性奴隷と長身巨乳リョナグロ背徳性癖倒錯ふたなりが純愛に堕ちるまでの話 作:PP→KP
時系列:「少年の話」の3ヶ月後ぐらい
追記:予約投稿ミスしたのでそのままぶん投げます(*´ω`*)
「よ、よし……今日こそ、僕が……っ!」
「その意気だ、貴公。ほら、もっと見ると良い」
ふわふわの馬毛が詰まっているらしい高級マットレスの反発力を両手に感じながら、僕は覆いかぶさっている相手を見下ろした。
輝かしい銀髪も真っ赤な瞳も、あえてゆらぎを持たせているらしい光量を絞った魔導ランプの仄かな光の中ですら煌々と輝いて見えるほどで、間違いなく「美しい」って言えると思う。僕の紫銀と評される髪色とは違う純然たる銀の輝きは、きっと夜闇でこそこの美しさが映えるんだろうなって思えた。
「……目を上に背けるんじゃない、貴公。ほら……『目線を下げろ』」
「──っ」
甘い囁き、真紅の瞳の輝き。ベッドに仰向けに横たわっている存在──吸血鬼は、縦に裂けた瞳孔と声から放つ魔法を使い、僕の事を優しく魅了する。
僕なら抵抗は出来る、けどあえてその誘惑に乗って、輝く髪から夜闇の美貌へと視線を移し──そして、その下へと顔を向けた。
「はっ……はっ……!」
息が荒くなってくる。一糸纏わぬ裸の身体が僕の視界を専有し始める。
真っ白な、シミ1つない肌。病的なまでに白いのに、不健康さよりも美しさが勝るような気がする。
鎖骨の下の、膨らんだ胸。ピンと勃った桃色の小さな乳首は、今この状況に興奮しているってことを僕に伝えてくる。……僕より少しだけ高い背丈に、僕よりも一回り大きな胸。その姿は否が応でも僕よりも年上の──大人の女なんだって理解させられてしまう。
そいつは、女は、僕を見て悠然と微笑んでいた。視線をそらし、脂汗が出始めた僕の挙動を楽しんでいるようにすら思える。
普段の僕なら、そんな舐めた態度を取る奴なんて状況が許すならブチのめしている。傭兵にとって面子は結構な死活問題だ──特に僕みたいな子供っぽい見た目の奴なら尚の事。
だから、蹂躙してやるんだ。大人の女だろうと関係ない。
組み敷いて、征服して──そうして、乱雑な、雄としての本能のままに犯してやる。そう思って、今度こそって思って、る、のに……っ!
「う……っ」
ぶるり、と身体が震える。全身に緊張と怖気が走って、自分の意志に反して動こうとしない。
視界の焦点が合わない。さっきまであんなにも綺羅綺羅しく輝いていた銀の光が、妖しく瞬いていた赤い瞳が、僕の視界の中で輪郭すらつかめないほどに揺れ動いている。
ちがう、違う、違う!ビビるな、出来る、僕は強くなって、夢も叶えて、自由にやるって決めたんだから──っ!
「うぅ……ど、うして……っ!」
だから、動いてよ、僕の身体。
「──ここまでだ、貴公。やはりまだ難しいようだな」
「っ──、あ──や──」
だから、動けなかった僕は。組み敷いていたはずの女によって逆に押し倒されて、そのまま組み敷かれていた。
その瞬間に感じたのは怖気なんてものじゃない。正しく僕にとっての死の恐怖だ。
僕は裸で、相手も裸で。ベッドの上で、身体を拘束されていて──っ!
「やだ、やだぁっ!止めて、やだ、助けてっ!」
パニックになった僕はなりふり構わず翼腕を巨大化させ、相手の身体を抑え込もうとしてしまう。鋭い鱗や爪がその柔肌を切り刻み、抉り、僕とベッドに鮮血の赤を飛び散らせた。
「あっ、や、死ぬ、助けて!僕悪いことしてないよっ!やだ、血が、いや──」
赤い赤い血。きっとこれから、僕は死んじゃうんだ。
やだやだと身を捩るように抵抗しても、僕を抑え込む女は言葉を告げず、ただゆっくりと覆いかぶさって──。
そしてその肉が触れ合うとともに、ずぷり、と僕は胎の奥まで貫かれた。
「────あっ、ああ……あ、冷たく、ない。痛くない……?」
その瞬間感じたのは、体の奥底に捩じ込まれる異物感。一瞬だけかつての恐怖を思い出し、だけどすぐに消える。あとに残ったのは痛みや冷たさではなく、柔らかな快感と暖かさだった。
「落ち着き給えよ、貴公」
穏やかな声で語りかけるのは、大人の女だと思っていた相手。僕より少しだけ
「あ……」
「貴公、胎に刺さっているのは刃ではない。暖かいだろう?気持ちいいだろう?──なあ、貴公は今、何をされている?女に腹を刺されているか?刃で
あえて僕のトラウマを想起させるような事を告げられ、ビクリ、と体が震えて──膣の中に
「んっ……違う、僕は、今、ぁ、犯されてるぅ……っ」
「そうとも。而して貴公、女であれば犯せないだろう?貴公の胎を貫いているのがわたくしのモノであるならば、貴公は女に腹を刺されてなどいない。だから落ち着いて、愉しみ給えよ」
大仰な言葉遣いで優しげに微笑まれて、僕は潤んだ目で小さく頷いた。そんな僕の姿に笑みを深くして、そしてそのまま顔を寄せて──少女然とした
「あっ……」
ちっちゃな僕の膣を満たす暖かさを逃がしたくない、優しくキスをしてくれるヒトとつながっていたい。そんな僕の欲望のままに、きゅう、と膣が収縮してしまう。まるで覚えたての生娘みたいになって、恥ずかしくて声が出てしまった……けど、お相手はそんな僕を微笑ましげに見守ってくれていた。
「ふふ、可愛らしいぞ、貴公。そら、夜を愉しもうじゃないか」
「うん……んっ、あっ、やっ、良い……もっとぉ……」
そのままちゅぷっ、ちゅぷっ、と優しく愛撫されるように、カリで優しくひっかくように抽挿されて。普段とは違う柔らかなベッドの上であやされるように丁寧に抱かれた僕は、その快楽のままに嬌声を上げてしまう。ビンビンに勃起した僕のちんちんが真っ白なお腹のきれいなおへそを舐めるようにかすめ、その度に相手に先走りを塗りたくっていく。
「本当に可愛らしい声で啼くのだな、貴公。竜というのにまるで金糸雀のようだ」
「んっ、違うよ、僕、竜だもん……んぁっ」
「わたくしの腹に透明な絵を描く様では説得力がないぞ、貴公。そう言うのならもっと泰然とするべきだ……だがまあ、その可愛らしさも美徳だな」
気持ちよくて目端に浮かんだ涙に口づけされて、合わせてポルチオにもキスされる。
そのままぎゅっと抱き合いながら、柔らかな腰使いでパンパンと小刻みにピストンされて、僕の奥が何度も何度も突かれて、その度に鳴かされて。20cmに少し足りないくらいの僕のちんちんが互いの身体に挟み込まれ、白魚のような細指で撫でられ、こすられ、ピストンに合わせてちゅくちゅくと音を立てて刺激される。
「あっ、あっ、イく、来ちゃう、僕もう……っ」
あまりにも手管の差が激しすぎて、丁寧に僕を気持ちよくさせてくれるセックスに、僕はすぐに限界になってしまった。
「ふふ、そうか……安心しろ、貴公の名器を、堪能したわたくしも、一緒にイく、から……っ。貴公、その寒がりな胎を温めてやろう……っ!」
そんな乱暴な、だけど僕を気遣ってくれた言葉にキュンと来て。今日一番膣がぎゅうっと縮んで、暖かさを欲しがる僕の子宮が降りて、その入口で相手の亀頭を咥えこんだ。
「っ、お願い、僕のお
「ああ……、貴公、わたくしの精を、しっかり受け止めろ……っ!」
そう言われるとともに、ぎり、と強く強く締め付けられるぐらい強く抱きしめられる。全身が密着して、柔らかくて大きなおっぱいが僕のおっぱいに押し付けられてぐにゅりと変形して、僕たちの隙間をみっちりと埋める。僕と相手の白く柔らかいお腹にぎっちりと挟み込まれて、ちんちんに強い圧力がかかって一気に快感が押し寄せてくる。
「んっ……
その言葉とともに、最奥に押し付けられて、子宮口と鈴口が直線に並んだ膣内でひときわ大きくちんちんが膨らんで──どびゅっ、どびゅるるっ、と、精液が僕の小さな子宮の内部に勢い良く吐き出された。
かつての死と真逆の、体の芯から暖まる
「あっ、あっ、あっ……っ!僕も、
ドビュッ、ドビュウウウウウウッ!と、まるで噴水のような勢いで。僕は盛大に射精してしまった。
子宮の中に温かな感覚が広がる心地よさを味わいながら、その何倍もの量の精液をお互いの身体にぶちまける。子宮に吐き出される精液の流れは収まったのに、僕のちんちんは絶好調で全然止まんなくって。
力強く抱き合った身体の潰れたおっぱいの下半球を、隙間ないぐらいに精液でドロドロに染め上げて。その谷間から吹き出した精液でお互いの顔にすら届く勢いで何度も何度も射精を繰り返す。
「ふふ、さすがだな。あいかわらず竜の精力は凄まじいな……。貴公、金糸雀などではないようだ」
「そう、だよ……。僕、竜だって、いってるじゃん……」
強がるように言ったけど、とろんと蕩けた顔で精液をだらしなく垂れ流す様を考えればどれほども説得力なんて無かったと思う。
最終的には、お互いの腹も、おっぱいも、顔も、手も足も、翼も尻尾も。ついでにふわふわのベッドも。全部全部、僕が大量に
そんな暖かさと、そして大満足のセックスの心地よい疲労感に包まれた僕は、ウトウトと意識を緩やかに闇に落とし始めていく。
「……ああ、貴公。眠いのか。良いぞ、一緒に添い寝しよう」
ベトベトだっていうのに、それを気にしないように優しく肩を抱かれる。ささやくような優しい声に小さく頷いて、僕はゆっくりと目を閉じた。
平時であれば吐き気すらしそうな生臭い熱気に包まれた中。人肌の暖かさと胎の内外の精液の熱さで嘗ての死の寒さと痛さを塗りつぶした僕は、まるで母親に抱かれているかのように、安心して眠りについてしまったのだった。
──────
────
──
─
「あ~……その、ごめん。痛くして、結局駄目で……傷は大丈夫?」
「夜の
翌朝、目を覚ました僕はずっと起きていたらしい白銀に謝罪する。僕の精液が肌や髪にべっとり張り付いて乾いて酷い有り様だったから流石に謝ろうと思っていたのだけど、それに対しても余裕綽々って感じで妖艶に微笑まれる。
「ううん、いいや。僕ひとりで体洗いたい」
「そうか……まあ、そうだろうな」
そんな姿をずっと見続けることは出来ず目を逸らせば、どこか残念そうにそう言われた。でもしょうがないと思うんだ。乾いた精液でガビガビになっていて、それでもその美しさは陰ることがない……朝日の昇る明るい部屋で見るその姿は、やっぱりどうあがいても「女」でしかない。
昨日の夜はぎゅっと強い力で抱き合って、身体が見えないように犯されていたから平気だった。僕の膣が、子宮が逞しいちんちんを受け入れていて、
でも、もう無理だった。全裸の女がそばにいるってだけで体が震えてくる。
逃げるように洗い場に向かった僕を見送るその表情は見えなかったけど、気遣うような気配だけは感じられた。
「……はぁ。今度こそって思ったのになあ」
ザアアア、とあったかいシャワーを浴びる。全身にぶちまけられた竜の精液は乾燥しているとはいえまだ全然生きているため、一応
お腹を触る。子宮を外から押してみれば、昨日の夜にたっぷりと
にしても、結局昨日も駄目だった。せっかく僕の都合に付き合ってもらったってのに、童貞を捨てることも出来ずに狂乱する僕を宥めるように優しく犯してもらってしまった。
女が怖い。大人の女が怖い。裸の女は更に怖い。そんな恐怖の克服のため、比較的子供っぽい見目で成長が止まった
思わず自己嫌悪のため息を吐きながら、僕はシャワーのハンドルをキュッと閉めた。
「ゾンネー、お風呂上がったよー……あれ、そっちももう着替えたの?」
昨晩洗濯してもらった普段着に着替えた僕が部屋に戻ると、そこに居たのはフリルまみれで体型のラインが出ない真っ黒なゴシックロリータ衣装に身を包んだゾンネが居た。
ベッドはマットもシーツも毛布も全部丸ごと取り替えられている。うーん、色々しょうがないとはいえ昨日の夜に血と精液をばら撒いちゃった身としては迷惑かけたなあって思ってしまう。
「貴公か。ああ、流石にあのままベッドに居るわけにはいかないからな」
「……もう喋り方戻していいよ?」
ゾンネのこの喋りは、僕とゾンネがセックスする時に敢えてそうして貰っているものだ。男性的な喋り方であれば僕が犯す時に少しはマシになるかな?ってことで頼んだんだけど、結局一度も成功していない。それこそ犯される時に興奮するぐらいしか効果が無いぐらいで……いやまあ興奮できるならいっか。
「そう?まあそれならいいわ。それでリィロン、貴公、まだわたくしのモノになるつもりはないの?ファンウェイともども可愛がってあげてもいいし、皆で子供を孕ませあって素敵な家族にならない?」
「いやあ……ファンウェイ以外の赤ちゃんを妊娠するのは遠慮したいかなって。もし僕が女を犯せるようになった前提で、ゾンネを孕ませる側に限定するなら……」
いやその場合でもどちらにせよゾンネと結婚するのか。それはやだなあ……ファンウェイを遊びじゃない形で他の誰かと共有とか絶対したくないし……かといっていくら僕でも遊びの関係のままゾンネ孕ませたりはしたくないし。
「うん。やっぱ駄目。赤ちゃん作らないように避妊した上で3Pするなら良いよ?ファンウェイとゾンネに2本挿しされたりとか、ファンウェイに犯されたゾンネに犯される形で連結したりとか」
「そういう遊びなら他人と恋人を共有できるのに関係ちゃんとするのは嫌って辺り独占欲強いんだか弱いんだかわからないわね、貴公……」
遊びと本命は違うじゃん?なんか呆れられてるけど僕は恋人(強調)が遊ぶことを制限してやろうってほど狭量じゃないんだよなあ。だって僕も色々と遊びたいし。
そりゃね、ファンウェイとのセックスが一番だよ。戦いの後とかみたいな昂った時に精根尽き果てるまで絞り尽くして快楽に沈んだり、そうじゃない時にスポーツ感覚で軽く汗をかきながら1発ヤッたりして、そういうまさに日常の一部って感じで楽しむのはすごく良い。けどさ、例えば娼館にいって高い金払って高級男娼にリードされながら凄腕テクを楽しんだり、立ち寄った村や街で良さげな未亡人男性を一晩買って溜まった性欲の捌け口にされるような無責任
そういう遊びが大好きな身としては、大好きなファンウェイが他の女で遊ぶことを咎めようとは思わない。あくまで本命同士でちゃんと結ばれればそれで良いのだ。
「ま、それは良いや。それじゃあ、今日の代金ね」
「結婚してくれるなら
「僕の結婚相手はファンウェイって決まってるんですー」
僕から銀貨1枚(相場より大分安いけど面食いのゾンネは僕が可愛いからそれでいいって言ってくれるので有り難い)を受け取りながら未練たらたらに振る舞うゾンネに戯けるようにんべっと舌を出す。多分気を遣ってるんだろうし……遣ってるよね?本音じゃないよね?まあ気を遣ってるということで僕も立ち直ることにした。
「じゃ、僕帰るね。……あ、そうだ。ついでになにか依頼とかない?」
「傭兵にするような依頼はない……けど、そうね。本当なら冒険者や狩人に頼むつもりのものならあるけど……聞いてく?」
「?何、なんか魔物関連?」
外套を羽織り、カバンを肩に下げた僕はゾンネの言葉に首を傾げた。わざわざ口に出すような話ではないと思ったからだ。
傭兵は戦争屋で、冒険者や狩人はどちらかと言うと何でも屋に近い。対人スキルに優れていることが多く政治周りが関わることもある傭兵はその守秘義務とかの観点からやや相場が高めなので、魔物退治や採取などの依頼は冒険者や狩人などの地形知識等に詳しい人員を雇うほうが安上がりだし効率的だ。だから基本的に「冒険者や狩人」に依頼する内容は傭兵が関わることはあまりない、んだけど……。
それを踏まえて僕に確認する、というのであれば。きっとそれはなかなか退治が難しい魔物とかじゃないかな?僕強いし、戦力面での問題から僕に依頼するってことは十分ありえる。そう思って話を聞いていたんだけど……だけど、どうにも別の事情があるようだ。
「魔物も関係しているとは思うんだけどね……ただ今回は違うわ。貴公、この道を通って次の目的地に向かうのでしょう?だったら、その道中にある……ここ、この村を確認してほしいのよ。最近この村近辺で魔物の生態系に変化が出ているみたいなの。万が一何かあっても困るし、依頼を出そうと思っていたところに貴公等が来たから、ね」
「あー……でも、僕らに頼むと割高じゃない?」
「そこはほら、出立間際の傭兵団に頼めば時短になるでしょ?都の出立もすぐで準備も整ってる貴公等なら早々時間も掛からず村に着くだろうし、そこで様子を確認してもらえるなら報酬割増でも十分よ。それに貴公の飛翔速度なら情報の報告もあっという間に済むでしょうし、割高になったとしても元は取れると思うのよね」
それに貴公等もどうせ通る場所なのだし、ついでにお金を稼げるなら悪くはないのではないかしら。そう言われてみれば確かに、と思う。……
「ふぅん……幾ら?」
「単なる情報回収であれば金貨10枚、原因の情報が判れば追加で10枚、もし原因を除去できたならその原因に応じて更に追加報酬、でどうかしら」
村の場所を確認する。国境付近で、付近には山脈や森林など魔物が潜んでそうな場所がいっぱいありそうだ。これの魔物の生態を調査するのは地味に面倒くさそうだけど……でも、報酬は魅力的だ。精々が数日の調査で報告もすぐに済む。そんなことで最低金貨10枚稼げるなら悪くない。
「……わかった、父さんに伝えておくよ」
「ええ、宜しくね」
僕の言葉を受け、まるで受けることが確定だと言わんばかりに人形のようなきれいな姿でニコリと笑うゾンネ。まあ戦争でもなしに報酬が貰えるならバッチコイってなるだろうし、実際受けるんだろうなこの依頼。良いけども。
にしても……あんな可愛らしい、女の子のおもちゃみたいな見た目のヒトにいっぱい犯されて、
(──ペニスバンドとかつけてもらって犯して貰えれば、純然たる女の人相手でもセックス慣れ出来るかな?
ふと思いついた馬鹿な、しかしトラウマ克服のためのステップとしてそれなりに真剣に考えながら。僕は彼女の屋敷を後にするのだった。
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──
─
「……んで、結局団長が坊っちゃんが持ってきたその依頼を受けたから、この村にちょいと滞在して調査をするってことになったわけっすよね」
「そうだね」
「んで坊っちゃん今まで調査してました?」
「えっ?いやぁ……ほら、ね?」
依頼を受けて一週間ほど。予定通りに件の村に来た僕らはついでの依頼達成のためにと調査を行った結果報告のためにと野営地(ここは僕らみたいな傭兵団を受け入れられるだけの宿泊施設はなかったのだ)で互いに向き合っていた。……厳密に言うと、僕はファンウェイに詰められ思わず目線をそらしてしまってたけど。
「坊っちゃん?」
「ええっとぉ……」
いや言い訳させて欲しいんだよね。聞き取りはしてたんだよ聞き取りは。ただちょっと、こう、聞き取りに行った狩人のヒトが奥さん亡くして結構経ってるって聞いてさ、実際に顔合わせたら結構精悍で細いながらも逞しい体つきが僕好みだったから調査ついでに誘っただけなんだって。ほらピロートークなら口が軽くなるって言うじゃん?公私混同しないようにってちゃんとポケットマネーで買ったし?
「んで流石にベッドでしっかり愉しむには時間がないなって思って服着たまま下着だけ脱いでおまんこにハメてもらったんだよ。そんで一通り楽しんだんだ後、さあ話を聞こう……って思ったんだけどさ」
「はい」
あっ、これ怒ってるな。口を噤もうかとも思ったけどもう時既に遅いから寧ろちゃんと事情を話して情状の酌量を求めることにしよう。そう思った僕はさもめぐり合わせが悪かったんですと言わんばかりに迫真の感情を込めて言葉を続けた。
「……その、立ちバックで着衣ックスして
子宮に
ともかく。僕は決して調査をサボってたわけじゃないんだと、そう声高に主張したい。いやほんと、あの場に居残ってたらきっともっとごたついてたって。だから戦術的撤退は正しい判断だったんだよ。家族会議終わってから改めて調査行ったほうが良いって絶対。
そんなふうに言い訳を並べた僕に眉間のシワを一気に深めたファンウェイははああ、とため息を吐いて──1拍置いて、すう、と大きく息を吸い込んだ。
「アンタマジでいい加減にしろよな!?欲望に素直すぎるんだよ!?」
「ごめんなさい!!」
メチャクチャ怒られたので即座に頭を下げた。
ほんと、欲望に素直になってしまうのは我が事ながら酷い悪癖だと思う……夢を諦めないって祝福の影響もあるかもだけど。渾渾と説教され、流石に今回のは僕が悪かったなと猛省することになったのだった。
「……んで、一応聞きますけどその家以外での調査は済みましたか?」
「あ、うん。それはね」
ひとしきり僕の脳足りんっぷりを詰った後のファンウェイの問に僕はコクリと頷いた。いやマジで聞き取り順であの家が最後で良かったと思う。最初に訪れてたらそこで男を買って遊んで調査の成果ゼロのままスゴスゴ逃げ帰る傭兵(笑)になるとこだった。まあ普段から森に入る狩人からの情報収集をスカしてる時点でアレだけど。
「なんかねー、どうにも本来ならもっと森の深層に住んでる魔獣やらなんやらが森の表層に出てきてるっぽいね」
「ああ、やっぱりそうなんですね。……もう少し森の奥の情報が判れば良いんですが……」
「うっ、悪かったって」
じろ、と睨まれてもう一度謝る。流石に今回のは色々とばつが悪い。
そして「やっぱり」ということはどうやら他の皆も情報収集した内容は似たりよったりみたいだ。総じて「森の奥の強めの魔物が浅いところに出るようになった」ということらしい。
これで一応情報収集は済ませたということで金貨10枚にはなるだろうけど、どうせならと原因について考えてみることにする。それが判れば追加報酬だし。
「うーん、魔物の間引きが足りない、ってことはないと思うんだよね。ゾンネってそこら辺はきっちりやるでしょ?」
「やるでしょ、って言われても俺話したことないですよゾンネ様と」
「そうだっけか。僕のついでに一緒に可愛がってあげるよとか言ってたから面識あるかと思ってた」
ってことはあの誘い文句は僕が欲しいからってだけの話だったのか……あとなんかその話を聞いて満更でも無さそうに鼻の下を伸ばしたファンウェイの脚を踏んづける。お前の本命は僕だろうが……僕だよね?僕でいいよね?
「痛え……ってちょっと坊っちゃん、ヒトの脚踏んだと思ったら急に不安そうに目を潤ませるの止めてくださいよ。なんか悪い事したみたいじゃないですか」
「だって僕の前で他の女のことでニヤけるんだもん……」
「娘がいる村の狩人を金で買って男娼まがいさせて家庭崩壊させかけた話平然とした坊っちゃんに今更そんな純情なこと言われても……」
遊びと本命は別だろ!?遊び前提って説明して金払ってオッケー貰ったんだから良いじゃん!っていうかゾンネに気に入られたらお前も僕もあのヒトの伴侶になって傭兵稼業終わるってわかってるのかな……。まったく、カキタレ関係で居るほうが絶対気楽だよゾンネ相手だと。
「おい、お前たち何ふざけてるんだ」
「父さ……団長」「団長」
僕たちがおちゃらけた会話をしながら集めた情報を吟味していると、その様子を見て呆れたように父……じゃなかった、団長がやってきた。今は仕事中だし一応メリハリは付けておこう。男を買ったのはほら、情報収集の一環みたいなもんだしセーフだ。
「リィロン。お前がやらかした家にいって謝罪がてらに再度聞き取りをしてきたが……地図を広げてるな。ちょうどいい、説明するぞ。他の面々も呼んでこい」
と、父……団……父さんで良いや。父さんは色々と書きつけた紙を広げ始めたので、僕ら2人は銘々に過ごしてた他の皆を集めに向かった。
「見ろお前たち。ここが村、ここが森。森と街道を挟んで反対にあるのが山脈だ。各種の報告を取りまとめた所感だが、全体的に山側の魔物の報告が減って、反面森側からの魔物の報告が増えている」
大体が集まったところで、父さんはいくつもの折りたたみ机を並べて作った広い説明スペースに広げた地図を指差した。はー、とかへーみたいな声がちらほら出ている。
「それって、森の魔物が増えて山の魔物を駆逐し始めたってことなのかな……?」
「単純に考えればそうだろうが、今回は違う」
今の話から浮かんだ現状を口にしてはみたものの、バッサリと切り捨てられた。見れば団の何人かは同じような事を考えていたらしくて僕同様に驚いているみたいだ。
「寧ろ逆だ……いや、逆というわけでもないが。この村の狩人に話を聞いたが、この異変が始まったのは1月程前だが、その更に1週間ほど前に山の更に向こうから大きな影が森のほうへ飛んでいったとの報告がある。その影が森に消えてから、森の魔物が表層に増えてきたという話だ」
「大きな……影、ですか?それって……」
ファンウェイが僕をちらりと見る。僕もファンウェイと同じ事を思っていた。
「……それって、
「竜とは限らん。だが竜だろうが
逆に山の魔物が減ったのはもともと山脈側に巣食ってたその強大な生物が移動したことで、山脈の魔物たちがもともとその生き物の縄張りだった場所に移ったからではないか、というのが父さんの推測だった。
「ってことは、その森にいる魔物をぶち殺せば解決するってこと?」
「そうかもしれんが……」
僕の雑な考えに父さんは渋面を浮かべ……少しして、考えを改めるように首を横に振った。
「いや、やはり俺達はこのまま事態を報告して村を発つべきだろう」
「そう?僕なら勝てるよ、きっと。そしたら追加報酬でウハウハじゃん」
幾らくれるかはわかんないけど、ゾンネはそこら辺の取引は誠実だしちゃんと相応の額が貰えるだろう。
そう思っての提案だったんだけど……父さんはそれでも渋い顔だ。
「そもそもの問題として、今回の原因がその魔物である、というのは可能性の話でしかない。それに飛竜ぐらいならお前1人に任せても問題はないが、仮に真の竜がいたとすればリィロン1人にやらせるには難物だ。かといって総力戦で戦えば、まず間違いなく大なり小なり団に被害が出るだろう」
それでもし原因じゃなかったらただただ大損だ、とため息を吐く父さん。
まあ確かに、相手が純正の竜だと僕と同格の強さだろう。勝てるとは言い切れないかも知れないけど……いやでも、僕だってゾンネに勝ち越してるしイケると思うんだけどなあ……。
「そう言うわけで、全員出立の準備を少しずつ進めること。俺が報告文書を書くから、書き終えたらリィロン、お前がゾンネ様に報告してこい」
「はーい、了解」
思うところはなくもないけど、まあしょうがない。団の方針は父さんが決めるもんだし。それに確かに報酬がもらえない可能性のある仕事は避けるべきだしね。
「よし、それじゃ今日は解散だ。各々補充は済ませておけよ、ちゃんと適正価格でな。リィロンは遊ぶんじゃないぞ」
「はーい……」
解散指示を受け、皆がてんでんばらばらに散っていく。
僕はと言えば釘を刺されて遊ぶことも出来ないわけで、やることもないからと自分のテントに戻るのだった。
……この時の僕は、まあやらかしたことの負い目もあったり、特に思い入れもないとはいえ滞在させてもらった村の問題を放置すると決めたことでちょっとだけメンタルが落ち込んでる状態だった。
だからだろうか。僕らの会議を遠くで聞き耳を立てている相手に、僕はこれっぽっちも気付かなかったのである。
──────
────
──
─
私、ローゼは生まれたときからずっとこの村で暮らしてた。
パパは凄腕の狩人で、テレーズお姉ちゃんはそんなパパを見習って一緒に狩人として頑張ってる。
「おいローゲリウス。娘さんも狩人にするのか?何でまた」
お姉ちゃんを狩人として鍛えているのが村の人達には不思議だったみたいで、よくパパはそんなことを言われていた。そしてそのたびに、パパは笑ってこう言っていた。
「当然だ。エレオノーラと俺の血を継いでいるんだからな。きっと俺よりも凄腕になれる」
自慢げにそう言うパパに、お姉ちゃんは恥ずかしそうに、だけど嬉しそうにしていた。
エレオノーラ、というのはママの名前だ。今から5年前、私が5歳の時に流行り病で死んじゃったのでどういうヒトだったのかはあまり良く覚えていない。
「ママは死んでないもん。どこかに居るもん」
「ローゼ……」
ただそれでも、少なくとも私にとって間違いなく大切なママだった。だから死んじゃったことが認められなくて、そう言っていつもパパを困らせていた。
(きっとママ、土の中で寝てるだけだもん。いつもみたいに寝てるところを起こせば、きっと私のことを撫でてくれるよね)
死んじゃうってことがどういうことなのか全然知らなかった私は、そんな風に考えていて。
深く考えることもなく、お墓から引っ張り出すためにと夜中にママのお墓に向かったのだ。
ママは森の中に埋められちゃった。狩人の伝統?らしくて、自然の恵みを狩って生きてきたのだから最後は自然にかえるべきだからってパパは言ってた。どういう意味なのかは今もよくわかってないんだけど……でも、ママの帰る場所はお家なのに、って私はずっと思ってた。
昼にお墓に行ったことは何度もある。お家は森が近い場所で、お墓との距離も近くて。あったかい日差しも、涼しげな風も気持ちいいそこに危険なことはなかったから、私は森の中なんて怖いって思ったことはなかった。
パパにはいつも口を酸っぱくして「森は危ないから、ちゃんと大きくなるまでは1人で入っちゃ駄目だ」なんて言われていたけど、当時の私はそんなわけないって思ってた。あったかくて、緑が多くて、森は素敵な場所だって思ってた。
でも、それはあくまで昼だったからで……夜の森は、全然そんなことはなかったんだ。
「ひっ、いや、助けて……っ!」
グルル、と唸り声を上げる狼に追い詰められて、私はママのお墓にしがみついていた。
子供だった私にとって、本当にそんな危ない動物が居るなんて知らなくて。パパが私を脅かすために言ってた嘘だと思ってた私にとってはまるで空想の中の怪物が現実に飛び出してきたようでとても怖かった。恐ろしかった。
「うおおおおっ!ローゼっ!────でえぃっ!」
でも、今まさに口を開けて私に噛みつこうとしてきた狼は、ギャン、と悲鳴とともに血を撒き散らして崩れ落ちた。
「ローゼ、ローゼ……っ!無事か、怪我はないか!?ああ、良かった……!」
「パパ……パパっ!」
その後ろには家から飛び出してきたパパがいて。私に慌てて駆け寄って、ぎゅうって抱きしめられる。震えるパパの手に握られているのが、いつも見慣れている薪割りのナタだって気付いて。今が夢でも空想でもない現実なんだって事を理解して……それはもうわんわんと大泣きしてしまった。
「ローゼ、森は危ないから1人で入るなって言っただろう……!」
「ごめんなさい、ごめんなさい……っ!」
魔獣でもなんでもない只の狼だって、私にとってはどうしようもない存在で。パパに助けてもらって、森の怖さを知って……死んじゃうってこと、消えちゃうってことが取り戻せない恐ろしいことなのかを身を持って味わって。
私はそこでママが死んだことをようやく認められて……。
「パパ……私、狩人になれないよ……怖いよぉ……」
「ローゼ……」
そして私は、パパと同じ道が、狩人の道が怖くなっちゃったんだ。
「よぉし、ローゼちゃん!おばちゃんと一緒に畑やろっか!」
「うん!」
あれ以来。私はずっと猛獣や魔獣が怖いままだ。パパのつて?で近所のおばちゃんの畑仕事を手伝って、そっちのやり方を勉強させてもらってる。
「すまんなテレーズ、お前にばかり狩人のやり方を押し付けてしまう」
「しょうがないよ。あんな怖い目にあったんだもん。ローゼはローゼのやりたいこと勉強してもらいましょう?父さんの仕事は私が継ぐからさ」
パパとお姉ちゃんは私のことを大切にしてくれて、狩人なんかやらなくてもいいって言ってくれる。怖い獣と向き合わなくていいよって抱きしめてくれる。
それがすごく嬉しくて、でもどこか情けないなって思いもあって。
そんな、へなちょこな私が10歳になった頃だ。
「お姉ちゃん!?どうしたのその怪我!?」
「あー、驚かせてごめんねローゼ。ちょっとヘマしただけよ」
そう言って恥ずかしそうに笑うお姉ちゃんの手には包帯が巻かれてて、血が滲んでて。
お姉ちゃんは狩人として見習いだけど、それでも今まで酷い怪我をした姿なんて見たことがなかった。聞けば、普段は森の奥の豊かな場所を縄張りにしてる魔物に遭遇して、それでドジっちゃったってことらしい。
「お姉ちゃん……」
「……もう、そんな顔しないの。って、心配かけたお姉ちゃんが言えた話じゃないよねえ……」
ママみたいに死んじゃうんじゃないか、そんな恐怖がぶり返して思わず涙目になった私を、怪我をしていない方の手でわしわしと頭を撫でて、そしてそのままぎゅっと抱きしめてくれる。
少しの間そうやって抱きしめてもらって、私の身体の震えが止まったことを確認したお姉ちゃんは気持ちを入れ替えるようにぐっと伸びをした。
「っあー、にしても暫くは森に入れないかもね……。まだ少しは備蓄もあるけど、父さんはともかく私は深層の魔獣を相手には出来ないし、とにかく節約しなきゃだ」
「そっか……じゃあ私、おばちゃんとこの畑のお手伝い頑張るね!」
「お、そうだねー。おばちゃんに迷惑かけないで頑張ってお手伝いしておいで」
「うん!」
ぐっと拳に力を入れて、私は明日から今まで以上に頑張ろうと決めた。
「そっかあ……テレーズちゃんがねえ。確かに、最近妙に物騒なんだよねえ」
「そうなの。お姉ちゃん怪我しちゃったし、パパも家を空けることが増えちゃって……だからね、私も稼ぐためにいっぱい頑張るんだ!」
「うんうん、ありがとうね。おばちゃん嬉しいわぁ」
そんな私のお家の事情を話したところで、おばちゃんもうんうんと頷く。
なんでも森の魔物が危険になってきたのは間違いないらしい。本当はもっと奥にいる魔物が表に出てきているとかなんとか。お姉ちゃんが出会ったのもそうやって奥から出てきた魔物の1匹みたい。
「ま、神様のお恵みってことで畑の作物はいっぱい取れてるからね。分けてあげるからテレーズちゃんにごちそうしてあげなよ」
「そうする……ありがとうおばちゃん」
「良いの良いの。テレーズちゃんにもローゲリウスにも世話になってるからね」
そう言って、おばちゃんは私のことをパパやお姉ちゃんと同じように優しく撫でてくれた。お手伝いしか出来てないけど、それでも私が出来ることを頑張っていると褒めてくれているようで。こんな状況だけどちょっとだけ嬉しかった。
『んっ……ぁっ!気……い…、……こ……、当………る……っ!』
『ふっ…………っ……!』
そんな日が続いたある日。村に傭兵団が来た。何でも流浪の傭兵団?らしくて、いつも旅をしながら仕事を探しているらしい。
今までもそういう傭兵団が来ることはあったけど、今回来た傭兵団は竜人族っていうヒト達が多くて。どこか怖い魔物を思い出しちゃう見た目のそのヒト達が村の中で調べ物をしていると聞いて、私はなんとなく外に出られなくって家の中に居た、んだけど。
「何の音だろう……?」
なんか、声?と。何かがぶつかるような音。
さっき家の中に傭兵のヒトが着たらしくて、私は部屋から出ていなかったんだけど……子供っぽい声とパパの声、2人分の声が聞こえた気がして。
「パパの部屋から……?何してるのかな……?」
それがどうにも気になって、こっそりと忍び足で歩いていく。
そぉっとパパの部屋の前に立って、音を立てないように扉を少しだ開けると……。
「あっ、あっあっ、いいっ!そこっ!あぁんっ!良いっ!もっともっと突いてぇっ!僕の、奥、当ててっ!」
「ふっ、ふっ、ふっ……!」
私と同い年くらいのすっごい綺麗な子(ちんちんを出してたから男の子だと思う)がズボンを脱いでお尻丸出しで気持ちよさそうに目を細めて、綺麗な声を上げていた。その子の背中からはコウモリみたいな翼が生えていて、お尻からはトカゲみたいな、でも太い尻尾が生えていて。猫みたいな縦長の瞳と合わせてまるで話に聞くドラゴンみたいだって思った。
そして、その子の後ろからパパが覆いかぶさるように抱きついていて、男の子と同じようにズボンを脱いで腰を何回も押し付けていた。
パンパンパンパン、って、壁に手をついた男の子が突き出したお尻にパパが腰をぶつけ合う音が部屋に響いている。
男の子の尻尾に身体をくいと引き寄せられているパパは汗だくになっていて、男の子の方は対称的に薄っすらとだけ汗をかいているけどぜんぜん元気そう。ただ、服を脱いだ太ももや顔の白い肌がまるでお風呂上がりみたいにピンク色になってて、その紫銀の髪が張り付く顔は気持ちよさそうにとろんとしていた。
「くっ、もう……っ!」
「良い、よ……っ。僕もイく、から……ナカに頂戴……っ!デキないから、いっぱい、出して……っ!」
二人して前後に動いてたけど、たくさん動いていたパパが先にいっぱいいっぱいって感じになっていて、男の子の方はそんなパパを見て一層興奮したように、懇願するように身体を震わせる。
それと同時に、腰を引こうとしていたパパを尻尾でぐいっと自分の方に寄せた男の子がビクン、と背筋をピンと伸ばすと同時に。
「…………っ!」
「あっ、あっ、あっ…………出るっ!ナカに出されて、いっぱい出ちゃう……っ!」
パパが身体をブルっと震わせて。男の子がそれに応じるようにビクンと大きく体を震わせて──男の子のちんちんから、真っ白なおしっこがびゅるっ、びゅるっ、と勢いよく吐き出された。
「~~~~っ、っはぁ、まだ出るぅ……気持ちい……」
男の子はちんちんにゴム風船みたいなのを付けていたみたいで、その白いおしっこは床とかに飛び散らないでどんどんと風船を膨らませていく。びくん、びくんと震わせるたびに風船が一回りずつ大きくなって、やがて片手で持てないぐらいに膨らんで止まった。
シュル、とパパに巻き付いてた尻尾がほどけてパパの身体と男の子の身体が離れた。見えなかったちんちんが男の子のお尻から出てきて、その白くて健康的な太ももに風船の中の白いおしっこに似た液体が垂れているのが見えた。
(パパもあの子も、あの白いおしっこを出してるみたいだけど何なんだろう……?)
ただなんとなく見ててわかったのは、2人が気持ちよさそうだったってことと、気持ちいいとあの白いおしっこが出るんじゃないかってことだけ。
不思議に思った私は、終わったっぽい2人に聞いてみることにした。
「さて、一発ヤッてスッキリしたし話を……」
「パパ何やってるの?その白いおしっこなあに?」
ガチャ、と扉を開けて部屋に入った私に気付いた2人が、一気に顔色を悪くした。あれ?聞いちゃ駄目だったのかな?
「ちょっと、ローゼ?何してるの?……って……父、さん……?」
「っ違う、これは違う!俺の話を聞いてくれ!」
怪我を治すことも兼ねてお昼寝中だったお姉ちゃんが起きてきて、部屋に入ってすぐに声色が変わった?なんかすっごい怒ってる……?
慌てて服を着て弁解しはじめるパパ。ってことはお姉ちゃんはパパが何してたのか知ってるのかな?
「ねえお姉ちゃん。パパね、そこの男の子にちんちんいれて白いおしっこしてたの。あれって何?」
「っ…………そこのヒト、父さん、事情を聞いてもいいかしら……っ!?」
「えっあっごめん僕一旦帰るね!じゃ!」
お姉ちゃんが怒ったのに気付いたらしい男の子があっという間に服を着替える。さっきの白いおしっこが入った風船みたいなのは口を結んでどこかにしまい込んでいた。トイレに捨てたりしないのかな?
結局怒ったお姉ちゃんが止める間もなく逃げた男の子はともかく、お父さんはズボンを履いてお姉ちゃんの前に正座する。なんか居づらくて、私は部屋に戻ることにした。
(……結局、あの白いおしっこは何だったんだろう……?でも、気持ちよさそうだったな……)
アレを出すたびに気持ちよさそうに体を震わせていた男の子の姿を思い出して、なんとなく顔が赤くなってしまった。私も気持ちよくなると、ああいう白いおしっこ出るのかな……?なんて思った。
「え?いやアレはそのね……ううん、なんて言ったもんかな」
「?」
気になったのでお姉ちゃんに聞いてみたんだけど、どうにも話したくないみたいだった。
「でもお姉ちゃん知ってるんでしょ?お父さんのこと怒ってたし。あ、お姉ちゃんは白いおしっこ出る?」
「出ないわよ!?ってあー、そっか、聞いてたもんね……」
むむむ、と唸ったお姉ちゃんはよし、と1つ頷いて顔を上げた。
「ええと、アレは男の人しか出ないやつなの」
「?」
「つまりね……男の人が気持ちよくなると出ちゃうやつで、女の子は出ないのよ」
……お姉ちゃんが言うには、本当は男の子が女の子と気持ちよくなった時に出しちゃうやつで、夫婦とか恋人とかそういう好きなヒト同士のときに出てくる?らしい。
何で?って聞いても何でも!って顔を赤くするだけだった。よくわかんないけどそういうものなんだ……って思ってから、あれ?って思った。
「でも、パパはママが好きなんでしょ?あの男の子のお尻にちんちん入れて白いおしっこ出してたのは何で?ばっちくないの?」
「あー……そのー……ええっとねぇ……そう、お金、お金のためなのよ!」
私の素朴な疑問にお姉ちゃんは口をまごまごさせてたけど、すぐに何かピンときたみたいな表情で早口で説明してくれた。ごまかそうとしてない?
それはともかく、男の子のほうがパパにお金を出して言い寄ってきたんだって。あの傭兵の男の子は女の子みたいにされるのが好きで、パパの見た目が好みだったからってことでお金を出して気持ちよくなろうとしたらしい。パパは普段そう言うことはしないけど、森が危なくなってお姉ちゃんも怪我したからちょっとお金が心配で、だから受けちゃったんだって。
「好きじゃなくってもお金を払えば出るの?」
「好きかどうかはともかく、気持ちいいと出ちゃうのよアレ。だからお金を払うことで気持ちよくさせてくれる商売もあるの……村には無いし、ローゼには全然早いから駄目だけど」
本当は大人じゃなきゃ駄目なんだって。あの男の子、同い年くらいに見えたんだけど……って聞いたら傭兵だから常識がないのよって怒ってた。
あ、あとお尻は多分中まで洗ってたから大丈夫だったって。でもお尻だよ?洗えば大丈夫ってものなのかなあ……?って思ったけど流石に聞こうとは思わなかった。
そんなこんなで、パパが男の子のお尻を気持ちよくしたお金でちょっとご飯を豪勢にしたいね、なんてお姉ちゃんがちょっとやけっぱちな感じで言ってた時にもう一度お客さんが来た。
「すまない。ウチのたわけたバカ息子が大変な迷惑をかけた」
なんていって頭を下げたのは、パパより頭2つくらい大きな、すっごい筋肉ムキムキの男の人だった。背中の翼や尻尾や角は男の子のほうが立派だったけど、それ以外の全部がすごく強そうで……怖くて思わず隠れちゃった。
なんでもそのヒトも傭兵で男の子のパパだったみたいで、それはそれは深々と頭を下げてた。お父さんもきまり悪そうにいやその、拒否できなかったこちらも悪いから……なんて言ってどうにか落ち着かせようとしていた。
「それで、だ。あのバカ息子が話を聞く前に逃げたと聞いて、改めて情報を確認しにきたんだが……何か最近、森の状況が変わる原因みたいなのを知らないか?必要に応じて対処するよう領主様から依頼を受けてるんだ」
「領主様から……。森が変わった原因かは明確にはわからんが、それらしいことは知っている。一ヶ月と少し前だったか、山岳地帯から大型の魔物が森の深層に移動したんだ。姿を確認したいとは思ってたんだが、その魔物のせいかどうにも森の環境が様変わりしてな……深層に行くのは危険だと判断して水際で防いでるところだったんだ」
「ふぅむ、なるほどな。今日一番の有力情報だな、それは。さすが本職の狩人、それじゃ情報料は……」
「いや、息子さんから結構貰って……」
「ありゃバカ息子がアンタの春を買ったようなもんだろう。それとは別に渡さないとウチの体面に関わる」
「…………わかった、なら受け取ろう。……その、ええと……俺が何か言うのもおかしいというかだけども、大変だな、あんた」
「もう慣れたよ…………」
あ、あれ?なんか最初は真面目な顔で話してた傭兵さんの背中が話が進めば進むほど小さくなっていくような、煤けてみえるような。
話が終わる辺りではなんか妙な哀愁を漂わせ始めていた傭兵のおじさんは、パパにお金を渡した後に「はああ」と深いため息を吐きながら去っていった。
「ねえパパ、今の傭兵さんはなんの用事だったの?パパにお金出してたっていう男の子の話?」
「うっ!?い、いや違う……領主様の依頼で最近の森の変化を調べに来たんだそうだ。」
「森の……ねえ、そしたら傭兵さんたち森を戻してくれるのかな?」
今の森は、怖い。猛獣や魔獣が遠目に見えるぐらいになってきていて、とてもじゃないが近寄ることなんてできなかった。
いつまた前みたいに猛獣に襲われるのかもわかんない現状はとっても怖くて、だから傭兵のヒト達が解決してくれるなら万々歳なんだけど……。
「どうかな、状況によってはそれも視野に入るそうだが」
「ふぅん……森、戻してくれると良いね」
「そうだなぁ……」
森が戻れば、また今までのように暮らしていける。お姉ちゃんも怪我しなくて済むし、パパもすぐに帰ってきてくれる。前みたいにお家で皆で一緒にいられるようになるんだ。
私の言葉に期待が籠もってたからか、パパは笑って私の頭を優しく撫でてくれた。
『いや、やはり俺達はこのまま事態を報告して村を発つべきだろう』
だから、こっそり盗み聞きした私の耳に届いた傭兵さんの私の期待を裏切るような言葉は、私にとってショックだった。
傭兵さんたちは戦うヒト達だからきっと強くて、領主様から依頼を受けるようなヒト達なんだからすごいんだって。きっとなんとかしてくれるって、そう思ってたのに……。
『そう言うわけで、全員出立の準備を少しずつ進めること。俺が報告文書を書くから、書き終えたらリィロン、お前がゾンネ様に報告してこい』
『はーい、了解』
ゾンネ様──領主様に報告って……。この村からゾンネ様のトコまでは何日もかかるし、往復ってなるともっともっとかかる。その間に魔獣が溢れてきたら……!
「……っ」
お墓で狼に襲われたときのことを思い出す。大口を開けて、真っ赤な口の中にずらりと並んだ牙が向けられたあの時。怖くて、死んじゃうって思った時。
今森に出てきている魔獣は、狼なんかよりずっと強くて怖い生き物のはずだ。お姉ちゃんが怪我したし、パパだって森の深層の魔獣は強いってよく言ってたし。
だから、もし魔獣たちがあふれてきたら──今度こそ死んじゃうかもしれない、そう思ってじわりと涙が出てしまった。
(どうしよう、どうしよう、どうしよう……!私になにか出来ることは────あ)
悩んで、悩んで。何でも良いから私に村を守るために出来ることがないかって、そう思って。
そして、ふと。私はたまたま目線の先に居た、紫銀の髪の男の子のことを思った。リィロンって呼ばれてた、綺麗で可愛くてかっこいい顔の男の子。
『ってことは、その森にいる魔物をぶち殺せば解決するってこと?』
『そう?僕なら勝てるよ、きっと。そしたら追加報酬でウハウハじゃん』
さっき、こんな事を言っていた。自分なら勝てるって、報酬がほしいって言っていた。
『そう、お金、お金のためなのよ!』
『お金を払うことで気持ちよくさせてくれる商売もあるの』
お姉ちゃんの言葉を思い出す。お父さんはお金のために、男の子を気持ちよくさせていた。男の子は気持ちよくさせてもらうために、お金を出していた。
……それってつまり、気持ちよくさせることは、お金を出すだけの価値があるってことだと思う。
あの子は傭兵で、傭兵はお金を貰って戦う仕事だってことは私だって知っていた。
……だったら。男の子を気持ちよくさせてあげることで、お金の代わりにお仕事を頼むことも出来るんじゃないかって、そう思った。
(私には早い、って言ってたけど……でも)
それでなんとか出来るなら、私は……!
私はパッとお家にとんぼ返りした。まずは夜に起きるために、早寝して。それから、なるべく脱ぎやすそうな服を選んで。
そうして、あの子を気持ちよくさせてあげるんだ……村を守るために!
──────
────
──
─
ガサゴソ、という音に目を覚ます。
自分で言うのもあれだけど、僕は寝ていると鈍感な方だ。昔、それこそ転生する前の僕はそこそこ敏感だったと思う。特に誘拐されてから殺されるまでの間はほんの少しの物音にも驚いたり助けを呼んだりしていた記憶がある。
だけど転生してからの僕は身体も強い竜人族で、同族の多い傭兵団で団の皆と家族同然に暮らすようになっていたので逆に安心して熟睡できるようになったのだ。
で、そんな僕は警戒線に使えるわけもなく。基本的には敵襲の少ないだろう場所にテントが配置されている。つまり今であれば村側にほど近い場所にテントを立てている、ということ。
つまり、どういうことかと言うと。
「……誰?」
身体を起こすと、僕のテントには小さな人影。
鈍感な僕にすら気付かれるぐらいの、それこそ音を隠す気すら無かったであろう動きをするそのシルエットは、日が落ちて殆ど明かりの入らないテントの中でもわかるぐらいには小さい事がよく分かる。多分僕と同じか、もっと小さい。
薄明かりに目が慣れて、見えたその姿は──確か。
「君、狩人の家の子だよね。確か──ローゼ、だっけ?村に近いとはいえ危ないし、帰ったほうが良いよ?」
そう、ローゼ、だ。彼女の姉が父親を叱っていた時に「父さんローゼの前で何やってんの!」って怒っていたことを覚えている。
それはともかく今は深夜だ。流石にこんな暗い夜中に傭兵団のテントに子供1人来るのはあまりよろしくないだろう、そう思って帰るように促す。
名前を呼ばれたローゼはビクリ、と肩を震わせて。何か決心のつかないような、踏ん切りがついていないような態度でうつむいたまま……だけど、ぐっと握りこぶしに力を入れた彼女はゆっくりと顔を上げた。その顔はなにかこう、決意的なやつに染まってて。
「お願いがあります……!私を、その、いっぱい自由にして、気持ちよくなってください!そしたらどうか、飛んできたっていう魔獣をやっつけてください!」
「…………えぇ……?」
そんな、とんでもないことを吐かれたのだった。
リィロン(54):
本話の主人公。性欲に忠実。性欲以外の欲にも忠実。一応「傭兵」としての倫理観ぐらいはあるけど逆に言うとそれぐらいしかない。
未亡人男性を買ったりしてるやべーやつ。ワンナイトラブ大好き。男娼も大好き。肉体的にはタフすぎるので基本的に心の充足感を重視している。
ゾンネとはセフレ。聖都で出会った際に可愛いリィロンをゾンネがナンパし、リィロンは思ったより背が低くて大人感が少ないゾンネならワンちゃんイケるか……?の精神でお持ち帰りされた。そこでトラウマを知ったゾンネが克服のためにってことで身体を差し出すが一回も成功せず毎回ゾンネが犯す側に回っている。
ゾンネ・グレーフィン・フォン・ゾンマーフェルト(2088):
リィロンとはセフレ。ただ大人の女が怖いというリィロンに気を遣って敢えて男っぽい無駄に厳しい口調で喋っている。ビビり散らかすリィロンのことを物凄く痛ましく思っており、優しさから犯す側に回っているのだがリィロンの身体に見合わないデカいブツで犯されたいとは思っている。
基本的に肉体関係を持つときはちゃんと結婚したいと考えており、リィロン相手にも同じことを思っているのだけどリィロンは夫は一人でいいしファンウェイを自分以外のヒトの夫なり妻なりに配したいとは思わないのでセフレ以上の関係にはなれていない。
ローゼ(10):人間。女。143cm 71/54/73のAカップ。
とある辺境の村の狩人ローゲリウスの娘。テレーズという6歳上の姉がいる。
本話のヒロイン、というかなんというか。村のことが好きな只の少女。両親ともに狩人だが、5歳の頃に母親を病で亡くしている。死した母を火葬した後に狩人の習わしとして森に遺骨を埋葬をしたのだが、幼少期のローゼはどうしても母の死を認められなかった為に夜にこっそりと墓を見に行った際に魔獣に襲われ、以降魔獣のことを恐れるようになる。
思い込んだら突っ走るタイプ。得られた情報を下に自分なりに推理・理解するところは年齢以上の賢さではあるのだが、そもそも情報が不足しているという発想に至らないあたりは年相応といえる。そのため行動の意味を深く理解しないままに夜這いを敢行するなどという暴挙に出た。