デカパイエルフに産まれたからにはエッチな目に逢いに行く。 作:伊倉米磁
◆◇◆◇ステイシー◆◇◆◇
結局、ポータルの予約は一番早いのが夜になってしまうという事で翌朝の移動になった。
最近ようやく慣れて来た、自分一人のための立派な部屋を見渡す。
私の故郷はポータルすらない山奥の小さな村で、実家はヤギや牛の放牧をしていた。
末っ子でいつもぞんざいな扱いを受けるのが嫌で、一念発起して冒険者になってみたけど……
このクランに入って早一年。最初こそ先輩方が指導してくれたけど、だんだん同期と組まされる頻度が増えて肩身が狭くなった。
特にポスター仕事をしている奴らは最悪で、戦闘みたいな分かりやすい冒険者の仕事ばかりして獲物の始末やキャンプの作法などは人任せ。
自分は金を稼いでクランに貢献しているんだから雑用はアンタがやりなさい、と面と向かって言われた事もある。
それに満足に言い返すこともできず、やっぱり向いてなかったのかな……とついこの間まで思っていた。
ローパーにメチャクチャに犯されたのはまあショックではあったけど……
命の危険すら感じるほどの強烈な快楽は、新たな扉が開いたような気分で……セックスって悪くないのかもと思う切っ掛けになった。
まあ噂になって馬鹿にされるのは嫌だけど。
身体が疼くからってイヤな顔しながら男に抱かれに街に出ていく同期達を、むしろ初めて尊敬した。
やはり美形の陽キャは自己肯定感が違う。
私はそばかすもあるし胸も小さいし筋肉質だし……声をかけた男にドン引きされたらどうしようと思うと、満足できなくてもオナニーで済ませてしまう。
もしかして、エロダンジョンでまた一緒に冒険する事になるんだろうか?
その時に先輩風を吹かせられるように、早いうちに頑張って慣れたいところ。
「それに……やっぱケティちゃんの傍で活動できるの最高……♥」
鮮やかなピンク色の髪をした美少女エルフ。すべすべの肌に、目を疑うほどの爆乳。
別に私は女しか愛せないとかではないのに、見ているだけでドキドキしてしまうような性的魅力の塊みたいな容姿。
しかも人懐っこく、挨拶くらいの気軽さでセックスさせてくれる。
頭がおかしくなりそうだった。
身体じゅう電撃に打たれたみたいに……もっとこの人を見ていたい、触れていたいと思った。
明日はエロダンジョンをケティちゃんと周るから、絶対エッチな所が見れるはず。
今夜はワクワクして眠れないかもしれない。
◆◇◆◇◆◇◆◇
「ステイシー♥ 待ってたよ♥」
「ケティちゃん♥ 会いたかったです♥」
朝一に予約したポータルの前、10分前にはステイシーとヴィオラがやって来た。
ミラは掃除洗濯料理を手伝うべくCCのクランハウスに居てくれる事になった。
「ふわ……2人とも朝から元気ねえ。ケティ、後はお願いして良いかしら?」
「うん! 向こうでは宿を取るって事で良いんだよね?」
「ええ。ミラの自宅にこれから大勢押しかけるってワケに行かないし。稼いで貯蓄もできるなら宿で問題ないでしょ」
という事だったので、さっそくポータルでリンボの町へ。
「うわー! 景色良いっすねー!」
ラザロと違い、背の高い建物も少ないしポータルが高台に建っているのもあり、見晴らしは良い。
「あの山の中腹がエロダンジョンの入口だよ。まずは宿の部屋を取ろうか」
ケティが初めて来た時に泊まった、初心者にもやさしい価格帯の宿を取る。
持っている荷物は宿に置いてもらい、バックパックと装備だけでエロダンジョンに向かう。
山の上のギルドへ行く道すがら、隣を歩くステイシーはずっとケティにチラチラと視線を送っていた。
「どしたの? 不安ならおっぱい揉む?」
「す、すみません! ついケティちゃんのおっぱいが揺れるのに目を奪われ……」
「なーんだ♥ じゃあ揉みながら歩こうよ♥」
と誘ったらノータイムで揉み始めてくれるので、ケティはステイシーをとても気に入っている。
「あっ♥ ステイシーはエロダンジョンの事はヴィオラ達から聞いてる?」
肩を抱くように腕を回し、素肌丸出しの上から手を潜らせて揉んでくるステイシー。
「いえ、ヴィオラさんに言われて初めて知りました。エッチな魔物ばっかり出てきて、稼ぎの効率がいいとか」
「うんっ♥ エロダンジョンはナンナさんっていう人が管理してて……」
ケティも気持ちよくなりながらエロダンジョンの基礎知識を雑談がてら伝えるのだった。
流水の鎧の下で乳首をビンビンにしたケティと、直前までおっぱいを揉んでちょっと顔が紅潮しているステイシーはギルド受付の男に声をかける。
ケティはギルドの扉を開ける直前でやめて一歩離れる常識を捨てない所もステイシーを気に入った。
「あ、私、新しくこのダンジョンで活動するステイシーって言います。よろしくお願いします!」
どこか腰が低く礼儀正しい、冒険者としては珍しい部類のステイシーに対しギルド受付の男もラザロには居なかった腰の低い対応をする。
「はい、ご丁寧にありがとうございます。ではギルドカードを登録いたしますね」
ケティ自身ラザロに行って知ったが活動場所はギルド全体で共有しているので、新しい場所で登録すれば以前の場所で消去などは不要だ。
「えへへ。これで私もエロダンジョンの挑戦者ですね」
ケティも、自分たち以外に新規の女冒険者が活動場所に選んでくれた記念すべき光景に胸が熱くなった。
そのままエロダンジョンへ。
「あ! 貴女がナンナさんですか! ケティちゃんからお話は聞きました!」
「えっ、えっと?」
現代でこんな対応をされた事が無かったからかナンナはしばし目を白黒させていたが、ケティが微笑むのを見て赤面しながら咳払いした。
「んっ! 当店『楽園への下り階段』にようこそお越しくださいました。ご新規様は大歓迎ですので、どうぞお楽しみくださいませ」
「はい! よろしくお願いします!」
イキの良い新人の登場に喜ぶナンナとケティは笑顔で視線を交わし、エロダンジョンへと進んでいった。
「でも……実際、ステイシーはどのくらいの実力なの?」
「うーん、もちろんケティちゃんみたいな力は無いけど、一般的な黄等級くらいはある……ハズ」
ケティには、その一般的な黄等級が良く分からない。
ローパー退治の時は確か緑以上が集められたから、緑は爆発する魔法がつかえたりそれなりに素早い踏み込みで間合いを詰めて攻撃する所は見たのだが。
「とりあえず1人で戦ってみよっか」
「うっす!」
オルガと勝負して勝ったのはステイシーも知っている……当日見ていたらしい……ので普通にケティを格上として扱ってくれるステイシーだった。
7階。暗い森のエリアにはエロダンジョンの申し子たるピンク色のローパーが棲息している。
つい先日酷い目に遭わされたローパーとの遭遇に、さすがに一瞬身体が固まるステイシー。
「……大丈夫? あれは私がやる?」
「……いや! 大丈夫です! 仮に負けても気持ちいいだけなんで!」
さすが冒険者、一般女性とはメンタルが違った。
まあ実際、エロダンジョンのローパーの方がずっと触手の振りも遅い。初心者エリア相応だ。
ステイシーの片手剣が触手を何本か斬り飛ばし、空いた動体を輪切りにして終わった。
「よっし! 私ちゃんとやれましたよねケティちゃん!」
「良い動きだったよ! ……でも媚薬の霧は吸ってるから、無理はしないでね」
「……ムラムラしたらケティちゃんに鎮めて貰えたらなー♥……な、なんちゃって、じょ、じょうだ」
「いいよ♥」
「好き……♥」
という感じで戯れつつ、道中で拾えるドロップをそれなりに回収して先に進む。
16階に来た時点で、宿代の10倍位は稼いでいるだろう。
そしてここから先のリビングドールは服をドロップするのでさらに単価が上がる。
ここで狩りが出来ればラザロでの数倍は稼げると言っても良い。
しかもここは、奥に行くために部屋に閉じ込められた状態で複数のリビングドールやパラボラを倒さねばならない。
「……って言う感じなんだけど大丈夫そう?」
「うっ……ま、まずは一人で行ってみます」
◆◇◆◇ステイシー◆◇◆◇
ケティちゃんに説明を受けずに一人で来ていたら、動揺した隙を突かれてヤられてたと思う。
一人で部屋に入った瞬間に入口が上からガシャンと閉じられ、前からは4体の人形が襲い掛かる。
リビングドールというそれは、服をドロップするらしい。職人が作るようなものがホイホイ拾えたら、そりゃ儲かる。
今後の生活のためにも全力で挑みかかった。
さっき試しに戦った感じだと毒矢を連射されるのが最悪なので、自分から距離を詰めなければならない。
ギャリリリ、と耳障りな音を立ててリビングドールの手足の先から回転する刃が飛び出し、こちらを切り裂こうと抱き着くように両側から迫る。
上は屈んで躱し、拳にはめたバックラーで殴るように下をカチあげ、その隙に心臓部を貫く。
勝利の余韻に浸る余裕もなく矢と刃が迫るので飛びのいた。
リビングドールたちは動きというか反応が単調で、一度出来る戦法は二度三度と通じる。
4回やれば何とか片付いた。しかも2着も服が出た。
「お、やったねステイシー! バニースーツはそれなりにレアだよ!」
なんという名前か分からなかったが、ケティちゃんは当然知っていた。
おねだりされたのでその場で服を脱いで着替える。
その代わり、ケティちゃんも着てくれる約束だ。
突如ダンジョンに静寂が満ち、お互いの衣服が擦れるシュルシュルという音だけが響く。
ケティちゃんは見せあいながら脱衣する事にも興奮しているらしく、眼が怪しく光り薄笑いを浮かべている。
綺麗な青の鎧に包まれているのも良かったが、そこから解放されたケティちゃんの乳は柔らかそうなのに異常なまでに垂れず前に突き出ていた。
その乳首はしっかりと勃起し、気持ちよくなってくれている事がわかって私も胸のドキドキが止まらない。
「紺色のセーラー服かあ。この世界にもセーラー服はあったんだねえ」
もう興奮しすぎて何を言ってるかもよく分からない。
私も股の切れ上がったレオタード状のものを着てみるが、体型にフィットしてもなお胸元が頼りない。
「あは♥ ステイシーのバニー、やっぱり乳首見えそうですっごく良いよ♥」
でもケティちゃんのお気に召したので問題ない。
「ち、乳首、さ、触ってみます?」
「うんっ♥」
無邪気な笑顔で、ガラ空きの上からそっと指を伸ばして乳首をイジイジ。
「あんっ♥♥ はんっ♥♥」
もどかしい位のフェザータッチの中に絶妙な力加減での弾きが混ぜられ、それだけで背骨を伝って脳天に快楽の衝撃が走る。
「ね、ステイシー♥ 私もおっぱい揉んで欲しいな♥」
「はひゅんっ♥♥ いっちゃ♥♥ いっちゃうぅ♥♥」
視界が白く染まるほどの快楽を与えられながらも、夢中でケティちゃんの胸を揉む。
いつしかビリビリと刺激の強かった乳首愛撫が、ねっとりと絡みつくように身体中に染み渡り、頭が真っ白になった。
「いぎゅっ♥♥♥」
我ながら不細工な声と共にケティちゃんにイかされ、ほぼ同時にケティちゃんも乳を揉まれるだけで軽く絶頂した。
「あはぁんっ♥♥♥」
頭の芯まで蕩けてしまったので小休止し、ちゃんと革鎧に着替えて次の部屋へまた1人で入る。
こんどは箱に車輪を付けて、開いた傘の柄を向けたような変な装置を付けた……ケティちゃんの言うパラボラが4台。
攻撃性能は皆無なので、コイツに負ける時は気絶するくらいイかされた時だ。
今回もとにかく突っ込むしかないが、どうにもこの相手は……
「んぎぃ♥♥」
ピ、と音が鳴ったと思ったらもうピンク色の光線が胸に……感覚で分かる通り乳首に当たっている。
鎧も貫通して、撃たれた所が突如イきそうに気持ちよくなってしまう。
それが4台。
「あぐ♥♥ イ゙っ♥♥ やめっ♥♥」
無様な声を垂れ流しながら歯を食いしばって進み、力いっぱいバックラーで傘を殴りつける。
全滅させる頃には股間がグチョグチョになってしまった。
「け、ケティちゃーん♥ か、身体がぁ、疼いちゃってぇ……♥」
こんな目に遭ってさえ、ケティちゃんが居ればセックスチャンスに早変わり。
嫌な同期達との冒険とは天国と地獄だった。
◆◇◆◇◆◇◆◇
ステイシーは根性を見せ、道案内と解説をされながらとはいえ初回で20階までたどり着いた。
そしてアドバイス通りバックパックは階段に置いてゴーレムに挑んだのだが……
「んほおおおお♥♥♥ イグイグイグ♥♥♥」
「うーん、ゴーレムには勝てないか……」
20階までは何とか来れたが……金属を打ち破るほどの威力の攻撃が出来ず追い詰められてゴーレムに捕まり、胴体内部に入れられて全身機械責めを受けている。
ステイシーの装備は片手剣に小盾という、この世界の冒険者としては初心者向けという印象の強い装備だ。
魔力のあるこの世界では盾で防げるかどうかはこちらの魔力強化次第であり、それなら手甲と大した違いが無い。
師匠は確か、小盾は受け流して相手の体勢を崩せなければ使う甲斐が無いと言っていた。
ステイシーは実力を試したいから負けても援護無用と言っていたが、これはどうなるのだろう?
(パーティを組んでる扱いされてるかな?)
ケティはゴーレムの居るフロア手前の階段に座ってノンビリしている。
ステータス画面を確認するとちゃんとソロ扱いだった。
「らめっ♥ おひりよわい♥♥ 乳首イグッ♥♥♥」
ステイシーが楽しんでくれている光景にほっこりしつつ、戦闘不能判定で戻されるまで待って自分はステイシーの荷物を持って15階の洋館からデスワープで帰った。
「どうだった?」
「めちゃくちゃイかされて足ガクガクっす……♥」
ローパーに犯された後なのでどうかと思ったが、やはり嫌がってはいなかった。
ケティがバックパックを渡すと、内ももを痙攣させながら立ち上がる。
「でも案外、本気の戦闘なんですね。エロダンジョン舐めてました……」
ステイシーは拳を握った。
ここで闘志を燃やせるのなら、きっと大丈夫だとケティは思った。
「どうする? しばらく休憩する?」
「そ、それなんですけどぉ……ハードにイかされたからまだ身体が疼いてぇ……ケティちゃんに優しーくイかされたいなーって……♥」
どうせ誰も来ないので、ケティはミラが主に使っていたエロダンジョン1階更衣室でレズセして休憩することにしたのだった。