※この作品はR-18です。

エンゲージリング   作:伊駒辰葉

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エロシーンの続きです。


エンゲージリング 13

 緩んだ陰唇の間から次々に愛液が漏れてくる。身体に付着していた水滴が愛液に混ざってゆっくりと肌を伝う。肌を這うその動きを感じているのだろう。愛液が筋になって落ちるたび、立城は弱々しい声を漏らして肌をひくつかせる。

 

 触らないままで三分ほど過ぎた時、立城はとうとう根を上げた。涙の浮かんだ目で真也を振り返りながら囁く。

 

「挿れて……お願い」

「どこに?」

 

 嘲笑を浮かべながら真也はバイブレーターを立城の目の前でひらひらと振った。立城がバイブレーターをしばし目で追ってから唇を噛む。焦れきっているのだろう。既に立城の秘部は濡れそぼっている。羞恥のためか言葉を濁した立城をせせら笑いながら真也はバイブレーターのスイッチを再び入れた。モーターの低音がバスルームに響く。

 

「もしかしてここか?」

 

 そう言いながら真也は立城の真後ろに回った。途中まで真也の姿を追っていた立城がほっとしたように頭を戻す。真也は口許を歪めて嗤いを浮かべながら立城の背中に一本だけ立てた指先で触れた。背骨を上から下に辿るようにして静かに指を引く。苦しむように荒い息をつきながら立城が呻く。

 

 指先が背中から腰、さらに臀部に差し掛かる。真也は薄く嗤いながら立城の尻の間に指を進めた。きつく閉じた肛門の周辺を指で優しく撫でる。

 

「ほら、どこに欲しいか言えよ。でねえとこのままこっちにぶちこむぞ」

 

 びくりと身体を震わせた立城が必死で首を横に振る。壁から張り出した棚をつかむ立城の指先はすっかり白くなっている。力をこめすぎているためだ。

 

 少しずつ指に力をこめる。尻の肉を揉みながら指先を使って柔らかな刺激を送る。沈んだ肌色をした肛門はそうしている内にごくささやかにだがひくつき始めた。真也は立城の反応に意外なものを覚えつつも愛撫を止めなかった。

 

「やっ、ちが……っ! そこじゃなくてっ」

 

 喘ぎながら立城が懸命に訴える。だが鏡に映る立城の顔は快楽に緩んでいた。熱い息をつきながら時折、眉を寄せる。半開きになった口から舌がのぞいて唇を舐める。目を細めて鏡を眺めていた真也は右手に握ったバイブレーターを左の指の間にあてがった。微振動する先端で立城の肛門を弄る。

 

「焦れてんだろ? どこに欲しいか言えよ、ちゃんと。早く言わねえとこっちにぶちこむぞ」

「あそこに……いれてっ! ああっ!」

「アソコじゃわっかんねえよ」

 

 嗤いながらそう言って真也は緩みかけた肛門にバイブレーターの先端を強く押しあてた。力をこめてゆっくりと手首を捻る。丸みを帯びたバイブレーターの先端が徐々に肛門を押し広げ、ごく僅かずつ進んでいく。

 

 立城が頭をがくんと下げて叫ぶ。

 

「僕の、膣に、いれて! かき回して!」

 

 一瞬、真也は手を止めた。陰裂の意味を考えてから頷く。

 

「おっけー」

 

 肛門を弄っていた手を退ける。真也は手にしたバイブレーターを一気に立城の膣内に突き入れた。三分の二ほどを膣内に埋めて真也はリモコンを操作した。バイブレーターから伸びたコードの先には小さな受信機がついている。挿入の瞬間に腰を震わせた立城の動きに合わせ、受信機がタイルの上で踊る。

 

「あっ、んっ、しんや! ちがっ、いや!」

 

 悲鳴に似た声を上げて身体を起こしかけた立城の頭を押さえる。真也は嗤いながらバイブレーターを握って軽く前後に動かした。愛液に塗れてぬめりを帯びたバイブレーターが中ほどまで姿を現し、再び陰唇に潜っていく。振動で余計に焦れたのだろう。切ない声を上げて立城が腰をひくつかせる。

 

「まだ狭いからなあ。こんなのでもいっぱいいっぱいだろ?」

 

 わざとゆっくりとバイブレーターを進める。真也は手首を巧みに動かして立城の反応を観察した。上から下に向けて押し出したところで立城がびくんと震えて顔を上げる。漏れた甘い声をしっかりと聞き取って真也は細かく手を揺すった。前に後ろに揺するたびに立城が掠れた声を上げる。

 

「あ……くっ! うっ、ああん!」

「へえ? ここが感じるのか。じゃあ、ここでめいっぱい味わえよ」

 

 立城が一際高い声を上げた場所にバイブレーターの先端が当たるように手首をひねる。それから真也はおもむろにリモコンを操作した。中ほどまで上げておいた振動の強さをじりじりと絞る。それに伴って立城が切ない声を上げた。

 

「さあ、どこまで耐えられるかな?」

 

 意地悪く笑いながら真也は立城の腕を取った。膝立ちになった立城が潤んだ目を上げて嫌がるように首を振る。真也は片手に握ったリモコンを操作して少しだけ振動の強度を増した。焦れすぎて身体に思うように力が入らないのだろう。立城が半ばすがるように真也の足に腕を回す。

 

「おっと。倒れるなよ。ほら、落とさないように持ってろよ」

 

 その場に屈んで立城の手を取る。真也は身体で立城を支えながら握った手をバイブレーターの挟まった股間にあてがった。コードのついたバイブレーターをためらいがちにつかんで立城が顔を上げる。快楽に囚われつつあるのだろう。立城の目の縁からは一筋の涙が伝った。




鬼畜!w
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