「さーてと、あの子うまくやってるかしら?」
引っ越しの段ボール箱を片づけつつ、お母さんが窓の外を見ます。
ここは南国、アローラ地方。
最近引っ越してばかりのこの島で、息子はお出かけ中。
「相棒のポケモンを選んでくるって言っていたけど、やっぱりあの子も冒険、するのかしら」
この世界の子供は、十歳になればポケモンたちと一緒に旅に出るのが普通。
分かってはいるのですが、いざ自分の息子が……となると少し戸惑ってしまいます。
心配もあれば、喜びもあり。
寂しさもあれば、驚きもあり。
「ま、ま! 帰ってきて、話をゆっくり聞いてあげればいいわよね。すぐに別の島に行くわけでもないでしょうし……」
みんなそうだからと言って、息子がそうするとも限りません。
逆に、みんながそうするからと言って、息子にそうさせるのも違う気がして。
兎にも角にも、息子次第。
まだまだ引っ越しの名残が残っている家の中で、お母さんは考え込みながら作業を続けるのでした。
そして……夕方。
「ママー、ただいまー!」
「サトル、おかえり! どうだったの!」
満面の笑みで帰ってきた息子に、優しく声をかけます。
「ねぇ、ねぇ! ママ、僕も島巡りしてみていいかな?」
「島巡り? ああ……この地方の子供がしているんだっけね」
「うん、うん! 僕もやってみたいんだ! ね、ダメ?」
今すぐにでも出発したそうなほどの雰囲気に、やはりお母さんは寂しさを隠せません。
「うーん、行くのは良いけど……ちゃんと準備してからじゃないとダメよ?」
「あ、はーい。ええっと、どういう物がいるのかって色々教えてもらってて」
「どれどれ……? うんうん、お家にあるものは持っていきなさい」
「わーい! ママ、ありがとー!」
「いいのよ! サトルにとっても、いい経験になるんだし」
大はしゃぎの息子を見つつ、ついていきたい衝動も出てきてしまいます。
それでも、流石に母親が一緒では……島めぐり、というよりは家族旅行でしょう、もう。
お母さんは少し自分の感情の整理に困りつつ、息子と会話を続けていました。
「そういえばサトル、ちゃんとポケモンちゃんと仲良くなれたの?」
「あ、そうだった! ニャビーってポケモンと僕、友だちになったんだよ!」
「あら、良かったじゃない! 一緒に遊んだのかしら?」
「うん! 朝に出会ったんだけど、おいかけっこしたり、バトルもしてみたり!」
「へー、すごいじゃない! でも、まだママにお友達紹介してくれてないわね?」
「……あ! そうだった、ママに色々お話したくて忘れてたや!」
ドタドタ、と玄関の方に走っていく音。
「んもう、こんな調子で大丈夫なのかしら?」
ちょっと心配になりつつも、夕ご飯の準備を始めようとして。
「ママー、おまたせ!」
サトルくんが楽しそうにモンスターボールを持って走ってきました。
ところが、です。
「あっ」
まだ慣れていない家なのもあるのでしょうか、床に蹴っつまづいてしまい。
持っていたモンスターボールが勢いよく床に叩きつけられ、お母さんの方に向き。
衝撃でおかしくなったのか、自然に開いてニャビーが飛び出し。
「サトル、だいじょう……!?」
大きな音に振り向いたお母さんの口に、まだ実体化していないニャビーがスポン!
ごくん、と大きな音を立てて喉が動き。
「え、え、私、今、にゃぶ!?」
お母さんが慌てた次の瞬間。
突然顔の形が変わり始め、どんどん赤くなっていき。
それはまるで、ニャビーそのもの。
ところが、それだけではありませんでした。
全身が膨れ上がり、長い尻尾が生え。
目つきは徐々に鋭くなり、左右に赤く長い毛がせり出していきます。
着ていた服はサイズの変化に耐えられず、パンパンに膨れ。
胸が膨らみ、手足もどんどん太くなり。
「あっ、わ、私、俺、にんげ、ガオガエン……!?」
頭の中がぐるぐるし、頭を手で抑えて。
「ま、ママ、大丈夫!?」
「おっ、あっ、ガオッ、おおっ……」
声が聞こえているのかいないのか、体の変化が緩やかになるほどに声は低くなっていき。
「あぁ……これ、俺、私、どうなってるんだ?」
大きく息を吐きながら、自分の真っ赤な手を見ているその姿は正しくガオガエン。
なのですが、お母さんの髪は残っているご様子。
「わ、わ、ニャビー!?」
その声に、耳がピクリと反応。
「違うぜ、俺はガオガエンだぜ! 私はママだけど、俺はガオガエンに進化したんだぜぇ―!!!」
ノリノリでポーズを取りながら、お母さんとガオガエンの混ざりあった存在が叫びます。
「が、ガオガエン!?」
ニャビーだったはずなのに、とサトルくんは目を白黒。
「へへ、俺もびっくりだぜ! 多分、私と一緒になって、俺、一気にレベルが上がったんだぜぇ……!」
自分自身に困惑しつつも、強くなったことにどこか酔いしれた表情。
腕を動かし、連動して動く筋肉にうっとり。
「じゃ、じゃあ、ニャビーなの?」
「だから、ニャビーだったけど進化したんだって! ようし、ママでガオガエンだから……俺の名前は、ママガエンだぜぇ!」
ニヤリ、と笑いながらポージング。
「マ、ママガエン!?」
「おう、そうだぜ! ママだけど、サトルの友達のポケモン、なんだぜぇ!」
戸惑っている息子に顔を近づけ、笑ってみせて。
「ママなのに?」
「おう、ママなのに!」
「じゃ、じゃあ、ニャビー……」
「だーかーらー、ニャビーじゃねぇの!」
またもや名前を間違われ、口を尖らせて。
「え、えっと、ママガエン?」
「おう、どうした?」
「腕、すっごいから、触っても、いい?」
「おう、いいぜぇ……? すっげぇよな、私、俺の体!」
ガオガエンの大きな体に、サトルくんはもうドキドキ。
自分がお願いした通りに自分の母親だった、友達のポケモンだった存在が動いてくれる事実に鼓動が早くなり。
「わ、わぁ……」
「よぉーし、じゃあ準備の前に……飯、食おうぜぇ!」
「う、うん!」
若干勢いに圧されつつも、サトルくんは頷くのでした。
「に、しても……俺、結構やらしい体してるよなぁ♡」
サトルくんも寝静まった夜。
ママガエンさんは一人、自室でお楽しみ。
「おっぱいがでっけぇのもいいけど、ちんぽもなかなか、良いじゃねぇかよぉ……♡♡♡」
あまり大きな声を出すと息子を起こしてしまう手前、あんまり激しくはできません。
それでも、大きな手が大きな乳房を、陰茎を刺激していきます。
「んっ、あーっ、これ、これ、やっべぇな……ポケモンって、人間って、こんなにいいのかよ?」
自問自答しつつ、静かに、激しくオナニーは続き。
「あーっ、でも、どうすっかなぁ、サトル、旅に出るから寂しいよなぁ」
ふと、母親としてのボヤキが口をつき。
「……ん? でも待てよ、俺、サトルのポケモンでもあるんだよな? じゃあ別に、ああっ、そうか、そうじゃん、別に、あんまり気にすること、ねぇんじゃん♡」
頭の中で整理がついたのか、急にニヤニヤと口を歪め。
「しゃあ、それなら明日サトルに聞いてみるかぁ……! とりあえず、一発抜いちまおっと♡」
なりたての肉体のはずなのに、ずっとそうだったかのように馴染む感覚。
ママガエンさんはうきうきしながらチンコを擦り、濃厚な精液をたっぷりと絞るのでした。
「えぇー!? ママも来るの!?」
サトルくんの大声が、家に響きます。
「なんだよ、問題あるか?」
当然だろう、という顔のママガエンさん。
「で、でも、ママ、ママじゃない?」
「でもでも、サトルの友達ポケモンだぜぇ? まあ、今おいかけっこしたら……俺の圧勝だけどな、ガハハ!」
「そ、そうだけど……」
「んー、どうした? 嫌かぁ?」
「嫌じゃないけど……ママは良いの?」
「おいおい、良いに決まってんだろ? それに、友達が俺を置いて旅するなんて、俺、つまんねぇぜ!」
大きな口で朝ごはんを飲み込みながらも会話を続け。
「うーん、そっかぁ……でも、ママがバトルするんだよ?」
「面白そうじゃん? へへ、今のママ、私、俺、めちゃくちゃ強いんだぜ?」
「そ、そうなの?」
「ほらほら、見てみろよこの体! ちゃんと俺の技も使えるし、そりゃあその辺のライバルなんてあっという間だぜ?」
腕を曲げ、口から軽く火を吐き出して強さをアピール!
「わ、わぁ……!」
サトルくんは、思いがけないお母さんの強さにうっとり。
自分がママガエンさんに指示を出し、相手のポケモンを撃破!
余裕そうにしている彼女を見て、思わず大喜び……
そんなシーンを想像してしまいます。
「どうだ、俺連れて行ったほうが良いんじゃねぇか?」
口元が緩んでいるのを見て、更に一押し。
「あー、でも、ママガエンって、ママでしょ? 僕が命令してもいいの?」
「へへ、ママだけど、ポケモンだしな。あんまりエッチな命令は良くないけど、それでも聞いちゃうぜぇ?」
おっぱいを服越しに持ち上げ、自慢するようにサトルくんに見せつけて。
「わ、わわ、しない、しないよそんなの!」
「なーんだ、つまんねぇの!」
「だって、僕とニャビー……じゃなかった、ママガエンは友達なんだよ? バトルの時はしょうがないけど、そうじゃない時は同じじゃないとさ!」
ど直球の正論に、スケベな自分がちょっと恥ずかしくなり。
「あ、あー、そ、そうだよな、お、俺、友達だからな! へ、へへ、そう言ってもらえるの、嬉しいじゃねぇか」
「だって、ニャビーも僕が良いから来てくれるんでしょ?」
「ああ、そうだぜ? ママだからってもあるけど、サトルと仲良く出来そうな気がするってのもあるからな。もっと、仲良くなりてぇからな!」
「うん、うん! じゃあ、ママ……ガエン、僕と一緒に島巡りしてくれる?」
「ああ、もちろんだぜ! サトルが嫌って言っても、ついていくからなぁ♡」
「わかったー! 途中で、色んなポケモンとか捕まえたいな!」
「えぇ、捕まえるのは良いけど……一番はいつだって、俺だぜぇ?」
サトルくんが興奮しているのに合わせ、ママガエンも大興奮。
こうして母親と息子の手持ちポケモンが融合したママガエンさんは、息子でありトレーナーであるサトルくんと旅に出るのでした。
「あっ、あーっ……♡♡♡ いいっ、いいぜぇ、俺が頑張った、俺の優勝トロフィー♡♡♡」
あれから、数カ月後。
合体ポケモン・ママガエンさんの強さは天井知らず!
お母さんがくっついているため頭も良く、ガオガエンがくっついているため力も強く。
サトルくんのピンチを助け、サトルくんの困りごとはなんだって相談に乗り……
色んな島で色んな出来事がありましたが、その度にママガエンは大活躍!
流石に水ポケモンとの戦いでは苦戦をしたりしましたが……
「く、くそ、こんなんじゃ、サトルのやつが違うポケモン使っちゃうぜぇ……!」
サトルくん大好きパワーで見事克服!
傘をさしてみたり、レインコートを着てみたり。
ただのポケモンではなく、ポケモン人間ならではの工夫で勝利を重ねていきます。
時々は他のポケモンに出番を譲るものの、やっぱり最強はママガエンさん。
昼はポケモンとして大活躍し、夜はママとして、ある意味パパとしてサトルくんと接してあげて。
サトルくんも、ママガエンさんがいてくれたおかげで楽しくのびのびと島を巡っていきました。
そしてとうとう、ママガエンさんのアルゼンチンバックブリーカーがチャンピオンのポケモンを打ち破ったのです!
それにより、サトルくんはポケモンチャンピオンになってしまいました!
大喜びで飛びついてきた息子に、ママガエンさんもウッキウキ。
二人は大冒険の中で、お互いにお互いを信じ合える大親友になっていたのです!
「よっしゃ、サトル! 俺たち、チャンピオンになったんだな!」
「うん、ママガエンはやっぱり強いや! ねぇねぇ、お願いがあるんだけど」
「おう、なんだ? キスして欲しいのか?」
「えーっと、それもしてほしいけど……この優勝トロフィー、ママガエンにあげていい?」
「えっ、い、いいのかよ!? これ、サトルのなんだぜ?」
「でも、僕がチャンピオンになれたの、ずうっとママガエンがいてくれたからだよ! 僕にとってのチャンピオンは、ママガエンなんだもん!」
思いもよらない褒め言葉に、ママガエンはもうデレデレ。
鼻の下は伸び、ちんちんも勃起してしまい……
「はい、チャンピオンのママガエンさん!」
「あ、ありがとよぉ!」
そういう経緯で手に入れた、優勝トロフィー。
大きな空洞……かと思いきや、その中には白い液体が溜まっているではありませんか。
「うへ、うへへ、サトルぅ、だぁいすきだぜぇ♡」
胸を揉み、ちんちんを扱き、快感に身を任せ。
今日はサトルくん、のんきに一人で遊びに行っています。
それを良いことに、ママガエンさんはオナニー三昧!
部屋の隅にはサトル君のパンツがちょっと湿ったまま打ち捨てられていて……
「あーっ、やっぱりぃ、サトルのこと、考えるのがいっちばん、ちんこにビンビンするぜぇ♡♡♡」
融合したての頃とは違い、もう完全に馴染んだ肉体と思考。
母親だから、手持ちポケモンだからという考えはもうありません。
ポケモン人間として、ふたなりとしてサトルくんが大好き!
旅の間に積もり積もった感情を、今トロフィーにぶちまけているのでした。
「あっ、あっ、おーっ、やっぱり、俺の体、エロすぎんだろぉ、胸、胸、おっぱいぃ♡」
目を細め、自分自身に甘えるように乳房を握り。
その間も、立派な棒を扱く手は止まりません。
「へ、へへへ、なんか、オスだけど、女だからぁ、どこか、俺、私に、興奮、しちゃってる、よなぁ♡」
はぁ、はぁと燃えるような吐息を漏らしてどんどん肉体を興奮させていき。
それに負けじと、ちんちんは固く、太く、雄々しく立ち上がり。
「まだまだぁ、今日はこのトロフィー、俺でいっぱいにするまで抜いちゃうんだぜぇ?」
強靭な肉体はまるでくたびれておらず、まだまだ余裕のご様子。
「あっ、やべっ、やべっ、け、ケツから、出ちまい、そう……♡」
気持ちよさに膝が震える中、どろり……と何かがおしりからこぼれ落ちます。
「やっ、あぁ~ん……♡ 俺、サトル産んだ穴から、モンスターボール、産んじゃった、ぜぇ……♡」
初日に早速壊れた、あのモンスターボール。
結局直すこともなく、中に入ることもなく。
思い出の品でイヤらしい事をしているという背徳感が、融合体の心を燃え上がらせます。
「へ、へへ、俺、俺、私、こうなって、よかった、ぜぇえええん♡♡♡」
盛大にまた射精し、トロフィーに精液が注がれていき。
ママガエンさんの優勝祝いは、まだもう少し続きそうです。
おしまい