性奴隷と長身巨乳リョナグロ背徳性癖倒錯ふたなりが純愛に堕ちるまでの話 作:PP→KP
「ん、ぐ、うう……っ!」
「ほらしっかり!深呼吸深呼吸!」
いつもの地下牢。日の差さぬ仄暗いはずのそこはしかし明るく照らし出され、いつになく人が多く俄に騒がしくなっていた。
ベッドの上で呻く私の顔には脂汗が滝のように流れており、ズキズキと体に走る激痛に思わず暴れそうになる体はしかしがっちりと抑え込まれており、とても身動きできるものではない。拘束される四肢には金属の感触が冷たい枷はついておらず、代わりに普段の従者を含む複数のメイドの温かい手に抑え込まれていた。
「少し息を吸えた?じゃあ短く吐いて、吐いて、ハイ残り全部吐いてー」
「ひ、ひ、ふぅ……っ」
なるほどコレがラマーズ法の呼吸なんだな、と前世で良く耳に、目にした知識を思い出す。
ギュッと瞑った目を薄く開ければ、丸々と膨らんだ私の腹を下から覗き込む顔が見える。今回の出産の諸般を当主様ご夫妻より任されたというエルフ族の女医が、大きく脚を開いた私の股間をまじまじと眺めていた。
「うーん、もう少しだなあ。まだちょっと苦しいだろうけど頑張ってねー。大丈夫大丈夫、赤ちゃん出てきやすそうだから……見た目の割に」
「今、最後の、言葉、要りますか……?」
呼吸も荒く藻掻く私を安心させるような言葉に余計な一言を付け足す女医に、息苦しいはずなのに小さく文句をつけられてしまう自分に我が事ながら呆れが来る。
正直全く死ぬほど認めたくはないが、良くも悪くも激痛への耐性と子宮や膣と言った器官の拡張・収縮の感覚に肉体も精神も慣れてしまっているのかもしれない。
とはいえ、やはり痛いものは痛い。11歳になったばかりの今の私は本来とても出産できるような年齢ではないのだから。
……そう、出産。結局あの夜の、私と彼女の間だけの複雑な感情から起きてしまった彼女の夜這い胎児殺人事件は未遂に終わった。
普段とは違う表情で、口調で、恐らく普段から抱いていたであろう心情を吐露した彼女はしかし結局自分以外の血を見せることはなく、宣言した通りそれ以降私のもとには一切姿を見せることがなかった。
かといって完全に放置されたわけではなく、ちゃんと食事はいっぱい出してもらったし普段の従者以外にも胎教に詳しい淫魔が派遣されたりもした。
血腥い……というか血腥くて生臭かった私の部屋とは思えないくらいにのんびりとした穏やかな日々を私は送ることが出来ていた。
(──まあ、それを喜べたかって言うと……いや喜ばしいことではあったんだが)
正直に言えば、その間の私の世界が平穏無事だったというのは全くの事実だ。色々と歪んだ価値観から生まれていた性交による惨殺と蘇生を繰り返す苦痛の日々から開放されていたという時点で、何をどう言い繕おうと嬉しかったことは認めるしかない。
しかし、そもそもそんな歪んだ彼女を作り上げたのは前世の……いや、前世と現世に区別はない。どこまでいっても「私」が原因であることは間違いないのだ。原因の全てでは無いと擁護できるかもしれないが、しかし彼女の生命を奪ったのが「私」であるのは変えようのない事実だ。
今、この場に彼女は居ない。極めて優れた回復魔法、蘇生魔法を扱える彼女がいれば万が一にも出産に失敗はないだろう。強化・拡張魔法があればこの腹の膨らみで痛みも感じず、赤ちゃんも楽に産道を広げて出てこれるに違いない。
だが、彼女はそれでもこの場に現れなかった。彼女は「産まれるまでは近寄らない」という自分の宣言を守ることを優先したのだ。
何故か?言うまでもない──今この場、私が胎に生命を抱えて産み落とそうとするその瞬間を見て、彼女が我慢できる保証が誰にもできないからだ。他ならぬ彼女自身でさえも。
前世の彼女の父にその身で味わわされた、親の性欲で子供を消費するという事実。そんな自分を助けてくれた筈の私から身をもって教えられた、復讐の為ならどこまでも残酷に関係ない生命を犯し浪費することを許容できる価値観。
幼い時分でそれらを刻み込まれて命を落とした彼女にとって、憎い相手への復讐を果たすために有効利用できる、復讐とは関係ない生命である「自分の子供」は、歪みに歪まされた殺意と憎しみに染まる愛に端する性欲を存分に発揮することができる極上の消耗品足り得ている。
「はい、いきんで!」
「──っ、くぅっ!」
「お、出てきましたよー。力を抜いてー。ゆっくり息を吐いてー」
女医の言葉に合わせ、頭の中で何度も練習したとおりに強くいきめば、産道の出口、私の外性器を赤ちゃんの頭が大きく押し広げる。力を抜いてと言われてすぐに力を抜けるのは、胎を押し広げられるときにいつも優しげに彼女に言われているからだろうか。
今にも生命がこの世界で産声を上げんとする、性行為に求められる結果の終着点。きっとこんな光景を彼女が目にしたら、女医も従者も押しのけて太くいきり勃ったペニスで子供もろともに私の産道を貫き、産まれそうな子供を私の子宮の奥に押し込んでぐしゃりと潰してしまうかもしれない。
そうしてきっと今までにないぐらい乱暴なストロークで子供を掻き混ぜて、その触感に絶頂を迎えて嬌声とともに私の胎に生命だったものが混じった精液をコレでもかと詰め込むのだ。きっと、彼女自身それに後悔すると分かっていながら。
……あの夜に我慢できた彼女が、最後の最後で我慢できなくなるなんて思いたくはないけれど。この場に現れなかったということはつまり彼女自身も大丈夫であるという確信が持つことが出来ないということに他ならない。
(──すまない)
生まれてくる子供に罪なんて無い。私が一方的に作ってしまった彼女との因縁に赤ちゃんはこれっぽっちも関係ない。でも、彼女にとっては私が守ろうとしたというだけで、自分の子供であるというだけで十分だ。それだけで、彼女は生命を犯したくなってしまう。私を苦しませるために、彼女は生命を浪費できてしまう。
だと言うのに、彼女はぐちゃぐちゃに表情を歪めながらも鋼の理性で自分を律し、歪みきった性欲を抑え込んでいる。こうして近寄らないということが出来ている。恨みも憎しみも当事者間のものであり、関係ないものは巻き込まない、巻き込んではいけないという当然のことが出来ている。──かつての私と違って。
かつて私が出来ていなかったことを、その結果生まれた歪みを引きずったままでも達成できた彼女はきっと、私よりよほど強く正しく高潔だ。そんな彼女に私が今も無理をさせていて、そしてその無理から得られた平穏に安堵していたという事実こそが何より申し訳なく思ってしまう。
ずるん、と赤ちゃんが最後のつま先までなめらかに世界へと飛び出してくる。かなり安定していたらしく女医が物珍しそうな顔で赤子を抱え、私の元へと連れてきてくれた。
「いやあ安産でしたね!おめでとうございます、元気な女の子ですよ!お父さん?がお父さんだからか赤ちゃんもおっきいですねぇ。たぶん平均3割増ってところなので慎重に抱いてあげてくださいね?」
「あ、はい……ありがとうございます」
安産だとにこやかに言われてもなんか釈然としない。あんなに苦しかったのに……とは思うけれども、そんなことを言うより無事に出産できたことの感謝を伝え、そのまま女医に手渡されるように頑張って胸に抱きかかえた。
平均と比べ大きいらしいしわくちゃの新生児である娘は11歳である私にとっては結構大きく、どうにか支えればその両腕と体にずしりと重みがのしかかる。
胎の中に居た頃は父親の彼女が規格外だったこともありよく理解できていなかったが、こうやって胸に抱くようになってその命の重さが否が応でも理解できてしまう。薄い毛髪の中には小さく先端が丸い角が2本生えており、少し大きめのこの小さな命が間違いなく私と彼女から産まれたのだと実感させてくれた。
──小さくて、暖かくて、丸々としたしわくちゃの姿。きゅっと小さい手を握るその形は、かつて産み堕とした、もっともっと小さかったあの子を連想させる。
あの子も、本当は、きっと、こうなっていたんだろうなと思うと──悲しくて、辛くて。あの日の夜に、この子がああなっていたのかもしれないと思うと──無事に産まれてきてくれたことが、嬉しくて。
「この娘が、私の赤ちゃんなんですね、先生……」
「?ええ、さっきまでお腹に居たからあたりまえじゃないですか。そんなことよりおっぱいあげられるように赤ちゃんのお顔を胸元に寄せてあげてくださいね」
色々な感慨を吐き出すように小さく呟いた私に、何を今更と笑い飛ばしてさっさと次の指示を出す女医。さっきから思っていたがこの医者色々軽すぎやしないだろうか?それだけ歴戦なのかもしれないが。
それにしても……と自分の扁平な体を眺めてふと、今更ながらに不安を覚えた。
「……先生、私、この娘に授乳させてあげられますか……?」
「えっ?…………あ、あー、うーん……。一応、何度か吸わせてみてください。もしかしたら刺激を受けて出るかもしれないので」
淫魔の、それも王の徴をもつ彼女と性交を繰り返した(その度に新品になったが)結果妊娠した筈のこの体はしかし、控えめに言って未成熟が過ぎた。昔の戦国時代の日本だってこんな年齢で出産なんて普通しないレベルなのだから当然の話だ。
しかしたとえどれほど想定外の妊娠の上であったとしても、堕ろさずに出産した以上は私が母親だ。だからなんとかしなくてはならないと気合を入れて胸元に娘の唇を当ててあげる。
ちゅくちゅく、と吸うような音にあわせ、弱々しい力で乳首が引っ張られる。前世で成人男性相手に豊満な胸を形だけ吸わせたときとは全く違う、小さな命からいっぱいに求められる感覚。これが母性なんだろうかと思い始めたところで、しかしそんな思いは無情にも切り裂かれた。
「うーん、ダメそうですねコレ。流石に人間の11歳だと難しいなあ……」
軽い女医のちょっと軽くなさそうな言葉に、私はやはりかと項垂れた。
吸われてる感覚はある。だが母乳が出てる感覚はない。これっぽっちもない。今の私の未成熟な乳房とも言えない胸板ではおしゃぶり代わりが精々にしかならないようだった。
そうだろうな、と思いつつもショックを受けている私をよそに、いまおっぱい出る乳母さんいますかー?とかいう女医の言葉にお産を手伝っていた従者たちはうーんと頭を悩ませ始めている。あまりツテがないようだが、流石に初乳を与えないというのは淫魔でもあまり良いことではないということに変わりない。
ああでもないこうでもないという従者たちの話し合いをよそに、私はどうにか初乳を絞り出せないかと自分の胸をぐにぐにと揉んでいた。
母なのだから頑張らなくては、なんてぼんやりした頭で決め込んだ不格好な覚悟で自分のできることをやっていたつもりだったが、出ないものは出ないわけで、まあ無駄な努力ではあった。
そんな馬鹿なことをしていたからだろうか。前世の自分の豊満な体が欲しい、なんて思い始めた矢先に私の視界に影が差し、それに反応する間もなく抱えていたはずの重さが急にふわりと消えた。
「……えっ?」
「……全く。産まれたなら声を掛けてくれてもいいだろうに」
自分の胸をいじっていた私も、議論していた従者も。誰も、これっぽっちも気づかなかった──彼女が部屋に入ってきていたことに。
部屋の扉を音もなく開け、するりと部屋に入ってきた彼女は片手で私の孕んだ──彼女が孕ませた、産まれたばかりの娘を抱いて、もう片手を腰に当てていつものように困った顔で笑っていた。
全身に緊張が走る。既に産まれておくるみに包まれている娘を相手には流石に何もしないだろう……とは思うがそれでも何をするのかわからないという恐怖が産まれる。
当の娘はと言えば急に大きく力強く、それでいて柔らかい腕に抱かれてぽかんとした顔で麗しき父親を見ている。赤子では美醜もなにもないだろうにそれでも見惚れさせられるほどに美しいのか──あるいは、産まれる前に触れ合った父親だと直感的に理解できるのか。
従者たちも急に現れた彼女を見てわいわいとした話し合いをやめ、不安そうな顔を浮かべている。猫獣人の従者に至っては、主相手だと言うのにどこか悲壮な決意をにじませていた。
警戒されている、という事に気づいた彼女は更に眉根を寄せ、空いてる手で頬を掻いて。そして従者たちの態度にため息を吐くと、しょうがないとばかりに私に娘を渡す為にと身を屈める。
その時に浮かべた顔がどこか辛そうに見えて、なにか声をかけようとしたところで──。
「あっ、乳母さん……じゃないですね、お父さん?でしたね失礼。その子、まだ初乳与えられてないので乳母さんの心当たりとかありませんか?」
と、場の緊張にこれっぽっちも気付いてない女医が遠慮無用とばかりに言い放った。いや、気付いていたからこそ空気を一新させたかったのかもしれない。
軽い軽いと頭の中で思っていたが、この職務に忠実かつ誰にでも対応できるのは軽いんじゃなくて歴戦以外の何物でもないな、なんて思ってしまう。
出産周りで関わることのなかった彼女にとっては全く見知らぬエルフの女医に急に声をかけられたことに驚いて、美しい目を珍しく丸くしていた。何を言われたのかを理解するのに時間がかかっているのか女医をまじまじと見つめるその顔は、まさに目を白黒させるという表現がぴったりと当てはまる。
それから彼女はゆるり、とあたりを見回し、扁平な胸を露出していた私に気付いて。
「ああ、そういうことか」
と、なにかに納得したかのように。娘を抱いていない方の手を使って、美しいドレスのような鎧下の胸元をずらした。
ぶるん、という擬音が目で見えそうなぐらいに弾みよく飛び出た娘より重そうな乳房を晒した彼女は──きゅ、と娘の唇と美しいピンク色の乳首を重ね合わせた。
「……!?」
「ん、んぅ……赤ちゃんに乳を吸われるのは初めてだけど、こういう感じなのか。ふふ、君が吸ってきたときとはまた違う感覚だな」
急に行われたとんでもない行動に、従者も、女医も、そして私も。先程の彼女のように目を白黒させた。
え、え、なんで?なんで?なんて思う間もなく、小さく気持ちよさそうな声を出す彼女に抱かれた娘がんくんくと喉を動かしていっぱいに吸い付いている姿が否が応でも目に焼き付いてしまう。
おかしい、だって、私が産んだのに。なんて場違いな──いや場違いでもなんでもない感情が顔に浮かんでいたんだろうか。私の顔を見た彼女は得意そうに、そしてどこか勝ち誇ったように笑っている。
「淫魔は魔人でも珍しく、精神のつながりやあり方で肉体が変化する種族だ。子供の頃、妊娠することで自身と同じ因子を継ぐ『子供』とのつながりが生まれて、出産に合わせて授乳できるようになるのだとお母様に聞いたことがあったが──本当に出来るとはね」
と、自分の乳房に半分埋もれるように吸い付く娘の頭の小さな角を優しくつついた。
「──私は淫魔の王で、女で、この子の父親なんだ。だからまあ、産まれた娘のためならこのくらいはやってやるとも」
そう言って本当に愛おしそうに娘をみる彼女の目はわずかに潤んでおり、そこには確かな慈愛が──親としての愛情が見て取れたのだ。
従者たちは良かった良かった、と胸をなでおろして授乳する主の元へと近づき、おっぱいを飲むことに満足したらしくけぷ、と小さなゲップをする娘をかわいいかわいいと褒めそやす。彼女たちにとってはいつものような慈愛と優しさを見せる主にほっとしたのだろう。
女医は探究心が湧いたのか授乳していた彼女へと目を輝かせて色々な質問をぶつけていた。妊娠の経験がないのに急におっぱい出せるようになったらどんな感じなんですか!なんて直接的な質問をぶつけられてしまっており、珍しく彼女がたじたじになっていた。
そんな和気あいあいとした、きっと普段この地下牢では見られない彼女たちの姿。それを見た私の心に芽生えるのは娘が生きていられることへの安堵と、歪んだ関係から産まれた子を、それでも愛してくれたことへの感謝と──。
(ああ、嫌なやつだな、私は。いつまでも本当に……)
大人だった筈の前世で、自分で殺した子。今度こそは、と勝手に同一視して、2つの人生を通して初めてちゃんと産んであげられた子。
私がお腹を痛めて産んだはずなのに──母親という立場が取られたような気がして、ほんの少しだけ、彼女に嫉妬してしまうのだった。
──────
────
──
─
で、これで終われば私がいつまでも醜い小さい人間である、という話に終わるのだが。
「……ああ、やっぱり駄目だな」
と、私の顔を見た彼女はそんなことを口に出した。
再び走る緊張、だが私や皆が心配するようなことは起きなかった。起きなかったのだが……。
「──あの、えーっと、何のつもりですか?」
質問攻めをしていた女医が、思わず言葉を濁す。
だがそれも無理はないだろう。片方の乳房を放り出して赤ちゃんを抱えたまま、彼女が美しいカバーに覆われた己のペニスをロングスカートをめくりあげる勢いで勃起させているのだから。質問のために彼女の正面に立っていた女医は危うく股下を掬われそうになり慌てて避けた後、ジト目を彼女に向けていた。歴戦の医師で長命種の中でも指折りの長寿を誇るエルフの女医ならいろんな経験をしてそうなものだが、顔が真っ赤になっているあたり流石にこんなとんでもない物理的セクハラは受けたことがなかったようだ。現代日本で同じことをやったら即日逮捕待ったなしだろう。
唐突に涼しげな顔で性的興奮を見せた彼女は、そんな女医の言葉も気にせずペニスをさらに屹立させる。今や豊満な胸を掻き分け亀頭がその間から顔を出すことすら可能な長さだ。カバーの隙間から血管がビキビキと走った様子を晒す長大なペニスを彼女に抱かれたままの娘がぼけっと見ているが見るんじゃありませんそんなモノ。
「いや、別になんてことではない。ただほら──」
と、その目線が改めて私を捉えれば。他の者もソレを追って私を見つめる。
急に視線が集中した私は何事かと首を傾げる。フリだ。だってもう見ればわかる。なぜか知らないが彼女は明らかに私に興奮している。本当に理由はわからないけど私を見て急に興奮しだしたのだ。
彼女は立派に勃起したペニスをぶるんと揺らし、女医の前を離れ娘を抱いたまま私のベッドに腰掛ける。反動で揺れた亀頭が娘に当たりそうになってたのは本気で止めてほしいと思う。
そして出産直後で疲労困憊な私を……より正確に言うなら、娘と彼女の顔を交互に行き来するその動作を見て。
「──そんな、普段とは違う目を向けられると、な。でもこれは私が悪いというわけではないだろう?私だって本当は『父親』なのに、君が授乳できないから私がおっぱいを吸わせているんだ」
「本当は妊娠している間も君を愛したかったのに、お腹に赤ちゃんがいるから我慢したんだ。だからどうか、そんな顔をしないでくれ」
と、私の心情を見透かすようなことをさも申し訳無さそうな口調で宣った。
あえて言葉にしたことで更に興奮したのか、ペニスが上に持ち上がり彼女自身の胸を押し上げる。横にしなだれるように私に体を向けた彼女の動きに合わせて、ペニスの亀頭がまるで獲物を狙うかのように私の顔を向いた。
(嘘だろ?いや、いくらなんでも……!)
正直、既にさっきまでの嫉妬心は消えている。というか恐怖心に置き換わっている。彼女は変わっていない──いや、そもそも変わるようなことなんてなかったんだ。
あの夜彼女が私のお腹で娘を殺さなかったのは、彼女がそれを悪いことだと強く理性で認識して抑え込んだだけ。憎い私を性交で殺すという行動で性欲を満たすことこそが、彼女にとっては愛することであるというその事実は何も変わっていない。
ゆらゆらと揺れる亀頭が娘に近い位置にあるのは偶然ではなく意図的なもので。彼女が抱えている私達の娘が私の子宮の中で、彼女の屹立したペニスで殺されなかったのは、憎い愛情を我慢したからなんだと私に強く訴えかけてくる。
「ねえ、だから──」
誰が見ててももはや関係ない、とばかりの声色で私に顔を寄せる。興奮を隠しきれないように彼女はじりじりと距離を詰め、亀頭に掛かったカバーを外そうとし──。
「あ、お父さんのブツで
と、長命で歴戦のエルフな女医がドン引きしながらそう告げた。
その言葉に、ピタリ、と彼女は動きを止める。
そしてすごく困ったような顔で女医へと顔を向けた。いつも私を犯すときとは全く違う、これ以上無いくらいに本当に困った顔だった。
「……先に治すのでは、駄目か?」
「ああ、お父さん回復魔法の得手なんでしたっけ。であれば、まあ良いですけど……どちらにせよ、授乳はお父さんがやるんですよね?新生児やミルク期は胃が小さいので、大体向こう3ヶ月位は1~3時間おきに授乳する必要がありますし、完全な乳離れまでは日に6回ぐらいは授乳必要ですからね?ヤるならその範疇でヤッてくださいね」
と追加の説明を受けて彼女は項垂れた。というか回復すれば良いですけどとはならんだろうとは思う。その範疇でヤッてくださいね、じゃないだろう。本当に医者なのかこのエルフ。
「…………」
がっくりと項垂れる彼女。いつになくショックを受けているが……まあ、無理もないだろうなとは思う。
彼女との行為の日は3日に1回。彼女の方から一方的に取り決めたその約束を破るつもりは無いらしく、その分彼女は1回の行為をなるべく長く楽しみたがる。
彼女の強化が間に合わないくらいに興奮したりすれば1時間ぐらいで私が死ぬが、基本的にゆっくり時間を掛けて性交で苦しめることを愉しんでいるのだ。
少しずつピストンのストロークを大きくしてじわじわ死に近づく私が覚悟を決めるまでの悲壮な顔や、犯しながら振るわれる暴力に怯えながらそれでも少しでも長く生きようと指示に従う私を見るのが好きなのが彼女だ。
──ここらへんの性癖も、まあ正直に言えば私のせいではある。彼女にとって性交は憎い人を害することであり、殺すための行いだ。
だから突発的に興奮して短い時間で私を犯し殺してしまったりすると、私の残骸で自分のあちこちを慰めはするが満たされないままに終わってしまう。死体相手に何をヤッてもそれ以上殺せない、犯せないのだから彼女はその行いでは興奮できないと──まあ、そういう話だ。
話を戻すと、そんな彼女だから時間指定されて犯すなんてことは多分無理だ。長いと1晩掛けてゆっくり犯し殺すのが彼女の性交である以上、途中で娘がおっぱいが欲しいと泣いても止まるまい。
……あるいは娘がおっぱいを欲しがるから絶頂してなくてもとりあえず私を殺すために射精して、あとは欲求不満を抱えたまま授乳するかもしれないが。
そんな己を自覚している彼女は、はあ、とため息を吐いて顔を上げた。
「まあ、それならしょうがないか。しょうがないから、私達の娘が乳離れを済ませるまでくらいは我慢を続けるさ」
と、やれやれと言わんばかりに首をふる彼女。ほ、と安堵する私を見た彼女はやや恨めしそうに私を見た後に回復魔法を掛けてくれた。その効力は凄まじく、さっきまで動くにもしんどかった私は軽く体を起こし、主に上体~下腹部を少しずつ触って痛みがないかを確認していたが本当に綺麗さっぱり痛みがなくなっていたのだから驚きだ。
正直、小さい体で大きい赤ちゃんを生むのは途轍もない負担であり、全身がバラバラになりそうという感じだったので非常に助かった。本当なら犯すときも殺さないで回復してほしいものなのだが──まあ、それは今のところ無理だろう。
一通り回復を確認した私は、流石にお礼は言わなくてはと彼女に顔を向けて口を開くと──その中に、彼女の亀頭が押し込まれた。
「っ!」
「しょうがないから我慢はする。けどそうなると次までかなり待つだろう?だからほら、いつもなら最後にもうひとつだけ、だけど」
私が体を確認している間にも亀頭のカバーを外していたらしい。いつもの従者以外も居て、女医も居て、胸に産まれたばかりの赤ちゃんを抱いているというのに。当然ながら、その場に居た私達以外は真っ赤な顔でドン引きしていた。
でも彼女はそんなことは気にしていない。いや、もしかしたら人に見せたことを後で後悔するかもしれないが──少なくとも、この衆人環視であってもペニスの先を曝け出すことを躊躇わないぐらいには我慢の限界がきているのだろう。
私の隣に座る彼女は、娘を抱いていない方の手でそっと私の小さい手を握る。そしてそれを彼女の腰から私の口まで伸びる太く長大なペニスへと充てがう。
「──今日は最初から最後まで絞ってくれ。優しく、甘く、愛する人にするように、だぞ?」
手が塞がっていて頭を撫でることは出来ないからか、ペニスを甘噛する私の顔に己の顔を近づけて額を優しく合わせて彼女。……動き自体は様になっているのだが、私が亀頭を咥えているのにその動きが可能なペニスの長さは異常としか言えない。今更だが。
唐突な情事に、皆が顔を赤くしてまじまじと私達の行為を見つめている。女医はドン引きして目を逸らしているが。正直恥ずかしいを通り越して初めて自分から死にたくなってくる。
だからといって、これを無碍にする訳にはいかない。医者に言われたからと彼女にとっては妥協に妥協を重ねたこの行いは、今まで私を殺した後に、その日のセックスを終わらせる合図のようなものだ。
──性の営みの最後に、相手にペニスを咥えさせて精液を飲ませる。それが彼女が前世で己の父に無理やり刻み込まれた、相手を苦しめる性交の『作法』なのだろう。だから、彼女は私に精液を飲ませることで今日は終わりだと自分を納得させられる。
その日の営みの、その終わりを示す1回だけに留めるという彼女の我慢に答えるため、私は努めて優しくペニスを撫でてあげて。
小さな私の手がくすぐったかったのか、娘を胸に抱きながらの口淫に興奮したのか。んっ、と彼女は全身を一度だけふるりと震わせて。ごぼん、と周囲に聞こえるような音を放った彼女のペニスからは、普段の4倍近い精液がどぼり、どぼりと出産後の空っぽだった私の胃袋に詰め込まれるようにして注がれていった。
私(11):人間。女。1児の母になった。新生児には初乳が大切であることは理解しているしそれを与えてくれた彼女に感謝はしているが、その上で母親の立場を奪われたことに嫉妬している三重の意味で小さい女。器も身体も乳も小さい。産んだらそれきりの関係だとか産むことだけはやり直したいだとか言っておきながらこの体たらくなのだから身勝手さがマジで変わらない。性的部分に関しては彼女よりメンタルが強く、公衆の面前でザー飲して精液を胃がボテッとするまで詰め込まれたけどそのまま女医とか従者相手に普通に対応していた。母は強し(適当)。娘を溺愛している。
彼女(34):淫魔。ふたなり。1児の父になった。授乳は全部父親である彼女がやっており、母乳が出て吸われる感覚が不思議と気持ち良いと思っている。単におっぱい吸えてご機嫌な娘の感情から得られるエネルギーで元気になっているだけかもしれないしそうじゃないかもしれない。クソデカちんちんでエロ戦車出撃してスカートめくりしそうになった。自分のスカートはめくった。性欲発散する機会が無さすぎた余りにロリ性奴隷相手に公衆の面前でフェラからのザー飲をさせた。賢者モードになってから死ぬほど後悔してその日は部屋から出てこなかった。娘を溺愛している。
娘(0):淫魔。女。紆余曲折あったが無事生誕。パパのミルク(意味浅)を飲んで育つことを宿命付けられた。両親の公開フェラチオザー飲プレイを生まれたその日に間近で見せられたこの世界で唯一の生命。ナンバーワンよりオンリーワンとはいうがこんなオンリーワンが欲しい奴はいない。両親に溺愛されている。
女医(421):エルフ。女。スラッとした美女で歴戦の女医。エルフとしては中年ぐらい。成人したら見た目が変わらないのがエルフなのでセーフと主張している。既婚者。エルフ族は人間やドワーフなどが含まれる「礎人」の一種。大体1000年ぐらい生きる。種族傾向として弓と魔法が得意。