デカパイエルフに産まれたからにはエッチな目に逢いに行く。 作:伊倉米磁
11階からの洋館エリアでは、わざとマイコニドの罠に引っかかって抱っこでふたなりセックスしてもらい休憩した。
「すっごいフカフカで媚薬胞子の香ばしい匂いがするし、優しいセックスだからオススメだよ♥」
「へ、へえ……」
オルガ達ももう驚きもせず、甘香ばしいマイコニドの媚薬胞子を嗅いでしまっている。
「あっ、あっ♥ アンも、マイコニドのおっぱい揉んでみる?」
「……大丈夫?」
戦意を見せなければ平気というと、アンはケティを犯し続けるマイコニドに恐る恐る近づいて、手甲越しに大きな胸を鷲掴みにした。
「おお……」
むにゅ、というよりふかっ、とした沈み方に面白くなったアンがもにゅもにゅと揉みしだく。
そのままケティが射精されて絶頂するまで遊んでいた。
洋館はエロダンジョンの定期的な構造変化により道順が多少変わっていたが、媚薬綱渡りが沢山ある部屋は同じく存在しているので一人一人をケティが抱えて飛ぶことでショートカットし、次の階層へ。
「ここはちょっと普通に戦ってもらう必要があるんだけど、いろんな服が出てくるから楽しいよ」
リビングドールたちはCCの面々には楽勝で、研究所エリアを抜けるころには3着の衣装を獲得していた。
ヴィオラがロングスカートの中二病風ゴスロリ衣装をアンに見せて笑った。
「あ、可愛い。これアンに似合うんじゃない?」
「この肩だしニットセーターはヴィオラに似合う」
「お、コート……こんなマトモなのもあるんだな」
何の気なしにオルガが鎧の上からでも着られそうな革っぽいロングコートを羽織った。
しゅるる、と魔法の効果でオルガの鎧の上から着用するのにちょうどいい仕立てに調整される。
「うわ、すげえ……! これはマジで良い服じゃねえか!」
「すごいでしょ? 私のこの服もリビングドールのドロップなんだよ。胸が大きくてもちゃんと着れてすごく助かってるんだー。そうそう、『ステータスオープン』って唱えてみて」
「『ステータスオープン』? ってうわ、なんだこれ!?」
3人の前にステータス画面が開かれた。
「エロダンジョンが見せてくれる身体の状態だよ。見えるのは自分だけだから安心してね。それで、ここの装備にはスキルが付いてるんだけど、確認できる? あ、画面を触ると操作できるよ」
あえて3人に説明はしないが、オプション選択で全員に見せたり特定の相手にだけ見せたりもできることをミラと確認している。
「スキル……? これか? へえ、幻みたいなもんなのに触ると動くのは面白いな……って、なんじゃこりゃ! 『露出狂』!?」
顔を真っ赤にして叫ぶオルガに、ケティは目を輝かせた。
「知らないスキルだ! ねえねえ、説明文教えて!」
「ぐっ……『性器など身体を露出して羞恥を感じると性欲が上昇、上昇した性欲に応じて腕力、敏捷が上昇』って、変態行為で強くなるってのか!?」
「なるほどね。似たようなスキルに発情猿って言うのがあるんだけど……こっちの方が随分効果が高いね」
・発情猿・・・性欲に比例して腕力が上昇(小)
「いや高くてもやりたくねえけど!? なんだよ性欲に応じてって!」
「そこがこの装備の嬉しい所だよね。『羞恥に応じて』じゃなくて『性欲に応じて』だから、露出が単純に気持ちいいと思ってる人も効果を受けられる」
「嬉しくねえよ!?」
叫びながらオルガはコートを脱いでしまった。
「えー? コート着て露出しなければサイズ調整してくれる普通の服なのに」
「う……ま、まあ、ダンジョンで着ても鬱陶しいしな。とりあえず持っとくか……」
ニヤニヤとヴィオラにつつかれ、じゃれ合いながらオルガもエロダンジョン装備をお持ち帰りになった。
20階のボス部屋ではゴーレムを自分で倒したいというのでオルガ達に任せた。
当然というか、アンが前に出てヴィオラがもう片方をけん制し、オルガがアンに注意を向けた所を横から輪切りにしてあっという間に片付く。
年季の入った連携により、ケティも持っているピッチリ戦闘スーツがドロップする。
「これ、鎧の下に着るのに良さそう……パーツ外せないかな」
所々肌を見せる穴のあるハイレグ競泳水着に首から上腕まで鎧が付いたような戦闘スーツを手に悩むアンに、ケティが近づいた。
「お、良い所に気づいたね! こういうタイプ結構珍しいんだけど、この鎧は外せるようになってるよ」
脱いでいる時はホックで外せるようになっているが、着ている時には一体化して外れない。
そんな細かい凄さを説明して、アンにも喜んで採用してもらえた。
次からの洞窟は、ラザロと雰囲気が似ているのでむしろサクサクと進む。
構造が変わったのでケティにとっても初見の道だが、もう階層の規模感や出口配置、罠のクセも分かっているのでサクサクと攻略していく。
オルガ達も流石の熟練冒険者と言う感じで、駆け抜けるような速度にもちゃんとついて来ていた。
小休止でガンバンジーに雰囲気の似た猿にケティがあっさりと組み伏せられて交尾し始めた時はもの言いたげだったが、ボス猿の革ジャンはオルガもデザインを気に入っていた。
『チンポ大好き』スキルにまたも文句を言っていたが。
結局、昼下がりといった時刻にはもう洞窟エリアを抜けてしまった。
その次の開放的な海エリアはヴィオラがとても気に入っていた。
作り物とは思えない透明度や砂浜の綺麗さを賞賛し、ボス部屋前のリゾートでは一番寛いでいた。
ボスのサハギンナイトから流水の鎧の腕部がドロップし、アンは早速自前の手甲を外しておそろいにして見せてくれた。
ちなみに2つスキルが付いていた。
・愛撫補正・・・装備した状態でも素手のように繊細な愛撫が可能
・オナニー好き・・・装備した手で自慰する際に性欲と快楽にプラス補正
オルガに知られたら文句を言われるかもしれないから、とケティにだけナイショで教えてくれる。
アンが照れながら耳元で『オナニー好き』と言ってくれるのでケティも乳首が甘勃起してしまった。
「ふー……1日でずいぶんと潜ったもんだ」
サハギンナイトを倒してリゾートまで戻って来ると、さすがに腹が減ったので朝に買った山盛りのお弁当をみんなで食べる。
5人がかり、かつドロップアイテムを最低限しか拾わない巻き進行により、1日でここまで来れてしまった。
「あ、うめーなこのカツサンド。カラシの利かせ方が絶妙だ」
「でしょ? 良く買ってるんだ」
「こっちの冷製パスタも良いね。酸味で口がスッキリする」
健啖な冒険者がたっぷり運動した後なので3人前位をみんなパクパク食べ、リゾートでお代わり自由の飲み物を飲む。
「まだ夕方くらいだけど、キリも良いしそろそろ帰ろっか。どうだった? エロダンジョンは」
常に爽やかな青空のリゾート階層の天井を見上げて、オルガが笑った。
「お前がここの事が大好きだってことは良く分かったよ」
ヴィオラもワイングラスに注いでもらったぶどうジュースを飲みながら笑顔を浮かべた。
「ダンジョンなのにこんな良いホテルまであって、お金も稼げるなんてね。普通にこっち住みたい位だわ」
「おいおい、正気か? 毎日こんなとこ来てたら頭おかしくなりそうだぜ。ま、稼ぎはずいぶん良さそうだけどな」
そもそも枯れたダンジョンであるラザロで活動しているので、未知への探求心とかはあまり重視していないのだろう。もっぱら安定性と稼ぎの話をしていた。
「このエロダンジョンは全部で500階あるんだけど、遊んでくれる人が少なくて今は50階までしか行けないんだ。だから、暇な時に遊びに来てエッチな事してくれると嬉しいな」
1000年前にはこの辺りは大いににぎわっていた、とケティが語ると、その話にアンが目を輝かせる。
「500……そんなにあるの? 良いなあ」
ヴィオラは肩をすくめた。
「うーん、皆が居るところでシなきゃいけないのは結構ハードル高いわよねえ」
ケティも常識的には頷ける話だ。
「という事なんですけど、何とかならない? ナンナさん」
「ご意見ありがとうございます。ふむ……お試し部屋を防音の個室にした方が現代人には受けるでしょうか」
階層の道が定期的に変わるので分かっていたが、そういう改築も可能らしい。
「なんか当然のように混ざってるがよ……本当に昔の奴らはそこらへんでサカってたのかよ?」
「もちろんでございます。女性のお客様も慣れてくると隣で敗北レイプされている事がきっかけで友人になるという話も珍しくありませんでした」
ナンナは誇らしげに胸を張っているが、オルガは頬杖をついてうろんげに見ている。
「関連店舗が用意したコンパニオンであれば寝取らせプレイもありなのですが、お客様同士の性交は個別に合意していただく必要があります……スキルで避妊も性病防止も完璧ですので、問題になる事自体がほとんどありませんでしたが」
「そりゃ、好きでこんなとこ来る時点でな……ヤる気なくても媚薬まみれだし……」
「むうう……! ネタバレは避けたいのですが、もっと深い所では媚薬無効や快楽キャンセルのスキルが重要ですので、本当に嫌な相手はちゃんと選べます!」
「お、おう……知らんけど……」
ナンナも会話に加わってエロダンジョンの宣伝をしてくれたので、ケティも以前より理解を深めることが出来た。
何より、ナンナ側もまともな現代人の意見を聞くことが出来たため配置変更を具体的に考えてくれているようだ。
「ふぅむ……ケティ様も言うように、女の子モンスターはもっと低い階層に出す必要がありますか……1階層は狭くしてでも個室を増やさねば……」
エロダンジョンは1000年前からある古代遺跡ではあるが、それでも運営型のコンテンツなのだ。
客のニーズに適合しようとするナンナを、ケティもニコニコと見つめていた。
「はぁ……ま、ケティみたいなのがもしウチに来たら、ここを勧める位はしてやるよ」
「皆もコッソリ遊びに来てくれて良いからね」
「いかねーって……」
そんなふうにじゃれながら、エロダンジョン観光は完了となった。
「所で、皆様今夜のお宿はお決まりでしょうか? 皆様が『活動』してくださいましたので、本日のみ最低限の宿泊機能をご提供させていただく事も可能ですよ。もちろんお代は頂きません」
ヴィオラが顔を輝かせる。
「まあ! 素敵だと思ってたのよねえ、せっかくだから泊まって行きましょうよ」
「一応貞操狙ってくるダンジョンなんだぞ?」
「でも、ちゃんと人……? が管理してる施設」
気乗りしないオルガとやや乗り気なアンにより、多数決で泊まる事になった。
「えへへ、じゃあ私はパジャマに着替えちゃおうかな」
「うわズリ、ちゃっかり用意してるのかよ」
「私も、さっきのぴったりするスーツを着てみようかな」
「セーターも着心地が良さそうよねー」
「おい裏切りもの共!」
ムキになったオルガが、ケティの勧めにより近所のカピバラを狩りに行く。
さすがに独りはまずいのでケティも付き添い、ナンナの計らいにより空模様も外の時間に合わせる事となった。
投影と分かっていても息をのむような、海に沈みゆく真っ赤な夕焼けの砂浜を散策しつつカピバラを狩る。
カピバラ装備は脚がホットパンツ、胴が革ジャンにシャツなので着心地が良い。
運よく、暗くなる前に2つともドロップした。
カピバラのホットパンツ
水中交尾(技)・・・水中でのセックス技術が上達する。
ハーレム好き・・・女性複数男性1人の性交時、快楽がアップ。
カピバラの革ジャン
・母乳増量・・・母乳の量が増える。出ない状態から出るようにはならない。
・乳首弱点・・・乳首愛撫で快楽だけでなく性欲にもプラス補正
宿に帰って着替えると、その着心地にはオルガも満足してくれたようだ。
特に革ジャンを外してシャツだけになるとスキル無効になるので単なる良い下着になる所が。
じわじわとエロダンジョンに慣れてくれてケティもニコニコだ。
「はー、すっごいフカフカなベッドね。古代技術ってすごいわー」
ヴィオラとアンも楽な恰好でベッドに寝転んで堪能している。
「ん。高級宿は一味違う」
5人は1部屋のスイートルーム……の跡に案内され、5つのベッドで寝る事となった。
家具を出せないしベッドも終わったら片づけねばならないので申し訳なさそうなナンナに、オルガ達も自然に礼を言っていた。
実際ベッドのクオリティは高く夜空と海の景観も良く、高級リゾート気分は十分出ていた。
「ふああ……さ、もう寝るかな。楽しめたとはいえ、明日から忙しいしな」
「そうね。せっかくのステキな部屋だし、ゆっくり眠らせてもらいましょう」
「私も眠いし、そろそろ寝るわね。お休み、ケティ」
年長の3人は結構ハードな運動の後なので、すぐ寝てしまう。
特にミラはローパーで久々の激イキをしたので眠そうだ。
ケティはお休みのキスをしてミラを寝かせてあげた。
「ね、ケティ……」
部屋の明かりを消して寝息を立て始めた所で、アンのか細い声が聴こえた。
「寝る前まで、少し……おしゃべり、しない?」
緊張と期待を含んだその声音にケティは眠気が飛んでしまい、音もなくベッドから抜け出してアンの所に潜り込んで抱き着く。
「わ……」
いきなりの行動にアンは驚いたが、抱き枕のようにそっと抱き返してくれた。
ケティの抱えるほどの乳房がアンのつつましい胸で潰れ、顔の距離はちょうどよくなる。
「んへへ……♪ 今日はアンといっぱい仲良くなれて、すごく嬉しい」
「ん……私も。オルガとヴィオラの事も大好きだけど、皆『お姉さん』ぶるから……友達、ずっと欲しかった……」
ケティの故郷の話、アンの日常の話、色々な事を取り留めもなく話しながら、お互いの体温を感じて眠りにつくのだった。