※この作品はR-18です。

サキュバス化催眠アプリ 〜巨乳黒髪眼鏡の図書委員の彼女に〜   作:Rオウ

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第08話 彼氏彼女の情事

「くっ…………」

 

 金曜日の図書室は夕方の17時を回ると誰もいなくなる。

 週末に読む本を借りていく生徒も図書室で勉強する生徒も下校していなくなり、図書係は本棚の整理が済んだ後はカウンター内の椅子に座って閉館まで時間を潰すことになる。

 

 カウンターの中で椅子に座っているのは僕一人だ。

 きゅーっとこみ上げてくる感覚に耐えるために、誰もいない静かな図書室をゆっくりと見まわして、何とか気を紛らわそうと努力する。

 

 っ!! 

 

 喉が一瞬詰まりかけたので、小さく鋭く息を吸う。

 

「くっ……ふぅ…………………………………………」

 

 その後、長いため息のように僕は静かに息を吐き出した。

 どこに収まっていたのかと自分でも不思議に思うくらい長く吐き出し続ける。

 ビクっビクっとまるでシャックリをした時の横隔膜のように痙攣しているけどその感覚を務めて無視する。

 

「ぷっ……はぁーー、はぁはぁはぁ……」

 

 長く長く息を吐きだし続けたので、終わった後は息がどうしても荒くなる。

 これで今日12回目だ。いくらなんでも多すぎると自分でも思う。

 

 だけど図書室の閉館時間まであと1時間もある。このペースではあと何回ため息を吐くことになるのか自分でも正直分からない。

 

 

 

 カラララっ。

 

「え!?」

 

 この時間に珍しく図書室のスライド扉を開けて入ってきたのは同じクラスの高橋だった。

 うちのクラスの委員長でもある。

 いつもと同じきっちりと真ん中で分けた髪型が夕方になっても崩れていない。流石委員長だ。

 

 思わぬ来室者にびっくりしたのか動きが止まっている。

 ありがたい。ラッキータイムだ。これで僕も一息つける。

 

「よう、鬼頭。今日は珍しく一人なのか?」

 

「高橋こそ夕方のこの時間に図書室に来るの珍しくない? 学校で何か用事でもあったの?」

 

 なんでもないように、自然に見えるように振る舞う。

 

「さっきまで全学年共同の委員会があったんだ。まあ委員長集会みたいなものだね。で、まあその時にちょっと頼まれてね」

 

「ふーん?」

 

「鬼頭は生徒会長の久喜(くき)さんって知ってる?」

 

「そりゃ生徒会長くらい知ってるけど……でも話したことはないよ?」

 

 不穏な気配を感じたので予防線を張る。

 生徒会長の久喜さんは3年生の女子で、廊下を歩けばすれ違う男子が全員振り返るくらいの凄い美少女なのだ。

 おまけにおっぱいも青子さん並みに大きいし、聞くところによると明るく社交的で非の打ちどころがないらしい。

 当然うちの生徒で久喜生徒会長を知らない人はいないし、もちろん青子さんだって生徒会長のことは知ってるはずだ。

 

 話しながら移動してきた高橋がカウンターの向かいに立って、顎に手を当てつつ僕を見下ろしてる。

 

「……なに?」

 

 思うところがありそうな高橋の態度に僕は首を傾げる。

 

「あぁ、いや、ね? 鬼頭にちょっと聞きたいんだけどさ。鬼頭って久米さんと付き合ってるんだよな?」

 

「っ!?」

 

 びっくりして歯が当たってる。

 

「……えっと」

 

 これ、答えを間違えると大変なことになるのだろうか? 

 

 カウンターの下を見ないように椅子に座ったまま高橋を見上げると、高橋は真面目な顔のまま僕の返事を待っている。

 

「あー、悪いけど高橋が久米さんにアプローチしても無駄だと思うよ?」

 

 僕の返事を聞いて高橋がくいっと片眉を上げた。

 

 あ、しまった。言葉の選び方を間違えたか。

 ぎゅっと締め付けてくる圧力が強くなった。

 

「ん゛っ、んん゛っ……その、えっと白状すると僕と久米さんは付き合ってるんだ」

 

「うん、やっぱりそうか」

 

 高橋が何度も頷いている。

 

「そうだよな。久米さんって入学初日から鬼頭を狙ってたし、あんな猛アプローチされてたら、そりゃもうとっくに捕まってるよな」

 

「え、捕まる? それってどういう……くうっ!? あ、ごめん、なんでもない」

 

 カウンターを掴んだ僕の腕がぶるぶる震えてるのを高橋が怪訝そうな顔で見ている。

 

「うーん……どう見ても鬼頭って普通……なのに、巨乳の女子にばっかり妙に好かれるよな? 久喜生徒会長もそうだけど、うちのクラスの久珂(くが)さんとか嶋久(しまひさ)さん、それに佐久間(さくま)さんもまだ諦めて無さそうだしさ? ちょっと羨まし……くはないか。全員猛禽類だもんな。いや失言か。ごめん、邪魔したな。鬼頭にはもう彼女がいるって久喜生徒会長には伝えておくよ」

 

 手を振りながら高橋が図書室から出て行った。

 

 

 

 ──途端に青子さんの舌の動きが更に激しくなった。

 

「ぐぅっ!? 待って青子さん、強い! それ強すぎるからっ、あっああああぁあ!?」

 

 カリ首全部を青子さんの唇であむあむ♥と挟まれて、一番敏感な部分を刺激されながら、亀頭を左右から舐(ねぶ)り回される刺激があまりに強すぎる。堪らず椅子を引いてカウンターから距離を取ろうとしたら、青子さんがすかさず僕の腰に手を回してきた。

 

 あぁだめだ! 

 逃げられないっ!? 

 

 逃げようとしたのが青子さんの癇に障ってしまったのか、亀頭を舐めしゃぶる舌の動きが一層激しさを増しながら喉の奥へ亀頭を飲み込み始めた。

 

「ちょっ!?」

 

 彼女の唇がカリ首を通過して竿の部分を締め付ける。

 亀頭が彼女の喉に嵌まり込み、強く吸引されたせいで亀頭全体が一回り大きく膨らんだ。

 敏感になった亀頭粘膜が彼女の喉の粘膜と密着したままゴリゴリと刺激を受ける。

 

「あっ! あぁっ!? そ、そんなに吸われたらっ!?」

 

 高橋と話してる間ずっと青子さんは僕の亀頭を口に含んで舐(ねぶ)り回していたのだ。

 僕を再び射精させるためにひたすら口腔愛撫を加えていたのだから限界なんかもうとっくに来てる。

 青子さんの舌であと一舐(ねぶ)りされるだけで射精が始まってしまう。

 

 なのに青子さんは急に舌で舐(ねぶ)り回すのを止めて、両手で竿の根元とタマを同時に弄り回し始めた。

 

 あ、やっぱり青子さん怒ってる! 

 普通に射精させる程度で僕を許すつもりがないんだ。

 

「あぁ! 青子さん、寸止めは酷いよ!」

 

「だーめ♥」

 

 射精寸前の亀頭から口を離して、明らかに僕を焦らすために両手で竿とタマを弄り回し始めた青子さん。射精に至らない絶妙な刺激を加え続けられて、決壊直前のダムの天辺(てっぺん)で、射精と射精寸前の間を反復横跳びしている僕。

 

 射精してないのに射精しているような感覚に襲われ脳がバグりそうだ。

 

 青子さんの指が絡みついた竿に太い血管が浮かび上がり、僕の腰が耐えきれずガクガクと痙攣を始めた。限界なんかとっくに通り越してるのに寸止めに寸止めを重ねられて頭がおかしくなりそうだ。

 

「あぁ! もう無理! もう無理だからっ!」

 

 僕の泣きそうな声を聞いてようやく溜飲が下がったのか、青子さんが再び亀頭を咥え込み、舌で舐(ねぶ)り回しながら亀頭を喉の奥まで飲み込んで亀頭全体を吸引し始めた。

 青子さんの口腔粘膜と喉粘膜に僕の亀頭粘膜が溶け合うように密着して受ける急進刺激が背中を稲妻のように灼きながら快感が駆け昇って来る。

 

 焦らされて焦らされて、とっくに限界を超えて甘絶頂(イ)きし続けていた僕のペニスが爆発する。

 

「あぁあああっ!! ダメだ! 射精(で)る! 射精(で)ちゃう! 青子さん!!」

 

 ペニスの根元の更に奥の部分がぎゅーっと収縮し、目の前が真っ白になるくらいの快楽が腰の奥から背中を灼きながら何度も駆け抜けて後頭部で破裂する。

 腰の奥で収縮していた筋肉が限界を超えてビクっビクっと痙攣し始め、押し出された精液が尿道を一目散に駆け抜けていく。

 

「あっ……あっ……あっ……あっ……あっ……」

 

 腰の奥が痙攣する度にゼリーの塊のような精液が尿道粘膜を押し退けながら青子さんの口腔に溢れていく。

 半固形物のようになった精液の塊がペニスの奥で尿道を通過する度に腰が震えるほどの快感が生じて、声が漏れるのを止めることができない。

 

「くっ……………………はぁ……はぁ……はぁ…………」

 

 2分、5分、10分と図書室の壁にかかった時計の分針が刻む中、吐精が止まることなく続いて、鈴口から湧き出る精液を青子さんが全て飲み込んで行く。

 

 青子さんと結ばれたあの日に青子さんが言ったように、僕はオナニーでは射精ができなくなった。ちゃんと勃起はするし自分の手で擦っても気持ちは良いけど、亀頭で淡く光ってる淫紋のせいなのか、どうしても射精できない。青子さんの手にかかればすぐに射精はできるけど、厄介なことにその射精自体が普通ではなくなった。

 

 ペニスが上下に律動して、根本で筋肉の収縮が起こってるのに精液は勢いよく噴き出さず、鈴口からじわっと精液が滲み出るのだ。

 きっと精液が半固形状のゼリーみたいになってしまったのが原因だと思うけど、精液を送り出すためにドクンドクンと腰の奥で脈動を繰り返してるのに、ゼリーみたいになった精液がカタツムリが這うような遅さで尿道を押し広げながら吐精するのだ。

 

 あの日、「もうサキュバスでしか射精できなくなる」と聞いて納得した上で青子さんと結ばれたけど、精液がゼリーみたいになるとは聞いてなかった。

 もちろん事前に聞いてても青子さんと結ばれない選択はしなかっただろうけど、さすがにちょっと酷いと内心思ってる。思ってるだけで青子さんには言わないけど。

 

 鈴口から滲み出てきたゼリー状の精液を舌先で舐(ねぶ)り取る度に青子さんの顔が最高のスイーツを口にした時のようにだらしなく緩みまくってるけどそれはいい。

 いいというか、どっちかと言うとむしろ嬉しいけど、催眠アプリのせいでサキュバスになったつもりの青子さんが舌の上で溶けていく精液を愉しむために僕の射精が変化したのであれば、やはり僕は甘んじて変化を受け止める必要があるとは思う。

 

 だけど、おかげで僕の射精は毎回信じられないほど長く引き伸ばされている。

 

「くっ! ま、まだ射精(で)るのか……」

 

 尿道の奥でゼリー状の精液がねっとりと尿道粘膜に張り付き押しのけながら、這うような遅さで僕の尿道を亀頭の先端に向かってゆっくりと移動してるのが分かる。

 尿道の中で渋滞を起こしてるゼリー精液を無理矢理押し出そうとペニスの根本の奥にある筋肉が収縮を繰り返してる。

 

 前立腺と精嚢を取り囲む筋肉が収縮して、本来ならあっという間に精液を出し切って終わるはずの射精が終わらない。

 ドクンドクンと腰の奥で筋肉が脈動する度に蕩けるような甘い射精快楽が脳を灼き続けてる。それだけで溺れそうになるのに、射精の間中ずっと青子さんの口の中で舌が亀頭を舐めしゃぶり射精が終わらないように愛撫され続けてる。

 

「おぉ……おふっ」

 

 きっと青子さんがその気になれば、僕の射精は1時間どころか1日中だって続くだろう。

 こんなの意識を保てるわけがない。

 何十倍にも跳ね上がった射精快楽に溺れながら、いつ終わるのか自分でも分からないくらい射精時間がどこまでもどこまでも引き伸ばされる。

 

 半固形物のようなゼリー状精液が鈴口からにゅるりと青子さんの口腔内に溢れ出る度に、快楽の光が視界で弾けて頭が真っ白になっていく。

 その状態でぬらついた彼女の舌先が亀頭の先に滲み出てきた精液を舐(ねぶ)り取るのだ、もう堪らない。

 

 腰の奥で脈動を続ける射精快楽と同時に亀頭を甘く舐(ねぶ)られ、意識が飛びそうになる絶頂感を味わいながら心と身体の両方が溶けてしまいそうになる。

 

「あぁあああっ!!」

 

 脈動を続ける筋肉に締め付けられて、一際大きなゼリー精液の塊が前立腺から搾り出された衝撃で声が漏れる。気持ちよくて堪らないのだ。我慢など出来ない。

 

 そして今度はゼリー精液塊を押し込まれた尿道側が今まで以上に無理やり拡張されてしまう。信じられないほどの快感をペニスの内部に充満させつつ、ゼリー精液塊が尿道を拡張しながらゆっくりとペニスの根本から亀頭の先端へ向かって移動していく。

 

「ああああ、こ、壊れる!」

 

 腰の奥で何度も爆発する射精快楽が背中を灼きながら伝わってくるせいで腰だけじゃなく上半身がぶるぶると震え始めた。

 

「んちゅ♥(だいじょうぶ) じゅるっ♥(わたし) ぢゅるるるっ♥(ヒロくんの限界) れろぉおおおお♥(把握してるから)」

 

 内部から弾け飛びそうな僕のペニスの外側を青子さんの舌が舐(ねぶ)って舐(ねぶ)って舐(ねぶ)り回す。

 

「もうだめ! 青子さんストップストップ!!」

 

 ドクンっとかどびゅっと、そして一瞬で弾ける普通の射精をしたのが今では遠い過去のようだ。

 延々と終わらない射精快楽で脳を灼き焦がしながら、射精中の亀頭を舐めしゃぶる青子さんの舌が激しさを増していく。

 

「おっふ…………おおおおおっ!?」

 

 青子さんがとうとう舌先を細く尖らせて鈴口に捻じ込んできた。そのまま尿道を穿(ほじく)り返す。

 

「待って……それは……ちょっ……あぅっ!」

 

 亀頭の先端が青子さんの口の中で溶けてしまう。こんなの絶対に溶けてしまう。

 精液が青子さんの口腔内に零れ落ちる度に腰の奥がぐずぐずに溶解するように感じて、僕の脳内に多幸感が溢れ返ってる。

 

 あぁ……だめだ、長い、射精が長すぎる。

 

 きっと青子さんは僕の射精を終わらせるつもりがないんだ。

 さっきから僕の射精がいつまでも終わらないように亀頭を舐めしゃぶって刺激を与え続けてきてる。

 

「あぁ! また!?」

 

 青子さんの舌が亀頭を右から左に向かって舐(な)め舐(ねぶ)ったと思ったら、今度は逆方向からカリ首に舌先を引っ掛けながら亀頭の先端に滲み出てきた精液を舌先で刮(こそ)ぎ取った。

 

「あぁ! 溶ける! 亀頭が溶けてしまう!!」

 

 高橋が青子さんの前で別の女性を……久喜生徒会長が僕に興味をもってるとか言ったせいだ。

 久喜生徒会長と話をしたことなんかないのに、僕に興味がある? そんなバカな、何かの間違いじゃないのか? 

 

 射精が終わる気配が全くない僕のペニスが、彼女の口の中でキャンディーのようにねっとりと舐め回されている。

 青子さんは僕のペニスに甘く蕩けるような浮気の罰を優しく加え続けている。

 

 いや、これを甘いとか優しいとか表現していいのだろうか? 

 気持ち良い刺激も蕩けそうになる射精快楽も強くなりすぎれば苦痛になる。

 もう20分以上続いてるこの射精にしても、以前の僕だったら絶対に気絶してる。

 だけど毎日毎日青子さんの口の中や肉穴(おまんこ)の中で射精を繰り返すうちに僕はこの快感に慣らされてしまった。

 

 後頭部が甘くグズグズに溶けていく感覚に。

 砂糖菓子のように。

 とろとろに。

 蕩けて甘くねっとりと。

 

 青子さんの口の中で僕のペニスが甘しゃぶりされる日常が僕のペニスを作り変えてしまった。

 

「くっ……」

 

 やがて、腰の奥で続いていた痙攣収縮がゆっくりと収まっていき、尿道から滲み出ていた最後のゼリー精液塊が青子さんの口腔の奥に消えて行った。

 

「はーっ………………はぁ……はぁ……はぁ……」

 

 灼き付く寸前の脳がどっぷりと浸っていた快楽からゆっくりと解放されていく。

 蕩け切ってまるで砂糖の塊のようになっていた脳がゆっくりと形を取り戻して現実感覚と身体の感覚が戻ってきた。

 

 

 

 ずるっ……。

 

 今日通算で13回目の射精を終えたペニスが青子さんの口からようやく解放された。

 もちろんまだ勃起したままだ。

 

 彼女の口から解放されるやペニスは天を向いてそそり勃ち、ビクンビクンと一定周期で首振り運動を始めた。ペニスの亀頭ではハート模様を中心に複雑な装飾が施された淫紋がピンク色の薄い光を放っている。

 青子さんの下腹部でも僕と同じような淫紋がピンク色に光ってるはずだ。

 

「ふぅ…………」

 

 深くため息を吐いた。

 あの日、青子さんと僕が正式に番(つがい)になってから……僕が彼女に掛けてしまった催眠は未だに解けてない。

 解けるどころか、むしろ酷くなっていると思う。

 

 もちろん全ての原因は僕にある。

 青子さんは自分のことをサキュバスだと思い込み、そして僕と番(つがい)になったとも思ってる。そして僕もその催眠に掛かってしまってる。

 

 この番(つがい)と言うシステムは番同士の性欲を共有してしまうものらしい。

 

 簡単に言えば青子さんの番(つがい)である僕がエッチなことを考えてしまったら、同じく番(つがい)の青子さんもエッチな気分になってしまうのだ。

 

 つまりさっき高橋が目の前にいる時に青子さんがあんなに激しく僕のペニスをしゃぶり倒したのも、僕の性欲が暴走した結果に違いないのだ。

 もちろん女子にも少しくらい性欲があるのは僕だって知ってる。でも高校生男子に比べればきっと女子の性欲なんて霞(かすみ)のように薄いものだ。例えばうちのクラスには巨乳女子がやたら多いけど、それを眺めるうちの男子の目つきはそれはもう本当に酷い。

 もう性欲の塊と言っていい。授業中に女子のおっぱいを眺めながら不埒にも勃起してズボンの前を押し上げている男子の姿だって見かけるほどだ。

 

 もちろん僕も立派に男子で、他の男子を非難する資格はない。

 

 実際にあの日以降、学校で青子さんの顔を見るだけでペニスは即勃起して、青子さんの手や口や肉穴(おまんこ)で射精したくて堪らない衝動に駆られるようになってしまってる。当然番(つがい)である青子さんは僕の強い性衝動を全て共有してしまい、僕のペニスを射精させたくて堪らなくなって行動に移してしまってる。

 

 しかもどうやら、単に僕が発情したら青子さんも発情するような単純なものではないらしく、性衝動のかなり詳細なイメージまで共有してしまうらしい。

 

 ……ということは、だ。

 

 高橋が目の前にいる状態で、青子さんが僕の両足の間に顔を捻じ込み勃起して反り返ったペニスをあーん♥と嬉しそうに口に咥えこんだのも、口の中に収めた亀頭を舐(な)め回して舐(ねぶ)り回して亀頭が本当に溶けてしまうほど青子さんがしゃぶり回したのも、僕がそうして欲しいと具体的なイメージを青子さんに伝えてしまったからだと考えざるを得ない。

 

 ……正直そんな自覚は全然ないのだけど、自覚は無くても僕だって男だし、無意識にそういうエロい願望を持ってしまっててもおかしくない。

 

 実際あの日以降、学校で僕は休み時間の度に青子さんに手を引かれながら一緒に教室を出て、トイレや予備教室なんかの人目に付かない場所に移動しては彼女にペニスをしゃぶらせている。

 

 自分でも驚く程僕の性欲は強かったようだ。

 そりゃ夢精防止のためとはいえ毎晩オナニーして射精してたわけだから性欲が弱いわけはないけど、学校で休み時間の度に青子さんにしゃぶらせるほど強いとはさすがに思ってなかった。

 

 おかげで青子さんも僕のペニスの扱いにすっかり慣れてしまい、今では僕の限界を完全に知り尽くして射精のタイミングも射精する精液の量も射精時間すらも彼女が決めている。

 

 授業と授業の間の休み時間は10分しかないので、射精タイミングや射精時間を、ペニスをしゃぶる青子さんが全て決めた方が都合がいいと僕が無意識に思ってるから青子さんもそうしてるのだろうし、毎日青子さんにペニスをしゃぶられて何十回も口腔内に射精させられてるのも、やっぱり性欲の強すぎる僕が知らないうちにそれを望んでて、青子さんはただそれを忠実に実行してるだけなのだ。

 

 僕の留まるところを知らない性欲は金曜日の図書係の時も盛大に爆発させてしまってる。

 

 カウンターの中で僕と青子さんが何気ないように並んで座りつつも、青子さんは慣れた手つきで僕のズボンからペニスを露出させて、亀頭を撫でまわしながら愛おしそうに根元に向かって何度も何度も擦り続けるのだ。

 

 よっぽど背伸びして覗き込まないと外側からはカウンターの内側が見えないのをいいことに、図書の貸出対応をしながら青子さんに僕のペニスをシコらせているのだ。

 

 内向的な感じの男子生徒が本をカウンターの上に置きながら、校内屈指の巨乳の持ち主である青子さんのおっぱいをチラ見しているのに気づきつつ、青子さんは器用にも片手で僕の亀頭を握りしめたりカリ首を刺激したりしてる。

 

 僕のペニスはバキバキに勃起する。もうすごく勃起しまくる。

 なんだこのシチュエーション! 

 

 僕はこんなエッチなシチュエーションを妄想したこともないのに、なぜか実現しているぞ? 

 

 うっすらと微笑んでいる青子さんの頬が若干赤くなっている以外は、妖しいところなんか一つもない。

 図書室にいる生徒全員、カウンター内の青子さんが絶賛手コキ中だなんて気づくわけがない。僕は無意識にこんなエロいシチュエーションを妄想しまくってたのか? 

 

「くっ……」

 

 思わず声が漏れかけると、青子さんがすかさず口に人差し指を当てて「しー」と内緒の笑顔を浮かべてくれる。

 

 ごめん、青子さん! 

 僕のエロ妄想でこんな行為させて本当にごめん! 

 でも言い訳させてもらえると、本当に自覚がないんだ。

 

 僕の隣りに座って、少し頬を赤らめた美少女が繊細な指でペニスをシコシコしながら射精寸止めの妙技を披露してる。限界まで膨らんだ亀頭を愛おしそうに擦り続ける文学少女の姿に、心のなかで謝りながら、僕のペニスはいつもビクンビクンと激しく暴れまわる。

 

 そして図書室にいる生徒の数が減ってくると、青子さんはそそくさとカウンターの内側に隠れて僕の両足の間に収まってしまう。

 

 数十分に渡り、寸止め手コキを受け続けて真っ赤に膨れ上がった亀頭の先からは熟成されたガマン汁が零れ落ちそうになってる。青子さんは僕の両足の間から自分の調理した成果にうっとりと見惚れた後、長い舌を突き出してゆっくりと舐め取るのだ。

 

 でもこれだって、青子さんにカウンターの中に隠れて貰って僕のペニスをしゃぶり倒して欲しいと、無意識に性欲を爆発させた僕のせいに違いない。

 

 状況証拠的にそれ以外ありえない。

 

 だから青子さんが音を立てないように静かに僕のペニスをしゃぶり続けるのを、僕が邪魔するのはとんでもなくひどい行為にあたる。青子さんは僕の性欲のイメージを共有したせいでペニスをしゃぶってるわけなんだから、僕は彼女にペニスを舐めやすいように差し出す義務すらある。

 

 しゃぶられ、舐(ねぶ)られ舐(な)め上げられて、寸止めに寸止めを重ねられて、椅子に座ったまま腰をガクガクと震わせながら青子さんに僕のペニスを好き放題されようとも、ペニスを逃がそうと腰を引いたりとか、舐めて舐めて舐めまくって来る青子さんの頭を押さえようだとか僕はそんなことはしてはいけないのだ。

 

 それに図書室に完全に誰もいなくなった時より、図書室にまだ生徒がたくさん残っている方がむしろ青子さんが興奮しまくりながら激しく舐(ねぶ)り回してくるのも僕にそういう願望があるからなんだろう。

 

 自分の業(性欲)の深さに本当に眩暈がする。

 

 

 

 ──でもさ? 

 

 よく考えたらおかしいよな、と、いつだったか思ったのだ。

 サキュバス化催眠アプリによる催眠に掛かると周りに誰もいない時だけサキュバス化するって説明だったじゃないか。

 

 さっきみたいに高橋が目の間にいたり、図書の貸し出し対応をする僕の亀頭をカウンターの下に隠れてペロペロと舐めしゃぶるのってサキュバス化の催眠内容と矛盾してる。

 

 なので「おかしいよね?」と、サキュバス化してる時の青子さんに聞いてみたら「バレない」と思った時はもうサキュバスのままでいると、僕に平然と答えるのだ。

 

 何か論理的にとてもおかしいような気がするけど、ペニスを青子さんにしゃぶられている時は難しいことを考えることができない。すぐに射精してしまわないように我慢するので精一杯になるのだ。

 

 とにかく催眠が悪化してるのだけは確かだ。

 

 というわけで僕のサキュバスの主としての催眠と、青子さんのサキュバス化催眠。解除の目処がまったく立ってない。

 

 

 

 ◇◇◇◇◇◇

 

 

 

「ヒロくん!」

 

「……ん、なに青子さん」

 

 長い射精の後で完全に脱力仕切ってしまった僕は小さく口を開くので精一杯だ。

 

「どうして恋人同士ってすぐに言わなかったの? 私とヒロくんは番(つがい)の儀式を交わしてるんだから事実上の恋人同士というか、もう夫婦だよね?」

 

「……あー、いや、まあね」

 

 高橋に「僕たちは夫婦だ」なんて流石に言えないよな。

 痛い奴だと思われるだけだ。

 

 僕は自分と彼女の催眠を解いた上で彼女に好きだと伝え、催眠状態ではない青子さんに僕を好きになってもらえるように努力するつもりでいるけど、問題はどうやれば解けるのか、いつ解けるのか今のところ皆目見当が付かないのだ。

 

 僕はまだスタートラインにも立てていないから青子さんのことを恋人だと胸を張ってまだ言えない。

 

「もう! またそうやって誤魔化すんだから」

 

 青子さんが隠れていたカウンターからもぞもぞと這い出てきた。

 いつの間にか服を脱いで全裸になってしまっている。

 

 ツンと上を向いた乳首。

 下乳がたわわに実っていて美乳と巨乳を併せ持つ奇跡のようなフォルム(おっぱい)。

 細くくびれた腰に張り出したお尻。

 

 ため息が出るほど美しい完璧なプロポーションの彼女のお臍の下では僕のものと対になる淫紋がピンク色の光を放っている。

 初めて顕れた時と比べてハートの光の強さが増している。

 

 僕と彼女にしか見えない。

 写真に撮っても映らない。

 

 だけど光が増すに連れて彼女の膣穴の内部は、より複雑に捩じれて肉襞と肉粘膜が微細に繊細になっていてるような気がする。いや、僕のペニスに密着し擦り上げ搾り上げる力が増しているのは間違いない。

 

「高橋くんのせいで時間が足りなくなっちゃったね♥」

 

 ぐったりと椅子に座り込んでいる僕の上に青子さんが跨ってきた。

 僕の太腿に彼女の内腿が布一枚を隔てて密着して、ずしりと重みを感じる。

 

 対面座位。

 この体位にも彼女はすっかり慣れてしまった。

 

 彼女の肉の割れ目に僕の亀頭がぬぷっと音を立てて飲み込まれていく。

 亀頭の盛り上がった角(エッジ)が彼女の肉粘膜を抉るように削りながら、奥へ奥へと飲み込まれていく。

 やがて30cmを超える僕のペニスは彼女の肉穴(おまんこ)に全て包みこまれた。

 

「くっ!」

 

 青子さんの膣穴は途中で複雑に捩じれていて、肉粘膜の表面には無数の肉突起状の絨毯を備えている。

 催眠のせいなのか、元々そうなのか今では分からないけど彼女の人間離れした膣穴が僕のペニスに人外の快楽を叩きこんでくる。

 

「ヒロくん、まだまだ射精(だ)し足りないよね?」

 

 ぬちゅっ♥

 ちゅくっ♥

 ぢゅくっ♥

 

 熱いたっぷりの蜜を湛えた彼女の肉粘膜が僕のペニスの竿を包んで蠢き始めた。

 

 たんっ♥

 

 対面座位の姿勢で彼女の腰が跳ねた。

 複雑な形状の彼女の膣肉全体がにゅるにゅるになって僕のペニスを搾り上げる。

 

「あんっ♥」

 

 彼女の口から齎される刺激とは種類の違う快楽が僕のペニスに無理やり送り込まれてくる。

 毎日毎日彼女の中に射精して精液を注ぎ込んでるのに、飽きるどころか僕は溺れてしまっている。溺れたいと思ってしまう。

 

「ま、待って青子さん! 射精(で)る! 射精(で)ちゃうから!」

 

 亀頭に吸着した子宮口が鈴口にキスの雨を降らせながら、カリ首を包む肉粘膜がぎゅっと絞られ強く隙間なく密着してきてる。彼女の膣穴の中で僕のペニスから精液を吸引するいつもの態勢だ。

 

「あ、ああ! す、吸われる!!」

 

「あんっ♥ あっ♥ あぁあああっ♥」

 

 彼女の肉襞が締め付けながら擦りたててくる。

 腰を動かしてもいないのに膣内の動きだけで激しくピストンされているように錯覚するほどの刺激が亀頭とカリ首に集中的に送り込まれてくる。

 

「あ、ダメ。青子さん、射精(で)る、射精(で)るから!」

 

 いとも簡単に今日14回目の射精が始まってしまった。

 彼女の膣奥に向かって僕のゼリー状精液がゆっくりと汲み出されていく。

 

 窄まり収縮を繰り返す彼女の肉穴(おまんこ)が、まるでポンプのように僕のペニスから精液を汲み上げていくのだ。

 

「あっ…………あっ…………」

 

 彼女の火照って満足そうな顔を見ながら、彼女の最奥に精液を流し込んでいく。

 律動する僕のペニスの形に彼女のお腹が盛り上がって、それを青子さんが愛おしそうに上から撫でている。

 

「あ、だめ! 青子さんそれダメ! 射精が止まらなくなる!」

 

 根元から先端に向かって搾られ続ける僕のペニスの律動が止まったのはそれから30分後だった。

 もう図書室を閉めないといけない時間だ。

 

「ねぇヒロくん。今日も私の家に来る?」

 

「……はは、ははは」

 

 彼女の腰が左右にグラインドして、しっとりとした内腿の肌と僕の太腿が密着し擦れあい僕を更に興奮させようとしてる。堅く勃起したままの亀頭が彼女の膣奥の肉襞と肉粘膜によって激しく擦られて僕の意志に関係なく次の射精の準備が整い始めた。

 

「だってまだこんなに堅いし、まだヒロくんも射精(だ)したりないよね♥」

 

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