性奴隷と長身巨乳リョナグロ背徳性癖倒錯ふたなりが純愛に堕ちるまでの話 作:PP→KP
「いや、あのさ……君、自分で言ってる意味わかってる?」
あまりにも突飛な話だったもんだから、思わずそう聞き返してしまった。
飛んできた魔獣、っていうのは山脈側から森に飛来して生態系を変えた可能性があるという件の魔獣のことなのは間違いない。その魔獣を倒して欲しいっていうのもまあ分かるよ。
「その……身体を好きにする、ってのがさ……ちゃんとわかって言ってるんだよね?誰かに言わされたりしてない?」
この子、歳いくつだろう……。僕よりちょっとだけ背が低い。それに言っちゃ悪いが貧相だ。
僕は
翻ってこの子は、というと……胸はないしくびれ感も薄い。幼児体型ってほどじゃないけどまあどう見ても僕と同世代かそれより下の子供でしかない。もしかして見た目だけ子供だけど成人してるのかとも一瞬考えたけど、あの良い感じに精悍な狩人の2人いる娘の下の方って時点でそれも有りえない。
だからこう、人身御供的に身体を捧げさせられている、脅されてそうしている可能性を考えたんだけど……。
「いえ、私、村のためにって思ってるんです!誰かに言われたとかじゃありません!それにその、パパと2人でしてるようなことだって分かってて言ってるんです!」
ふんす、と鼻息荒くそんな事を口走った。っていうかこの子に覗かれてたもんね。であれば自分の発言が何を意味するのかってのもわかってて、その上で村のためにってことで言ってるわけか。
(とはいえ……ううん、どうしたもんかな)
僕は傭兵だ。父さんの薫陶の賜物もあって、僕は戦うならお金になる戦いをするべきだって思ってるし、そうでないにしても動くなら動くなりの利益が欲しいって考えている。
今回の魔獣は強敵かもだけど、負ける気はしない。今回僕らが受けた依頼に「原因を除去できたら追加報酬」がある以上、そいつを討伐して環境を元通りにできるなら戦うことに否やはない。でも原因の確証がないのにそいつを討伐して、それで下手に悪化させるかもしれないとも思ってるわけで、そう危惧したからこそ団の方針として今回は戦闘を見送ることにしているんだ。
つまりそれを押して戦いに行くなら、それには自分なりの利益が必要になるって思うわけだけど……。
(それが、この子の身体を好きにしていい、って言われても……うん?)
僕は自分で言うのもあれだけどすごく強い戦力で、だからこそそんな僕を戦力として動かす依頼をする場合はそれなりに報酬を要求している。女や男の一人二人で動くような立場ではなく、ましてや素人の子供の身体だなんていくらなんでもそれはないだろって話だ。そもそも僕は犯されるのは好きだけど積極的に犯したいわけじゃない。女の裸なんて見ても怖いだけだし……と、そこまで考えて気付いた。
そもそも僕が男性側に立ってセックスできないのは単純にトラウマによるものだ。ちんちんしごいてオナるのは気持ちいいし、他のヒトに扱いてもらうのも気持ちいい。ちんちんで気持ち良くなれないってわけじゃないのだ。
じゃあそのトラウマはなにか?決まってる。大人の女、あのド畜生殺人鬼妊婦が全裸で僕の腹を生きたまま掻っ捌いて腑分けしてくれやがったことだ。だから大人の女の、特に裸がトラウマなのだ。
つまり……。
(……子供なら、イケる?)
どうかな、とちらりとローゼの身体を見る。うん、見事に寸胴だ。僕より腰は太いし胸も尻も薄いのは間違いない。まかり間違っても大人ではないだろう、二次性徴するかどうかぐらいの体つきだ。
これなら……怖くないんじゃない?なんなら服着たままにして肌が見えなければ全然いけそうな気がするよ?
思わぬ天啓を得た僕は、実際に出来そうかどうか更に考えを深堀りしていく。
(僕が処女を失ったのは35歳。肉体年齢的にはこの子と1歳違いぐらいかな。ファンウェイのちんちんは僕よりでっかかったけど、僕は普通に気持ちよかったし、全部膣で呑み込んでお腹が少し膨らむくらい
なんならそのままファンウェイを腹上死させるぐらい搾り取った記憶がある。我に返ってギリギリ止まれたけど。
その頃から今に至るまで僕の身長は変わらない。目の前で僕のことを見つめてくる少女と数cmの差しかない。そんな僕の子供ボディに20cmはあるファンウェイのちんちんを全部奥まで突き刺してもすっごい気持ちいいという思い出しか無い。破瓜の痛みぐらいはあったけど、逆に言えばそのくらいだ。
(……イケるな)
だったら、この子だって僕が犯しても気持ちいいってなるかもしれない。勃起しても20cmに少し足りないくらいの僕のちんちんなら、僕よりちょっと背が低い程度のこの子にとってちょうどいいサイズだと思うんだよね。
うん、イケる。別に子供に欲情とかするわけじゃないけど、でも脱童貞して女への恐怖心の克服の一助としたい僕としてはそういう無理なく女を犯すことが出来る機会は逃したくない。これが騙されて人身御供的に来たんだったらともかく、今回はこの子自身が自分の意志で犯されに来てるわけだし……。
色々考えたけど、やっぱり特に問題とかは無さそうだなと安堵する。
「──そう、わかった。じゃあ、僕が君の身体を犯す代わりに、僕は君の村の脅威になる魔物を退治する。これで契約成立だ」
「…………っ、はい。よろしくお願いします」
あれ?まだちょっと不安そう?……ま、いっか。
──────
────
──
─
「じゃ、ベッドに行こうか。硬いけど許してね」
薄暗いテントの中で、傭兵の子──リィロン君が簡素なベッドを指さしたので、私はこくりと頷いてベッドに向かった。
ぽすり、と腰を掛けた私の隣に腰掛けた彼は、すっと私のお股に手を伸ばして、下着をゆっくりと引き下ろした。
「ん……」
やっぱり男の子にパンツを見られたり、まして脱がされるなんて恥ずかしい。でも村のためだからって思ってたんだけど……そんな私の身体を、まるで静電気が駆け抜けたみたいなピリッとした衝撃が襲った。
「っ!ひゃっ、え、な、何が……?」
「ん、ふふ、やっぱりここが気持ちいいんだ」
「ひゃんっ!?」
ちゅぷん、という音といっしょに、私の割れ目の中に細長い温かなものが入ってきた。それが動くたびにちゅく、ちゅくって粘つくような音がテント内に小さく響いて、どんどんお股が濡れていく。私の意識と関係なしに濡れていくのは、まるで自分の体じゃないみたいで──だけど、それは確かに私の身体だった。
「しっ、大声を出さないで。下手したら皆に気付かれちゃうから、絶対に大声は出したら駄目だよ」
「っ、は、はいぃ……」
皆に気付かれたらきっと怒られる。まだ早いってお姉ちゃんに言われたのにこんな事をしてるってバレたら大目玉を食らっちゃいそうで、私は今まで感じたことのない気持ちよさを我慢するように頑張って声に出さないように口をつぐんだ。
暗い中でよく目を凝らせば、私とはぜんぜん違うほっそりしてきれいな白い指が私のおしっこが出るとこのそばをクリクリと弄っていた。男の子とは思えないきれいな手で、それが私の小さい豆みたいなトコと、そして……割れ目の中を優しく撫でて、摘んで、押して、弄っていく。
どくん、どくん、と心臓の鼓動が激しくなる。なにか良くない、おかしな感じで……すごく興奮して、心臓が爆発するんじゃないかってぐらいに熱くなっていた。
「あは、濡れてきた……」
「ふえ……?」
こころなしか、男の子の方も興奮したような声音になっている。濡れたってお股のことかな?確認したくてリィロン君の方を向いて……思わず、私は声を失った。
暗がりの中でギラリと輝く、エメラルドのような緑の瞳。縦長に裂けたソレはお昼に見た猫みたいな印象とはぜんぜん違っていて──私を見て、私の身体を見て、私の濡れたお股を見て、堪えきれないように興奮する姿は、まるで。
「十分濡れたかな……よし、じゃあ──」
(あっ…………)
ぐい、と押し倒された。硬いベッドに体を押し付けられて、思わず縮こまろうとして──そんな私の両腕を開くようにして、大きな翼の先にある、硬い鱗と鋭い大きな爪で抑え込まれた。
彼は私の上に跨るようにベッドに乗り上げて、我慢出来ないように固く上を向いたちんちんをお腹にこすりつけてくる。ぬと、とベタつく粘液がその先っぽから溢れて、私のお腹に塗りたくられる。
はあ、ときれいで小さな口から吐き出される息が、私の息よりも熱くて。まるで炎のような赤く照った口の中、真っ白な歯が、鋭い犬歯がちらりと覗いた。
そんな、夜のテントの中に浮かぶどうしようもないぐらい鮮やかな色彩は、まるで──あの日見た、私を貪ろうとする獣のようだった。
「……いくよ」
「っ、待っ────」
怒られるとか、悪いことだとか。そんな小さなことじゃない何かを致命的に間違えたんじゃないか、そんな風に思って止めようとして──。
ずぐん、とお腹の深くまで。何かが突き刺さった。
「────あぇ?っあ、ああ」
痛い。痛い痛い痛い痛い!思わず叫びそうになって、お腹に何をされたのか確認しようとして。
「んっく、狭ぁ……えっ、こんな感じなのか……?僕もこんな狭いのかぁ……ちょっと次から動き方考えたほうが良いのかな……?あれ?どうしたの?」
そんな風に遠慮ない言葉を吐く、獣の瞳と目があった。
「……っ、う、ううん……なんでも、ない」
必死で泣きそうになる自分を抑え込む。
だって、さっき約束した。私が気持ちよくすることで、魔獣を倒してくれるって言ってくれた。だから我慢しないと……そう自分に言い聞かせた。
それに、静かにしないと気付かれるって、だから静かにするようにって言い含められていた。もし気付かれたら、悪いことをしてる私の約束なんて守ってもらえないかもしれない。これが悪いことなのか良いことなのかはわかんないけど、私にはまだ早いってお姉ちゃんが言ってたから、多分良くはないんだと思う。
だから、だから……私は、必死で我慢した。口を噤んだ。大丈夫だって獣に訴えた。
「そう?それじゃあ動くよ?」
そんな私の覚悟をなんでもないかのように、彼は腰を動かして──ずる、と刺さってた何かが引き抜かれる。
まるでお腹の中身が引き摺り出されちゃうような、そんな痛さのすぐ後にはもう一度深くそれが突き刺さる。
ずぐん、ずるり、ずぐん、ずるり。何度も繰り返されるたびに、お腹の中の痛みがどんどん強くなる。
「────っ」
涙を堪えながらどうにかお腹を見ると、彼のちんちんが私のお股に伸びているのが見えた。濡れたちんちんがてらてらと少ない光を反射して、そこからは鉄臭い、血の匂いがして。
ずぐん、と突き刺さる感覚に合わせて彼が腰を押し付けて、服ごと私のお腹を突き上げて、そして更に強い痛みを感じさせてくる。
(ああ。そっか)
はあ、はあ、と荒れた吐息が混じった声が耳に届く。全身で抱きつくようにして私の身体を抑え込んで、大きな翼で私の腕を押し広げて、そうして私のお腹をがつんがつんと掘っていく。
ぐちゅり、ぐちゅりという嫌な音がお腹から聞こえて、私を抱きしめる力がますます強くなって、お腹だけじゃなくって全身が痛くなってきて。
それでも、喋れない。騒げない。大きな声で泣き叫べない。
だって──約束より何より、この獣が大声を出すなって言ったんだ。もしも守れなかったら……殺されちゃうかもしれない、なんて思ってしまっていたのだから。
……でも、どちらにしても同じことかもしれないな、なんて痛みの中で気が遠くなるような感覚の中で思った。
(だって、私、今──怪物に、獣に食べられてるんだ)
きっと、この鉄の匂いは内臓を食べられてる血の匂いだ。この痛みは、鋭い牙がお腹をかじってる痛みだ。ずるりと腰を引くたびに、獣のちんちんが私の内蔵を引きずり出して食べてるんだ。
暗くてよく見えない中で、涙で滲んで歪んだ視界に写った景色は、きっとそんなものなんだ。
だから、私は、食べられて死ぬんだ。
ちっちゃい頃、パパとの約束を破ってママのお墓参りに言った時、私は獣に襲われた。きっと今日も同じで、お姉ちゃんが「駄目」って言ったのにそれを破ったから。だから獣に襲われて食べられちゃうんだ。
あのときはそれでも、パパが助けてくれた。でも、パパは今夜の見回りに行ってるから助けに来てはくれない。大声も出せない間に、私はお腹を全部食べられちゃってるんだ、きっと。
「っ、はぁ、キツくてアレだけど、そろそろ、イケるかな……?」
獣がどことなく興奮したような声音を出している。気持ちよくなってくれているのかな。私を自由にして、食べて、気持ちよくなってくれるなら……きっと、あの魔獣をやっつけてくれるんだよね。
だったら、まあ、いいのかな……なんて、自分に言い聞かせた。そうしないと、痛さと怖さで泣き叫んじゃいそうだったから。
ばちゅ、ばちゅ、とお腹の中を貪る速度が上がって、奥を貫かれる痛みが最高潮に達して。
(パパ……お姉ちゃん……ごめんなさい)
良い子にできなくてごめんなさい。勝手なことをしてごめんなさい。言いつけを破ってごめんなさい。
どうか、どうかこの獣が森をもとに戻して、2人が狩人として頑張れますように……。
そう、最後の願いを胸に抱いて、獣の吐息と、痛みと、包容の中で、覚悟を決めてぎゅっと目を閉じて──。
「ヒトの妹に何してくれてんのよっ!!こんのクソ傭兵っ!!」
そんな、聞き覚えのある叫び声。
痛みが和らいで、お腹の中からずるり、と柔らかくなったちんちんが抜かれて。ぱたた、と上から熱い液体が私の身体にかかって。
見上げれば、狩人のお姉ちゃんが、獣の背中にギラギラした槍を突き立てていて。
「~~っ、痛ったぁああああ~~~~~っっ!!!?!」
そんな、獣──じゃない、男の子のきれいな悲鳴が、野営地全部に聞こえるくらいの大音量で響き渡った。
──────
────
──
─
「……で、何をやらかしたんだリィロン」
深夜の野営地。態々篝火を焚いたそこには傭兵団の皆と、村の人達がちらほらと集まっていて。僕は地べたに正座していた。
ギロリ、と父さんが睨みつけてくる。何で僕が悪いってことになってるんだよぉ、と思わなくもないけど……。
「ひっく、ひっく……」
「ローゼ、ローゼ……ごめんね、お姉ちゃんちゃんと見ててあげられなくって……っ」
こう、泣く子がいる状態で「僕は悪くない」なんて開き直るだけの度胸はなかった。
泣いてるのはさっきまで抱いてた狩人の娘のローゼで、その姉(名前は知らない)がぎゅっと抱きしめてあやしている。その手には僕の竜麟の槍があって、先端はべっとりと僕の血で汚れていた。正直背中をぶっ刺されてすごく痛いんだけど、傷は治り始めてるし言い出せる空気じゃないし……。
「いや、その、泣かせたのは悪かったけどさ……」
「そんなレベルの話じゃないでしょ!?アンタ、子供相手に無理矢理……っ!」
言い訳じみた僕の言葉に射殺さんばかりの目で睨みつけてくる姉。見れば狩人さんも同じように親の仇でも見るような目で睨みつけている。……この2人が何しようと僕になにを出来るわけもないんだけど……狩人さんはともかくそれなりに成熟した女性であるローゼ姉に睨まれると背筋が凍りそうな気分になる。
でも流石に僕がレイプしたみたいな言い方はマジで止めて欲しい。少なくとも僕から見れば合意以外の何物でもないじゃないか!
「だって、そっちから言ってきたんだぞ!?僕はちゃんとその子に確認取ったし、誰かに騙されてないかって聞いた上で問題ないって言うから……」
「子供の言うことなのよ!?常識ってもんがないの!?」
絶叫するような罵倒。いや、僕自身まともな常識を持ってるとは思ってないけど……でもそんな僕でもちゃんと確認したのに悪者扱いされると気分が悪い。
「……子供だからってなんだよ、子供だってやること分かってるって思うのが普通だろ!?じゃなきゃ態々傭兵のトコに来るもんか!」
「それは……でも、だからって……っ!」
「何がでもだ……痛ったぁ!?」
思わずヒートアップし始めた僕の頭に鉄拳が振り下ろされる。油断してた状況だったのもあってガツンと効く一撃を受けて盛大に頭を地面に叩きつけられてしまった。痛い……。
「リィロン、一旦黙っていろ」
そしてそのまま、父さんが僕の頭を地面に押し付けながら静かにそう言ってきた。
「父さんまで……っ」
僕を裏切るのか、と言いたくなったけど……でも、上目に睨め上げた父さんの顔が苦渋に満ちていて、僕に対しても狩人一家に対しても思うところがあるのが見て取れて、思わず言葉を呑み込んでしまった。
「今回のことはお前が悪い……いいや、お前だけじゃない。俺達も悪い。転生者だから、大人の知識を持ってるもんだって勝手に思い込んで教育を疎かにしてた、そのツケだろう」
どこか後悔していそうな声音でそういうと、父さんは僕の頭を押さえつけながら狩人や村の人達に向かって地面を頭につけるように、土下座で謝罪した。
「大変申し訳無い。今回の騒動は全て俺達の不徳の致すところだ。謹んで謝罪しよう。金銭で代えられるものではないことは承知だが、可能な限りの弁済もしよう」
しん、と静かになる。
「…………違うよ、私が悪いんだよ。リィロン君、に、私がお願いしたのが先だもん……」
「ローゼ……」
音が一瞬消えた野営地の空気に、消え入るような涙まじりの声が伝わる。父親の狩人はそんなローゼの肩を心配そうに抱いた。
「ごめんなさい、迷惑かけてごめんなさい。っ、私、どうしても、村が心配で。もしかしたら、領主様が助けに来る前に森の魔物が溢れて、私、ひっく、食べられちゃうんじゃないかって、不安で……っ」
ぼろぼろと涙をこぼし、しゃくり上げながらローゼがたどたどしく言葉を続ける。
村の人達はなんか事情知ってるみたいで痛々しそうにローゼを見ているし、父親と姉もすごく気遣わしげにしている。
「……私達もこの子に色々と教えないといけなかったのに、教えることができていませんでした。それに村を守る大人としての姿も見せられていなかったのだから、この子が不安になっても当然だったんだ……」
「…………」
「とりあえず、明日また話しましょう。夜も遅いですし、きっとこのままじゃちゃんとした話し合いを続けるのは難しいですから」
「…………そうか、わかった」
そういって、狩人さんはローゼちゃんを抱えて踵を返した。
その足取りに倣うかのように、村のヒト達がぱらぱらと家に戻っていく。去り際に僕らのことを睨みつけるヒトも結構いて、そのたびに団の皆が気まずげに目を逸らしていて……正直、申し訳ないという思いで一杯だった。
「…………」
「あ、あの……さ」
僕が悪かったのか、悪かったんだろうな。でも、何が悪いんだろうか。
僕が処女を捨てたときはみんな僕のことを怒った。父さんはファンウェイを怒ってたりしたけど……それだって無責任な事をしたって思われてたからだし、後で子煩悩だって事を父さん自身認めていた。だから大人になったときに改めてちゃんとした関係になるって明言して、それで終わった話だった。
「ね、ねえ……」
街とかで団の姐さん方や僕が男娼とヤッたり、逆に男衆が女を一晩抱いたりすることだって誰も何も言ったりなんかしない。みんなそれでスッキリするって言うし、代価を払えば咎められることもない。
だってのに、なんで今回の僕は咎められたんだ?って思う。
ううん、考えれば考えるほどドツボにはまる気がする。どうしたものか──。
「ねえったら!」
「っうわ、何々!?何事!?」
急に近くから叫び声が聞こえて、考え事に集中してた僕はびっくりして思わず飛び上がった。
そのまま10mぐらい飛び退って、何かと思って見てみたら何故かポカンとした表情のローゼ姉が居た。
「って、なんだ、狩人さんのトコの娘さんか。ええと、その、何?」
ぴょい、と一息に距離を詰めて話しかける。でも近づきすぎると怖いから間合いは少しだけ離しておいた。
「何今のジャンプ力……じゃなかった、その……これ……」
「うん?」
す、と差し出されたのは槍。先端が真っ赤に染まったソレを見せられ、ああ、と槍を取られていたのを思い出した。
一瞬受け取ろうかと思って……大人なりかけな見た目の彼女から血まみれの凶器を差し出されると、ちょっとどころじゃなく怖いので思わず後ろに下がってしまう。
「あ、ああー……えっと、ありがとう。そこに置いておいて、拾ってくから」
「?いや、すぐに渡したいんだけど……」
ほら、と一歩近づかれて、ビビって一歩下がる。
訝しむように眉をひそめた彼女が更に一歩踏み込んで、僕は一歩下がる。
「って、なんで逃げるのよ!?」
「遠くから謝ってよぉ!僕お前みたいな歳いった女が何より怖いんだよ!」
別に隠すことじゃないし、本気で戦うなら殺せるけど……でもそうじゃない場面だと近寄りたくはないんだよ、ホント。
そんな僕の魂からの叫び?を聞いて呆気にとられたような顔をするローゼ姉。
「えぇ……それで傭兵って……?ってか私まだ未成年なのに歳いったとかいくら何でも失礼すぎるでしょ!」
「うるさいな、わかってるよ!分かっててもトラウマなんだからさあ!」
「え、あ、そ、そう……?その、ええと、ごめんなさい……?」
僕の必死な言葉に納得したのか、その場に槍をおいて一歩下がった。僕は恐る恐る近づいて、槍を手に取ってホッと安堵した。凶器持ちの女なんて居てほしくないよホント。
ふう、と槍を両手抱きする僕を不思議に思っているのだろう、彼女はそんな僕を見て首を傾げた。
「ねえ、なんでそんなに女の人が怖いの?」
「…………転生前のトラウマ」
「転生……そう言えばそんな事を言ってたわね」
なんでそんな事を聞いてくるんだろう、と思ってじっと見つめる。
視線に気づいたんだろう、彼女はポツポツと話し始めた。
「あのね、あの子……ローゼも怖いものがあるの。アンタみたいに派手な怖がり方はしないけどね」
聞けば、ローゼは嘗て森の中で獣に襲われて食われかけたことから、獣や魔物が怖いということだそうだ。そんな妹を安心させたくて、狩人で姉である自分が妹を守れるようになろうと努力していた。だけどそれでも、今回の事件で怪我をして不甲斐ないところを見せてしまったこと。それで、今まで以上に不安を覚えただろうことも教えてもらった。
なるほど、それと僕と父親のセックスを見たことで「セックスで気持ちよくすることを報酬に依頼をしよう」というトコに思い至ったわけか。
「私が怪我してなかったら、こんなことをしなかったと思う。それを差し引いてもアンタがあの子を犯したことは許せないけど……でも、アンタだけが悪いわけじゃない。言い出したのはあの子だってのは本当みたいだし」
「まだ疑ってたの……いや、まあ疑いもするか」
冷静になってみれば、僕のヤッたことは大概だよなとは思う。悪いことだとは思ってないけど。あっちが依頼してきて、報酬先払いで動いただけだし。それが倫理観として問題なのかもしれないけど、僕にとっての倫理は傭兵の行動理念ぐらいしか無い。小学校で道徳を教わってればもう少しマシだったのかな、なんて思わなくもないけど。
「…………」
手に握った槍を見る。僕の血に染まった、僕の鱗と焔で作られた竜麟の槍。これがあれば何でも……とは言わないけど、大概の暴力は出来ると信じてやまない、僕の
身にまとう薄手の革鎧を見る。ローゼを犯している間も着ていた鎧。姐さん集がチクチク刺繍してくれた傭兵団の
僕は強くて、戦士で、転生者で、
「っ、どうしたの?」
じゃら、と金属が大きくこすれ合う音に驚いたんだろう。その顔には少しだけ恐怖が浮かんでいた。武器を持った傭兵がそばで音を立てて身動ぎしたんだからそうもなるか。
「んー……」
不安そうな彼女にどう答えたものかな、と少しだけ考えて……。
「まあ、契約は契約かなって」
明日の朝、また話をしよう。そう狩人のヒトは言っていた。日が昇るまでは4時間ぐらいといったところ。
たった4時間、ではない。たっぷり4時間もある。村のそばにあるこんな森、僕なら2分と掛からず横断できる。獲物を探すのにも苦労なんかない。
獣や魔物が怖いローゼは、その恐怖を取り除くために僕に身体を差し出した。大人の女が怖い僕は、その恐怖を克服するために彼女の身体を貪った。
契約の内容は「体を自由に使わせて僕を気持ちよくする」代わりに「僕が森の魔物を討伐する」こと。前者は正直キツすぎて気持ち良くはなかったからあんまり達成できてないかもだけど……でも、まあ、興奮はできたし。
だから、僕も契約を果たしておこうかなって思ったのだ。明日から話し合いをするんだし、その前に最低限の契約の結果でも出しておけばまあ、多少なり感情が沈静化するかもだし……。
なにより──傭兵の倫理しか知らないと嘯いて今回みたいな騒動を起こした以上、傭兵としての論理で行動しないと見苦しすぎてちょっと……いや、かなり気分が悪くなる。
「契約……?って、何を……きゃっ!?」
ばさ、と翼を巨大化させ広げる。高速飛行のための
だけどそんなことはお構いなしに、戦闘形態に移行した僕は脚の鉤爪で大地を蹴って自分を押し出し──そのまま一気に、星明かりしか無い夜闇の空へと舞い上がった。
──────
────
──
─
野営地からお家に戻ってきた私は、少しだけ遅れてきたお姉ちゃんといっしょにベッドに入った。
あの恐ろしい爪とか鱗とか獰猛な息遣いがない、やさしく抱きしめてくれる柔らかい体にしがみつく。小さく震えていた体が、少しずつ和らいでいくような感じがした。
「ねえ、ローゼ」
「……うん」
そんな私の頭をなでながら、お姉ちゃんは話しはじめた。今日のこと、今までのことを。
「お姉ちゃんね。お父さんたちが何してたのかを教えるのはローゼには早いかなって思ってごまかしちゃってた。そのせいでローゼに勘違いさせて、怖い思いをさせちゃった……ごめんね」
「ううん、私こそごめんなさい。わかんないのに分かったつもりになって、勝手なことをしちゃって……」
あの後、お家に帰ってきた私はパパとお姉ちゃんからあれが本当はどういうことなのかを教えてくれた。
男の子がちんちんを女の子のお股に出し入れして、それで白いおしっこ……せーえき?を女の子の中に出して、そうやって子供を作るってこと。
お股の穴の奥にある袋で作られて、妊婦さんのお腹の中で成長して、赤ちゃんになって生まれるってこと。
……だから、本当は夫婦でしかやらないことだけど。お金のために、気持ちよさのために、赤ちゃんができないように魔法とかを使って体を使って商売したり、スポーツ感覚で楽しむようなヒト達もいるってこと。
そう言うヒト達がいけないことをしているのか、って聞いたらパパもお姉ちゃんも気まずそうに首を横に振った。必要だからするヒトもいるし、楽しいからするヒトもいる。それは悪いことじゃないって言った。
だけどそれはあくまで、自分が何をやってるかを理解して、ちゃんと責任を取れるから。よく知らないで、責任も取れないのにそういう事をするのはよくないことで、そういう事をしたヒトは無責任なよくないヒトって見られてもしょうがないってこと。
「私……全然何も知らないまま、とんでもないことをしちゃったんだね……」
「ローゼ……ローゼはまだ子供だし、あの傭兵は見た目よりは大人なんだから、あっちがちゃんと……」
「でも、止めてくれたよ。なのに私がわかんないまま、大丈夫って言っちゃったから……」
だから、あの恐ろしい怪物のような傭兵は……かっこよくてきれいな顔の男の子は私にそういう事をしたんだ。
動けなくて、痛くて、食べられちゃうような錯覚を抱くぐらい怖い怖い体験だった。まるで、何も知らないままママのお墓に行って、怪物に襲われたときみたいな、体験だった。
結局、あのときも今日も……私が何も知らないで勝手なことをしちゃったのが悪いんだ。
お腹をさする。あの子のちんちんがお腹を内側からゴリゴリと削るような痛みを思い出す。
もし、あの子がせーえきを出してたらどうしよう。もし、私が赤ちゃんを妊娠しちゃったらどうしよう。初潮は来てるし、その時に赤ちゃんができる体になったってお姉ちゃんが言ってたから、もしかしたら……。
ぶるり、と怖くて体が震えてしまう。あの子との赤ちゃんが怖いっていうのもあるけど、そういうことじゃなくて。赤ちゃんが出来ることを知らないまんまに自分から頼んで、そういうことをしてしまったんだってことが何よりも怖かった。
「大丈夫、大丈夫よローゼ。心配しないで、今日はもう寝よ?」
「……うん。おやすみ、お姉ちゃん」
優しく撫でてくれるお姉ちゃんに抱きしめられて、温かい布団の中で目を閉じる。
だけどどうにも寝付けなくて、まだズキズキと痛むお股をそっと擦る。
痛くて、怖くて、苦しかったはずなのに。最初の最初に、あの子に優しくいじられたときの感覚を思い出しちゃって。
どうしようもなく不思議な気分のまま、少しだけ上がった体温に任せてゆっくりと夢の世界に落ちていった。
「うわっ、なにこれ!?」
「うへー、こんなのがいたのかよ……」
翌朝、私達の家と傭兵さん達の野営地の間くらいの広場に、大勢の人だかりができていた。
村の人達皆と傭兵さんたちとが集まってガヤガヤとさわがしかったけど、とてもじゃないけど私はそんな皆に文句なんて言えなかった……だって、私も皆と同じように混乱してたから。
「…………はわぁ……」
「ろ、ローゼ?怖いなら戻っていいのよ?にしても……デカい、わね……」
「うむ……」
そこにあったのは、見上げんばかりに大きな大きな魔物。本当に大きい、山みたいなヘビの魔物だ。背中に生えたコウモリみたいな翼は傭兵の子を思い出させたけど、なんというかあの子の翼に比べるとなんとも貧相な感じではあった。
「その、なんて魔物なの?」
狩人の娘である私だけど、お父さんが狩ったことのない魔物の名前は流石にわかんない。ただ少なくとも、私が今まで見た中で一番大きな魔物だってことはわかる。
だってお父さんが森で狩ってくる獣や魔物の中で一番大きかったのは、大体3mくらいの熊型の魔物だったのに。今の私の視界いっぱい埋め尽くすようなこの魔物はとても比較になるようなものじゃなかった。
「ううむ、流石に見たことがないからなんとも……だが亜竜のたぐいではあるだろうな。一番太いところで5m近いぞ、こいつ」
「胴の太さの割には長くないけど、それでも全長どれくらいなのか検討もつかないわね……」
2人の言葉を聞いてもイメージしづらくて、ただぽかんと口を開けるしか無い。
だって本当に大きいのだ。とぐろを巻いたような形の身体は、胴の高いところが一階建ての屋根のてっぺんに届きそうなぐらい。とてもこんな生物がいるだなんて信じられなかった。
だから……この巨大な魔物が既に死んじゃってるなんて、ましてたった1人の傭兵さんによって討伐されたなんて。そんなの、まさに本の中のお話でしかなかったんだ……少なくとも、今までの私にとっては。
「……それで、その、これをやっつけてくれたのが……」
頭がなくなった太い胴体に寄りかかるようにして座り込んでいた人影を見る。
私と同じくらいの身長で、同じくらいの年齢に見える見た目。紫銀のきれいな髪の毛も真っ白な肌も真っ赤な血で汚れている。
激戦だったのだろう、皮鎧はボロボロで下には鱗が生えた肌が出ている。その肌も切り傷や痣も多く、腕もちぎれかけてて……本当に、本当にすごく痛々しい姿を晒している。あんまりにも傷だらけなその姿は、そこまでして魔物を討ち果たしてくれたってことだ。
そう。彼は昨晩に私と、その、大人のすることをしたヒト。旅の傭兵団の1人で、モノを知らなかった私のお願い──契約のために、命懸けで戦ってくれたリィロンくんの姿がそこにあった。
「……リィロンくん……!」
少しだけ尻込みして、だけどどうしてもと駆け寄る。血まみれで、近くによるとそのむせ返るような血の匂いに心臓が止まっちゃいそうになる。
お姉ちゃん曰く、昨日皆が帰った後に契約を果たすって言って空へ飛んでったらしい。つまりこんな死にそうな怪我をしたのは、私と契約をしたからこうなってしまったってことだ。そうまでして、彼は契約を果たそうとしてくれたってことだ。
死んじゃってるんじゃないか、そう思えるくらいの血に塗れた彼はしかし、私が近づいた時の足音に気付いたのか、生きていることを主張するようにぴくり、と体を震わせた。
「よかった、生きて──」
「────ふがっ!?んぅ、なんだよ、ってもう朝か……」
……なんかこう、思ったより元気そうな目覚めだった。
なんだか間抜けな起き抜けの声とは裏腹に、ゆっくりと目を開くその姿はまるで絵画か何かのようだ。緑の瞳は朝日を受けてキラキラと輝いて、本物の宝石も逃げ出しちゃいそうなくらいに綺麗だ。
傷だらけの身体だって感じさせないような軽快な動きで立ち上がると、大きく伸びをするように腕を伸ばして──ひじの半ばまでばっくりと割れて、ぶらんと取れそうになっていた腕を見て顔をしかめた。
「あちゃ、怪我が残ってたか。うへぇ、もう少し加減してくれてもいいのに……」
ぶつぶつとなにか呟きながら、なんでもないかのように腕を掴んで、傷口を合わせるようにぐいと押し付けて、ポケットから取り出した長めの布をぐるぐると巻いて。
「──よしっ!」
「って、それでいいわけないでしょ!?医者につれてかないと……っ」
そんな雑な処置で「よし」で終わらせたリィロンくんに慌てて駆け寄るお姉ちゃん。
「っ急に近寄らないdぐえっ!?」
リィロンくんが一気に後ろにジャンプした魔物の身体に盛大に衝突した。ズズゥン、と地響きのような音が鳴る。
どうやら近づいたお姉ちゃんにびっくりして飛び退いたら死体にぶつかったらしい。ぐえっていうのはリィロンくんがぶつかった衝撃でえずいたみたいだ。
「わ、わっ!大丈夫リィロンくん?」
「大丈夫……ってか『くん』て。いやまあいいけど……」
けほけほ、と咳しながらも元気そうな様子を見せる。さっき雑に布を巻いただけの腕を普通に動かしていて痛くないのかな……。
だけどそんな痛みを感じさせない姿は、さっきまでの儚くてすぐにでも死んじゃいそうな雰囲気とは違って、昨晩までの強くてきれいな彼に戻っていたのでなんとなく安心した。
「……さて」
そうやって彼の様子にほっとしていたところで、リィロンくんはキリ、と改まった顔で私に向き直った。
「っ」
不意に見せた真面目な顔に、私も思わず背筋を伸ばした。真面目な顔をすると本当にすごくて、なんだかすごく緊張する……。
そうやって目線が合うこと数秒。彼はしっかりと私に向かって頭を下げた。
「……昨日はごめんなさい。僕もちょっとこう、考えが足りてなかった。これから団長やらが話し合いをすると思うけど、それとは別に契約を果たさせてもらった──いや、契約というよりかは謝罪かな。それと、これで済む話じゃないかもだけど……取り敢えずできる限りの謝意ってことで、はい」
どうか受け取ってもらえないかな。そういって彼が差し出してきたのは、大きな袋。しっかりとした縫製で、表面には領主様の紋章が刺繍されているきれいでおおきな巾着だ。
軽そうな感じで差し出されたそれを両手で受け取れば、ずっしりとした重みに思わずバランスを崩しちゃった。
「あの、これは……?」
「ええと、討伐報酬?調査報酬は皆でやったから流石に僕の一存でどうこうは無理だけどさ、今回のは身勝手な僕の所業だから。だから、それは僕が君に謝罪として渡す……ってことで」
討伐報酬、という言葉になんとなく嫌な予感がして、巾着の中をそっと覗き見したら……それはそれはまばゆい金ピカに光る金貨がたくさん。その輝きに目をやられた私は一気に気が遠くなって再度バランスを崩しちゃいそうになった。
「こ、こんなの受け取れないよ!?」
「えっ!?何で!?じゃ、じゃあ僕は何をどうやって君との契約の完遂と謝罪を両立させれば良いの!?」
「そんなこと言われたって……!」
大金過ぎてとても受け取れないって思って返そうとしたら、それはそれは困ったような、半分絶望したような顔を見せたものだから思わず私も慌ててしまう。
そうやってふたりしてわちゃわちゃとお金を押し付け合って。そうやってるとなんだかおかしくて笑っちゃった。
「っ、ふふ、あははっ!」
「えっ、何笑ってんだ怖……なにか笑うトコあった?」
「ううん、そうじゃないの」
あんなに怪我して、こんなに強そうな魔物をやっつけて。なのに私がお金を受け取れないってなっただけですごく慌てて。
そんな彼がどうにも面白くって、だからつい笑っちゃったんだ。
(ああ、この子、怖い怪物なんかじゃなかったんだ)
昨日の夜、えっちなことをされて、痛くて、怖くて。そのときはこの子が恐ろしい怪物かと思ったんだけど……違ったんだ。
すっごく強くて、大きな魔物だって1人でやっつけちゃうような凄腕の傭兵で……ただの1人のヒトでしかないんだ。
「ねえ、お願いがあるの」
だから、かもしれない。
私は他の人達に気付かれないように、こっそり耳打ちする。周りに集まった傭兵のヒト達も、村の人達も。魔物の処分をどうするかの相談ばっかり始めてて昨日のことを二の次にしていたからちょうどよかった。
「お願い?言っても君、僕に払えるような代価なんて……」
「……契約。私もちゃんと守りたいの」
キリッとした顔がかっこよかったかもしれないし、慌ててる姿が可愛いって思ったからかもしれない。初めてがあんな怖い体験だったなんて嫌だって思ってるところもあるのかな?良くわかんないや。
だけど、少なくとも自覚してることがあった。よく知りもしないで押しかけて変な約束をした私のために命懸けで戦ってくれたリィロンくんにちゃんとお礼をしたい。契約を守ってくれた傭兵の彼に、私も自分から持ちかけた約束を守りたい。そう思っていたんだ。
私のちっぽけな勇気と覚悟を込めた言葉に、リィロンくんは少しだけ驚いたみたいに目を見開いて、そしてはあ、とため息を吐いた。
「──マジかよ、君、馬鹿だなあ……ほんと」
困ったように眉を寄せて、彼はそんなふうに笑っていた。
傭兵団と村との話し合いの筈がいつのまにか魔物の素材をどう処理するかの話になっている中、私とお姉ちゃんはお家に戻ってきていた。
「いい?少しでも怖かったり痛かったりしたら言うのよ?村の恩人だとかそんなの関係なしに私はあいつぶっ叩くんだから」
「お姉ちゃん……」
さっき、リィロンくんとの話をすぐそばで聞いていたお姉ちゃんは今度こそ真っ青になって、すぐに顔を真赤にして私のことを叱ったけど……どうしても私の意思が変わらないと知って諦めたように私をぎゅっと抱きしめた。優しさと暖かさが嬉しくて、私もぎゅっと抱きしめ返す。
これから着替えて、そしたらお姉ちゃんと2人で村はずれのきれいな泉のところに向かうことになっている。
あそこは危険な魔物も少なくて、だけど多少奥まっているから他の人が来ることがあまりない。潤沢な井戸があるから水汲みに使うこともないし、精々釣人くらいだけど……最近の森の状況もあって最近は立入禁止になっていた。
でもリィロンくんがいるなら他に魔物が寄ることもないだろうし、人目を避けることが出来るからと私が提案して、体を洗いたかったらしいリィロンくんも頷いてくれた。
「……お姉ちゃんもついてきてくれるのは嬉しいけど、いいの?」
「いいのよ。あいつ女が怖いって言ってたし、万が一の時に止めに入れるヒトがいたほうが良いでしょ」
「なるほど……?」
女が怖い、っていうのはお姉ちゃんから聞いていた。なんでも大人の女のヒトが怖くて、だからえっちなことも出来なかったんだって。
あの巨大な魔物をやっつけることができるリィロンくんを止めるならそういうトラウマ?に頼ったほうが良いだろうというのがお姉ちゃんの言い分。リィロンくん自身もそこは素直に認めてくれたので、お姉ちゃんが私のちゃんとした、その、えっちを見守るために付き添ってくれることになったのだ。
こそこそ、てくてく。村の皆の喧騒を尻目に森の中を歩いていく。あんなに魔物が怖くて入れなかった森も、今日は全然怖くなくって、不思議とドキドキした感情を胸に木々の間をすり抜けていく。
そして歩くこと15分くらい。開けた場所に足を踏み入れれば、目当ての泉が広がっていた。
「……さて、あいつどこよ」
お姉ちゃんがぼやく。あたりを見回しても精々見つかるのはリィロンくんが準備したらしい岸辺に敷かれたふわふわした毛皮ぐらいで、肝心のリィロンくんが見当たらない。
どこにいるんだろう、ときょろきょろ見回したところで、泉の真ん中からぱしゃん、と音が鳴ってそっちを向いて──。
「──ふぅっ、あー、血を洗い流せてスッキリしたぁ」
──泉の中から現れたのは、声も見た目もとってもきれいな、あの子──に似た、女の子だった。
立派な角、真っ白な肌、紫銀の髪、エメラルドの瞳。鱗に覆われた太くて強そうな翼も、鋭く尖った先っぽだけ見える尻尾も、あの夜、私が食べられるって思ってしまった彼のそれにそっくりで……。
でも、私より細い腰に、傷一つ無いしなやかな身体。隠すこと無く曝け出している胸にはお姉ちゃんより大きいお椀型のおっぱいが確かな主張をしていて、私と同い年くらいに見えるのにそれだけで大人だって思わせてくれるような……。
そんな、女の子が。何も着てない裸の上半身を水面から出した状態で浮いていた。
「は……えっ、ちょっ、えぇ……?」
お姉ちゃんがぽかんとしてる。声に出してないけど私も同じようにぽかんとしてる。
だってこんな綺麗で、そっくりで……?でも女の子で……?
「あ、来たんだ。ちょっと待ってて、いま出るから」
きれいな女の子が言ったと思ったら、大きな翼を広げて空に飛び立って……、おっぱいをぷるんと揺らして、ちんちんをぶらんと揺らして……ちんちん?えっ、なんで?
「あ、あれ?女の子……男の子?」
「え?……あれ、僕
混乱する私にその子は首を傾げる。はいらんだー……
お姉ちゃんはというと、
「じ、じゃあ、父さんとヤッてたときって……」
「うん?ああ、狩人さんそこ話してなかったのか。うん、コッチでヤッてたよ……君等のお父さんめっちゃ上手くてすごい気持ちよかったよ」
そう言いながら後ろを向いて自分の股間に手を伸ばして、どこでえっちしたのかを示すかのようにお股の割れ目をくぱぁと開ける。パパとした時のことを思い出してるのか、顔が少し蕩けてる。
というか、もしかしてその、私と同じくらいの見た目で、パパと、その、赤ちゃんを作るようなことを……?
「えっ、えっ……?それってつまり、私の新しいママになるの……?」
「いやないない、ちゃんと赤ちゃん出来ないようにしてるよ」
真顔で否定された。ホッとしたけどこんなきれいな女の子?の血を引いた妹がいたら可愛いだろうなって少しだけ残念な気分になった。
「それより、さ……はやくヤろうよ、ね?あんまり時間かけても怪しまれるんだから」
と、そんな事を考えてた私の身体に、細くて、綺麗で、だけど力強い手が触れて、ゆっくりと抱きとめるようにしてもこもこした毛皮の敷物に押し倒された。
すっごい美少女でかっこいい美少年って感じのリィロンくんの顔が間近に迫って。お人形さんもびっくりするような整った指先が、私の服のボタンを1つずつ外していく。
「あっ……」
よく顔も見えないままそういうことをした昨日とは違う。開けた森の上から降り注ぐお日様の光に照らされたリィロンくんは、それはもうかっこよくて、綺麗で、可愛くて、大人っぽくて。そんな子が全裸で私の野暮ったい洋服を丁寧に脱がしてる今の状況はすごく、その、ドキドキする。
(この子は傭兵で、義理堅くて、優し……いかはわかんないけど、でも、ちゃんとしたヒトだ。怪物なんかじゃない)
だから、この胸のドキドキは恐怖じゃないことだけは間違いなかった。だけどそんなドキドキで動けなくなってる私を不安がってると勘違いしたのか、リィロンくんはすべすべの掌を私のお腹に押し当てながら口を開いた。
「……僕が君みたいに処女を失ったのはさ、35歳……人間族なら11歳か12歳ってときだったんだ」
「え……?」
突然の告白に目を白黒させて驚く私を尻目に、なんというか、反省しているという感じの声音で話を続けていく。
「そんときはファンウェイ……傭兵団の若い馴染の友達を襲って、跨って。それがすっごく良くて、気持ち良すぎて一晩中犯して、一杯搾り取ってやって、危うく殺しかけちゃったんだけど」
「アンタ何いってんの急に」
お姉ちゃんが思わずというように突っ込んだ。私もちょっと同意見というか、少しずつ服を脱がせてお互い全裸になりそうってドキドキの最中でそんなことを言われると何が起きるのか不安になっちゃう。
「あー、つまり、何が言いたいかって言うと。僕、君ぐらいの年齢なら僕ぐらいのちんちん
ぱあ、とリィロンくんの手が光って、私の身体に何かが染み渡る。今のはきっと魔法だ……見たことあんまりないけど、多分そう。
「何したの?」
「痛くなくなる魔法を使ったんだよ。
まあ怪我はもう治ったけど、なんて言いながらさっきまで私のお腹に当ててた手をぷらぷらと振って、千切れかけるぐらいの傷が綺麗サッパリ消えてることをアピールしてくる。ていうか、あの傷は領主様に付けられた傷だったんだ……。
それはともかく、痛くなくなる魔法が使えるなんてすごいな。ああいうの、お医者様が使うような高等魔法だったと思うんだけど……。
「それじゃ、今日は昨日みたいに痛くないんだね」
「うん、そのはず。……でも、それはそれとして前戯はちゃんとしておこうか」
リィロンくんの指がわたしの割れ目に触れて、そのままちゅくちゅくと音を立てて弄り始める。
「んっ、あっ、あっ……!」
「お、濡れてきた……あ、そうだ」
私の割れ目がとろとろになってきたところで、なにか思いついたようにリィロンくんが手を止めた。
気持ち良くて何かが来そうな感じだったのに……そう思ってリィロンくんを見ようとして──むぎゅ、となにかを押し付けられた。
「なにこれ……って、ひゃんっ!?」
ぴちゃ、と私のお股が濡れた何かで撫でられる。というか、これってもしかして……!?
「な、舐めたの……!?だめだよ、ばっちぃよ……?」
「そんなことないよ、ちゃんと洗ってあるし綺麗じゃない。……ほら、僕のも舐めて?」
そう言ってあったかいソレが口に押し付けられて、くぱ、と割れて少し湿った感触が唇に触れた。固く熱くなったちんちんの根本が顎に触れて、ちょっとした圧迫感すら感じてしまう。
(舐めて、って言われても……)
汚くない?おしっこ出るんだよ?って少しだけ思ったけど……。
ぴちゃ、ぴちゃ、と水音が鳴るたびに、私のお股から全身に気持ちいいピリッとした感覚が伝わってきて、どんどん胸のドキドキが増してきて。
だから、私も……押し付けられた割れ目の中に、恐る恐る舌を入れた。
(あ、あったかい……なんか変な感じ……)
見様見真似、というかリィロンくんに舐められて気持ちいい部分を舐め返してあげる。割れ目の中は少し広がってて、ヒダヒダが多くて不思議な感じで……。
ちら、と横を見ると、顔を真赤にしてるお姉ちゃん。なんというか、その、先に大人な階段を登ってるのかも、なんて思うちょっとした優越感と言うか。そういうのを感じて、どんどん体温が上がってくような気分になって。
「……んぅっ!?」
「わっ」
それが最高潮に達して、私の割れ目からプシッとお漏らししちゃったみたいに水滴が飛んで、リィロンくんの顔にかけてしまった。
ちょっとだけ驚いた素振りのリィロンくんは、だけどすぐににやっと笑った。
「うんうん、潮も吹いたしこんだけほぐせば十分でしょ」
そういって腰を持ち上げて、固く大きくなったちんちんを見せつけるようにしながらゆっくりと身体の向きを変えて。
夜の時みたいに翼を使わないで、優しく抱きしめるようにして、私の濡れたお股に、その固く、太く、大きなちんちんの先端をくちゅ、と押し付けて────。
「せえ、のっ!」
「~~~~~~~っ!?」
ずぶんっ!と勢いよく。その太いちんちんが一気に奥まで押し込まれた。
まるで身体の真ん中に芯が通ったような違和感。だけど昨日みたいな痛みはなくて、お腹の奥の奥まで引き伸ばされるような感覚があって……そして、そのすぐ後に、いっぱいの気持ちいい感覚に襲われた。
「んっ、全部
「な、なに、これぇ……んぁっ!?」
お腹の奥から感じるすごい気持ちよさが残ってるのに、お構いなしとばかりにリィロンくんは腰を前後に動かして、私の中をぐちゅぐちゅと蹂躙し始めた。
パンッ!パンッ!パンッ!ってリズムよく腰が打ち付けられて、長くて太いちんちんの先っぽの広がった部分が私の中を入口から奥まで強く刺激してくる。
「ふっ、ふっ、ふっ……。すご、ファンウェイとか、みんな、こんな気持ちよかったんだ、犯すのって……やばぁ……!」
「あっ、やっ、あぁっ、ぁあんっ!」
確かな存在感を感じさせるおっぱいを私の貧相な身体に押し付けて、ぎゅっと抱きしめるようにして。耳元できれいな声で楽しげな声を出しながら。リィロンくんは巧みに腰を動かして、私のお腹の中にちんちんを擦り付けていく。
私はそんなリィロンくんのえっちな技に全然対処できなくて、昨日みたいな痛い感じもなくてただただ気持ち良くて、思いもしないような裏返った声ばっかり出しちゃってた。
「んっ、はぁ、いい、すごい……っ!」
だけどリィロンくんはお構いなしにペースを上げていく。長くて太い尻尾を器用に動かして自分の女の子の部分をずぷずぷと貫きながら、その勢いのままに私のお腹にちんちんを押し込んでくる。
パンパンンパンパンと小刻みに私の一番奥にちんちんを叩きつけて、尻尾が入ってぼこりと膨らんだ自分のお腹を私のお腹に密着させてくる。
(っ、あ、っ、リィ、ロン、くん……おっぱい、弄ってる……)
抱きしめられた身体の隙間に何かを感じてみてみれば、リィロンくんが左手で自分のおっぱいを弄っていた。お互い密着してる間に手を差し込んでて、私の乳首もこすれてそのたびに気持ちよくなってきちゃう。
(って、そう、だよね……気持ちよくしなきゃ、だよね……)
最初の契約、は、私が気持ちよくすることだったよね。あれ、私で気持ちよくなってもらうんだったっけ……?どっちでもいいや、私はこんなにすごい気持ちよくなってて、頭がふわふわになっちゃってるんだから、彼のことももっと気持ちよくさせてあげたい。ちゃんと働いてない頭でめいっぱい考えた私は……リィロンくんの空いてるほうのおっぱいをむぎゅ、と掴んだ。
「っ!?あっ、あっ、すご、それいい、もっと強くぅ……!」
「~~~~っ」
(すご、いぃ……っ!こ、こんな気持ちいい、のぉ……!?)
気持ちよかったのか一瞬ピン、と背筋が伸びて、そして甘えるように私に……私の手に自分のおっぱいを押し付けてくる。
同時にお腹の中の圧迫感が更に強くなって、私により強い快感が走った。お腹がちんちんでぼこりと持ち上げられて、尻尾が奥まで入って膨らんだ彼のお腹と密着する。
「あっ、あっ、ちんちんの先っぽに硬いの当たってて、刺激が、やば、すご……っ!」
「ひゃうっ!?そ、とから、お腹の中刺激されて、くるぅ……っ!?」
硬い尻尾で膨らんだ自分のお腹と、リィロンくんのちんちんで膨らんだ私のお腹がぎゅうっと押し付けられる。尻尾とちんちんの間に挟まったお互いの気持ちいい部分が内と外からピンポイントに圧迫されて、気持ち良すぎて思わずぎゅっと抱きしめる力が強くなる。
ぎゅううっと押し付けられた私のお股とリィロンくんのちんちんの根本がピッタリと密着する。わたしのお股から溢れたべちょべちょした液体とリィロンくんのちんちんから溢れた透明な液体が絡み合って、わたし達の間をネチョネチョした感覚で満たしてきて……それがどうしようもないくらいに興奮してしまう。
私はもっと感じたいって思って、リィロンくんのおっぱいを強く揉みしだく。柔らかくて、大きくて、程々に重いおっぱいは揉み応え抜群で、先っぽの乳首を指で摘んであげれば気持ちよさそうに喘いでくる。そしてそうやってリィロンくんが喘ぐたびに、私のお腹の中のちんちんが存在感を増して、お腹いっぱいの気持ちよさが体中に広がっていくように感じて、だからもっと感じたくてますますおっぱいを弄ってしまって。
そうやって、私達はお互いを気持ちよくし続けた。お姉ちゃんが見てるっていうのも全然忘れて、ひたすらにリィロンくんのおっぱいを揉んだり、ぎゅうって抱きしめて。
「いい、いい、そろ、そろ、イクよ……っ!我慢、できない、
「はあっ!?あんた何を……っ!?」
なか?中に出すって、たしか……パパとお姉ちゃんが言ってた、よね。妊娠しちゃうって、赤ちゃんできちゃうって。
「え、あ……ええっ、と……?」」
だめ、って言わなきゃ。ほら、お姉ちゃんもなんか怒ってるし。結婚してないのに、赤ちゃんなんてだめだよ……。
そう思ったのに、リィロンくんの潤んだ目が、ピンク色に染まったほっぺが、頼み込むように擦り付けられる顔が、髪が。それがどうしても拒否できなくて。
それにかっこよくて、綺麗で、可愛くて、えっちで、気持ちいいリィロンくんとの赤ちゃんなら、きっと可愛いだろうなって。好きになれるだろうなって。
……何より、約束を守って、命懸けで戦ってくれて。同い年くらいの見た目で、大人なリィロンくんが。いつの間にか、好きになってたから。
「……いい、よ。ナカに、出して……?」
きっと、これもよく知らないままに良いって言っちゃってるんだろうな。そんな風に少しだけ思ったけど。だけどそれでも、リィロンくんの赤ちゃんならほしいなって、そんな思いで言ってしまった。
「~~~~っ!」
私の言葉に喜んでくれるかのように、リィロンくんのちんちんが今日一番大きくなって。私の
絶対に離さない、逃さない。そう言わんばかりに強く強く抱きしめられて、まるで獣に抑え込まれたような……だけど、お互いに気持ちよさだけで満ちた体温を感じられるぐらいに求め合う関係は、絶対に獣のソレとは違うって思えて。
「
ドビュッ、ぶびゅるるるるっ!ごびゅ、ごぼっ!
強い圧力がお腹にかかって、一番奥の赤ちゃんが出来るっていう袋がすごい勢いで膨らんでいく。熱くて、気持ち良くて、その圧力に負けたくないってぐらいの気持ちで抱き合って。
お腹の膨らみが抱き合うことで抑え込まれちゃったからか、逆流した白いおしっこ……精液が私の割れ目から勢いよく吹き出して、もうすでにびちゃびちゃになってた毛皮を一気に白く染め上げる。
「あっ、あっ、~~~~~~っっっっ!」
「まだ、
びゅうううううううっ!びゅううううううっ!お腹のナカに精液が注がれる音、リィロンくんのちんちんから精液が吹き出る音と振動が私の身体を震わせ続ける。
細い腰が震えるたびに、私のお腹に赤ちゃんのもとがいっぱい出されていく。最後まで絞り出そうとするかのようにリィロンくんの尻尾が彼自身の割れ目に少しでも入り込もうとうねっているのが見える。私を正面から抱きしめるようにしてしがみつく彼の吐息は甘くて、蕩けてそうな声でか細く感情を吐き出していく。
(よ、かったぁ……)
体いっぱいに「気持ちいい」って感情を示してくれる彼に、私はちゃんと報いることが出来たんだなって。そんなふうに安心して緊張の糸が切れた私は、体力を使ったことで意識が闇に落ちていく。
どくん、どくん。脈打つようなリィロンくんのちんちんとそこからナカにたくさん注がれる精液の温かさを味わい続けながら、私はゆっくりと気を失った。
──────
────
──
─
「っはぁ~、気持ち良かったぁ……。
幸せそうに涎垂らして気絶したちっちゃなローゼのおまんこをいっぱいに広げて、子宮口に鈴口をぐりぐりと押し付ける。自分のおまんこの中に尻尾ぶっ刺して前立腺をグイグイ圧して、ちんちんを蠕動させることで尿道の中に残った精液を全部子宮内に詰め込んでいく。身も蓋もない繁殖行為って感じがヤバい。
にしても、そりゃみんな犯す側に病みつきになるわけだよ。ヒトの子宮に子種ぶちまけてお腹ふくらませるこの「孕ませてる!」っていう原始的な快楽はどうしようもなく癖になr
「っ痛ったぁ!?」
唐突に背中に何かが突き刺さった。ってかこの感触は覚えがあるっていうか僕の槍だよ二度目だよ!?
ぎろ、と槍を突き刺してきたであろう下手人を睨みつける。
「何すんだよ!?」
「何すんだよ、じゃないわよ!?そっちこそヒトの妹に何してんのよ!?」
そう怒鳴りつけるのはローゼの姉……テレーズだ。手には血染めの槍が握られている。一応僕が暴走したときに備えて刺して止められるようにって置いてたものだけど、全部終わった後にぶっ刺されるとは思ってもなかった。
にしても「なんて真似」というのはずいぶんな物言いだ。
「何って……ナニして
最後の一滴まで絞り出したちんちんをズルリと引き抜く。魔法で柔らかさを調整されたローゼのおまんこはぴっちり閉じて、精液とか諸々でべとついてこそいるけど怪我も出血もないきれいなおまんこのままだ。
怒られる理由がわからない……って考えた僕に槍が振り上げられたので慌てて翼腕で抑え込んだ。あっぶね。
「あ、あ、あんたねえ……!ローゼはもう初潮が来てるのよ!?こんな事して、
「え、あー……そういうこと」
たしかによく考えたら竜人族の
「んぅ……どうしたのぉ……」
僕らが争う音で目覚めたのか、ローゼがゆっくりと身体を起こそうとして……腹筋だけで起き上がれなかったみたいで手をついて起こしていた。
不思議そうな顔をしていたし、多分普段は起き上がれるんだろう……けど、まあ起き上がれないのも宜なるかなってやつだ。
なにせ僕より身長の低いローゼのそのお腹が、大人の臨月の妊婦と同じくらいに膨らんでいるのだから。
「すごい重い……お腹が膨らんでる……。これって、リィロンくんの赤ちゃん出来ちゃったの……かな……?」
んなわけあるか。
ぼっこりとふくらんだお腹は、身体の貧相さも相まって非常に背徳的な見た目だ。これで本当に孕ませたってなったら僕はいよいよゾンネに殺されてもおかしくはないけど当然そんなことはない。
「単に僕の精液の量がめっちゃ多いだけだよ。まあ多いのにも理由があるというか……」
「多い少ないは重要じゃないでしょ!?そもそも避妊もせずに
「わー、待って待って!?槍はやめろ槍は!」
話を聞く前に暴力に訴えるのは良くないと思うな僕は!
ええいこのままじゃ槍の刃のおかわりを食らいそうだ。僕は取り敢えず核心から説明することにした。
「僕はヒト用と
「……は?」
槍を振り上げたままのテレーズは、そんな僕の発言でピタリと固まった。
そもそもヒトの精液で竜が孕むなんてことはない。でも竜人族の
「だから、竜を孕ませるために精液の量自体が多い代わりに、ヒトを孕ませるようなことは出来ないんだって」
「そ、そっか……良くはないけど良かったわ……」
「そうなんだぁ……」
ローゼとテレーズ姉妹は安堵したような顔を見せたけど、ローゼは安堵の中にちょっとだけ不満そうな雰囲気を漂わせていた。
「なんだローゼ、僕の赤ちゃんが欲しかったの?」
「えっ、あ、その……」
もじもじ、と満更でも無さそうに僕を見る。嘘だろ?ワンナイトなラブが大好きであったばっかりの男に愛を囁いて
だけど確かに目の前のローゼは頬を染めて、ちらちらと上目遣いでこちらを見ている。……うん、早めに脈はないんだって宣言しておこう。一応ね、一応。
「……ええと、さ。まず前提として、僕は好きなヒトがいるんだよ。結婚するならそのヒトって決めてる相手」
「えっ……」
「えっ!?」
ショックを受けたようなローゼ。そりゃ肉体関係ばっかり望む僕がそんな事を言っても説得力はないかもだけど、でもそれは事実なのだ。あとテレーズの心底驚いた顔はやめろ。僕をなんだと思ってるんだ。
「だから、赤ちゃんを作るならソイツとって決めてるんだ。ローゼにはその、困らせたし、痛い目に遭わせたし、本番で
僕だっていろんな男の精液を子宮で受け止めて絶頂してきたけど、でも子供を作るとしたらファンウェイだけだ。あいつと結婚して、妊娠して、赤ちゃんを作りたい。子供を持つなら本当に好きなヒトとだけ欲しいんだ。……それはソレとしていろんなテクや関係性で楽しみたいから夜遊びはするけど。
だからその、ちっちゃな子供の情緒と貞操を盛大にぶっ壊した自覚をたった今抱いてしまった身で大変申し訳無いんだけど、ローゼとそういうちゃんとした男女関係にはなれないとちゃんと告げた。
「そうなんだ……そう、なんだ……」
泣きそうな顔で、大きく膨らんだ自分のお腹を撫でるローゼ。テレーズもまさかここまでローゼが僕に惚れ込んでしまっているとは思っていなかったようだ。かくいう僕だってここまでとは思ってなかったけど。
だってそもそも、昨晩の初体験が最悪だったろう。獣に襲われて怖かったっていう彼女にとって、夜半に興奮した僕に翼まで使って抑え込まれたのは相当怖かったに違いない。だから今日はなるべくそういう強靭な肉体を使わないようにして、日差しのあるきれいな自然の中で魔法まで使って優しくしたのだ。
(多分、昨日から今日の朝にかけての性知識の変化とか色々な原因があるんだろうけど……)
それこそ昨日と今日のギャップとか、あるいは命懸けで戦った(ように見える)僕を見たりだとか。そういった色々が重なって感情が渋滞したんじゃないかって思う。
だけど、あくまでこれは契約だ。魔物を倒す代わりに僕が気持ち良くなれるようにするという、僕ことリィロンという傭兵とローゼという子供の個人契約。その中で、彼女は魔物への恐怖心とかそういうのと同一視した僕に最初は怖く、でも次に優しく抱かれて、僕は女への恐怖心を捨てるためにまずは子供からということで彼女を抱いた。その結果として、利益以上の感情が生まれた可能性はあるけど──でも、それだってきっと今だけだろう。
だからそう、泣きそうな顔が見えないように俯いているローゼもいずれちゃんと分かってくれる筈──。
「──でも」
うん?
俯いていたローゼが、ぽつりとつぶやく。
「私、知ってるんだよ。この領地だと複数人と結婚していいって領主様が言ってるってこと」
「!?」
えっ、なにいきなり。
バッと顔を上げたローゼは、それはそれは決意に満ち溢れた顔をしていた。
「リィロンくんはすごく好きなヒトがいるって言ってたよね。でも、そのヒトって男の人でしょ?」
「お、おう」
「じゃあリィロンくんのちんちんを気持ちよくするのって難しいよね!それともそのヒトのお尻にちんちん入れてるの?」
「い、
僕はともかくファンウェイはホモじゃないので尻を掘られるのはノーセンキューだろう。僕だって中まで洗ってない尻を使うのは嫌だ。ファンウェイと本気セックスするときやお店で二輪刺しプレイするときはちゃんと中を水できっちり洗い流している。
「じゃあさ……私がお嫁さんになっても、リィロンくんの『一番好き』とは被らないよね!」
「え、あ、そう、なのかな……?」
なるほど、確かに……?ファンウェイは僕のちんちん握ってシコってくれないもんな……僕はファンウェイのちんちんシコったりフェラしたり頑張ってパイズリしたりアナル使わせたりしてるのに……。
「あんた流されてない?」
「えっ、あっ、いや…………」
テレーズにジト目で見られて思わず言葉を濁す。いやだって、案外有りじゃないかって思えてきたんだよね……。
そもそも女児を犯すことが出来ても大人の女が怖いんじゃトラウマ克服にはならないわけだし?だったらこの子と遠距離なりにそれらしい関係になって、成長過程で何度もセックスして、少しずつ大人に成長するローゼを通して大人の女への恐怖心を無くすっていうのは妙案なんじゃないか?
………………。
「……よし、じゃあこうしよう。僕は定期的にここに来るから、その時にタイミングが合ったらデートしよう」
「!」
「ちょっと!?」
ぱあっと顔が明るくなるローゼ。テレーズはこいつ正気かみたいな顔で睨んでくるけどちょっとまって欲しい。僕にとっても彼女にとっても良いことだと思うんだ。
「それで、えっちもして。んで、ローゼが心変わりもしないままお互い成人して、その上で結婚したいってなったら……その時は結婚しよ?あ、お父さんとの了解とか得られたらね」
なあに、どうせ子供だ。いずれ飽きるなり現実見えて向こうから止めようって言ってくるだろ、多分。
「うんっ!私諦めないからね!」
ふんすふんす、と鼻息を荒げる小さな新しい
──────
────
──
─
全く余談だけど。
あの後、
そしたら返信が届いたのだけど、そこには「貴公、もしも女児の恋心を弄んだのならその首を柱に括っててやりましょう。ゆめ覚えておくように」なんて書かれていたものだから退路も塞がれてしまっていた。
(どうかあの子が色々醒めてちゃんとした恋愛ができるようになりますように)
父さんにもファンウェイにも説明しないといけないし、ちゃんと結婚する運びになったら相手方の親を説得しないといけないし……。やっぱ考えなしの行動は良くないなあという当たり前の結論を抱くに至った僕は、情けなくも相手の心変わりを切に祈るようになったのだった。
リィロン(54):
10歳児で性に無知なローゼの夜這いを受けて半ばレイプまがいに行為に及んだ。相手から迫ってきたら大丈夫だろと高を括ってたのは自分が人間基準で同年代の頃に同じように夜這いして本番して親から怒られた経験があったから。そらそうよ。
倫理観に欠ける性欲に忠実な屑だけど最終的にはちゃんと相手の初体験のトラウマを拭ったのでセーフ。セーフか?精液ボテになるぐらい精液量が多いのは竜を孕ませるための精液だからであり、ヒト用精液の場合は他の竜人族とそこまで差がない。
あとこれは全くの余談だが両性の
ローゼ(10):人間。女。
性に無知なので身体で払うことの意味を理解せずに夜這いしたら獣のごとくレイプされた。痛いし力強いし鱗や爪は固くて大きくて鋭いしでめちゃくちゃ怖かったけど姉に助けられて難を逃れた。
そういう「同い年くらいの子供かと思ったら怖い怪物だった」という思いが「村の脅威である魔物を倒した傭兵」へと変わり、水浴びをしていたときのリィロンの男女双方の特徴を持った白皙の美少女美少年っぷりに感情が反転した。極めつけにリィロンの大量射精で腹が文字通り妊婦のように膨らんだことでそういう婚姻とか妊娠とかを否が応でも意識してしまってガチ恋してしまった模様。怪我の功名で森や魔物へのトラウマも克服されたので、これからは狩人としての鍛錬を積んでいずれは嫁入りしたいと願うようになったとか。
ゾンネ・グレーフィン・フォン・ゾンマーフェルト(2088):
Your head would look good at the end of a pole. (war)