「………どこだここ?」
意識が浮上すると、そこは何も無い白い空間だった。突然のわからない状況に唖然とし、辺りを見回すと視界の端にorzの体勢で涙している一人の女性がいた。
「あっ!もう意識が戻られたのですね⁉︎」
僕の視線を感じたのか意識が戻ったことに女性が気づくと、涙を拭き取り女性は再びこちらへとorzをした。
「この度は本当に申し訳ありませんでしたわ‼︎」
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「………という訳で、貴方はこちらのミスで死んでしまいましたの。そしてその死に責任を感じ、私は貴方を転生させることにしました」
涙の跡が残る女性──女神様が言うには、僕が学校の花壇に水やりをしていた時に屋上でリーゼントヘア同士の喧嘩があり、殴られた拍子に持っていたナイフを落としてしまい、その落ちたナイフが頭部を貫き死んだそうだ。
「………普通に見れば『運が無かった』と見れますが?」
「じ、実はですね………本来ならナイフが落ちてきても『刃』ではなくて『グリップ』の方が頭に当たるという予定だったのですが………く、くしゃみで手元が狂ってしまいまして………」
「………………うん」
「本当に申し訳ありませんでしたわ‼︎」
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「………で、これから僕は転生するのですか?」
「はい………でも最近はどこの世界も転生の順番待ちがありまして貴方が転生できるのが数千年後になってしまうのですよ………」
「数千年ですか………」
転生するのに数千年はなかなかの苦行だなと僕が感じていると女神は申し訳なさそうに再びorzを敢行した。
「申し訳ありません!平行世界ならばすぐにでもできるのですが………」
「………平行世界ですか?」
ちょっと興味が湧いた僕は女神様に平行世界について尋ねてみた。
女神様によると僕が元いた地球と殆ど変わらない地球みたいで、違いがあるとすれば生まれながらに一つのスキルを持っているといったものらしい。
「ただし、スキルはランダムで付与されるのでやり直しができないのですわ………」
「わかりました………その平行世界でお願いします」
「………わかりました、こちらへ」
転生する世界を了承した女神様の案内で、僕は白い空間とは別の黒い空間へと連れて行かれた。ここで転生の準備が行われると案内の間に女神様に教えてもらっていたので始まるのを少しの間待っていた。
「………では転生の儀を始めさせていただきますわ」
女神様の言葉で僕の足下に魔法陣と思われる物が浮かび上がった。
「………女神%※〆:☆の名において、汝『
「………色々お世話になりました」
「………はい、幸せな人生を」
そして僕──物部園壱は白い光に包まれ新たな世界へと転生した────
物部園壱:見た目は暗◯教室の千葉くん