あ、TS警報を一応出しておきます!
だがこの時の真也はそんなことをいちいち考えてはいなかった。避けようとする立城を強引に片腕に抱き、片手を頭の後ろに回す。髪をつかむようにして無理やり唇を合わせると、それまでもがいていた立城がぴたりと身体の動きを止めた。
「ん……う」
真也は貪るようにして立城の唇を吸った。舌で唇をこじ開けて口の中を弄る。立城が掠れた喘ぎを漏らしたことを感じ取り、真也は立城の舌に自分の舌を絡めた。最初はためらいがちだった立城の舌の動きが徐々に滑らかになる。
後頭部を支えていた手を静かに動かす。合わせていた唇をそっと離しながら真也は立城の耳に触れた。指に髪を絡めながらその向こうにある耳を探る。
「もっと吸えよ」
「う、うん」
低い声で真也が言った言葉に立城がためらいがちに頷く。真也の腕だけを頼りに身体を伸ばしていた立城が、今度は自分から背伸びをして唇を合わせる。いつもとは全く違う口づけの感触に真也は思わず眉を寄せた。女性になっているためか、立城の背は普段より低い。避けようと胸を押さえていた立城の手が自然に真也の背中に回る。
深く唇を合わせながら立城は器用に真也の口の中で舌を躍らせた。舌を吸い、軽く噛む。かと思うとするりと口の中に舌が入ってきて色んなところを舐められる。しばしされるがままになっていた真也は時折、ぴくりと眉を動かした。いつもは感じない筈の心地良さに思わず声が出そうになる。我慢が出来なくなった真也は耳を愛撫していた手を素早く胸元に動かした。驚いたように声を上げる立城を片腕に抱え、シャツのボタンを外す。
「待って! ちょ……冗談じゃすまなくなるってば!」
「俺は最初から冗談のつもりはないんだがな」
慌てた立城の声に淡々と答えながら真也は次々にシャツのボタンを外した。エプロン越しに手探りでシャツを開く。エプロンの端からはみ出した乳房を強くつかむと抗う立城の力が僅かに緩む。右手で乳房の片方をつかみ、真也は手首を浮かせてエプロンを退けた。
触れた手に吸い付くように肌は滑らかだった。品良く言えば極上の絹の手触りだろうか。しかも乳房は理想的なサイズがあるにも関わらず、触り心地はとても柔らかい。熱心に立城の乳房を愛撫しつつ、真也は胸に顔を埋めた。懸命に真也を退けようと立城が肩を押さえる。だが真也はそれを物ともせずに唇を立城の胸に落とした。
「駄目だったら! あっ」
急に立城の声から力が抜ける。口に含んだ乳首を舌で転がしながら真也は口許に笑いを浮かべた。真也の肩を押さえていた立城の手が時折震える。シンク台に立城を押さえつけてエプロンの下に手を入れる。口の中でかたさを増す乳首の具合を舌で確かめつつ、真也は立城のもう片方の乳房をはみ出させた。両の乳房に押される形でエプロンの胸当てが中央に寄る。
「やめ、真也……ああっ!」
今度はこっちと右の乳房に唇を落とした瞬間、立城が掠れた声で喘ぐ。唾液に塗れた左の乳首を指で強く捏ねながら真也は薄笑いを浮かべた。
「感度抜群だな。すげえかたくなってるぞ」
手早く立城のシャツをはぎとる。胸だけではなく露になった肩や背中にも真也は手を這わせた。肩のほっそりとしたラインを確かめるように撫でつつ、左腕でエプロンの紐の交差した背中をなぞる。真也の指や唇の動き一つ一つに立城は敏感に反応する。右胸の乳首も十分に吸ってから真也はおもむろに顔を上げた。
「え……あっ!?」
腰に回していた手をいったん戻し、立城の腿の間に入れる。真也はそのまま強引に立城の右腿を腕で持ち上げた。エプロンの裾を跳ね除けて右手で秘部を探る。立城は小さな悲鳴を上げて力なく首を振った。
指先に感じ取ったしこりを乱暴に捏ねる。嫌がる立城の身体を胸で押さえつけ、真也は腰を寄せた。呼吸が無意識のうちに激しくなる。立城に何かを訊ねる余裕もなくなり、真也は無言でズボンのボタンを外した。立城はシャツの下には何一つ身につけていない。
「駄目! 駄目だってば! あ、やっ、待って真也!」
「ちっくしょ……この……っ」
立城の切羽詰った悲鳴も真也の耳には入っていなかった。愛液に塗れた指が滑って上手くジッパーがつかめない。真也は歯軋りしてズボンのジッパーの合わせ目に指をかけた。一気に指をおろしてジッパーを無理やり開く。痛いほどに勃起したペニスを下着からはみ出させ、真也はそれを手につかんだ。熱く脈打つペニスの先に透明な先走りが滲んでいる。
片方の腿を持ち上げた腕を前に突き出す。真也は腿を腕に乗せたまま、片手に立城の尻をつかんだ。立城は必死の面持ちで真也の肩を押そうとしている。
「あ! 駄目っ! 離してってば!」
「こ、のっ! 入れっ」
悲鳴混じりの立城の声とは別の意味で真也の声にも焦りがこもっていた。いつもならスムーズに運ぶことが、何故か上手くいかない。真也は唇を噛んでペニスをつかんでいた手を立城の股間に移した。濡れ具合を再度確かめてからペニスの先を陰唇の間にあてがう。
「大人しくしろ!」
一喝して真也はペニスを支えていた手を立城の腰に回した。両手で尻の肉を片方ずつつかみ、強引に腰を前に出す。狭い膣口に無理やりペニスねじ込んだ瞬間、立城が身体を反らして声を途切れさせた。
「いっ……! つっ」
痛みに顔をしかめて立城が息を殺す。ようやく挿入できた安堵に息をつきながら真也は更に膣の奥にペニスを進めた。拒絶するように膣壁が強くペニスを締め付ける。いつもなら痛みに感じるその触感すらこの時の真也には快感にしかならなかった。胸で立城の身体を押さえ込みながら腰を大きく前後に動かす。
この時、真也は他に気を回す余裕は全くなかった。相手にその経験があるかどうかや、痛みを出来るだけ和らげようなどという考えに及ばない。避妊についても気にしてはいなかった。ただ本能の赴くままに腰を揺する。徐々に抽送のスピードを上げ、真也は衝動に身を任せた。
熱いものが一気に全身を駆け抜けて鈴口から迸る。荒い息をつきながら真也は思う存分に立城の膣内に射精した。思わず呻きが漏れる。
その瞬間、痛みを堪えて声を殺していた立城が仰け反る。脱力感にぼんやりとしつつも真也は驚きに目を見張った。立城の腰がひくひくと動いている。それと同時に狭かった膣内が余計に狭くなった。
「もしか、して、今のでいったのか?」
「……う、ん」
だって真也が中で出すんだもの。掠れた声で言いながら立城が力ない笑みを浮かべる。言われた意味ははっきりと理解出来なかったが、立城の笑みを見止めた真也の心の底からは再び強い欲求がこみ上げた。乱れた髪を指ですきながら立城がため息をつく。大きく息をするのに合わせて胸が上下する。エプロンを押し退けた立城の乳房にはうっすらと汗が滲んでいた。
見た目はフツーにエロなんですけどね……。