デカパイエルフに産まれたからにはエッチな目に逢いに行く。 作:伊倉米磁
HNの人たちは、熱心にエロダンジョンに取り組んでくれた。
来る日も来る日も、女たちがアヘらない日は無かった。
「感無量です……こんな光景をまた目にすることができるなんて」
という事で38階にあるリゾートホテルを再開、宿泊とレストランでの食事も解禁された。
ナンナはまだ貯金を優先したいという事で海の家仕様、黒シャツにエプロン姿のホログラムのままだ。
「私も本当に嬉しいよ。……で、どう? 51階より先は解禁できそう?」
「もちろん今すぐ! ……と言いたい所ですが、先に低階層の改築もすべきかなと思いまして、今は魔力を溜めています」
「おー、それもあったね。やっぱり違う構造にするのはしんどいの?」
「そうですね。『定期的に変化する』という所まで含めてのシステムですので、根本的に違うロジックにするためには初期投資は避けられません。それに変えて人気が落ちてしまったらおしまいという状況もありましたし」
ふぅ、とため息をつくナンナだが、顔色は明るい。
ケティも含め、皆が毎日エロダンジョンでイきまくって経営に余裕があるからだろう。
「しかし、ついに改装のための貯蓄は出来ました! ……なので、ケティ様に内容を相談したいのです」
「やったあ! エロダンジョンのチュートリアル作りかあ、胸が熱くなるね」
「実は、一般的な現代人に聞いた方が良いのかもとハントレスネストの皆さんにはアンケートに答えて頂いております」
という事で、アンケート結果とにらめっこしながら改装案を練る事になった。
ひとまず、低階層のお試し部屋を個室化して気兼ねなく魔物とセックス出来るようにするのは決定として、ラインナップの変更にも踏み込んでいた。
「えっと……スライムが好き、気持ち悪いヒルは要らない、ハチカエル要らない……」
「うぅん……ヒルとかハチ、この辺りは当時の時事ネタなのですよね。流行りのゲームのパロディみたいなところがあって……」
「じゃあ種類にそんなこだわりは無いんだ?」
「そうですね。スライムとゴブリンは外にもいるので定番なのですが」
ケティとしてはハチに持ち上げられながら挿入されるのもカエルに丸のみされるのも悪くないのだが、入口近くだし皆に無視されるのも残念なので入れ替えとなった。
「代わりにさ、女の子モンスターを入れようよ」
「コストが高いのですよね……2.5倍位です」
「ゴブリンとスライムと犬以外止めて、女の子2種類は出来る?」
「ん……弱くて単純なものならギリギリかと」
「じゃあ、まずはハチ女だね。ほぼ人間って感じで服と背中だけハチ要素って感じの」
「ふむ……やはりその位の比率でないと男受けしませんか」
「まあ、現代の男の人の感性かは分からないけど。あ、腰の後ろから尻尾みたいにハチの胴を出して、後ろから突く時に抱き枕みたいになるようにしようよ」
「おお、さすがケティ様。では抱き着いて気持ちいい感触にしましょう」
その日は夜が更けるまで議論を交わすのだった。