デカパイエルフに産まれたからにはエッチな目に逢いに行く。 作:伊倉米磁
◆◇◆◇オルガ◆◇◆◇
「んごおぉぉぉ♥♥ んぶぉぉぉぉ♥♥♥」
豚みたいに間抜けな、癇に障る甘ったるい声が鼓膜を揺らしている。
間違いなく自分の声なのに、全く止められない。
裸の身体を滴る媚薬の感触が極上の愛撫に感じる。
つぅ、と乳首に雫が溜まり、地面に滴るだけで絶頂した。
「いぐいぐいぐぅぅぅ♥♥♥」
ヴィオラも、アンも、この10年を一緒に過ごして来た皆も……
一人残らず狂ったような笑顔で、涎を垂らして喜んでいる。
(なんで……こんなことに……ああっ♥♥ また射精きたっ♥♥ 孕むっ♥♥ ローパーの赤ちゃん産みたいっ♥♥♥)
ぼんやりした思考さえもうできなくなって、頭の中でさえローパーの子供を孕む事を受け入れ始めている。
一握りの正気を手放すまいと、アタシは何が悪かったのか考え続けた。
最初は順調だった。
危惧していた新入りのやらかしも、戦闘なんかの見栄えがする所ではクランの先輩仕込みの動きが出来ていたし、怪我も無かった。
そうして寄ってくる魔物を狩りつくし、血抜きなんかの処理が全然ダメな新入り達を再指導しながら過ごす。
近頃は検品所に持っていって全部任せる風潮だが……ダンジョンに留まって狩る場合は自分でやらなきゃいけない。
ヘトヘトになるまで皆で作業して、終わった頃には汗を流して笑いあっていた。
最近入ってきた奴らも、普段は「もっと男に分からせてやりましょう」だの「ウチらもっと派手な事やりましょうよ」だの現実を見ない威勢の良い事を言うが……ちゃんとゲンコツを交えて教えてやれば指示に従ってくれる。
魔物の肉で食べられるものはその場で調理し、ちょっとした宴会をしてキャンプを設営する。
夜も見張りが何回か戦ったが、数も少なくて結局起こされる事は無かった。
そんな繰り返しで3日目には大分動きもマシになってきて、さあ明日は記念の宴会だと笑いあって眠ったんだ。
甘ったるい臭いでローパーの媚薬が充満しているとエロダンジョンの経験で分かったものの、もう周囲を囲まれていた。
見張りに立てていた古株と新入りの2人組は、残らず真っ先に犯されていた。
多少の抵抗をしたものの、濃密すぎて目を開けるのも厳しい媚薬霧に晒され、一人また一人と悲鳴が聞こえて消えて行った。
「アン! 離れるなよ!」
意識が朦朧として来たが気を張って声を上げると、返事がない。
後ろをちらりと見ると、3匹のローパーが大量の触手でアンの身体を雁字搦めにしていた。
下半身の鎧が引きちぎられて何本もの触手が股間に殺到していることを認識して、うかつにも我を忘れて怒りに囚われた。
「テメエッ!」
反転して駆けだそうとした瞬間アタシの足首に触手が巻き付き転倒する。
マズイと思った瞬間にはもう片方の足も巻き付かれ、逆さ釣りにされて腕も封じられ……
トドメに触手の先端が花びらみたいに開いたのをアタシの口元に押し付け、有無を言わせず鼻や口から媚薬を流し込んできた。
今までも……身体が疼く事はあった。
けどこんな、自分も仲間も危ないって時なのに、何もかも吹っ飛ばしてチンポが欲しくなるような、強烈な発情があるなんて知らなかった。
頭が真っ白になって魔法による強化も急速に失われ、望み通り触手がぶち込まれる。
「んぶぉぉぉぉ♥♥♥♥」
痒い所を掻いてもらった気持ちよさが億倍になったような感覚に……腹の底から叫んで、自分から股を開いていた。
そんな無様なアタシを笑う奴すらもう居なくて。
ローパーたちは三々五々、雌に種を付けて産ませるために散っていく。
(あいつ、なら……)
自分からローパーに股を開いたケティなら、どうにかしたのだろうか。
そんな益体もない考えを浮かべながら、触手にマンコをかき回されて絶叫するしかなかった。
◆◇◆◇◆◇◆◇
嗅ぎなれた匂いに、ケティは分岐の奥へ顔を向けた。
「こっちから媚薬の匂いがする」
すんすんと男3人も嗅いでみるが、すぐ首を傾げた。
「じゃあこっちへ行きましょう。どうせ全部を回るんだし」
ミラはケティのエロ方面の嗅覚を信じてはいるが、3人に説明している時間も惜しいので納得しやすい理屈で道を選ぶ。
ほどなく……最初の犠牲者が見えてきた。
「ん゙へえぇ……♥♥♥」
顔は見たことがないがケティより少し年上くらいの若い冒険者だ。
だらしない顔で股を開き、ローパーの棒状の胴体の上に串刺しのように載っている。
手足は触手で縛りつけられ、口元に差し出された触手に自分からしゃぶりついて淫猥に舐めまわし、ゴクゴクと媚薬を飲み下していた。
聴いた話の通り、1人に対して雄と雌のローパーが付いてガッツリと種付けされてしまっている。
「うえ……えぐ……」
出発前に鼻を伸ばしていた男たちでさえ、女のマンコをミッチリと拡げ触手が挿入されている場面を見て顔を顰めていた。
現代人に触手エロは早すぎたという事か。
(いや地球人でもリアルでいきなり見たらこうなるか……)
そんなケティの考えはさておき、触手で固定された女を傷つけずにローパーを引きはがすというのは結構骨が折れそうだった。
洞窟の比較的狭い通路なので大雑把に横斬りは難しい。
槍での刺突もローパーが動いたら女冒険者に当たりそうだし、そもそもここからでは遠すぎる。
かといってローパーだけを狙って燃やすのは更に難しく、組み付いて接近戦で確実に胴を斬り落とすしかなさそうだ。
と、常識的にはそうなのだが。
「ミラ、いこっか♥」
「はぁ……あまり気が進まないのだけど……」
ケティ……いやミラには、前提を覆す手段がある。
「3人とも、私たちは大丈夫だから、少し離れて見ていて。女の子が解放されたら、保護してからローパーへの攻撃を始めてね」
「え?」
目を丸くする男たちを尻目に、ケティとミラはローパーへ歩いていく。
あと10メートル程度で気付かれ、ローパーが触手を振りかぶる。
歩きながら、ミラから不可視の……迫力のような錯覚じみた感覚が放散された。
その途端、ローパーがこちらへ触手を伸ばしてくる。
ケティ達は何の抵抗もせず手足に絡みついて引っ張り込まれるに任せた。
ミラのサキュバスボディが持つスキル、触手誘引だ。
・触手誘引・・・触手系の存在を誘引し、触手との性交で性欲、快楽アップ。
ミラの誘惑により、より優れた種付け対象を得たローパーがずぷっと太い生殖器をミラの膣に挿入する。
女冒険者を捕らえていたローパーが膣を栓していた生殖器を抜き去り、ケティの膣に挿入した。
「んくぅぅ……♥♥」
「んっほぉぉぉっ♥♥」
ケティの膣はスキルにより色々と保護されている。
装備のスキルとエンチャントオーブによりダンジョン外でも獲得したスキルによって野生のローパーのレイプにも瞬時に適応していた。
・媚薬愛液分泌・・・興奮時の愛液分泌が増え、愛液に媚薬効果が追加される
・膣拡張Lv4・・・直径25センチ、挿入長1メートルまでの異物挿入が可能になる。骨盤も保護される。
・リジェネレイト(膣)・・・膣ダメージを時間経過と共に再生する。
・粘膜保護(大)・・・長時間、高刺激を受けても糜爛しづらい。
特に50階ボスの触手女王は何度も倒す事で膣関連の強力なエンチャントを落としてくれた。
今や何世代にも渡り愛し合った仲である触手女王に感謝しつつ、ずっぷりと膣全体で野生のローパーならではの微妙に曲がったチンポを味わう。
当然のようにローパーはケティ達の口に触手を突っ込んで媚薬を流し込んでくるが、抵抗せずに飲み下す。
ケティはピストンされて激しい快楽を得ながらも膣を締めてうごめかせ、生殖器に快楽を与えた。
「ブオオオオォ!!」
エロダンジョンのローパーの可愛らしい鳴き声とは全然違う、筒状の胴を笛のように鳴らす低い叫びと共にローパーが痙攣し射精する。
先端が子宮口に吸い付き、子宮にぽぽぽぽ、と何かが連続して流し込まれる感じがする。
(卵、産みつけられちゃった……♥♥)
という事はこちらが雌なのだろう。ちらりとミラの様子を確認する。
「ふぐっ♥ うぐっ♥」
ミラも強すぎる快楽に鼻の下がちょっと伸びながらも、自分からローパーの胴を足で固定して身体を上下させ、膣で生殖器を扱きあげて射精に導いていた。
異種族の雄と雌が、ぴったりと息を合わせて絶頂の瞬間を共有する美しい場面だが……捕えていた女冒険者の拘束が緩むのをケティは見逃さない。
レイプ中も手放さなかった銀の槍の穂先を向け、魔力の刃を伸ばし油断した雄のローパーの胴を真ん中で輪切りにする。
「ブオオオオォ!!」
癇癪を起したように、ケティに生殖器を突っ込んでいるローパーが触手を鞭として真上のケティを打ち据えようとするが……
ミラの渾身の前蹴りを受け勢いが弱まった触手を、ケティがガードする。
その頃にはもう、レオナルド達が踏み込んで剣でローパーを突き刺していた。
助けた女冒険者含め女3人を、ケティが性魔法で洗浄する。
媚薬効果をすぐには消せないが、ケティ達は飲まされた媚薬を吸収される前に吐いたり洗ったりしたのでまだ余裕はあった。
しかし、ショックだったのか長時間媚薬セックスした疲労か、女冒険者は気絶したままだ。
これ幸いと性魔法で種付けされた子宮も浄化し、中の受精卵を残らず死滅させて膣からドボドボと排出させた。
魔法の制約として人間種族の子供が着床していたら堕胎させる事は出来ない、エロダンジョン産でなくても魔物の子は堕胎できるというのはナンナにも確認済みだったが、初の実用が他人になるとは思わなかった。
ケティは自分の下腹部にも手を当て、いつかエロダンジョンで子宮で卵を孵したいと思いつつ産み付けられた卵を排出した。
「よし、次の人を探そうか」
「お、おう……」
媚薬の影響で頬を赤く染め色っぽくなったケティとミラに前かがみになりながらも、レオナルド達は半裸の女冒険者にシーツをかけて背負い探索を続ける。
女冒険者を背負ったレオナルドを中心に歩いてはみたが……
「さすがに3人目を背負って探索は無理そうだぞ」
とトーマスが言うので、ミラも了承した。
「お、もう一人発見」
ケティが媚薬の臭いを辿り、ミラがスキルで誘惑して2人が射精させ……同じ流れで救出に成功した。
2人目はさらにひどく、アナルに間違えて挿入されて括約筋が切れてしまっていたので、これも性魔法で治癒する。
前後上の穴や乳房のみが対象とはいえ、古代の水準の魔法は現代からすると真に魔法じみていた。
トーマスたちは意味不明とさえ言える光景に頭を抱えていた。
「なんかもう、なんて言って良いのか判らねえよ」
せめてやらせてくれと、その場に3人とケティ達2人用のキャンプを設営してくれる。
2人用のキャンプに救助した女たちを寝かせると、男たちは見張りを買って出た。
「それより♥ 手伝って欲しい事があるんだ……♥」
「私たち、身体が火照ってしまって……♥」
今度こそ男たちは目を見開き、無言でジャンケンして負けた1人以外がケティミラたちとテントに入り込むのだった。