※この作品はR-18です。

デカパイエルフに産まれたからにはエッチな目に逢いに行く。   作:伊倉米磁

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39.マラソン決定

 触手女王を倒した後に残されたのは……

「ドレスかぁ……嬉しいけどさあ」

 触手女王が着ていた、美しくも戦闘用の意匠が施されたドレスだ。

 

 欲しかったエンチャントオーブもなく、面白いエンチャントもドロップしていない。

 嬉しくもあるが、ややがっかりという感じのドロップ結果だ。

 

「ん-、ミラ着る?」

「いえ、蹴りとかもしづらそうだし良いわ」

 ミラのエッチな恰好が継続なのはうれしいが、ケティも飛んだり跳ねたりするのでロングスカートはあまりうれしくない。

 

「とりあえず着てみるかあ」

 今着ているサハギン鎧と鉄色スカートをすぽーんと脱ぎ捨て、ドレスを上からすっぽり被る。

 どれどれ、とステータスオープンして自分の状態を確かめた。

 

・膣拡張Lv4・・・直径25センチ、挿入長1メートルまでの遺物挿入が可能になる。骨盤も保護される。

・輪姦好き・・・輪姦時に快楽、性欲アップ。

・デカチン好き・・・膣と尻穴に挿入するものが大きいほど快楽、性欲アップ。

 

 お上品な衣装にドスケベなスキルが付いている。

 サハギンのあの鎧は、それでも戦闘に使う真面目なスキルもついていたというのに触手女王はドスケベ一点張りだ。

 ケティは触手女王に対する好感度がぐんぐん上がるのを感じた。

 

「はぁ、やっぱり1度クリアしたくらいじゃ手に入らないか」

「まあ、若返りを確定させるような貴重なものだし、簡単に持っていかれたら商売あがったりでしょうね」

 それはそうなのだが、ケティは早くミラを若い身体にして心配から解き放たれて自宅でセックスしたかった。

 

 とりあえず50階のワープを起動して1階に戻ってくる。

 かなり長いこと潜っていたので、今日はこれで終わる予定だ。

 1階のロビーに入った瞬間、ぱぁん、と破裂音が鳴った。

 

「おめでとうございます!」

 ナンナが満面の笑みで手に持ったクラッカーを鳴らした音だった。

 円錐の先に付いた紐を引く、前世と同じ方式のもので、ちゃんと紙吹雪と紙テープが舞っている。

 

「ありがとー、ナンナさん!」

 たたっとケティが駆け寄り、ぎゅっと抱きしめた。

 立体映像なので何の感触もないが、ナンナも完璧に合わせてケティの巨乳で胸がつぶれる様まで再現している。

 

「お2人とも、さすがでございました。この位ではまだ余裕でしたね」

 実のところじわじわと敵が強くなっているのは感じているが、ケティの攻撃力とミラの対応力の高さによりここまで負けなしだ。

「んへへ、ミラに助けられたからね」

 

「ふふ、ケティが凄いからよぉ」

 後ろから歩いてきたミラが横に並び、ケティに笑いかけた。

 2人で腕を組んでおっぱいをむにょむにょさせながらお互いを称えあうケティとミラを、ナンナはまぶしそうに目を細めて見ていた。

 

「それで、お2人はやはりエンチャントオーブを手に入れるおつもりですか?」

「うん。まあ50階あたりのモンスターを倒してればそのうち手に入るかなって」

「そうですね。だいたいそう思って頂いて構いませんよ」

 

 もうちょっと濁してくるかと思ったが、ナンナはすっぱりと情報提供してくれた。

「いいの? そういう情報言っちゃっても」

「ええ、今の状態は非常時ですので」

 以前教えてもらったが、エンチャントオーブだけでなくモンスターをテイムできる『誓約の指輪』も40~50階でドロップするようになっている。

 ケティ達以外だれも踏み入っていないが、本来200階以降でのドロップの所を今は50階までしか行けないようになっているからだ。

 

 他にナンナが教えてくれた所によると、長年なにもドロップしなかった事によりアイテム生成用の魔力が濃縮されて良いものが出るようになっているのだという。

 だから、ミラやジェシーのような全身を変えるエンチャントのような階層に見合わないレアなアイテムは個数限定なのだそうだ。

「それに、ダンジョン側からすればケティ様がもっとセックスを楽しんでくれた方が潤いますので♥」

 ナンナが満面の笑みを浮かべると、がっつりとセックスを楽しんだミラが赤面してうつむいてしまった。

 

「ううぅ……」

 休憩室は当然、セックスによって生じた魔力を吸うためにある施設なのだろうし、もしかして魔力量で絶頂の深さなんかも分かっているのかもしれない。

 照れているミラをニヨニヨと眺めるケティとナンナだった。

 

 

 ついでに、ケティがスキルオーブシステム……ガチャが出来るようになったのでやる事にする。

 手持ちのエンチャントが被っているので、それをポイントに変換する。

 ケティの性欲に比例しているのか、膣カテゴリのエンチャントが多めにでており、マン臭低減など今のケティには必要ないものも少なくないためポイントに変換してしまおうという訳だ。

 

 ガチャ1回分のポイントが溜まったので、「妍洞」コースを選んで1回ガチャする。これは膣用のスキルを1つ指定、ランダムなスキルが最大2つ付いたスキルオーブが手に入るものだ。

「んひひ、何にしよっかなー♥」

 スキルオーブは使いまわせるものなので、常につけていたいものを選ぶべきだろう。

 

・整った膣:膣カテゴリ・・・激しく、頻繁にセックスしても形が崩れない膣。

・愛液自在:膣カテゴリ・・・愛液の分泌をある程度自分の意志で増減できる。

(この辺りかな……いずれエンチャントオーブを手に入れたら形が崩れないのはうれしいし、ダンジョンで常にヌルヌルしてると痒くなっちゃうし)

 派手な効果は無いが、常につけておきたい所。

 ちなみに『性病無効』は『身体』カテゴリというのがあり、全身に効くようになっている。すでに装備済みだ。

 

 悩んだ結果、愛液自在を選択スキルにし、ガチャ開始。結果は……

 

・愛液自在:膣カテゴリ・・・愛液の分泌をある程度自分の意志で増減できる。

・筋力アップ:身体カテゴリ・・・全身の筋力が上がる。

 

「おっ、筋力アップだ」

 エロスキル以外で付くと言われていた、筋力アップが付いている。魔力で身体能力を上げるケティには必須というほどではないが、筋力自体が上がれば身体能力を上げるための魔力も少なくなりそうなので、なかなか良いスキルと言えるだろう。

 もちろん愛液自在も嬉しいスキルなので、スキルオーブとしては満足な結果となった。

 

 その後はドロップアイテムをギルドで検品してもらい、要らないものを売って帰った。

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