デカパイエルフに産まれたからにはエッチな目に逢いに行く。 作:伊倉米磁
◆◇◆◇オルガ◆◇◆◇
今日も説得は上手くいかない。
「リーダーにはわかんないよ! リーダーみたいに強くなれないよ!」
そんな言葉を何回聞いただろう。
「アンさん。そろそろお昼ご飯だから、皆にもっていって頂戴」
ミラがハウスキーパーを買って出てくれたので、料理はじめ家事はミラが中心になってやっている。
既に説得に応じて部屋を出てきてくれた奴らは、ミラが指示する事で沈鬱にならず働き続けている。
「ん。分かった」
アンは皆から可愛がられていた……とりわけ今閉じこもっている、初期に入って来た男にトラウマを持つ奴らから。
なのでアタシが憎まれながら説得役、アンが食事や身体を拭くタオルを運んだり泣き言を聴いてやる役をやっている。
「ふぅ……」
今ため息を吐いたヴィオラは、一番忙しく外を出歩いていた。
ベルカント商会を前提とした取引は案の定潮が引くように向こうから打ち切りの意向が告げられたので、その処理に追われている。
醜聞で契約解除だからこちらが違約金を払ったり、契約内容によっては向こうが違約金を払うのに逆に違約金を請求してくる事もあり気が抜けない。
今日も食事の後すぐに出かける予定だ。
クランハウス自体も何か月も居られないし、そもそもギリギリまで居るより先に売り払ってローンを払い現金化したい。
引きこもってる奴らはまだ大丈夫と思っているかもしれないが、ヴィオラが結構イラついているのも伝わって来ていた。
だから毎日頑張って説得を続けているのだが……
(……しんどいな)
レイプされた嫌な気持ちがわかる分、どうしても部屋から叩き出すなどという事が出来ない。
ヴィオラが我慢してくれているうちに何とかしたいという板挟みで、ダンジョンに潜る時より消耗していた。
その日も進展しているかどうかも分からない説得に費やし、日が暮れてから自室に戻る。
ミラに掃除してもらった部屋は干されたシーツの匂いが心地よい。
なのに、猛烈に欲求が湧き上がってくる。
ベッドサイドラックの引き出しを開けると、ごろりと何本もバイブが詰まっている。
一番大きいのは……エロダンジョンの21階でドサクサで拾った猿がドロップしたものだ。
モゾモゾと全裸になり、腰の下にバスタオルを引き……まるで親に隠れてオナニーする情けない子供のようにパッカリと股を開く。
もう股間はグチョグチョに濡れており、この極太チンポを待ち遠しく思っているのがバレバレで、独り恥ずかしくなった。
虚空に向かって腰を持ち上げ、目を通してタオルを噛みしめる。
(ああ……♥ 自分からこんな事……♥)
メンバーには到底言えないが……10年前レイプされて数年も経つ頃には、あの日のレイプを思い出しながらオナニーするのが一番燃えるようになっていた。
恥ずかしいから指でしかオナニーしていなかったのに、ローパーで種付けセックスの良さを教え込まれてから指だけでは満足できなくなってしまった。
目を閉じると、もう顔も思い出せないあの日の男が自分にのしかかってくる。
(やめろ……♥ やめろぉ……♥)
下卑た笑みを浮かべたそいつは、あまり記憶してないがありえないという事だけは分かる、猿バイブの巨根を備えている。
10年の修行で強くなったアタシなどものともせず、力でねじ伏せてズプリと挿入されてしまう。
「んむぅぅ……♥♥」
嬲るように入口の感触を楽しみ、万力のような力でアタシを……犯す。
跳ねのけないと子供が出来てしまうという恐怖がチンポの輪郭が分かるほどに強いマンコの締め付けへと現れ……アタシの雌の部分が逆に男に媚びてしまう。
くぷ、にちゃ、とマンコから愛液が溢れ、タオルにシミを広げていく。
バイブはズブズブと奥底まで入り込み、そこで底面のスイッチをスライドすると細かく振動した。
「んぐぅぅぅぅんっ♥♥♥」
即座に絶頂し、デカい声をタオルでかみ殺す。
子宮全体を撫でまわされるようなこの感覚が好きで、もうバイブが病みつきになってしまっている。
ビンビンになった乳首が寂しいが、今はとにかくマンコを虐めて欲しくて、バイブを固定して虚空に向かってヘコヘコと腰を振ってレイプ相手に媚びる。
バイブを操る手が滑らかにピストンし、ぐっちゅじゅっぽと部屋に卑猥な水音を響かせた。
振動している最中に強く締め付けると脳天が痺れるような快楽を感じ、それを何度も何度も味わって身も心も蕩けさせていく。
フィニッシュに一番奥までえぐるようにバイブを突っ込み、十手のように根元が分岐した所をクリにも押し当てて気持ちいい部分を全て振動させて頭を真っ白にして絶頂した。
「ふぐっ、んぐぅぅぅぅぅぅ……♥♥♥」
カエルがひっくり返ったような情けない姿勢でベッドに寝そべり、全身が甘く痺れる余韻をたっぷりと味わう。
んべ、とタオルを外すとヨダレでべとべとになっていた。
さすがにミラに始末させるわけにいかないので、風呂場で魔法の水を出し洗浄してまた干す。
ローパーの直後こそ終わった後は自己嫌悪に苛まれたが、もうストレスと湧き上がる性欲の前に日課になってしまった。
「ふぅぅぅ……♥」
耳をすませば、昼間説得した奴らもモゾモゾゴソゴソやっている。
ローパーに犯された雌は、独りでに戻って来て発情期を終えたローパーに殺される事もあるという。
今のオルガには雌の気持ちが十分に分かった。
子宮の奥底、直腸の隅々まで媚薬漬けになってセックスすると、子作りをする雌の悦びというものが嫌でも理解できる。
媚薬が抜けきったと言っても、心に刻まれた雌の自覚は消えてはくれないのだから。
ウチのメンバーは男が嫌いだが……嫌いなままでローパー相手の子作り快楽に屈してしまったからこそ、どうしても折り合いが付けられずに引きこもってしまったのだ。
オルガが正面から指摘したら壊れかねないので、アンに癒してもらうしかない。
要するに、終わりの見えないマラソンをまだまだやらなければならない。
ハードオナニーの日々はまだ続きそうだった。
◆◇◆◇アン◆◇◆◇
風呂場で全裸になって、ガニ股立ちバックでぬぽぬぽとゴブリンバイブを出し入れする。
「ふっ……♥ ふっ……♥」
夜の風呂場はそれなりに冷えるけど、オナニーしているうちに汗をかく位暑くなるから問題ない。
外からは皆のギシギシいうオナニー音が聴こえてくるけど、激しくしたら絶対バレるから私はそんなことはしない。
以前ケティの媚薬でオナニーしたときも、後から危なかった事に気づいてハラハラした。
指でするくらいならともかく今はエロダンジョンの高性能バイブがあるからもっと思い切りしたくて、お風呂場でしている。
硬くて媚薬が染み出るバイブを、膣のお腹側へ擦りつけて気持ちいい所をグリグリ刺激すると、頭の中にパチパチと気持ちよさが火花のようにきらめく。
「はっ、あ゙ぁ……♥♥♥」
声を押し殺してイくのも、10年でずいぶん慣れた。
充実したオナニーでスッキリしつつ、オルガも声を押し殺してかなり激しくしているのが気にかかる。
(大丈夫かな、オルガ)
何とか言葉で引きこもった皆を外に出そうとオルガは毎日頑張っている。
毎日辛い言葉を投げつけられ、苦痛を堪えながら。
(オルガをセックスで慰められれば良いんだけど)
というか、もう全員セックスして気持ちよくなったら出てきてくれないかなと思った。
最初はアンが抱きしめて涙を流した人たちも、今日は縋りつくように抱きしめてくるだけになってしまった。
今のままで居ても、あまり良い流れになると思えない。
(家の中にいつまでも居るのも良くないし……私もなんとかしないと)
物思いに耽りながら手癖のようにマンコをバイブの先で弄っていると、またムラムラしてくる。
(もう一回だけ……♥♥)
◆◇◆◇◆◇◆◇