※この作品はR-18です。

エンゲージリング   作:伊駒辰葉

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エロシーンです。
まあ、真也ですから……w

このエピソードで二章が終わりです。
……短編じゃないですね、これ。すみません(汗)


エンゲージリング 18

 ホテルに入って二時間半。ぐったりと横たわる麗花の背を撫でて真也は枕元に手を伸ばした。腕時計を取って時間を確認する。もう深夜だ。

 

「麗花さん、俺そろそろ」

「いやーん……もうちょっとだけー」

 

 甘い声で言いながら麗花が腕を真也の首に絡める。真也はため息をついて麗花の頭を優しく撫でた。いやいやと首を振る麗花に苦笑する。

 

「駄目ですって」

 

 麗花はするりと片手を布団に潜らせていた。慣れた手つきで真也のペニスを弄る。触られるうちにペニスは少しずつ力を取り戻していった。

 

「どしたの? 今日はやけに名残惜しそうっすね」

 

 いつもなら事が済んだ後に麗花が真也を引きとめるようなことはない。お互いに気軽に手を振って別れているところだ。折り曲げた指の間でペニスを優しくなぞりながら麗花が拗ねたように唇を尖らせた。

 

「だってぇ。スッゴク良かったんだものぉ。ねぇ、もう一回、しよ?」

「えっ、まじで?」

「大マジよー。今日の真也君ってすごくいいんだもーん」

 

 そう言いながら麗花は手の動きを少しずつ大きくしていく。真也はそっと息をついて麗花の胸に手を伸ばした。どちらともなく顔を寄せ、口づけを交わす。互いの舌が絡まりあい、唾液の音がたつ。真也はそっと指の腹で乳首をつまんだ。豊満な麗花の乳房を下から持ち上げるようにして愛撫する。

 

 麗花に触れながら真也は無意識のうちに立城のことを思い出していた。感触や色や形をついつい立城と比べてしまう。脳裏に立城の姿を思い描いた真也のペニスが自然とかたくそそり立つ。

 

 時間をかけて焦らしてから、真也は後背位で麗花を抱いた。膝を折り、麗花を抱えた状態で乳房をつかむ。麗花は腿を開いて真也に揺すられるままになっていた。

 

「あふっ! んっ、あっ! やっ……はげし……っ」

 

 艶っぽい声を上げて麗花が仰け反る。真也は無言で麗花の腕を取った。腕を引き寄せると自然と麗花の身体が反ったままになる。麗花の腕をつかんだまま、真也は激しく腰を上下させた。濡れそぼった膣内をペニスが激しく擦る。吸い付くような膣壁の感触を味わいながら真也は小さく笑った。

 

「これも全部、麗花さんに教わったやり方だろ?」

「でも……っ。でも! あん! 今日の、真也君……いつもと違う……っ」

 

 途切れがちに言いながら麗花が合わせて腰を揺する。麗花が腰をグラインドさせたことで、上下の動きに加えて前後左右に膣壁がペニスを擦り上げる。

 

 真也は不意に身体の動きを止めた。片手だけを麗花の股間に回す。物足りないと言いたげに腰を揺すっていた麗花は、真也が指先で触れた瞬間に声を上げて首を振った。

 

「まだ喋る余裕あるんだ? へえ」

 

 意地の悪い笑い方をしながら真也は指を小刻みに上下させた。張りつめた麗花のクリトリスを包皮の上から優しく愛撫する。真也の足を跨いで開いていた麗花の腿がさらに開く。

 

「もっ、もうだめえ! イ……クぅ!」

 

 ペニスを包み込んでいた膣壁が大きく脈打つ。麗花の絶頂を膣内に感じながら真也はクリトリスを軽く押し潰した。痙攣したように身体をひくつかせた麗花が泣いているような声を上げる。

 

 真也の身体にもたれたまま脱力しかけた麗花の腕を再び取る。絶頂感に浸る麗花を真也は強引に突き上げた。まだ脈打っている膣壁を下から強く突き上げる。悲鳴のような声をあげて麗花は首を横に振った。

 

「やっ! あ! 壊れちゃうぅ!」

 

 麗花は恍惚の表情で天井を仰いだ。さらりとした愛液がペニスに擦られて膣外に飛散する。股間に流れてきた愛液のぬるい感触に嗤いながら、真也は一際強く膣奥を突いた。膣壁や子宮口を鈴口が勢いよく擦る。時折、弱い抽送も織り交ぜながら真也は麗花を揺すり続けた。

 

 快楽の果てに失神した麗花を残し、真也はホテルを出た。すっかり夜も更けているからか、ホテル街には人がまばらに行き来している。真也は暗闇に紛れるようにしてホテルの立ち並ぶ路地を出た。両手の荷物を抱えなおす。

 

 金は置いてきたから大丈夫だろ。ベッドに寝かせてきた麗花のことを思い出して真也はそう呟いた。さすがにホテル代を麗花に持たせるわけには行かない。おまけに麗花には服を譲ってもらっているのだ。

 

 腕の中に抱えた荷物を見下ろす。服の入った箱をしばし見つめ、真也は目を細めた。店内で見たあの服を着た立城の姿を想像する。きっとあのワンピースは立城によく似合うだろう。

 

「今度なんか礼しなきゃかな」

 

 そう呟きながら真也は明るい車道に出た。走っていたタクシーを停めてマンションに向かう。運転手が何事かと訝るほど、タクシーに乗り込んだ真也は嬉しそうな顔をしていた。何かいいことあったんか、ぼうず。そう問われた真也はにっこりと笑って頷いた。




真也はとりあえずやる、みたいな感じなのです。
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