デカパイエルフに産まれたからにはエッチな目に逢いに行く。 作:伊倉米磁
ステイシーも数日でエロダンジョンでの動きに慣れて来たので、ラザロの様子を見に行く事にした。
普通のダンジョンと違い、確実に無事が保証されているのもエロダンジョンの良い所だ……と噛みしめながら、ポータルでさっさと移動する。
クランハウスの中は数日でずいぶん変わっていた。
「ヴィオラさん、この家具は?」
「それはウチで買った奴ね。うーん、まあ持っていきましょうか」
バタバタと家具を片付けたりして大掃除のような有様だ。
一方で冒険者の装備をした一団もいた。
「あ、ケティ。様子を見に来てくれたの?」
「アン! うん、ステイシーも大丈夫そうだから来てみたんだけど……ずいぶん雰囲気変わったね」
数日前より少し大人になった気がする微笑みを浮かべ、アンは起こった事を話してくれた。
オルガも真剣に身の振り方を考え、ヴィオラの考え通りクランハウスは早々に売りに出す事にしたらしい。
各部屋の引っ越し準備と、新しい物件探しでバタバタしているそうだ。
「……そうだ、ケティも良ければ一緒に冒険者のパーティに入ってくれる?」
気分的には大分楽になったらしいが、やはり毎日行くのは気が進まないメンバーが多いという。
まあそれも当然と思うので、自分でにぎやかしになるならと引き受けた。
CCと街中を歩くと、まだまだ性欲たっぷりの視線を感じる。
エロ同人RPGにおいても、淫乱度が上がると街中の人までエロ女扱いしてきて蔑まれたり罵られたりする作品は多い。
かっこよく活躍していた主人公だからこそ立場も没落するのがエロいのだが、さすがにリアルで友人がそんな目に遭っていると助けざるをえなかった。
これがケティ一人に向けられていたら、一人一人に路地裏で全裸土下座とかしてチン媚びしても良かったのだが……
必要なエロシチュこそ掴めないこの世の無常さに思いをはせつつ、CCの皆とダンジョンに行く。
ダンジョンに入って人目が無くなると、皆おずおずと話しかけて来た。
「あの……アンタが助けてくれたんでしょ? ありがと……」
「う、ウチ……この間は酷い事言って、ほんと、ごめん……」
一人一人名前を覚え、手をしっかり握って、ハグする。
将来的にはエロダンジョンで一緒にセックスする仲になりたいので、今のうちからスキンシップだ。
謝罪を受け入れた事で皆の緊張が解け、ちゃんと警戒しながらダンジョンを進むことが出来た。
さすがに師匠仕込みの色々をケティがやると出しゃばりすぎなので、皆と同じく普通に五感で警戒するだけとした。
色々な獲物の対処法を復習するように丁寧におさらいし、アンに監督されながらその場で解体したりした。
その日はダンジョン内の浅い所でキャンプし、設営や後始末の方法も丁寧に復習する。
ケティも師匠に教わったことが今も通用する事を確かめられたのでありがたい時間になった。
夜、アンはケティと一緒のテントで寝ようと誘ってくれた。
「今日は流石に出来ないけど……ゆっくりできる時にケティとエッチな事がしたい」
そんな事を訥々とした口調で言ってくれるので、眠気が消し飛んでしまった。
「!!」
テンションが上がったので、モゾモゾとアンの布団に忍び込み抱き着く。
「ん……あったかい」
アンも全く嫌がらずケティを抱き返し、エロダンジョン産パジャマのケティの胸に顔を埋めて眠った。
「ん……ちゅ……」
「あぁん……♥」
アンは寝ぼけてケティのパジャマのボタンを外し、ちゅうちゅうと赤ん坊のように乳首を吸ってくるので気持ちよさで目が覚めてしまう。
性魔法で溢れるマン汁を浄化し続ける事で、ケティは寝ぼけ乳首ねぶりでゆったりと絶頂を楽しんだ。
もちろんお楽しみ中の姿は見張りの交代の時にメンバーに見られてしまったが、目撃した人はじっとりと性欲のこもった視線をケティに向けてくれるようになったので一石二鳥だった。
◆◇◆◇ステイシー◆◇◆◇
「そぉい!」
今日もまた、リビングドールを狩って服のドロップを狙う。
それと同時に、パラボラの胴体を一刀で破壊できるような攻撃を練習していた。
ケティちゃんは攻略法教えてあげようかと言ってくれたが、エロダンジョンの中でもここまでは練習用という話だったので自力で乗り越えたくなった。
こんなに前向きに剣を振ったのは冒険者になりたての頃以来だ。
セックスの気持ちよさとも違う自力で試練に挑んでいる手ごたえの気持ちよさに、毎日へとへとになって敗北レイプされるまで入り浸っている。
リビングドールに敗北したら痛そうなノコギリで切り刻まれるかと思ったが、刺さった矢も斬られた所も傷にはならず、体力だけ消耗する。
なるほどこれが絶対後遺症にならないという事かと感心しながら回転する媚薬ハケでおまんこ快楽破壊の刑に処され何度も潮吹きして気絶した事もある。
そんな日々の中で一番の癒しは、何と言ってもジェシーちゃんだ。
ケティちゃんは至高だが、ジェシーちゃんもかなり自分の中でキている。
リビングドールを倒しつつ16階を抜けると、次の階の階段近くに魔物の湧き待ちをしているジェシーちゃんがいた。
「ジェシーちゃん♥」
「お、おう、よく会うな、ステイシー」
つっけんどんでありつつも、拒絶はしないこの距離感。
「喉乾いてない? お茶持ってきたから一緒に飲もう?」
「いや別に……分かったよ、そんな顔すんなよ」
こんな感じで、グイグイ行けば行くほど甘えさせてくれる。
ケティちゃんとも違う包容力のようなものを感じて心が満たされた。
甘いのはダンジョンでは飲まないそうなので、今日はストレートの紅茶だ。
「ふぅ……」
ジェシーちゃんは特に感想とかも言わないが、リラックスしてくれているのは伝わってくる。
「ジェシーちゃんは……」
「ん?」
「ケティちゃんとどういうセックスしてる?」
「っ!? ゲホッ、カハッ!」
むせてしまったジェシーちゃんの背中をさすりほのかに香る汗の匂いを堪能する。
「大丈夫?」
「ハァ……お前が変な事言うからだろ……!」
「だって気になるし……私もケティちゃんとしてすごく気持ちよかったから」
「いや……だからって、そんなの話し合うようなことか!?」
「私ね……普通のダンジョンで野生のローパーに襲われて犯されちゃったの……」
「!?」
突如自分語りを始めると、ジェシーちゃんは驚愕しながらも真剣に聞いてくれる。
(そういうとこ好き……♥)
そんな感じで激推しさせてくれるジェシーちゃんに性経験をねっとり語って聞かせた、
ジェシーちゃんが真っ赤な顔をしながらケティちゃんとお尻を並べてゴブリンとセックスした事を教えてくれた時、それだけでイきそうになった。
「ジェシーちゃん……♥ これからも仲良くしてね!」
ドサクサにしっかりと手を握ると、ゴブリン相手にアヘアヘになっていたと語ったばかりのジェシーちゃんが恥じらって顔を反らす。
その失われていない奥ゆかしさに胸をときめかせるのだった。
◆◇◆◇◆◇◆◇