性奴隷と長身巨乳リョナグロ背徳性癖倒錯ふたなりが純愛に堕ちるまでの話 作:PP→KP
「はっ、あっ、あぁんっ」
「こ、声を、もう少し、落として下さいませ……っ、う、ぐぅっ」
「良いじゃないか、聞かせてあげようよ。きっとあの娘も聞き耳を立てているよ?」
か細い声で訴え出るお姉さんの言葉を嗜めるように、深く深くちんちんを突きこんで子宮を押しつぶせば、痛さと苦しさでお姉さんが呻いた。そんな姿に昏い情熱と歪んだ興奮が湧いた私は、より勢いをつけて、長いストロークでのピストンのテンポを上げてしまう。
ぐちゅん、ずちゅん、といやらしい音を立てて、私のちんちんがお姉さんの身体を貫き、責め立てる。お互いに立って、壁に手をついたお姉さんの突き出された丸く柔らかいお尻に私の腰が打ち付けられて、パァンパァン、と小気味いい音が間断なく響く。
お姉さんのおなかのなかいっぱいにちんちんが詰め込まれ、歪に変形しているだろう様は今は見えない。見えるのはお姉さんの綺麗な背中と、その上にあるきれいなうなじ。かつてのお姉さんと似たショートヘアは、汗をいっぱいかいて紅潮したお姉さんの顔にペトリと張り付いてえっちさを際立たせていると思う。
首を少しだけ曲げて、犯している私の顔を上目に見上げるお姉さん。その表情には恐怖と、辛さと、苦しみがあって。そこから湧き上がる感情にはいつものような汚臭が漂った、とてもじゃないが不味いなんて言葉じゃ言い表せない味だけど──それでも、何時もよりだいぶマシな味で。
(ああ、お姉さんも何時もよりは良いって思ってくれてるんだ。気持ちよさも感じてるんだ)
私が犯しているときにお姉さんが気持ちよさを感じているのは、普段ならあまり許容できない。憎いお姉さんを苦しめたいから、というのもそうだけど……かっこよくて大好きなお姉さんが、こんな悍ましい強姦で尊厳を地の底に打ち捨てるような無惨な死を迎えるというのに、そこに気持ちよさを覚えてほしくはなかった。だから普段のセックスでお姉さんが快感を覚えそうになると、強く激しく、あえて痛くするように、子宮を抉るように、内蔵を殴りつけるようにちんちんを奥の奥まで叩きつけている。痛くて、苦しくて、怖くなるように──私がそうだったように、無理矢理な強姦が嫌なままでいられるように。
でも今日は──訂正、此処最近は別だ。だってお姉さんが苦しそうな声を上げてしまうと全部台無しになっちゃうのだ。
『お母様、お父様、おやすみなさぁい』
「ああ、おやすみ、アビー」
地下牢の外──お姉さんが手を付けている石壁1枚を挟んで向こう側の廊下から、鉄扉の格子窓を通って聞こえてくるのは可愛い可愛い私達の娘の眠たそうな声。多分本当に聞き耳を立てていたのだろう、ほんの少しだけそこからは興奮の感情を感じる。
息も絶え絶えなお姉さんに、ぎゅうううっと後ろから強く抱きついて、60cm以上ある勃起したちんちんが全部ズッポリ収まるくらいに無理矢理押し込んで。子宮に亀頭がハマったような感覚が肉棒から奔ったことで、もう我慢ができなくて……だから、私はお姉さんの耳元で囁いた。
「ほら、君も挨拶をして?……そうしたら、私も君の
「──っ、ええ、おやすみ、なさい、アビ、ぃ……っい゛」
どうにか絞り出したような、そんなお姉さんの言葉に感極まって。扉の向こうでお休みの挨拶をして喜んでいるだろう娘の姿を想像して。
そして、そんな娘を騙すような挨拶をしたことで、心を痛めているお姉さんの声音と感情に、今日最大限の興奮を味わって。
「よく、できたね──それじゃあ、イくよ」
努めて優しく、安心させるように、だけど興奮が隠せていないような声音でそれだけを呟くとともに、私は──より一層強く押し付けた腰の、貫いた子宮の
どびゅるるるっという馬鹿みたいな音が私の体内から響き、我ながらどうやって製造しているんだろうと不思議に思えるくらいの精液が太いちんちんを通ってお姉さんの子宮へと流し込まれる。私の尿道が後から後から溢れる精液で押し広げられるたびに、後ろから抱きついていてもわかるぐらいに、お姉さんのお腹が膨れ上がっていく。
一瞬、お姉さんから強烈な痛みと、恐怖と、絶望の感情が流れ込み、そうして一気に薄くなる。ぶちぶち、という音が抱きついている腰から聞こえてきて、膨らんだ子宮に押しつぶされた内臓がお姉さんのお尻から出てきて密着する私の身体を赤黒く染めていく。
ばあん、という人体からでちゃダメな音が響いて、抱きしめている身体の重さが消える。妊婦さんなんてメじゃないぐらいに膨らんでいたお姉さんのおなかが内圧に耐えきれず千々に裂かれて内臓が溢れ、体いっぱいに詰め込まれていた精液とともにばちゃんと音を立てて床に広がり、赤白の水溜りを作る。
辛うじて息があるお姉さんの、まるでガラス玉のような綺麗で焦点の合わない瞳と視線が交錯した。ぽっかりと空いた腹腔から突き出た私のちんちんからは高粘度の精液が何度も何度も、私の体内から掛けられる高圧のままに勢いよく噴き出して、お姉さんの背骨や肋骨、残った内臓をぐちゃぐちゃに引き裂いた後に床にボタボタと垂れていく。バケツを引っくり返したような量の精液が床に撒き散らされ、先に広がっていた内臓の赤が、精液の黄色く濁った白で塗りつぶされていく。ベトベトに糸を引いた糊のような精液に覆われていくその様子は、まるで蜘蛛の巣を幾重にも張られているみたいで──凡そ、ヒトの死体が受けて良いような扱いじゃないのに、そうやって憎いお姉さんが残酷なまでに尊厳を奪われる様に、私は興奮して、獣性のままに更に精液を吐き出して。
だから、そんなヒトの末路を初めて見た子供が、どれほどの衝撃を受けるのか。大好きな世界が壊れたときに子供がどんな思いを抱くのか──分かっていないわけがなかったのに。
「いやああああああっ!やだ、お母様ぁっ!」
昏い興奮に、昂ぶる性欲に身を委ねていた私は、その絹を裂くような絶叫に、一気に冷水を浴びせかけられた。
ぶちり、という音が鳴り、耐えきれなくなった背骨が引きちぎれて、腰から裂けた上半身が内蔵と精液の山にぼちゃんと落ちる。ぐちゃぐちゃに引き裂かれた下半身の断面からは60cmを超えるちんちんが屹立して、吹き出す精液がその無惨な身体を白く汚していく。
そんなこれ以上無いぐらいに尊厳を汚されたお姉さん──ううん、自分のお母さんの亡骸に汚れることもいとわず抱きついて、揺さぶって、ボロボロと涙を流すのは、私がおっぱいをあげて、一緒に遊んであげて、ずっとずっと可愛がってきた愛娘で。
「いや、いや、死んじゃう、死んじゃったぁ!ああ、ああああ……」
体温が喪われていき、魂が剥離する。お姉さんからゼノヴィアへと変わった遺体を見て、ゼノヴィアを母と慕う愛娘の悲嘆に暮れる姿を見て、一気に我に返った私が一歩踏み出して──。
「ひっ、いや、近寄らないで!お母様を壊さないで!やだ、やだっ!この──」
足音に気付いて、私を見て。ずるり、と母親の下半身から血に染まったペニスを引き抜いて、だらりと下げた私を見て。
「────ヒト殺しっ!」
そう絶叫して、声をひくつかせて泣きながら逃げ出した娘からは──ただただひたすらに、恐怖と、そして憎しみが入り混じった強い感情だけが向けられていた。
──────
────
──
─
「ヒト殺し、か」
丁寧に、ゼノヴィアの死体を集めていく。蘇生後に汚れないように、基準となるであろう上半身と下半身だけでも精液と内臓の混じった汚濁から離した場所に置く。
ふと、その死に顔を見る。べっとりと、赤ちゃんを作るための精液で汚らしく化粧されたその顔には苦痛と恐怖と、そして諦観。いつものゼノヴィアのデスマスクだ。そう、いつもの、だ。
「そりゃ、そうだよね」
元々、今回のセックスはお姉さんの負担軽減を兼ねていた。少しでもお姉さんの悪感情が薄れるような、それでいて私の憎しみと性欲と、それから愛情を満たせるような、そういう犯し方の模索だった。
アビーが傍に居て、愛し合う夫婦のように振る舞いながら……壁を挟んだ向こう側で、悍ましいセックスをして。お別れの挨拶をするごとに、本当にお別れをさせるような、そういう歪んだ行為はすごく興奮できて。アビーに気づかれないように、って言う名目でお姉さんに掛ける魔法を強めにして、少しだけ普段より気持ちよくなるように努力して。そうして、アビーに気づかれるかどうかの瀬戸際の快楽を味わうことで、普段よりだいぶ早く全部全部
立ちバックで犯すようになったのも、アビーの傍で、聞こえるかもしれないというギリギリの背徳感もあるし、それ以上にベッドを汚さないことでお姉さんの負担を減らしたいって思いもあった。普段と違う体位で、まるで獣のように犯して、後ろからお姉さんの豊満なおっぱいを揉みながら、自分のおっぱいを押し付けて、ちんちんを膣越しに心臓に触れさせて、その生命の脈動を感じて──そうして、殺した。
そうだ、結局のところは憎しみと性欲に由来する悍ましい殺人を止められないから、せめて殺される側の苦痛を減らそうってだけの話。目の前に見えるお姉さんじゃないヒト、ゼノヴィアの死に顔を見ると……そんな、悍ましい殺人性欲を止められない私の犠牲者がまた1人分積み上がったのだと否が応でも理解させられてしまって。それがいつも通りで、それが当然になっていたという事実を突きつけられてしまって。
蘇生魔法を使用して、お姉さんの魂に沿った形の肉体を作り直す。破裂した内臓、潰れてお姉さんのお尻から溢れた内蔵なんかは新造されている。膨らんだ子宮によってひしゃげて、へし折れて、引きちぎれた背骨の1節と肋骨が一本残っていたので、今日はこの骨がゼノヴィアの遺体となるだろう。
大きくなったお姉さんの身体を優しく横抱きにして、シャワー室へと向かう。蘇生させた私の身体が汚れてるのだから、小さく寝息を立てているお姉さんの身体も少し汚れてしまう。起こさないように丁寧に運んで、小さな頃からずっとやっていたように、かつてお姉さんにやってもらったように優しく身体を、髪を丁寧に洗ってあげる。此処に着た当初、130cmちょいだった頃からはだいぶ大きくなって中々洗うのにも苦労するけど、それでも寝起きぐらいは気持ちよく起きてほしいって思うから頑張って気づかれないように洗っていった。
スペアのベッド、新品同様に綺麗にされたフカフカのマットレスに寝かせて、そのきれいでえっちな裸の体にあったかい毛布を掛けてあげる。こうやって、丁寧にアフターケアをして、そうして……また3日後に、このきれいな体をぐちゃぐちゃにして殺すんだ、私は。嫌じゃない、興奮する──けど。
「本当に、ヒト殺しだとしか言えないよな」
今更だけど。それでも、あんなに可愛がっていた愛娘に、産まれる前から好意を持ってくれていた愛らしいアビーにあんな感情を向けられてしまうと、どうしようもなく堪えてしまった。
翌朝。お姉さんにいつものように精液を飲ませたあと、私は足早に朝食に向かった。
私達の家族は、基本的にお姉さんを除いた面々で集まって食事をする。3食全部、性奴隷のお姉さん以外の家族皆で集まるのだ。……正妻なんだから、お姉さんも呼びたいんだけど。でも、お父様が難色を示すから難しい。私とお姉さんの関係がきっちり精算できるまではダメだ、なんて言っていたけど……でも確かに、性奴隷契約が満了した後でも妻で居続けてくれるかわからないし、だったら現状維持のほうが良いっていうお父様の言い分は分からないでもない。
普段は可愛い子どもたちがわちゃわちゃと寄ってきて、本当に楽しい食事時なのだけど……今日はもう、朝から最悪の空気だった。前の人生では行ったことないけど、お通夜みたいな、ってきっとこういう空気なんだろうなって思う。
アビーはお父様とお母様の背後に隠れて睨みつけてくるし、そんな長姉をみたバーティ、ケイト、クリスも普段の騒ぎ様が嘘のように静まり返っている。席順も完全に離れて、長テーブルの対極に私とその他、みたいな状況だ。ただただ辛い。
「あー、その、なんだ。イヴェット、食事が終わったら話を聞かせてもらってもいいかな?フローレンスも」
「はい……」
そんな惨状の元凶である私と、ついでに背後に控えていたフローはお父様に呼び出され、神妙に頷くほかなかったのだった。
「あー、そういう事があったのか」
何が起きたかを説明したところ、それはそれは呆れ果てた顔をするお父様。
呆れられて当然なんだけど、それを承知で全部、それこそ自分の性欲と性癖に由来する倒錯的な行為をしたせいで家族仲を崩壊させたことまできっちり説明した。恥も良いところだけど、それでも知恵者なお父様に頼りたかったのだ。
「私が悪かったのは言うまでも無いんですが……もうどうしたら良いのか……」
「うーん。まあ誰が悪いで言えばフローかな。本来なら通すなって言われた子供に出し抜かれた従者を罰する必要があるけど……。ただまあ、アビーはイヴェットの魔力の高さをある程度受け継いでいるみたいだし、そんなあの子の催眠魔法を不意打ちされて早々抵抗できるもんでもないからなあ」
まあ、お咎めなしかな、なんて笑うお父様。真っ先に誰が悪かったのかを判断するあたりはやっぱり上に立つヒトとしての考え方が自然に浮かぶんだろうか。やっぱりお父様のほうがずっと頼りになるし、当主の引き継ぎは早かったんじゃないかな……なんて暗い考えが浮かぶ。
「ほら、しゃんとしないと。あの性奴隷の子相手だから色々狂っちゃうだけで、それ以外はちゃんとやれてるんだしあまり気にしすぎるもんじゃないよ。ああいや、それはそれとして関係修繕には全力を注いでもらわないとだけどね」
ははは、と笑いながら私を慰めてくれるお父様。感情の味を読める淫魔とは言え、やっぱりお父様の洞察力は私より上で、流石だなあって思わされる。
そしてだからこそ、そんなお父様ならきっとなにかいい案が……なんて淡い期待を持っちゃうんだけど。
「しかしそうだなあ……こればっかりは僕になにか出来るってものじゃないね。強いて言うなら性奴隷の彼女とは良好な関係だってアビゲイルに示すぐらい?実際に良好かはおいておいて」
「ええ……?いや、でもあんな様を見せつけて良好って……無理じゃないですか」
「無理でもなんでもそう思わせるしか無いでしょ。相手は子供なんだし口八丁で騙しても良いんだしさ。どうしても筋を通したいなら、物の分別がつく大人になってから改めて説明して謝罪すれば良い」
が、なにか画期的な解決案があるということもなく。綺麗に解決する手段が欲しいという私の願いはばっさりと切り捨てられた。
娘を騙すなんて気がとがめるなんてレベルじゃないけど……でも、だからって私にもいい案があるわけじゃないし……。
「とにかく早めにフォローに行ったほうが良いんじゃない?今回覗いたのもそうだけどアビゲイル結構すぐ行動に移すから、下手するともう地下牢に行ってるかもよ?」
「!それはそうですね、ちょっと行ってきます!」
お父様の言葉にハッとする。アビーは皆から甘やかされてただけあって結構自分勝手に行動しがちだ。いや、皆のことを思っての行動が多いのは事実なんだけど……でも勉強が嫌だからと母親に泣きついたり、今回みたいに覗き見のためにフローを催眠魔法で眠らせたりとアクティブな娘なのだ。
もしあの娘が先んじて地下牢に行っていた場合……催眠や精神干渉系の魔法なら私より優れたアビーを出し抜けるかが分からない。お父様が言うように「私とお姉さんの仲が良好」であると言うにしても、お姉さんに予め話を通すためにも急いで向かわないと……っ!
ぱたぱた、と手早く支度を整え、挨拶もそこそこにお父様の書斎を飛び出す。目指すは地下牢、お姉さんの居室だ。……お願いだから、お姉さんが私に話を合わせてくれますように……と、そんな事を祈りながら最低限の隠蔽魔法を使用した私は廊下を音も立てずに駆けていくのだった。
「御主人様……?ええと、どうかなさいましたか?」
そうして、地下牢に到着した私とフローを出迎えてくれたのはお姉さんだけ。アビーはまだ来ていないようだった。
普段ならフローを外に待たせるところだが、アビーが来たときに私が居るってわかる方が拗れそうなので今は中、シャワー室脱衣所に待機してもらっている。
「あ、ああ。ええと、昨日何があったかなんだが……っ!すまない、すこし隠れさせてくれ!」
「えっ、ええっと……はい、どうぞ?」
そして昨夜について、家族のためと言って話を合わせてもらおうと口を開きかけたところで、外から足音。この強い感情はアビーに間違いない。
私は咄嗟に娘ではまだ探知が出来ない高等隠蔽魔法を展開し、万が一にも接触からバレないように部屋の隅っこに移動する。
ガシャン、と鉄扉の開く音が響く。危なかった……。私の精液とお姉さんの血が染みて錆びついた蝶番がギィ、と軋む音を立てて、小さな影がぴょこんと顔を出す。
真っ白なベッドに座った、大好きなお母さんが生きている姿を見て──アビーは、私達の可愛い長女は、ぶわっと目に涙を浮かべて飛びつくようにお姉さんを抱きしめて大泣きした。
そうして散々に語る。昨日何があったのか、父親である私が如何に酷いことをしたのか。
アビーが語る内容は、私とお姉さんの関係を理解していない第三者のもので──だからこそ、どれほどに悍ましく、歪んで、狂った行いをしていたのかをまざまざと突きつけるものだ。
「──いいか、アビー。アビーのお父様は私を愛している。勿論私だけじゃない。アビーも、バーティも、ケイトもクリスも。みんなのことを愛してるんだ」
「──アビーはお父様の言葉が信じられなくて、愛し合っていない親のもとに産まれたんじゃないかって不安になったんじゃないか?」
「──でもね、それは違うんだ。あの人は私を愛しているし、愛したからこそ皆が産まれてきてくれた。だから心配することなんかないんだ」
だから。お姉さんが、優しく温かい感情を心から浮かべて。両親譲りの艷やかな黒髪を丁寧に撫でつけながら、きゅう、と優しく、だけど力強くアビーを包み込むように抱きしめて。
姿を隠した私が傍に居て、感情が読み取られるって分かっているだろうに。それでもあえて言葉に出して。
──私からの愛を、ちゃんと愛として受け取ってくれていたのだと、嘘偽りのない心を口にしてくれて。
その姿は、私が何よりも憧れて、大好きで──そして、虚像だと思っていた、あったかい警察のお姉さんそのものだった。
お姉さんのあったかい体に包み込まれたアビーは、そう時間も経たずに寝入ってしまった。
すうすうと小さな寝息を立てるアビーを起こさないように、私は魔法を解除した。
「…………寝た、かな」
「ええ、寝られましたよ」
先程までお姉さんが腰掛けていた、温かい真っ白な布団に包まれたアビー。身体を丸めるようにして横向きに寝る姿は赤ちゃんみたいで可愛らしい。
その目端に浮かんでいる涙は、きっと安堵の涙なんだろうなって思う。大好きなお母さんに優しく抱きしめられ、自分は祝福されて生まれたんだって事がわかったからこその涙だ。
「…………それで、どうされますか?」
お姉さんが口を開く。何を、なんて言うまでもない。私達の間柄をどうやって説明したものかという話だ。
あくまでアビーが納得したのは「両親に愛されて生まれた」っていうことだけ。父親が母親を無惨に射精で殺したっていう事実には一切触れていなかった。お姉さんがそういう方面に触れないように誘導したんだろうけれど。
「真っ先に思いつくのは、私達が本当は仲睦まじいのだと見せつけてやることなんだけどね」
お父様にも言われたことだ。娘を騙すようで心苦しいが、形だけでも良好だとアピールする。娘を大切に思っているお姉さんなら賛同するとは思うけど……。
「それをするには御主人様が私を殺さずに犯すことが必要ですが」
「…………」
まあ、うん。そうだね。そうだよね。
仮に口だけでそう言ったとしても、アビーは納得せずまたこっそりと覗きに来るだろう。そのときに私がお姉さんを犯し殺したら、今度こそ親子仲は修復不可能になるに違いない。
どうしたものか……いや、私がお姉さんを殺さないように我慢すればいいだけなんだけど、お姉さん相手に我慢したくはないし、憎しみを残したままえっちを終わらせるのも少し怖い。いや、終わらせられなかったときが怖いって言ったほうが良いかな。
終わらせるつもりで加減して射精して、我慢できずに娘の目の前で再度犯して殺す、なんてことになったら……それこそ、嘘つきで、裏切り者の父親として一生記憶されちゃう。
葛藤する私に気づいているのかいないのか、少しだけ考え込んだお姉さんは口を開いた。
「可能であれば、強化魔法を最大の出力で使用して頂ければ死なずに済む可能性はありますが」
!それは……。
「……確かに、そうだ。でもそれは、その…………」
考えなかったわけではない。でもそれは、結局のところ私がお姉さんを殺さないように我慢するのと同じことだ。殺意が満たされない、恨みが満たされないままに犯して──もし、私が精液の詰まったお姉さんが生きているのが嫌で、アビーの目の前で魔法を解いたりなんかしたら──。
言い淀む私を見て少しだけ目を伏せたお姉さんは、分かっていたとでも言うように更に言葉をつなげる。
「やはり、私が苦しむわけでもないのに生かすというのは抵抗がありますか」
「……ああ、そうだ。アビーにとっては不甲斐ない父親にはなってしまうが、私は、どうしても──セックスをするなら、君を苦しめたい。殺したい。裏切ったお姉さんを、愛している君を──何処までも、奥底まで犯したいんだ」
だって、苦しめて、一番奥まで犯して、生命すら凌辱して──そうすれば、それ以上お姉さんを傷つけずに済む。良くも悪くも慣れきったお姉さんを、裏切らなくて済む。
ちゃんと魔法で生かしてあげる、って言って。アビーの前で実践して──そこから、前言を翻して目の前で精液の詰まった子宮を破裂させるなんていう処刑をするかもしれない、なんて恐怖を感じなくて済む。
アビーにとって不甲斐ない父親で、お姉さんにとって恐怖の象徴たる夫で、妻で。殺さないって言ってあげられない自分への不信と情けなさに思わず顔を両手で覆ってしまう。
そんな私を見て、何かを思ったのだろうか。
「では御主人様、代わりに私が魔法を用いるというのはどうですか?」
すぅ、と深呼吸したお姉さんから告げられた言葉に、私は一瞬だけ、言葉を失った。
「君が?確かに魔力は人間の元村人としてはかなり多いから、まあ不可能ではないだろうが……」
嘘だ。まあ不可能ではない、という程に難しい話じゃない。習得には時間がかかるだろうけど……でも、出来るかどうかで言えば出来る。断言する。だからこの葛藤は可能不可能の話じゃなくて、やるやらないの葛藤だ。
私はずっと、お姉さんに魔法を教える踏ん切りがつかなかった。逃げられたら、捕らえるような行動を取ったら。それこそ夫婦仲が最悪って事が完全に露見する。今回のなんてメじゃないぐらい、それこそ国中に知れ渡るだろう。下手したらゾンネさんあたりが殺しにくるかもしれない。
だから悩んでいた。教えるべきかどうか。お姉さんが逃げないか、逃げても戻ってきてくれるのか──ずっとずっと悩んでいた。
「私を犯して、苦しませて、殺す。それが御主人様にとっての当然のことで、だからこそ私に強力な強化魔法を適用するのが憚られるのもまた、当然です。ですが、あの子に仲睦まじい両親を見せるためにはやはり、私が死なないようにすることが最低限必要です」
そんな私の葛藤を勘違いしたのか、お姉さんは自分が魔法を習得することの必要性をアピールする。お姉さんを苦しめたい私は自分から魔法をかけるのは出来ないって言ったわけだから、そこで悩んでいるって思ったのかもしれない。まあ、それも理由の1つではあるけれど。
でも結局、お姉さんの言う通りなんだ。アビーとの仲を改善するにはお姉さんが死なないようにすることが大事で、だけど私が自分から魔法を使ってお姉さんを守ってあげられない。だからお姉さんが死なないように、お姉さんが自分から魔法を使うしか無いっていうのは道理だ。
──それに。今回もそうだけど、お姉さんに魔法を覚えて欲しい一番の理由もまたお姉さんが死なないようにするためだ。寿命という何よりも避けがたい離別を少しでも遅らせたい、そんな私のワガママを叶えるには──やっぱり、お姉さんにも魔法が使えるようになってもらう必要があるんだ。
「それはそうだな。だが──」
なのに悩む。いってほしくないから。離れてほしくないから。私の手の内から離脱できる力を持ってほしくないから。
だから──私は、私はどうすれば。
「であれば、私が魔法を使うしかありません。それとも、どなたか優秀な治癒や強化の使い手を侍らせますか?お互いに全裸で、肌を、胸を、秘部を晒して。地下牢でセックスする姿を魔法医の監視下でやったほうがいいですか?」
…………………。
なるほど、確かにお姉さんが魔法を使わない状況かつお姉さんの身を守れて、私が魔法を使わず全力で犯して射精するということをアビーに見せるには、そういう助役を付ければ解決するね。
「……まあ、確かに。構わず見せるのはちょっと、その、いくら何でも恥ずかしいな」
いくらなんでも、どころじゃない。絶っっっ対に嫌だ。そもそも娘に見せるのだって嫌だっていうのに!私の60cmはあるちんちんがお姉さんの子宮口を無理矢理押し広げて、絶頂しながら赤ちゃんが出来る大切な袋にヒトの体積すら超えそうな量の精液を吐き出す様を、それも私とお姉さんのでっかいおっぱいをさらけ出して、女の子の部分も丸出しにして他人に見せろって!?
嫌だ、絶対に嫌だ。こうやって嫌って思うことでその嫌が消えて「案外悪くないかも……皆に見てもらっている中で痴態を晒して赤ちゃん作るのも良いかも……」ってなっちゃうかもしれないのがもう最悪だ!今のところ私はそこまで頭がイッちゃってないし、そこまでいきたくない!
「そうでしょう?ですからどうか、御主人様の研鑽した魔法──私なんかがどれほど追従できるかはわかりませんが、強化の部分だけでも良いので教えていただきたく思います」
お姉さんの言葉に、一も二もなく頷きそうになり慌てて自制する。
でもしょうがないって。正直に言います。代替案として提示された内容が余りにも私にとって最悪すぎて、お姉さんに魔法を教えちゃってもまあ良いかな、って気分になってます。頼み込んでくるお姉さんが、綺麗でかっこいい顔を上目遣いにして、私の顔を覗き込んでいる姿は余りにもその、私の琴線を刺激してくるし……。
……こんな顔を向けてきてさ、アビーに心から私の愛を説いてくれたお姉さんなら、きっと逃げたりなんかしないって。そう信じたかったのもあったけどね。
「……はぁ。良いよ、教えてあげる。アビーとも仲直りしたいしな」
せめてもの抵抗というか、余裕を崩した姿を見せたくなかったのでちょっと上からな言い方になってしまう。
でもそんな私の口元がちょっとだけ弧を描いていたことに気づいていたらしく、お姉さんは私に可愛いものを見る目を向けていたのだった。
イヴェット・ゼヌニム(43):
やべーセックスが娘に露見し、改めて関係が歪んでいると突きつけられて凹んだ。勃起ペニスだけで大人の下半身どころか全身を持ち上げることが出来る。一回そうやって貫いたまんま勃起を維持して部屋を歩くプレイをしたらすごく興奮できたのだが絶頂前に内部から心臓を強く殴打されたゼノヴィアがショック死したため封印した。なんだかんだ貞操観念が強いので誰かにセックスを見られたくはない。色んなプレイは好きだけど、あくまで子作りのための行為という前提で犯し殺すことで興奮するので精液は
フローレンス(44):猫獣人。女。
アビゲイルにオラッ催眠!された。油断していたのはあるけれど根本的に才能豊かなゼノヴィアと
アビゲイル(9):淫魔。女。
実は才能が非常に豊か。アビゲイルに限った話ではないが、神の祝福を受け入れた