デカパイエルフに産まれたからにはエッチな目に逢いに行く。 作:伊倉米磁
◆◇◆◇ヴィオラ◆◇◆◇
エロダンジョンでの1日は思ったよりずっと楽しいものになった。
特にアンはいつの間にかエッチな事を覚えてたみたいで、媚薬もバイブもコッソリと何種類も拾っていた。
今までそんな素振り見せた事が無かったし、子供のころの事でトラウマになっていると思っていたけど……
(本当は私たちが言わせなかっただけなのかしら? 私たちは……もっと話し合うべきなんでしょうね……)
そうは言っても男嫌いで通している手前、後から入ってきたメンバーの前では気軽にそんな会話はできない。
特に新入りはもう制御不能に陥ってしまって、ラザロ各地の冒険者から来る苦情やお礼参りはしょっちゅうだ。
私は新入りを殴って分からせろというのだけど、オルガとアンは可哀そうだからと躊躇してしまう。
そんな現状を変えようと、10周年記念という事で全員集めてダンジョン内で活動という今回の計画。
やりたいことは分かるけど私にはリスクが勝るという印象がぬぐえない。
ダンジョン内で叱って上下関係を分からせても、見てない所で自制してくれる事に期待できるとは思えないし。
まあ、それもちゃんと話し合ったわけじゃなく私に良いアイデアが無かっただけなのだけど。
日々の生活に疲れて、建設的な話をする気力が無くなっている。
そう思うと、ダンジョンの中で活動するのは実はそれほど悪い話ではないのかもしれない。
さすがにオルガやアンと話をする時間は取れるだろうし。
何とか気力を振り絞って、各班の準備状況や帰還後の段取りについても担当者と再度の確認。
予定では3泊4日だけど、もしも素材の売却額が足りなかったら延長も考えなければならない。
もちろん自分の貯金を使えば足りるのだけど、せっかく討伐の記念という形にしてるのだからとオルガがこだわっている。
そもそも、余裕を持った日程だからそんな事にはならない……と思いたい。
でも新入り達はこの前一緒にダンジョンに入った時も基本が出来ていないな、と思う事が多かったので足りない時の想定までしなければならない。
そんな現実にゲンナリしつつも数日かけて準備を終えると、これからさらに疲れるダンジョン攻略が始まる。
(終わったら思い切り男遊びしよう)
ポータルで海辺のリゾート地に飛んで、今や冒険者よりもよほど高額になったモデル代でヌーディストビーチに行き、ヤリモク逆ナンでイケメンとホテルに泊まってヤりまくる。
それがストレス発散の定番だったけど……
(エロダンジョンに独りで行って思い切りイかせてもらうのも良いかもね……)
私もそれなりに顔と身体が良いから相手に困らないとはいえ、良い相手を捕まえるのも気力が要る。
さすがに10年来の付き合いのオルガやアンの前で犯される趣味はないが、コッソリなら味わってみたい。
そんな現実逃避もそこそこに、皆が待つダンジョン前へと集合するのだった。
◆◇◆◇ベルナデット◆◇◆◇
CCの馬鹿共がダンジョンの掃除に行った。
この期に及んで仲良くキャンプして連帯感、なんて出来ると思ってんのかね。
オルガの奴も、そろそろ現実を見る年だと思うが。
「商会長、例のものが今期の仕込み終わりました」
「ああ、くれぐれもバレるなよ」
「ええ。ちょうどよくアイツらが周辺を掃除してくれるんで、痕跡があったとしてもかき消されちまうでしょう」
アタシはこの地位を得るために、多くの苦労を重ねて来た。
「それより……あのお方がまた新しい『オモチャ』が欲しいと」
「……フン。今はちょうど良い奴が居ないと報告したんだがね。しょうがない……ヴィオラが休日に行ってる先の調べは付いてるね?」
「ええ。よろしいのですか? 広告の方の主戦力ですが」
「……ま、商売を続けるためにゃ仕方ないさね。どうせ後数年で賞味期限だろ。それより若い奴らの中に良いのが居ないかちゃんと調べておけよ」
さすがに、ヴィオラを『オモチャ』として差し出せばオルガも勘づく。
(そろそろ奴らも切り時、か……)
目の上のたん瘤は年々デカくなるし、どうにも頭打ちの感があるが……
まだ上を目指したい。
そのためにせっせと働いておくれよ、馬鹿共。
◆◇◆◇◆◇◆◇
「さて……せっかくだし、CCの皆が討伐行ってる間はエロダンジョンでゆっくりしよっか」
「昨日沢山シたじゃない……」
仲良くなれたのは目論見通りだが、『10周年記念で大規模討伐するから1週間位は相手できない』と言われてしまった。
しょうがないのでラザロでの勧誘はお休みにしてエロダンジョンに留まっている。
採掘の職場乱交も良かったが、やはり好き放題できるセックスはエロダンジョンの外ではできない。
今日は全身女王シリーズ……軍服のような装飾の施された厚手の純白ロングドレス装備だ。
女王の冠
・女王の支配・・・自分から攻める性交で快楽増幅
・反射上昇(小)・・・反応速度が12%アップ
女王のドレス
・膣拡張Lv4・・・直径25センチ、挿入長1メートルまでの異物挿入が可能になる。骨盤も保護される
・輪姦好き・・・輪姦時に快楽、性欲アップ
・デカチン好き・・・膣と尻穴に挿入するものが大きいほど快楽、性欲アップ
女王のランジェリー
・女王の高揚・・・常時性欲上昇。性欲に比例して力アップ
・触手浸食(女王)・・・着用している間触手が快楽を与える。他の女王シリーズのスキル効果を1段階アップ
女王の手袋
・手淫の達人(力)・・・力任せに行う手コキで与える快楽が上昇
・粘液把握・・・粘液に包まれている物でも滑らずに掴める
女王のヒール
・女王の脚踏み・・・足で踏んだ相手に快楽を与える
・支配の悦楽・・・相手に靴を舐めさせる行為で快楽を得ることができる
触手槍
・触手浸食・・・魔力の使用に反応して触手が装備者に快楽を与える。快楽に比例して武器の性能アップ
何度も倒しまくったので女王の装備もコンプできてしまった。
他の装備もシリーズは大体5種類なのだが、普通は頭、胴、腕、腰、脚の所が女王シリーズは胴と脚が1つで腰ではなく下着になっている。
こういう柔軟さもゲームではまずないので嬉しい所だ。
見ての通りほとんどセックスするためのスキルばかりなのだが、そんな所もケティは気に入っている。
「という訳で昨日は来れなかった触手と遊ぼう!」
41階の肉ダンジョンで触手人間に会いに来ていた。
さっそく一匹でいる所を見つけ、ケティが自分から襲い掛かる。
組み伏せられてズコズコレイプされる方が好みではあるが、装備は自分からヤれと言っているのでたまには上になって股を開いた。
セックスの気配を感じて、下着も自動でマンコごとクパァと開いてくれる。
触手人間は腕を掴まれて押し倒された事には抵抗するものの、即座に股間の触手をケティのマンコ目掛けて繰り出した。
「お゙っほ♥♥」
その辺にいる雑魚敵でも触手なので長く、さらに挿入してから太くしてくる。
元からデカチン好きのケティに、スキルによる効果とランジェリーのスキル効果アップで一突き目からイきそうなくらい気持ちいい。
「あ゙っ♥♥ ああぁっーーー♥♥♥」
それでも強引に自分から腰を振ってスキル効果の恩恵をさらに受けて激しい快楽を貪り、さっそく絶頂する。
ドレスの上から触手で胸を揉みくちゃにされつつ、ブラの裏からも触手が乳首をしゃぶるように刺激し、股間の空いたショーツもクリトリスをブラシで磨くように強烈な快楽を叩き込んでくる。
「イグッ♥♥♥ イグっ♥♥♥ 触手でいっくぅぅぅーーーっ♥♥♥」
まったく我慢せず、外から見えないドレスのスカートの中で触手人間の身体に潮を吹き、小便をびしゃびしゃと浴びせる。
喜んでいるのか怒っているのか、触手人間の責めも激しくなってケティの子宮をグイグイと揉み解すように膣内で蠢いた。
そこにさらに、チンコ蟲がいつの間にかアナルに潜り込む。
輪姦の条件を満たし、すべての快楽がさらに1段階増す。
「んおおおぉぉーーーーっ♥♥♥」
ケティは全身を痙攣させながら善がり狂い、触手人間も耐えかねたようにケティの膣内に大量の媚薬精液を放出した。
「ふひー、良かったよ♥」
と言いながら、手放さなかった触手槍で触手人間を突いて魔力の刃を十字に展開してバラバラにする。
チンコ蟲はアナルの中でドプドプ射精しているがそのままにした。
「さ、久しぶりに女王ちゃんと遊びにいこっ♥」
「はあ……気持ちいいけど疲れるのよね、あの子の相手」
倒す度に容姿が変わるが金髪青目のツリ目系という所は外さない50階ボスに会いに行き、言葉は無いものの大いに旧交を温めるのだった。
そうやって遊んだり、より良い装備やエンチャントをハクスラしている間にCCが言っていた1週間が過ぎる。
ケティは流水の鎧シリーズに着替え、2人でラザロに移った。
「……帰って来てない?」
「ええ。クラン『コレクトネス・クルセイダース』の方は全員、ダンジョンの奥から未帰還です。そろそろ調査団が結果を持ち帰るはずなので、気になるのであればお待ちいただいても構いませんよ」
何やらとんでもない事が起こっているようだった。