性奴隷と長身巨乳リョナグロ背徳性癖倒錯ふたなりが純愛に堕ちるまでの話 作:PP→KP
「──あの、お願いがあるのですが。私、偶には魔法の練習をしたいんです」
「魔法の練習、ね。……それじゃあ、今日だけだ。前みたいに誰かが覗き見しないとも限らないし、腕を磨く必要は確かにあるからね」
お姉さんからの上目遣いからのお願いを快く承諾する。
魔法だって何度も使わないと上達しない。記憶力がいいお姉さんでもそれは変わらないんだろう、だからこうやって申し出たに違いない。
だから特別に、今日だけってことで。お姉さんが拡張魔法を使うのを眺めて、それからベッドに押し倒した。
「んっ、あぁっ、で、
「ええ、思う存分、
……。
「っ、まって、今抜いたらベッドが──」
「ええ、ベッドが真っ白になっちゃいますね。ふふ、そんなことしたら……ベッドに座ってる貴女も、私も、子種に塗れてしまいますね」
「ほら、避妊の魔法を使いませんと……貴女の強く逞しい子種が入ってきたら、ほんの少しでも妊娠しちゃいますよ?」
…………。
「はっ、はっ、っくぅ、ま、まだ、もう1回、
「んぅっ、ふぁ……もう4回目なのに、お腹がすごく重い……んんっ、あぁん、
………………。
ま、まあ?魔法の練習はしないとだし?それに偶にでもこうやってお姉さんが気持ちよくなってくれれば、私のもとから離れようなんてことにはならないだろうし?
大丈夫、お姉さん勉強嫌いみたいだから、えっちのための魔法の練習はしても聖都には行かないって。だから大丈夫、うん、この魔法の練習をさせてあげるくらいなら平気だよ。
「あっ、はっ、……ねえ、貴女。今日は、その、一杯に私を満たして下さいませんか?私、貴女で一杯にして欲しいんです」
「ふふ、一緒に頑張って、もうすぐって時に強欲だね、君は。──良いよ、今日は随分頑張って積極的になってくれたみたいだし」
恐怖と責任感の中、それでも愛する夫に向けるようにキスをして、抱きしめて、時には自分から私の揺れるおっぱいを撫でて、揉んで。
……私の射精が早まった時に、死に恐怖して、絶望して、苦しむのは自分なのに。それでも私を気持ちよくさせようと頑張ってくれたお姉さんへのご褒美だ。
「ほら──受け取って、
「はい。一杯、たくさん、私に下さい。私を満たして、貴女の愛で、私を染め上げて下さい。ああん、いっぱい
……。
「……ふぅ。ふふ、これで満足か?それじゃあ……っ、こら、握っちゃだめだぞ、危ないからっ」
「危なくなんて無いですよ、こんな素敵で逞しい貴女。……ねえ、まだ全部じゃありませんよね?お願いです。本当に最後の最後まで、私を犯して、私で気持ちよくなって下さい」
「えっ、あっ、あっ……」
…………。
「ま、まだ
「であれば、お願いします。はしたないですが、私の代わりに動いていただきたけませんか。その立派な逸物で、私に情けを恵んで下さいませんか……?」
「あ、ああ。……そ、それじゃあ……んっ、あっ、あったかい……」
「ふふ、私のお腹の貴女の子種、零さないようにお願いしますね」
………………。
ご褒美、ご褒美だから……!
頑張ったお姉さんが、偶にそうやって、その、私を何処までも求めてくるから!だからそう、お姉さんにご褒美ってことで、私の魔力ギリギリまでいっぱい
そうだよ、決してこれは、私がそっちのほうが良いかなって思ってるわけじゃなくて、私の下に繋ぎ止めておきたいから、だから偶にはご褒美をあげないと!
「貴女の熱を、体中から感じていたいんです。ずっと、ずっと……。だから、私。今日、いっぱい
「い、1日って……その、最近は前より少なくなってるけど、それでも君じゃあ……」
そりゃ、その。こういう、生かすえっちが増えたことで、私の射精量も減ってきてはいる。
でもいっぱい
「ふふ、私も頑張ったんですよ?貴女から魔法を練習する機会を頂戴できるようになったので、自分なりに工夫してみたんです」
「だから、大丈夫。どうか貴女の子種を、私の子宮に貯めさせて欲しいんです。是非とも私の赤ちゃんのお部屋に、赤ちゃん待ちの白いプールを作って下さいませんか……?」
っ、そんなえっちな事言われちゃうと、思わずごくりとつばを飲み込んじゃう。
そ、そう?それなら、まあ……でも……いや、まあ、望むなら……。それに、それで危なくなっても、その、
……。
「ふふ、凄い重みですね、貴女。こんなにも私を愛して、孕ませたいんですね。──ごめんなさい、その、今日は折り合いが悪くて貴女の赤ちゃんを孕んであげられなくって……」
強化魔法を随分と磨いたのか、すらりとした両脚で300kg近く
「しょうがないさ。今妊娠しちゃうとしばらく楽しめなくなっちゃうからね。だからほら、私から避妊の魔法を掛けてあげただろう?」
「ええ、ありがとうございます。おかげでずぅっと、貴女の熱を感じていられます」
…………。
「ほら、見て下さい。私、今日1日の間お腹を床に引きずっちゃってました。ふふ、もし妊娠でこれだけ大きくなってたとしたら、一回の出産だけで大家族ですね」
「っ、もう、そんな事を言って私を興奮させて……犯されたいのかな?」
なんでそんな、私の琴線に触れるようなことばっかり言ってくるんだろう。分かっててやってるんだろうか……やってるんだろうな。
「あら?言っていませんでしたっけ?──私は、貴女が私で興奮して、私を犯して、私に愛を注いでくれることを、ずっとずっと待っているんですよ?」
えっ、ほんと?って言いかけて慌てて口をつぐむ。危ない、盛大に欲に引きずられていた。
「……そ、そうか、うん……でも、今日はだめだ」
「はぁい。それじゃあ、また2日後の夜──私を、愛してくださいね?」
………………。
……………………。
…………………………。
「これもう私負けてないか」
「今更ですか。いやホント今更ですか」
過去に起きたお姉さんとのえっちなハイライト(?)を思い返しながら愕然と呟けば、フローがアホを見る目で返してくる。
「というか、別に負けてはいないじゃないですか。今まで殺し続けてたのって『殺すことを我慢することで不満のほうが上回って、殺さざるを得なくなって余計に嫌われたらどうしよう』ってのにビビってただけなんでしょう?だったら普通にヤりたいがために言い訳付けて殺さないことが当たり前に出来ている現状はむしろ当主様にとって勝ちでは?」
「そう言われれば確かにそうなんだけど……」
「なんなら仮に快楽セックスにハマるのが負けなら10年前にボロ負けじゃないですか」
ひどい。でも確かにその通りなので反論できない。
そう。そうなのだ。10年前のあの日以降、私の3日に1度のセックスのレパートリーは増えてきた。そして同時に殺さないことも増えてきて、最近はむしろ殺さないほうが遥かに多くなってきていた。
それこそ10年前のアビーの前での実演セックスが、その、あんまりにも気持ちよくて。愛の感情の濁流と性欲と性癖をこれでもかと満たす特殊プレイで一気に快楽に傾いた私は、前ほど殺人セックスにこだわらなくなっていたのだ。
別に、殺人射精でお姉さんを破裂させて殺すのが嫌になったとかそういう訳では無い。実際、10年前のあの日からしばらくは普通に犯して、殺して、その死体を精液で汚して、慌てて蘇生してといういつもの行為をヤッていたし。
ただ、お姉さんが偶に何か理由をつけて拡張魔法を使いたがったとき。口では難色を示しつつも、私は素直に認めてしまっていたのだ。
最初の頃は子供に見せるわけでもないのに……とは思っていたものの、まあそこまでお願いする頻度も多くなかったし、理由もしっかりしていたし。だからまあ、偶になら良いか、と了承したのだ。
で、そうやって子供たちに見せるわけでもない、本当に自分達だけのための快楽えっちをしたら──まあその、すっごく気持ちよかったのだ。
言葉で色々とえっちな妄想を掻き立ててきたり、避妊魔法がないと妊娠確実な精液ボテ腹を本当に愛おしそうに撫でていたりと、私のことを本番以外でも多種多様な手管で快楽に導こうとするお姉さんとのえっちは本当に凄くて。
いつの間にか私が物欲しそうな顔をしているのを見たお姉さんから何か適当な理由が出て、それを喜んで了承するみたいな。そんな主従が逆転したような状況にまでなって、でもそれを喜ぶ自分が居て。
……だから、まあ、お姉さんへの恨みつらみや復讐心を満たすような、そんな悍ましい、昏い快感のセックスに快楽を求める必要はなくなったんだけど。
「……なあ、フロー。前に私はあの子の良い面ばかり見ていたって言っていたよな」
「何時の話ですっけ……ええと、確か……10年前……?」
「15年前だよ。それで、だ。私も最近、ようやく彼女の精神性というか、そういうのをなんとなく掴めてきたとは思っているんだけど……その上でまだ少し自信がないから、意見を聞かせてほしいんだ」
「意見、ですか。もう当主様の方が彼女への知見は深そうではありますが……それでも良ければ」
真面目な話だと気づいたらしいフローは、そう言って居住まいを正した。
「ありがとう。……もうすぐ、彼女は性奴隷ではなくなるだろう?」
「ええ、そうですね。あと1月ってところでしょうか」
そう。彼女はもう30歳。犯して殺して、蘇生させる時に少しずつ軽易な老化遅延の魔法を掛けてきたこともあって今は多分25歳ぐらいの見た目だけど……まあどっちにしても私より年上の見た目になっている。
そして彼女を性奴隷としてから20年で、娘を1人、息子を1人産んでくれて。私にも息子1人、娘1人を産ませてくれた。4人の子供をつくって、20年も性奴隷として従事して……だから、性奴隷としての立場から自分を買い戻して、市井で生活するのに十分な資産を獲得している。
「だから、その……彼女は、性奴隷から解放されたとき、私の正妻のままで居てくれるかな、って思って」
「……はあ」
なんだその真面目に聞いて損した、みたいな顔は。
「あのですね、今更逃げませんよ。というか、多分彼女も当主様のことをちゃんと愛していると思いますよ」
「……それは、まあ。私もそう思ってるけど……」
淫魔の"感情を栄養にする"という種族的な性質を誤認させるには、それこそ強烈な自己暗示でもして精神を魔改造するぐらいじゃないと不可能だ。
だから10年前のあの日がお姉さんなりに何らかの契機となって、私に愛情を向けてくるようになったというのは分かっている。
「でも、ほら、結局その、殺すのを止められなかっただろ、私。3週間前にも1回犯し殺したわけだし、さ……」
その上で。愛情を向けてくるお姉さんを前にしてそんな悍ましい行為を止めきれていない私の元に居てくれるのかな、という思いはやっぱり捨てきれないのだ。
今に至って尚、どうしてもそういうコトをしたくなる時がある。忘れられない、彼女を好きになった原点。復讐心と言うか、恨みと言うか……私を裏切って、捨てたことへの当てつけのような感情。それを満たすために犯して殺してしまうことがある。
普通に愛して、生かして、痛くならないように魔法を使って一杯
愛されているのに、それがわかるのに。抵抗してくれればいいのに、なんて心の何処かで思いながら、昏く小さな、しかし確かに普通のセックスでは得られない歪んだ快感を求めてしまう。
前に比べれば随分と減った精液では、射精で一気に膨れ上がって破裂させるなんて死に方を迎えることは出来ない。今のお姉さんは数リットルの精液を何回も
お姉さんだって、私がそういう後ろ暗い快楽も望んでいることが分かっているだろう。痛みを味わいながらゆっくりと死んでいく時の恐怖と苦痛の感情は破裂して死ぬときよりも遥かに強く、だけどそれでも、お姉さんはそういう感情と一緒に愛情を惜しみなく向けてくる。私が行う惨殺を受け入れてくれるかのように。
……だからこそ。愛しているというのなら、私と愛し合うことが嬉しいというのなら。もっとこう、死ぬことを受け入れるよりも積極的にお互いに気持ちいいセックスを求めるものじゃないのかなって思わないわけじゃない。
そうしないお姉さんは、私の望むままに振る舞って、すっぱり後腐れを無くしたいんじゃないかって猜疑心が浮かんでしまう。それくらい、今のお姉さんは私に都合が良すぎる存在になっていた。
「……まあ、不安に思う気持ちはわかりますけどね。彼女、精神的に色々タフというか無駄に器用というか、それこそ自己暗示とかしててもおかしくないというか」
「それがあるかもしれないのがなあ……」
そもそも10年前の変わりようも凄まじかった。私に殺されないために自分を作り替えてきたと言われてもおかしくないぐらいには普段私の知る彼女とは違った。
だからもしかしたら、という不安がずっと残っている。性奴隷として解放されるまでの間、私を満足させられれば良い。そう思って自分を偽ってるんじゃないか──なんて、馬鹿げた妄想が残り続けている。
「そうは言っても、こればっかりは当主様と彼女の間の話にしかならないと言うか、私が何を申し上げたところでどうにもなりませんよ」
「うっ、まあそうだよなぁ」
まあ、結局のところそうなのだ。
ここから性奴隷のお姉さんが解放されるまで、もう1ヶ月。ここしばらく同じことで悩み続けていたけれど、だからこそ何ができようものでもない。
「そうですね、強いて言うなら……性奴隷として殺すのは今日で終わり、とかって最後にヤる日にでも言ってあげれば『もう殺されないなら良いかな』みたいになるかもしれませんけど」
「むむ……言われなくても性奴隷じゃなくなった彼女は正妻で、それを犯し殺すなんてするつもりはなかったけど……」
殺さないちゃんとした理由が出来るんだから、正妻だけになった後であれば犯し殺すことを我慢できると断言できる。普通のえっちの快楽で、我慢して産まれる昏い感情なんて押し流せるって言い切れる。
そもそも立場的にやっちゃだめなこと(性奴隷相手でも本当はダメだけど)なんだし、そこについては今更だと思ってたけど……。
「だとしてもちゃんと宣言しておいたほうが安心するんじゃないですか?多分」
「そうか……まあ、最後の日には、それとなくアピールしてみよう」
これから、最後のえっちまでは10回くらいセックス出来る。その間はひたすらイチャイチャして、いっぱい犯して、優しくしてもらって、子宮にこれでもかと精液を詰め込んで、お姉さんを擬似的に孕ませよう。もしかしたら、もしかしたらもうお姉さんが私の赤ちゃんを産んでくれないかもしれないから……だからせめて、見た目だけでも孕ませたい。
そうして、最後の1日は──セックスでヒトを殺す最後の夜にしようと決めて。
私は仕事をして、お姉さんを犯して、愛して、
そんな愛し合う夫婦として出来る限りの努力をしながら、審判の日となる最後の日を迎えたのだった。
扉を開く。ギィ、と軋む音を聞いて、ここ1~2年交換していないけれど、それが却って錆で軋むようになったのかもしれないな、なんて思う。
目線の先、真っ白いベッドの上には──今までにないくらい、「警察のお姉さん」に似た風貌になったお姉さん。フローが言うには、少しずつ化粧品を買っていたとのことだが……ナチュラルメイクで、ほぼすっぴんのようで、だけどよく見るとしっかり整えていて。そういうところも、かつての記憶に鮮烈に残り続けているあの綺麗な姿にそっくりだ。
そんな彼女は、きれいで真っ直ぐな瞳でじっと私を見つめている。何かを悟ったような顔を見ると、私が何をしに来たのかを理解していることくらいは察しが付く。
「──頼みがあるんだ」
ガシャン、ガチャン、と後ろからフローが扉の鍵を閉めた音が耳に届く。
これで、私とお姉さんのふたりっきりだ。
昔は覗きに来た子供たちも、今はもう一番若いクリスですら14歳で……皆、わざわざ親の情事を覗こうなんて子供じゃなくなっている。
だから、本当に。お姉さんと1対1の状況だ。
「────」
何かを言おうとして、言葉にならない。
いいや、言わなくてもいいんじゃないか。最後なんだし、お姉さんには気持ちよくなって貰ったほうが良いんじゃないか?って思いが脳裏をよぎる。快楽まみれのお姉さんとのちょっとアブノーマルなえっちは凄く気持ちいいから、殺すことなんていくらでも我慢できるはずだ。
だけど、そんな思いは──私の言葉を、ただ真摯な瞳で待ち続けているお姉さんを見て、煙のように消え去った。
真っ直ぐで、鋭くて──最近の、わざとえっちに振る舞う、まるでかつての父を相手にしていたときのようなお姉さんじゃない。私にとって憧れで、見た目から全部真似したまま50年以上も生きてしまっても全く後悔がないくらいに素敵だった警察のお姉さん。そんな彼女を前にして、私は自分の罪を、欲をひた隠しにするのは良くないと思ったから。
すぅ、と息を吸って、私はしっかりと口を開いた。
「今日、君を──
わざわざ、明瞭に。犯して殺したいんだとはっきりと告げる。
そういえば、とふと思う。最初の頃、お姉さんのマネをして、無駄に労るようにして殺して。愛するようになってから、夫婦になってからは当たり前のように殺すだけで、わざわざ労るようなことをしなくなって。
だから──そういえば、犯す時に殺すってちゃんと言ったのは初めてだったのかな、と今更ながらに思った。
「──ええ、貴女。どうぞ、いらっしゃって?」
そして、そんな最初で最後の獣性の宣言に──何の気負いもなく、薄く微笑んで。かつて風呂場で私を抱きしめてくれたときのように大きく腕を広げた警察のお姉さんは、そう言って私のことを迎え入れた。
メリ、と狭い狭い膣口に私の亀頭が押し込まれていく。
鈴口から溢れるカウパーと陰門に滲む愛液でしっかりと濡らしているはずなのに、じれったいほどゆっくりとしか入らない。
だけど、それはしょうがないことだ。だって今日は──いつも使う拡張魔法を、お互いに一切使っていないんだから。
本当は。ここから力任せに犯してしまえば、お姉さんの柔らかい身体を私のちんちんで引き裂いて惨殺するなんてそう難しい話じゃない。ちんちんで引き裂くなんて言えばアレかもだけど、
だけど、それは──セックスじゃない。私が好む「犯して殺す」というものとは違うと思う。あくまでセックスで、愛し合って子供を作るための営みで殺すことが肝要なんだと思っている。私という異常者の性癖を満たすためには。──まあ、初体験のときにはそこらへんもよくわかんないまま惨殺してしまったけれど。本当に苦い記憶だ。
「はぁ……っ!んっ、入って、来た……っ!」
本当は痛くて苦しいだろうに、それでもどこか気持ちよさそうに喘ぐ。……まあ、拡張魔法を使ったとしても、今の倍以上の長さと直径のちんちんで膣以外の内臓まで無理矢理変形させて圧迫するかつてのセックスに比べればまだマシなのかもしれないけれど。
「く、ふぅ……んっ、キツいな、君の、
逆に私は、といえば──キツくて、狭くて、まるで私のことを絶対に逃さないとでもいうかのように隙間なく私のちんちんを包み込む暖かさがとても気持ちよくて。思わず嬌声を上げそうになって、慌てて噛み殺す。
私が簡単に果てないように、お姉さんが早々に引き裂かれないように。ゆっくりゆっくり、奥まで
そうして全体の半分が押し込まれた辺りで、亀頭に何かが触れる。膣とは違う、少しだけコリコリとしたその感触は──お姉さんが幾度となく私に犯されて、凌辱されて、冒涜されて──そして、私の精液で2回も受精してくれて、子供を育ててくれた大切な子宮だ。
「んっ、奥に、届きました、ね……」
そう口にするお姉さんは、少しだけ眉を顰めた。
淫魔族にはわからない感覚だけど、子宮口にモノが当たれば痛いっていうのが一般的らしい。昔の自分は犯されること自体が痛かったので子宮口云々の差が分からないし、私に犯し殺されたお姉さんもそうだろう。拡張魔法を使ってるときは肉体の伸縮への耐性付与もあって、子宮の中まで亀頭が
だから、ある意味では。普通のセックスで、普通に痛い場所を知ったのは今日が初めてなのかもしれない。20年も犯してきてようやくその程度のことを知ったのかと思うと今まで何やってたんだろうって我に返りそうになる。
「……ああ。少しだけ動かすぞ……」
とんとん、と周りをつつく。子宮口の入り口じゃなく、その周りであれば性感帯になるのだと調べてはいたから、きっとこうすれば気持ちいいはずだ。
みっちり詰まった膣をピストンしたら痛いだろうって思って、本当に小刻みに動かす。20年も犯してきたんだから……その、ちんちんの挙動も、お姉さんの
「あっ、んっ……んんぅ……、あぁん……!」
「んっ、くぅ……」
お姉さんが本当に気持ちよさそうに声を上げる。魔法なしのセックスで、それでも凄く楽しそうに、気持ちよさそうに、綺麗な白い肌を上気させている。
そんな感情を浴びながら狭い
(……やっぱり、やめようかな)
気持ちよくて、暖かくて。このまま小さな動きで、快感を高めて、絶頂して。それで終わりでいいんじゃないかなって思う。
だって、お姉さんも私も気持ちいいのにわざわざ痛みを与える必要なんて無い。生命を奪う快感なんて求めなくてもいい。──私の恨みなんて、憎しみなんて、大好きに比べれば無視できる、容易に我慢できる程度でしか無いんだから。
だから、わざわざ痛くして嫌われたくない──ううん、私が我慢してでも、好きなヒトに気持ちよくなって欲しいって、今なら素直にそう思える。
お姉さん相手に我慢したくない、なんて前は思っていたけど……気持ちよくなってくれたほうが私も凄く嬉しくて、気持ち良い。
──だから。
「…………良いのか?だって、それは、本当に……」
さっきまでの小刻みな動きを止めた私は、恐る恐るそう聞いた。
ちんちんの根本を優しく握るのは、お姉さんの白魚のような指先。私を気持ちよくさせたいから、擦るために握った……なんてことは無いだろう。きゅう、と握ったお姉さんから感じる感情を思えば、動きを止めさせるために握った以外の何物でもない。
お姉さんからは、ただ私のことを思う感情だけが届く。気持ちよくしたい、もっと愉しみたいというお互いを思う感情じゃない。ただ私を、私のことだけを尊重して、優先して──私のやりたいことを、今日やるとお姉さんに言った言葉を、嘘にさせないという真摯な思い。
私と同じように──自分が我慢してでも、相手に気持ちよくなって欲しいという、純粋な願いだ。
「ええ、貴女」
だから、お姉さんはニッコリと笑った。これから私が何をするのか、自分が何をされるのかを理解して尚、美しく、優しい微笑みを浮かべる。──今日、私が告げた最期の行いの全てを肯定するように。
お姉さんが
長くしなやかな脚が、私の腰に回される。私が僅かにも躊躇わないようにという思いの中に、お姉さん自身も退かないという決意が満ちていて。既に最奥まで突き刺さっている私が、それでもこれ以上下がることなんて出来ないって思えてしまう。
「────良いの、来て。──私を、
「──────っ!!」
お姉さんの身体を全身を使って抑え込む。僅かにも自由を与えないようにする。
そうして、腰だけを。強く、強く押し込む。
ピストンなんて動きじゃない。ひたすらに押し込んで、柔らかい膣の限界まで引き伸ばされた反動すらも抑え込んで、只ひたすらに何度も何度も腰を押し付ける。
さっきまで半分くらいしか入っていなかったはずなのに、少しずつ、少しずつ陰茎の露出部分が減ってきて。お姉さんの
そして。強化も何も使っていないただの人間族の女性の身体に耐えきれる負荷を上回った。
ぶちぶちと引きちぎるような感触。膣を貫いたのか、子宮をえぐったのか──そう思ったけど、多分違う。
もしも膣を突き破ったなら亀頭に小腸か何かが触れた感触があるはずだし、子宮を犯したことなんて数え切れないぐらいにあるから、
だからこの音は──お姉さんの性器が、私のペニスで周辺組織から引きちぎられている音だ。
「あ゙っ、あ゙っ、ぐ……うぅぅ」
「──────!」
お姉さんの苦悶の声に、思わず腰を止める。痛いよね、苦しいよね。大きなちんちんで乱雑に犯されたら痛いに決まってる。お姉さんだって──私だって、その恐怖は、痛みは十分によく知ってるんだ。
だから、止めようとした。ごめんねって謝って、魔法で治して。そして──。
一瞬だけ葛藤した私の腰を後ろからぐいっと引き寄せるように、お姉さんの長い脚が動く。ずぐ、ずちゅ、と嫌な音がお姉さんの身体から聞こえて、膣口からは処女膜を破ったのとはわけが違う量の血が溢れてくる。
どうして。痛いのに、苦しいのに。
──どうして、貴女はそれでも笑顔を作って、私に慈しむような感情を向けるの?
────どうして、貴女は。私を────。
「あ、あ、あああああ!」
訳が分からなくなって。だけど
ガツンガツンとちんちんを全部押し込んで、拡張魔法もなしに狭い子宮頸管を引き裂いて、子宮の中まで貫いて。腰が動く度に、ぐちゃぐちゃと肉が絡まる悍ましい音が地下牢に響く。
突きこむ勢いが強いあまりに、突き上げられた臍あたりの皮膚が裂けて肉が露出し、その傷から流れる鮮血がすべすべできれいだったはずのお腹に赤く線を引いていく。
そして、そして──メリメリ、と嫌な音が鳴って。骨盤底筋が無理矢理引きちぎられて、お姉さんの膣が、子宮が──お姉さんの、大切な全てが、私のペニスによって無惨に奪われて。
「あ──あ、ああ……」
赤ちゃんを作るための大切な場所に、私のちんちんが入っている。拡張魔法もなしに無理矢理収められたソレは、お姉さんの子宮壁をところどころ引き裂いているのが目で見てわかるぐらいだ。外気に触れた卵巣も卵管も、それらを覆う子宮広間膜も、支えがなくなったことでまとめてだらりと力なく垂れ下がっている。
そして、そこから根本に至るまでをお姉さんの膣が包み込んでいて、腹を引き裂かれたことによる多量の出血で真っ赤に染め上げられていて。
お姉さんの性器で完全に包み込まれた私のちんちんが、悍ましいほどに屹立していて──私がこの状況に興奮してしまっているということを、嫌でも理解してしまって。
やってしまった、と思った。ごめんなさい、許して下さいって思った。どうか嫌いにならないで、そう心のなかで懇願した。
そんな、あまりの凄惨な状況に固まった私に──優しく、力強く、そして魔法で活力を補った四肢が回される。ぐちゃぐちゃな血の溢れる身体が、私の身体を強く抱きしめる。お姉さんの強く、甘く、暖かい感情が、私の中に流れ込んでくる。
「ひか……いいや、違ったな」
そっと近づけられた顔から、そんな言葉が出てくる。敬語じゃないその口調は、紛れもなく私の知るお姉さんのもので。
かつての私の名前を呼ぼうとして、だけどすぐに言い直す。今目の前で抱いている私は、かつての私じゃないというように。──今、死を迎えようとしている彼女は、とっくに警察のお姉さんじゃないのだというように。
「────イヴェット、愛してる。大好きだ」
口の端から血を流して。私に触れる腕からは刻一刻と力が抜けていって。
そうして、死に向かう彼女は──柘植ひかるではなく、イヴェット・ゼヌニムを愛していると言った。かつて警察のお姉さんが殺した被害者ではなく、今の自分を殺す加害者に笑顔を浮かべて、優しくキスをしてくれた。
「────私も」
ああ、ダメだ。最後になることも覚悟していたのに、こんなことをされたら……もう、感情を抑えられない。
しゃくりあげるように言葉が途切れて、ぽろぽろと涙が溢れてしまう。
それでも。まだ生きているうちに返事をしないといけない。私の昂りを、欲望を、愛を──私の大好きな彼女に伝えないといけない。
「私も愛している。ゼノヴィア──
既に力が抜け始めた身体が離れないように、ぎゅうっと抱きしめて。崩れ落ちそうな頭を優しく支えて、顔を近づけて。
そうして、私は。────大好きなゼノヴィアにお返しのキスをした。
嬉しい、大好き、愛してる、ずっと一緒だよ……そんな感情のままに、これ以上ない幸せの中で絶頂を迎えて。
今までにないぐらいの射精感で、互いに見える形になった子宮の中に、いっぱいいっぱい精液を出して。
そうして、子宮が少し膨らんで、
──私は生まれて初めて、警察のお姉さんではなく、性奴隷だったゼノヴィアを犯して、殺して……そして、愛することが出来たんだ。
──────
────
──
─
事切れたゼノヴィアの遺体の引き裂かれた腹腔に、勃起が収まってするりと抜けた膣と子宮をそっと置く。
そうして蘇生魔法をかければ、その身体は綺麗に元通り。いつものことだ。
(……いや、いつも通りじゃないところもあるか)
一切の残骸が出ていない。ゼノヴィアという性犯罪を受けた被害者の亡骸が残されていない。私がゼノヴィアという女性を幼い頃から犯し殺してきた中で、およそ初めての出来事だ。
──まるで、純粋な被害者でしかなかったゼノヴィアという存在は、加害者だったお姉さんと同一人物だったのだと改めて示されたような気持ちになってしまう。
もちろん、殺したことは間違いない。それ自体はどうあがいても私の罪以外の何物でもない。許される所業じゃないし、恨まれてもしょうがないことだ。だけど──だけど、そんなどうしようもない私をも受け入れてくれた彼女の寝顔を眺めていると、どうにも頬が緩むのが抑えられなかった。
「当主様。ベッドはこちらで直しておきますから」
「ありがとう、フロー」
そんな私を眺めていたフローが、壁にかけた時計を見て、そう私に声を掛けてくる
つられるように文字盤を見れば、短針が12時を回っていた。既に日を跨いだ以上、ゼノヴィアは性奴隷じゃない。フローはそれをちゃんと理解して、自分でベッドを直すと言ってくれたのだろう。主の寝所を整えるのは従者の役目なのだから。
フローの言葉に甘えた私は、すぅすぅと寝息を立てるゼノヴィアの身体を横抱きにしてシャワー室に向かう。起こさないように優しくに体を洗って、傷をつけないように丁寧に水分を拭き上げる。
そうして、予備のベッドに運んでいって。ゼノヴィアを横に寝かせて。
「──ふふ、愛しているよ、ゼノヴィア」
寝ている唇に軽く唇を触れさせて、私も同じベッドに入る。
綺麗で優しくて暖かくて、誰よりも素敵な奥さんと向かい合うようにして、そっとその身体に腕を回して。
大好きな人と一緒のベッドでただ純粋に抱き合いながら寝顔を見続けるという贅沢を味わえば、心も体もぽかぽかと暖かくなって。そんな幸せの中で、私はゆっくりと同じ夢に落ちていったのだった。
イヴェット・ゼヌニム(54):
色々あって大団円を迎えられた。ついでに念願の添い寝をしっかり目に焼き付けながらぐっすりと眠れた。加害者である「警察のお姉さん」と被害者である「ゼノヴィア」のことをようやく同一視出来るようになった。ゼノヴィアという転生後のヒトの失われた生命を尊重しながら復讐していたということでもあるが、ある意味では復讐と称して関係ない子供ばかり殺していたと言えなくもないのでなんやかんや同一視することが出来て最終的には良かったのかもしれない。おねだりに弱いし快楽にも弱い。何より愛情に弱い。
ゼノヴィア・ゼヌニム(30):人間。女。
色々あって大団円を迎えてしまった。こいつがハッピーエンドを迎えられてよかったのかは微妙なところ(n回目)。
こっちは逆にずっと「柘植ひかる」=「イヴェット・ゼヌニム」として認識していたのだが、最後になってようやく「柘植ひかる」を殺した結果が「イヴェット・ゼヌニム」だから今の彼女はイヴェット・ゼヌニムであって柘植ひかるではないという認識を獲得して名前呼びするようになった。ある意味最後までイヴェットと噛み合っていないけど愛し合ってるからオッケーです。一度愛するとその愛のために何もかもを使い潰せるヤンデレ気質。やらなくていいならやらないし、最初に使い潰すのが自分の尊厳と価値ってあたりはマシなのかもしれない?