
――ダメなのにぃ……っ♥
むしろ、時間が経つにつれて更に敏感になってきている。
制服に乳首が擦れるだけでゾワゾワッとした快感が走り、太ももをすり合わせてしまう。
「ふーっ……♥ふーっ……♥」
呼吸も荒くなり、身体も熱い。
普段通り振る舞おうとしても、上手くいかない。
少しでも気を抜くと意識が持っていかれる。
授業開始からまだ10分も経ってないのが信じられない。
終業まで残り40分。
拷問のような時間だ。
燻る熱を発散させなければ身が持たないだろう。
冷静に頭を冷やそうとするが満員電車での痴漢行為を思い出す。
――あれ……すっごかったな……♥
思い返すだけでも下腹部がきゅんきゅんとうずく。
あんなの初めてだった。
思い出す度に身体が疼き、愛液がショーツを濡らす。
――もっとしたい。もっと欲しい。
――あの快感を味わいたい。
――でも、どうすれば……
終業まで残り30分。
ヒスイは頭を悩ませ続けていた。
休み時間に何回か性を発散できる空き教室を探したがどこも見つからなかった。
教室にはクラスメイト達が居し、自慰など出来るはずもない。
ヒスイは真面目な優等生なのだ。
しかし、我慢するには限界がある。
身体は疼き、思考は纏まらない。
そんなヒスイの頭に浮かんだのは一つの作戦。
――そうだ……
昼休み、みんなはお弁当を食べている時間帯だ。
その隙を狙ってトイレへ行こう。
個室に入ってしまえば邪魔は入らないだろう。
――大丈夫……、バレたりしない……。私ならできる……!
そう自分に言い聞かせ、自分を鼓舞する。
終業まで残り20分。
ヒスイは、熱を帯びた吐息を漏しながら待ち切れないといった様子で始業チャイムが鳴るのを今か今かと待ち構えていた。
個室に籠もったらどんな風に弄ってやろう。
どこを苛めてやろう。
どうやって絶頂しよう。
妄想は止まらない。
――あっ……♥
下着越しでも分かるほどクリトリスが大きく膨らんでしまっている。
早く触りたい。
思いっきり苛めたい。
終業まで残り10分を切った!!
ヒスイの胸の高鳴りは最高潮に達し、もうすぐ待ち望んだ瞬間が訪れると思え、無意識のうちに笑みを浮かべる。
――やっとイケる……♥
あと10分!
あと10分で昼休みだ!
いま針が動いたから正確には9分!
――早く……!
――はやく……!
興奮で全身の感覚が鋭敏になっている。
もうすぐ絶頂を迎えられるという期待にヒスイの口角は自然と吊り上がる。
あと7分、6分、5分、4分、3分、2分……
刻一刻と時間は過ぎていき―――――
――キーンコーンカーンコーン……
チャイムが鳴った!!!
昼休みの始まりを告げる合図、希望の合図だ。
ヒスイは歓喜に打ち震えた。
――やった……!これで……ッ!♥
ヒスイは、すぐさま立ち上がって駆け出していた。
教師やクラスメイト達の視線が集まる。
だが、今のヒスイにとっては些細なことだ。
今はただ快楽を得ることだけしか頭に無い。
急いで教室を出て廊下を走る。
向かう先は女子トイレだ。
ヒスイは、トイレに着くなり勢いよく扉を開けて中に飛び込んだ。
そのまま一番奥の個室へと飛び込むように入る。
―はぁ……はぁ……♥
鍵をかけて安堵の溜息をつく。
もう邪魔する奴はいない。
やっと思う存分にオナニーができるのだ。
――あ……♥やば……♥
想像しただけで子宮がキュンっとなる。
ヒスイは、早速スカートの中に手を入れてショーツの上をなぞるように指を這わせる。
――あ……♥これ……すごい……♥
ショーツの上からだというのに快感が凄まじい。
少し撫でるだけでも十分すぎるほどの快感を得られる。
ヒスイは夢中になって股間をまさぐる。
――あ♥ここ……♥きもちいい♥すきぃ♥
陰核に触れると強烈な電流が流れるような刺激が走る。
もっと欲しくて何度も繰り返し擦ってしまう。
その度にビクビクと身体が跳ねてしまう。
気持ち良すぎてどうにかなってしまいそうだ。
衣服の上でこれなら、直触りならどうなる?
――はぁ……♥ダメ……♥我慢できない……♥
さらなる高みに登るためヒスイは制服を脱ぎ始める。
まずスカートを脱ぎ、上着に手をかけたところで一瞬ためらうが欲望には勝てない。
意を決して一気に脱ぐ。
すると、ぷるんっと大きく弾むように胸が揺れ、露わになる。
乳首は痛いくらい張り詰めており、軽く空気に触れただけで達してしまいそうなほど敏感になっていた。
――すご……♥おっぱい、こんなに感じて……♥
胸全体が熱を帯びている。
心臓の鼓動に合わせてドクンドクンと脈打っている。
この状態で弄ったらどれだけの快感が得られるのかと思うとそれだけで絶頂を迎えてしまいそうだ。
続いて、タイツとショーツも脱いで全裸になった。
瞬間、ムワッとした女の匂いが個室に充満し、頭がクラクラしてくる。
――うぅ……臭い……♥
自分がいかに淫乱な女であるかを思い知らされるようで羞恥心が湧く。
――でも……好きかも……♥
学校のトイレで裸ん坊になっているシチュエーションも相まってより興奮を掻き立てられる。
ヒスイの股間は愛液でびしょ濡れになっており、太ももまで垂れてきていた。
――もう我慢できない……♥
ヒスイは、便座に腰掛けると両足を大きく開いて秘部を晒す。
――いくよぉ……♥
右手の中指を膣内に差し込みかき回す。
――ひゃあん♥やばい……♥これ……♥ ヒスイの頭の中はオナニーのことしかなかった。
もう他のことは何も考えられない。
指を動かすたびにグチュッグチャッと音が響く。
――あっ♥イクっ!♥イっちゃう!♥
全身が小刻みに痙攣し、膣内は激しく収縮を繰り返す。
ヒスイは限界に達し、そして―――――――
「北小路さん!?大丈夫?」
―――――――なんで来るんだよぉおおお!!!
個室をノックし、自分を呼びかける女子クラスメイトに邪魔される。
本日3度目の寸止めである。
ヒスイは泣きそうになりながら、なんとか平静を装って答えた。
「だ、大丈夫だから……!気にしないで!」
心配してくれているのは分かるのだが、今はただただ鬱陶しい。
――最悪だ……♥
――あとちょっとだったのに……!
――あと一歩の所で邪魔が入った……!!
ヒスイは、心のなかで舌打ちをして忌々しげにドアの方を見つめた。
結局、昼休みはそのまま流されてしまい、不完全燃焼のまま午後の授業を向かえることになった。
―――
――
―
「―――は、××であるからして〜」
教師が黒板に書いた数式を解説し、クラスメイトのペンを走らす音や教科書をめくる音が教室内に響く。
その音の中に僅かだが甘い吐息が混じっていた。
「……ぅ♥……ぉぉ♥」
ヒスイは退屈な授業をそっちのけにし、最終手段に出た。
午後の授業が始まる少し前、自分の椅子に持参した吸盤付き極太電動ディルドを設置しておいたのだ。
その上に座り、ディルドを挿入している。
これなら自分の穴とスカートに隠されるのでバレることはない。
また、サイレント機能がON-OFFで付いているのでONでスイッチを入れると無音で振動する仕組みだ。
――これ、イイッ……♥
ヒスイは、必死に声を押し殺して極楽に浸っていた。
朝からイケなかった分、快感が何倍にも膨れ上がっている。
授業中にこんなことをしていて良いのかとも思うが、背徳的な状況がさらに興奮を高めてくれる。
――あ……♥やば……♥
――イキたいけど、もう少し我慢しないと……♥
ディルドは静かにうねり、ヒスイの中を刺激する。
デコボコの突起がヒスイの敏感な所を擦る度に甘美な刺激に襲われる。
――あっ♥ダメ……♥これ、気持ち良すぎ……♥ヤバい……♥癖になる……♥
あまりの快感に、腰が抜けそうになるのをなんとか堪える。
もし、こんな状態でイッてしまえばどうなるか……。
教室中どころか学校中、下手をすれば近隣の住民にまで噂が広まるかもしれない。
そうなれば、学校は退学。
人生終了。
そんな破滅の未来が待っていることは容易に想像できる。
自分は一生変態女として生きていくことになるだろう。
――ああ……♥想像したら興奮してきた……♥
頭ではいけないと理解しているのに、本能がそれを望む。
絶頂寸前の所で寸止めを喰らい続けた身体に、この快楽は毒過ぎたのだ。
額には大粒の汗が浮かび、心臓は破裂しそうなほど激しく脈打っている。
―――まだイキたくない……♥
―――この状況をもっと楽しみたい……♥
―――でも、もう我慢できない……♥
相反する感情が交錯する。
これまでの体験ですっかり寸止めがクセになってしまったようだ。
さらなる快楽を求めて絶頂寸前の感覚を延々と味わい続けている。
それが幸せなのか辛いのか、自分でも分からなくなってきていた。
頭の中に火花が散る。
視界は霞み、耳鳴りもしてきた。
ついに脳の限界が来たらしい。
ヒスイは、自分がいつ気を失ってもおかしくない状態になっていることに薄々気がついていたが、もはや止めることはできなかった。
――ぁ……もう……無理……♥
――いいよね……?イっても……♥
――十分ガマンしたし……♥
――だって仕方ないんだもん……♥
――しょうがないことだもん……♥
――授業中、隠れてオナニーしちゃう悪いコなんだもん……♥
ヒスイの脳内で言い訳がましい思考が渦巻く。
だが、運命は彼女に残酷だった。
「き、北小路さん……顔が真っ赤だよ……?大丈夫?」
隣の席の男子生徒がヒスイの顔色の悪さに気づき、小声で呼びかけた。
「へぁっ♥!?あっ!?だ、大丈夫!大丈夫だから……♥!」
ヒスイは咄嵯に笑顔を作り誤魔化す。
またもやギリギリのところで中断され、行き場を失った性欲が全身を駆け巡る。
――なんでみんな邪魔するの……!なんで……!
――もう、限界なのにぃい……♥!
「ふぅー……♥……はぁ……♥」
――だめ……♥息遣いが荒くなったらバレる……♥
――落ち着け……私……♥冷静になれ……♥
――落ち着いて、いつも通りに……♥
自分にそう言い聞かするが、熱は収まる気配はなくむしろ酷くなる一方だった。
「はぁ……♥……ん……はぁ……♥」
「……」
クラスメイトの視線が突き刺さる。
――違うの……♥
――これは私のせいじゃないの……♥
「全然大丈夫じゃないよ!保健室行こう!立てる?」
「えっ……ちょ、ちょっと……♥」
隣の男子生徒が手を差し伸べてくる。
このまま立ち上がれば、自分のお尻から生えた極太ディルドがバレてしまう。
――やめて……♥触らないで……♥
必死に抵抗しようとするが、腰が抜けてしまい思うように動けない。
この男子生徒が自分に対して恋心を抱いてくれているという事をヒスイは知っていた。
今まで何度かそういう素振りを見せてくれたこともある。
そんな彼に、もしここでお尻の穴にディルド突っ込んでオナニーしてます、なんてバレたらどんな顔をされるだろう……。
嫌われるかもしれない。
幻滅されるかもしれない。
気持ち悪がられるかもしれない。
最悪の結末が頭に浮かぶ。
嫌だ。それだけは絶対に避けなければならない。
――どうしよう……♥どうすれば……♥
――お願い……♥誰か助けて……♥
ヒスイの目から涙が零れる。
その時だった。
『ブゥン……』
教室に低い振動音が響く。
「……っ♥!?♥♥♥」
ヒスイは声にならない悲鳴を上げた。
――嘘……♥まさか……♥
音の発生源はヒスイの下半身……スカートの中から聞こえてきた。
ディルドのサイレント機能が誤ってOFFにされてしまったのだ。
教室中の目線が一斉にそこに集まる。
―やだ……♥止まって……♥
―今はダメなの……♥ほんとにダメなの……♥
ヒスイは祈るように願うが、機械はそれを聞き入れてくれない。
「……え?なにこの音?」
ざわざわと周りのクラスメイトたちが困惑する。
「あっ……♥ち、違うの……♥これ、は……♥」
ヒスイは何とか弁解しようと口を開くが言葉が出てこない。
そんなことしている間にも、電動ディルドはヴィンヴィンと規則的な動きで激しく震えている。
ヒスイが少しでも動く度に、スカートの中がクチュクチュと淫靡な水音を奏でる。
そのあまりに恥ずかしすぎる水音を教室の全員が聞いていた。
「……~っ♥!」
――やばい……♥やばいっ……♥
――こんなの耐えられない……♥
ヒスイの身体は羞恥と快感で痙攣し、顔は茹でダコのように真っ赤に染まっている。
自分の股間を両手で押さえ、少しでも隠そうとするが、その行為はあまりに無力だった。
「北小路さん……?取りあえず立たせるね、今から保健室に連れて行くから」
隣の男子生徒がそう言って肩に手を回す。
――ホントにヤバいってこれ……♥
――みんなに見られちゃう……♥
――いや、もしかして……もうバレてる……?♥
混乱した頭ではまともに思考することもできない。
とにかく、この地獄のような状況から抜け出したい一心で、ヒスイはただひたすらに懇願することしかできなかった。
「あっ……♥わ、私っ……♥!…………ぅんっ♥!……♥」
ヒスイはなんとか口を開こうとするが、漏れ出るのは艶めかしい吐息だけだった。
「ほら、立って」
「やっ……♥!だ、だめっ……♥!」
隣の男子生徒がヒスイの肩を持ち強引に引き上げる。
ヒスイはそれに抵抗しようとするが、快楽によって弛緩しきった肉体では全く力が入らない。
「あっ……待ってぇ……!♥ひっ……ぁああ♥♥♥!!」
ずりゅりゅりゅりゅりゅりゅ〜〜♥♥♥
ぷるんっ!!!!!っと、ヒスイのお尻の穴から液体塗れの吸盤ディルドが勢いよく飛び出した。
そしてそれは、そのままヒスイ自身の股間に直撃する。
「おっ♥……ふぉおおおお♥♥♥!!!??」
ヒスイは背中を仰け反らせながら大きく喘いだ。
予期せぬ衝撃に、ヒスイの視界がチカチカと点滅する。
「えっ……な、なに……?」
「どうなってるの……?」
教室中に動揺が広がる。
皆の視線がヴィンヴィンと動くディルドとヒスイの下腹部に集中する。
「み、見ないで……♥みないでぇ……!♥」
あまりの事態にパニックに陥ったヒスイは、弱々しく首を横に振り涙を流す。
「……うそ、なんでアレ動いてるの?」
「しかも濡れて光ってるよ……」
「まさかオナニーしてたとか……?」
クラスメイトたちの声が聞こえてくる。
――バレた……♥全部……♥
――お尻にディルド挿入れてたことも……♥
――それで授業中オナニーしてたことも♥
――ぜんぶ……♥ぜーんぶっ……♥
「あ……♥……あ♥……ああ♥」
ヒスイは絶望に打ちひしがれていた。
――終わった……♥私の中学校生活……♥
「ち、違うの……♥これ、は……♥」
ヒスイは必死に弁解の言葉を探す。
「だ、大丈夫だよ北小路さん!俺たち何も見てないし誰にも言わないから!!」
ヒスイの肩を持っていた男子生徒が慌ててフォローを入れる。
その優しさがヒスイの中の何かをガラガラと崩していく……。
「あ……♥あ……♥あぁ……♥」
ヒスイの目から大粒の涙が溢れる。
同時に股間からじょぼぼぼぼぼぼぼ〜と小水が溢れ出した。
いや、小水ではない。
無色透明の粘度の高い液体。
ヒスイが今までの人生で一度も出したことのない液体だ。
それがまるでダムが決壊したかのように止めどなく流れ出す。
その正体は紛れもなく潮吹きだった。
「うわあああああああああああ♥♥♥!!!!」
ヒスイは泣き叫びながら絶頂した。
教室で。
教師とクラスメイトの前で。
自分に恋心を抱いてくれている男子生徒の前で。
大量の潮を吹き出し、無様にみっともなく潮吹きアクメをキめたのだ。
瞬間、ヒスイの世界は完全に崩壊した。
――終わっちゃった……♥
――私もう学校来れない……♥
――でも……♥
――それでいいかも……♥
――だって、これすっごい幸せなんだもん……♥
「き、北小路さん?!しっかりして!大丈夫だから!!!」
ヒスイは男子生徒の胸の中に倒れ込む。
教室は阿鼻叫喚で男子生徒が自分に何か言っているが、もはや何も耳に届かない。
今あるのはただ一つ。
幸福感だけだ。
――ああ……♥もう戻れそうにないや……♥
――こんな幸せ知ってしまったら……♥
――もう絶対離れられない……♥
今まで溜め込んだ分を全て吐き出すかの如く、盛大な潮吹きを続けるヒスイ。
その姿はもはや優等生ではなく、ただの変態だった。
けれども、男子生徒に抱きかかえられているヒスイの表情は幸せに満ち溢れており、口元には笑みすら浮かんでいた。
―――――これ、大好き……♥
ヒスイは、心の底からの満足感に包まれながら意識を失った。
こうして北小路ヒスイの長い長い寸止めオナニーも終わりを迎えたのであった。
その後、彼女が世怜音女学院、通称セレ女に転校したのは別の話。
【END】